はてなキーワード: 週報とは
他にもいろいろあったと思う。
それでも勉強はそこそこできたし、家で何度怒られても治らなかったから、次第に家族も何も言わなくなった。
実家が田舎すぎて友人の家が遠かった。その上、私もあまり活動的ではなかったので、あまり誰かと遊ぶことがなかった。
大学に入って一人暮らしを始め、人付き合いが多くなって、上記が問題だったことにようやく気付いた。
それでも偏食は大分治した(少なくとも外食では残さない)し、朝起きられないのも不潔なのも習慣づけを頑張っている。
時間が守れないのがかなり厄介だったけど、所用時間を想定の倍に見積もることで、かなり改善してきた。
部屋は精神状態と忙しさに比例して汚くなるけど、休日にちょっと時間を割けば、生活スペースは確保できる。
ここからが本題。
どうしても治したい癖っていうのは、提出物の期限が守れないこと。
時間があるときは会社でやるんだけど、どうしても無理なときもある。
家でやればいいじゃん、って思うかもしれないんだけど、何故か家で一切手をつけられない。それが仕事だとしても。部屋が荒れていたら倍率ドン。
都合が悪いと嘘をついて逃げようとする癖と、人前で努力したくないという見栄があるので、提出物が出せないという状況は悪化する。
毎日が憂鬱になる→無気力→友人との連絡を絶つ→自律神経の乱れ→不眠→生活習慣の乱れ→無気力→部屋が大荒れ→…っていうループ。
ちなみに物を出したら治る。
やるしかないのに、そう思えば思うほど、逃避しているうちに、疲れ果てて寝てしまう。
ライフハック系の記事も色々読んだけど、行動できないから変わらないままだ。
提出物があることで、毎日が憂鬱になるし、会社辞めたいとも思う。
こんなの周りのだれにも相談できない。
はーあ。どうしようかな、これ。
ニュース更新頻度は、まあ普通レベルな印象。今のところオリジナルの企画としては、インタビュー記事が多い。(だが角川系レーベルへのインタビューができていないので、今後はMF文庫Jのインタビューもできなくなる可能性も?この辺りは「このライトノベルがすごい!」あたりと事情が重なっている?)
今までのニュース更新を見ている限り、中の人のニュース更新スキルは(まだ慣れていないからか)中途半端な印象が強い。それにライトノベル全般の知識量も半端な印象があり、サイト構築に使っているブログツールの「WordPress」を上手く使いこなしていないようにも思える。せっかく「WordPress」を使っているのにスマートフォン対応用のページが用意されていないようだし。
あと正直なところ、単価が高いアニメ関連商品を除いて考えた場合、1冊の単価が安いライトノベルで商用サイトとして(Amazonアソシエイトだけで)儲けを出すことができるのか微妙ではないかと思うのだが、実際のところどうなのだろう?儲けが出なければ運営が先立たないので、長期間に亘る運営は難しいのではないと思うのが……。
どこかの小金持ちが趣味で運営されていることを期待して、それなりに長くは続いて欲しいとは思っています。
こちらもある意味では商用サイト的な存在。元「活字倶楽部」、現在は「かつくら」の編集部が運営されているブログ。
「ラノベニュースオンライン」と比べると商売気がかなり少なく、雑誌「かつくら」を作る上での情報収集的なログみたいな印象が強い。その分、長く安定して運営してくれるようにも感じる。
情報はかなり多め。ただし少年向けライトノベル以外の情報も多く、というか少女向けのライトノベルの情報や、若い人に人気の高い作家の情報なども多いので、少年向けのライトノベル情報だけが欲しい人には、やや不向きなところもある場合も。
しかし現在のところ、更新頻度は高いので、チェックしていて損はないところだと思います。
ライトノベルの公式サイトの更新情報を見るだけであれば、便利なところ。
ニュースの過去ログはないみたいなので、情報を遡って探すというのには不向き。
ブログ的にはライトノベルのニュース専門でもないようだし、情報収集や更新も不安定なところがあるので、今のところは微妙な印象。
更新頻度は高め。ただ公式情報というよりは、個人ブログやまとめサイトなどの情報経由でのニュースが多い印象。
最後にこちらを。
自分の中では、ライトノベルのニューサイトのスタンダード的なところでした。安定したニュース更新、シンプルな記事構成、他では取り上げていない公式サイト外からのニュースを見つけてくる情報力の高さなど、ライトノベルの情報を扱っているところとしては、トータルバランスの高さで隙がなく、非常に優秀なところでした。
ニュース記事のカテゴリー分けも細かく、はてなダイアリーの機能を上手く活かして運営されていたので、過去記事の一覧性も良く、便利で完成されていたところだったと思います。
