はてなキーワード: 駒大苫小牧とは
甲子園で都道府県の代表校が試合をするのは平等だと思いますか?
なぜか?
どちらのチームも同じ9人の選手が同じ回数攻撃と守りを繰り返すから。
本当にそうか?
駒大苫小牧とか、浦和学院とか大阪桐蔭と地方の公立高校が試合をするのが平等なのか?
いわゆる強豪校は資金力も戦力も公立高校とは比べ物にならない。監督やコーチも高い給料で雇えるだろう。
さらに都市部に学校があれば情報面でも地方とは比べ物にならないほど有利だ。
これが平等だといえるのか?
こんな話をすると、「戦力に差があるチームが戦って勝つことがあるから楽しいんだ」という反論が出てくることがある。
しかしそれは本当に楽しいのか?いくら強豪校でも負けることはある。それは当然だが、圧倒的に不利な公立高校と試合をして負ける確率は極めて低い。
楽しんでいるのは宝くじと同じ低確率の事態が発生するということだけではないか。
結局「楽しい」という感情で不平等を覆い隠しているに過ぎないではないか。
実際には極めて不平等なのに、スタートラインさえ平等ならばそれ以外の要素は一切無視してもいいと考えている。
これは選挙でも同じだろう。与党と野党が全く同じスタートラインで票の獲得を争っているのだから平等だと考えているが、その実与党のほうが圧倒的に有利であることに気づいていない。
それでも不利な勢力に努力することを押し付け、それで勝てば称賛され、負ければ無視される。
万遍ないな
東北を除いて
田中将大は駒大苫小牧の二年時に150kmを計測、日本代表にも選ばれており、三年時には完全に世代最強投手の扱いだった。
2006年の夏の甲子園でも、センバツ優勝の横浜と並んで圧倒的な優勝候補だった。
一方、斎藤佑樹が注目されたのはその2006年の夏の甲子園から。
それもルックスが端正でハンカチがオシャレだったことの話題が先行しており、実力だけで人気を得たわけではなかった。
それでも斎藤は決勝まで勝ち上がり、田中と対決、あの伝説的な試合を制して甲子園優勝投手となった。
ずっと注目されてきた怪物と、最後の甲子園でブレイクした新星。
要するに、今で言うと田中は早実清宮、斎藤は広陵中村だったのである。
が、その後のマスコミのフィーバーと、それに反感を覚えた天邪鬼たちのせいで、
なぜか今では「高校時は斎藤のほうが評価が高かったがプロに入って田中が逆転した」と思われていることが少なくない。
ゴルフの石川遼と松山英樹の関係を重ねているというのもあるのだろう。
もうひとつ言っておきたいのだが、斎藤佑樹や石川遼がまったく実力のない最低の選手というと絶対にそんなことはない。
そんなことを言えば、甲子園で優勝できなかった投手、プロで1勝もできなかった投手、賞金王になれないプロゴルファー、ツアーで1勝もできないプロゴルファーはどうなるんだという話になる。
マスコミの逆張りをして人気者を叩くといえば今の清宮叩きも相当なものがあり、「練習試合で本塁打を稼いだ雑魚専」だの「甲子園にも出ていないのにゴリ押しでU18主将」だのと貶されている。
プロに上がってどうなるかは分からないとはいえ、現時点で清宮が怪物と呼ばれるに相応しい成績を残していることは間違いない。
マスコミに過剰に反発するのはマスコミを盲信するのと変わらないということを意識しつつ、田中も斎藤も石川も松山も清宮も中村も応援していこうじゃないか。
http://diamond.jp/articles/-/44285
たとえばこの記事だと、斎藤を項羽、田中を劉邦にたとえて、「逆転」を強調している。
http://www.chiakiaso.com/pg68.html
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1325413568
こういうのとか。