21世紀になったけど、空飛ぶ車も走ってないし、ロボットも歩いていない。
やっぱこんなもんかなって思ったりするけど、たぶんあと数十年するとすごいことになると思う。
ふと、街に出てそう思った。
それでもって、文字を手に入れて、世代を超えて、空間を超えて知識を保存できるようになった。
物理学に携わる人は、物理学の最先端をしっているが、豆腐職人の技をどれほど知っているだろうか?
豆腐作りにおけるたび重なる技術革新を物理学者が知りえることは稀であるし、その逆もあまりない。
あり得ないと断言はできない。
Googleは、蓄積された知を、全ての人間に手が届くようにしたいんだと思う。
検索ワードを打ち込んでワンクリック、そうするだけで世界中の情報が手に入る。
専門書の写しからツイッターの呟きにいたるまで、一瞬で情報がやってくる。
(膨大な情報をどう処理するかは個々の人間の情報処理能力がボトムネックになってくるわけだが、その問題を解決する発明もほどなく出来るだろう。)
知識と知識の出会いが、とんでもない発明、発見へとつながる時代がやってくるのかもしれない。
豆腐職人のワザに物理学者が閃いたり、新型エンジンの設計図から画期的な家具を思いついたりするとか。
21世紀は凝り固まった20世紀の脳みそでは、思いつきもしなかった凄い発明がもりだくさんだ。
21世紀的な凄いもの、たとえば、このお店
こくまろみるく