下手なライトノベルの感想サイトのログよりも、大変貴重と思われるニュースログなので、是非ともプライベートモードの解除をお願いしたいところ。まだログの削除をしていないことを期待します。
長い間お疲れ様でした。
自分としては長く見ていた分、「気が向いたらのライトノベル週報」はライトノベルのニュースサイトとして完成度の印象に非常に強いです。
ページを開けば、数日分の何個かのニュース記事を閲覧できるシンプルな構成で見れましたし、カテゴリー分けがしっかりとされていて、レーベルごと、アニメ情報、ドラマCD、部数情報など、キチンと分かれていていました。
基本的にはシンプルな記事構成でしたが、何気なく「関連記事」や「関連リンク」情報も加えられていて、その記事で取り上げられていた作品や作者情報の中から関わりの深い最近記事などをピックアップしていたので、これらは他のところでは余りされていない付加情報でしたので、丁寧さを感じるある種の職人的な仕事ぶりだったと思います。
復活、または後継サイトの登場を期待したいところです。
偽装は件というよりも偽装請負なのかもしれんが細かい事は知らん
プロジェクト開始当時はC社のプロパーがいたが途中病欠が続いてサヨウナラ
それ以降C社が引っ張ってきた下請けが何人か稼働していた
で、そのまま現在に至る
確か請負か派遣かって、実質的には指揮権を持った人間がその現場にいるかどうかだって聞いたことあるんだけど、違ったのかな?
で週末が来たので、自分はまたC社の営業に対して週報を書いて送らねばならない
IT業界では極々普通にある風景なんだろうけどこれって適法なんだろうか?
自社の某管理職は「請負先の社員かのように指揮下に入る事を依頼されて請け負っているから【請負い】なので問題ない」って言っていたが冗談だよな?
ま、別に契約がどーのとか法律がどーの言っても自分のお給料は1円も上がらないので知ったこっちゃないけどさ
書いても別に何も効果が無い報告書書くのってメンドクサー
※ ここで言うプログラマは日本的な意味でのプログラマ。広い範囲を職能とする海外のプログラマは対象にしていない。
どうもプログラマという職業の評価というのは曖昧だ。営業マンのようにうまいこと数字で表せない。ロジカルな世界であるはずのプログラマという職業は、評価において非常にアナログだ。
何によって評価されているのか?ということがわからないと、人は迷走してしまう。
ゴールドマンサックスのリーダー養成担当であったスティーブ・カーという人が、「仕事に対するフィードバックが無いのはピンの見えないレーンでボーリングをやるようなものだ。結果を把握しないで仕事をしていると2つのことが起こる。1つには上達しない。もう一つに、どうでもよくなる。」と言ったそうだ。深い。
コーディング能力や言語の知識だけで評価されないどころか、その評価軸は半分以下であることは言うまでもないが、私の同僚の中でも有数のキレモノは、この解いに対して、「最も大切なのは、勤怠と週報ですよ」と断言した。さすがキレモノw
せっかくなので、派閥でまとめてみよう。
この派閥はイキオイがあるし、だいたいこの派閥の人はイケメンだったりカワイコちゃんだったり、話が面白かったりするので、周囲としても軽々には扱えない。がしかし残念ながらあまり周囲の評価は受けていないようだ。多分周囲の嫉妬を買う部分も多いのだろう。ただ、この派閥にいる人が一番迷走している傾向が強い印象を受ける。
少数派なんだけど確実にいる。コミュ派とは敵対関係。彼らに迷いは無い。もし周囲が彼を評価しなかったとしたら、それは彼の実力を正しく評価できない周囲が悪いのだ。
この仕事しててあまり学歴の事を問題にされることが無かったので、絶滅したものと思っていたが、存在するようだ。学歴と「地頭の良さ」みたいなものがリンクするという考えのようだ。マクロ的には相関があるかもしれないが、個人個人の揺れ幅が大きすぎていまいちピンとこない。学歴そのものをお客さんが評価するとは思えないので、学歴のあるヤツは何でもうまいことやるだろうという信仰に基づく意見だと思われる。
少数派である。新人は平気でこれを言うかもしれないが、むしろ大勢は、「成果で評価されたらたまらんわ」くらいの勢いがある。案件の当たり外れが大きすぎるのが問題だ。新人でも無く、経験年数10年以上になってもこれをちゃんと言ってる人と言うのは、そもそもハズレ案件を自分に持ってこない政治力を持っている。ただまあ、質問に対する応えにはなってない気はする。「実力だよ」って回答するのと大差はない。
あまり何言ってるのか主張がよくわからない場合が多いが、とにかく才能であると、なんだかよくわからないが才能であると。コミック「THE3名様」のミッキーみたいな感じの派閥。(読んでない人すみません)
文句のひとつも言わず、残業はサービス残業でモクモクとやる派。仕事を頼みやすいので、お客さんもどんどん彼に中途半端な仕事を投げてくる。結局のところこの派閥が頭角を顕して行く・・・のか?
(http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1217949926/l50)
というスレで前に書いたのだがdat落ちして読めなくなったので、
少しブラッシュアップした形で再度アップしてみる。
現時点では新刊情報だけならここで必要充分かと。
ライトノベルの「情報」を求めるには向いていないというか、はっきり言って不向き。
有名所なのでとりあえずチェックしておくのが儀礼?
発売が近い新刊情報以外の情報を求める場合はチェックする必要性は薄い。
雑誌の早売り系の情報は余り扱わず、公式サイトなどの発表待ちが多いが、
メディアミックス系のチェック範囲も手広く、サイン会やイベント情報などの捕捉も早い。
更新頻度は高めで、ライトノベルの情報系として特化しているサイトでは、
ただし公式サイト更新チェックのログは残していないようなので、
過去ログを参照などしたい場合は不向きで、リンクはしづらいか。
しかし「ラノベカレンダー」(http://lightnovel.jpn.org/material/calendar/calendar.cgi)は
興味のある方はには便利に使えるかも。
このカレンダーがケータイ(モバイル)で閲覧できれば利便性が高いかと思うのだが…。
ライトノベルの情報だけに興味のある方には余りお薦めはしづらいかな。
しかし更新頻度は高い方かもしれませんが、移転が多くログが分散している欠点も。
http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/
雑記や半端な感想が多いところが、情報だけを求める人にはやや不向きか?
ただし、はてな周辺のライトノベルを扱っているサイトからの情報を集めたり、
話題を整理・提供したりしているので、そういう点では幅が広いかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/
メディアミックス情報の一報を伝えること多く、早売り系の情報に強い。
アニメやゲームなどの多方面の情報を扱っていて、その中の1つとしてライトノベルの情報も。
個人的に気になるところは、本サイトである「MOON PHASE」で使っているパターンを変えられないのか、
RSSリーダー経由で読む際はタイトル文に埋め込んでいるリンクが
はてなのRSSの仕様で無効になっていて、 情報力が半減している点は読む側としては面倒。
http://rainycarnaval.blog15.fc2.com/
アニメ・ゲーム系のニュースほどライトノベルに関するニュースはそう多くないが、
更新頻度が高く、ニュースの捕捉が早いので、チェックしておいて損はないかと。
http://www6.ocn.ne.jp/~katoyuu/
他のニュースサイトをたくさんチェックして紹介しているので、
最終的にはここで拾える情報が多いかと。
オリコンの文庫売上げランキングからライトノベルを抽出して記録しているところ。
気になるところとしては、オリコンはランキングの掲載を原則的に禁止を掲げているので
(http://www.oricon.co.jp/rank/index2.html)
「2ちゃんねる」経由などのワンクッション挟むなどをしていないと、
それを理由にログの削除や閉鎖などの可能性もありそうな気も…。
http://netbokka.s2.zmx.jp/
表示方法が少し癖があって、レーベルごとへの個別リンクが難しく、
実コンテンツの更新もAmazonまかせの自動運転で放置気味?
「モノグラフ」(http://monogragh.fc2web.com/)が更新を停止してから、しばらくしてから出来、
「モノグラフの自由帳」(http://d.hatena.ne.jp/monogragh/)からの紹介リンクのフォローもあり、
開設当初は注目度は高かったようだが…。
2009年2月にリニューアルしたが、その後数回の更新で放置されているので、
http://d.hatena.ne.jp/r3light/
公式系の情報をチェックしているが、ルーチンワーク的な更新をチェックしている感じで、
目新しい情報を得ることは少ないような印象が……。
…の上記3つをチェックしていれば、
新刊情報・公式&イベント情報・メディアミックス情報などのほとんどの情報と得られ、
かなりのところは相互補間ができるかと思われる。
あとは「カトゆー家断絶」(http://www6.ocn.ne.jp/~katoyuu/)で今のメディアの
流れをチェックできていれば、ライトノベル関連するニュースをほぼ把握できるのではないだろうか?
あとは「ネタ」として話題になっているのをチェックしたければ、
はてなブックマークの「ライトノベル」のタグをチェックしていれば、
ある程度はフォローできるかと思われる。
結局のところ結論としては、安定した更新頻度を保っているところが強いという印象がある。
更新頻度が高くて安定しているところは、更新意欲も高いので、情報の新鮮さ、
そして情報のチェック範囲も広いので、情報量も内容も、必然的に質の高いものになっている。
問題なのは閉鎖、または更新停止率が高まっているところにあるのかもしれない。
そしての割には、新規サイト(新人)の参入がほとんどないのが痛い。
これは個人ニュースサイト全体に言えることかもしれないが、SBMの普及・影響なども影響してか、
ニュースサイトを運営する人が以前よりも低下しているような気がします。
そしてTwitterの普及もそれを加速化しているのかもしれませんね。
誰もが自分の雇用の優先順位の頂点に正社員を設定しているわけではないということを世間の人はどれだけ理解してるんだろうか。さらに、正社員に向いていないのに正社員になりたがってる派遣社員というのも実は世の中結構居るってことを知っとけ。学校卒業後、非正規雇用のまま働いて結局一度も正規雇用者の身分で働いたことのない奴が非常に多く居るのは事実なので、正社員というのがどういうものなのかを知らないまま、正社員になることに憧れている奴も多いのだ(こういうのは同時にホワイトカラーへのコンプレックスを抱いていることも多い)。
だからここで正社員になることがどういうことなのかということを整理しておきたい。正社員として入社してきた人間は、ほぼ例外なく管理職候補生であるということだ。大卒であれば役員候補生にもなりうるだろう。たとえライン工場であってもヒエラルキーは存在する。在職している限り管理職候補生としてのリテラシーを身に着けるため、あらゆる面で現業以外のスキルを磨かせられる。週報の提出であったり、時には宴会や社員旅行の幹事を仰せつかったり、アルバイトの教育や勤怠管理など、業務の内容は場当たり的に流動的に変化する。決して「定型的作業」のみをやっていて済まされない。会社としては社員に育って頂かないと雇った意味がない。会社が経営戦略上、社員に取らせたい資格があるなら協力しなくてはならない。オフの時間をある程度犠牲にすることにもなる。正社員になるということは、そこに居る人たちと共に会社作りをしていく仲間になるということだ。定例会議の出席もあれば、現業以外のところで何らかの「当番」を仰せつかることもあるだろう。これを担うのも立派な経営への参画だし、拒むことはできない。家族になるということだ。古臭い言い方をするなら、正社員になった時点でファミリーの一員なんである。ファミリーであるが故のメリットとデメリットは当然に理解しているはずだ。多くの人は。だけど、正社員として働いたことの無い人はこれがわからない。だけどそれは仕方の無いことだ。
要は、上記のような「定型的作業ではない何か」を得意としない人、やりたくない人というのも世の中には結構居るんだということ。「指示待ち人間」なら非正規雇用者が向いている。取り決めた業務の範囲内で、ひたすら与えられた案件を消化していくことに秀でた人間はそれはそれで貴重だ。
今となっては派遣社員という雇用形態を積極的に望んで選んでいる人は少数派になりつつあるけど、実は正社員志向の人たちの中にも正社員に向いていないタイプというのは絶対居るはずで、そこのところをよく調査しないといけないはずだ。非正規雇用者から正社員に切り替えるべきだなんて声があるけど、いざそいつらが正社員になったとしても、おそらく多くの人が正社員という立場の息苦しさに音を上げて非正規雇用という道に戻ってくるんじゃないかなと思ってる。
いかが?
研究室の雰囲気になじめていて指導教員ともそれなりにうまくやれているにもかかわらず精神を病んだ大学院生が書いてみる。現在修士二年。たぶん卒業は出来ると思うが、授業の単位をあと四単位残している。修論はこのまま行けば一応通るだろう。学会経験あり、査読も通った。同期に比べれば少ないし、海外学会に行ったことはないけれど。
卒研と修士の研究室をかえる人が多い環境の中で、一応同じ研究室でずっときている。なんだかんだと授業も含めて三年生のときからお世話になっているので、研究室メンバーの中でも長くいる方だ。卒論のときはテーマと自分自身の歯車がちょうどよくかみ合って進捗具合は結構よかった。上についていた博士課程の人ともうまくやれていた。そのときの指導教員は助教授で、修士に上がってからは教授にかわった。
一年生のときはよかった。何を聞いても興味深かったし、学部のころの授業でやったことが少しずつ自分の中でネットワークを作って血が通い始めるような錯覚が心地よかった。自習もよく進んだし、もらったテーマも興味深くて楽しかった。論文を色々と読み、関連研究を探し、あたりをつけて定式化をしたりしたが、その式がどういう現象をあらわしているのかまではわからなかった。そこらへんで自分の限界を見たりもした。そういうわけで進学は希望せず、就職する方向を選んだ。幸いなことに就活はそれほど苦労せずにさっと決まった。どちらかというと理論は好きだが、それよりも手を動かして何かを作ったり実験をしたりする中で色々と考えるほうが好きなんだろうな、と自分の分析をしたりなどした。指導教官の言葉は一つ一つ面白かったし、尊敬している。多少人の気持ちを慮れないところはあるが、研究者としては非常に優秀な先生であると思うし、言いすぎることはあるがどうすれば学生のためになるかを一番に考えている人ではある。
歯車が狂い始めたのはいつぐらいからだったのだろうか。目の前にある研究の前には長い長い歴史があって、その歴史によってくみ上げられた壁を到底超えられない、そんな気がしてしょうがなかった。当たり前のようにそれがあって、その理論は誰でも考えられて、その実験は誰でも出来てしまって、では自分は何をすればよいのか?それがわからなくなってしまった。何も出来ないような気がした。自分がいなくてもどこかで誰かがすでに同じことをやっているのではないか、きっとやっているんだろう、いるに違いない、では、今時間をかけてお金をかけて、これをやっている自分は何なのだろう。何のために?自己満足なのか。そういう疑問が頭について離れなくなってしまった。研究が手につかなくなり、論文も数式も頭を素通りするようになった。何も頭に入ってこない、目が滑って内容を読み取ることが出来ない。言っていることは支離滅裂になり、聞いたことも理解する前に消えていってしまう。そういう現象がおき始めた。焦りと困惑の中で色々と手をつけては失敗をした。
同期は淡々と研究をして精力的に学会に投稿している中で自分だけが立ち止まっていつまでも成果が出なかった。あの人は海外にいったのに、あの人はまた学会に行くのに、自分はまだない、まだ成果がない、まだ何も出来ない、まだなにもない、だけど出来る気がしない、自分が考えることなんて誰かがやってるに決まってるのにそれをさもすごいことのように発表することなんて出来ない、できるわけない。
そうやって心を病んでいった。
休んでみればどうにかなるだろうか、と寝て過ごす一日が二日になり、三日になり、研究室内の研究会を休みがちになり、それでもどうにか這うようにして学校に行った。研究会で発表する順番が回ってくるたびに頭を抱えた。発表すればろくに内容が読めていないから当然のようにそれを指摘され、へこみ、回復できなかった。季節がめぐっていることに気づかないほど、家の中に埃がたまっていることに気づかないほど、精神的に擦り切れて毎朝毎朝起きるのが苦痛だった。できていないことが自分でわかっているからなお悪かった。周りの人が叱咤激励してくれるのが、逆に重荷になってさらにへこんだ。優しくされればさらにへこんだ。厳しくいわれれば立ち直れなかった。手を動かしさえすれば出来る作業にどうにかしがみついて毎週毎週何とか成果を作り出して指導教員に報告すれば、その進捗具合に自分でへこんだ。毎日が黒く塗りつぶされていくようだった。誰も悪くないのに、かみ合わない。一人で勝手につぶれていく。
結局ひどい体調不良から病院を転々として最終的に精神科に行き着いた。今は薬を飲んで落ち着いている。だが、原因となる研究とは切り離されていないから在学中に以前のように戻ることはないだろう。医者には人間関係はどうなのかと聞かれたが、どこでも良好ですと答えるほかなかった。ひどく情けなかった。人間関係は良好なのだ、良好であることが重荷なのだ。卒業が危ういのかと聞かれても、卒業は出来ると思いますと答えるしかなかった。見通しは立っていて、たぶん研究も一応の形として出すことはできるのだから、何を心配する必要があるのかと、高望みしすぎなのだと自分自身を慰めてみるが余計に惨めになるだけだった。地道に薬を飲んで毎週報告して経過を見ながら、薬を変更している。とりあえず最悪のときよりは落ち着いてきたような気はする。朝は相変わらず起きれないが、文章は読めるようになった。
たぶんどんなに環境がよくても自分の性質と研究という仕事がマッチングしなければつぶれるしかないのだろう。同じ環境でも生き残る人は生き残るのだ。そのひとは自分よりもずっと優秀だけれども、自分ほどストイックではない。適当に手を抜いて息を抜いて、それでも結果を出してくる。それも才能のひとつだ。一年半でそういうことを学んだ。
どんなに環境がよくても、人間関係が良好でも、たとえ優秀であったとしても、自分をつぶすのは自分自身なのかもしれない。勝手につぶれていくときそこには言い訳がないから立ち上がる取っ掛かりもない。誰かのせいにしてしまえばいいのに、それがすべて自分に跳ね返ってきたら、自分が悪いとしか言いようがなかったら、当然潰れるしかないのだろう。そして立ち上がれない。
少なくとも社会人になる前にそういう自分の性質を知ることが出来たという意味では今後の人生において非常に有意義な二年間であったとはいえる。修士は二年間という期限付きだから、もしだめだと気づいても少し我慢していればすぐに過ぎてしまう。能力がないとわかればできる範囲内で何とかがんばれば、二年間あればなにかしらの形にはなる。もし潰れたとしてもその二年間をなんとかやり過ごせば、新しい環境に移ることができる。勉強料としてはちょっと高いが、しかし社会人になってから心を病むよりはずっとよかったと思っている。
修士の二年間で学ぶことは本当に多い。研究室にもよるのかもしれないが、わからなくてもいいから思い切って入ってみてそのときに思うことを一つ一つ丁寧に拾い上げていけば何事にも変えがたい二年間になるのではないだろうか。私は色々あったけれどもやっぱり、今の研究室にきてよかったと思っている。できれば今抱えている研究テーマがきちんとした形になって世の中の役に立てばよいと思うが、そこまでがんばれるだろうか。あと半年、時間はそんなにないけれど。
「俺のレベルはかなり高い! 社内で一番だ!!!」
↑ある日の週報(週間報告書)より
殿下、さすがです。
仕事ではなくゲームのレベルを週報(週間報告書)でアピール?!
さすが高貴なお方、
週報の業務報告よりも自己アピールの方が長いところは庶民には理解出来ません。
殿下、さすがです。
(殿下だけが)お暇だったらしく最近完成した案件へのダメ出しメールを
皆に送られていました。
さすが高貴なお方、
九割弱が「俺すごい!」アピールで素敵です。
素敵過ぎて殺意を抱きそうです★
殿下、さすがです。
何度読み返しても重要なのは1割未満!!
さすが高貴なお方、
残りの1割未満をリストアップして
殿下、さすがです。
さすが高貴なお方、
にしか見えません。
殿下、さすがです。
殿下、さすがです。
「仕事に関係が無くは無いゲーム」だからって毎日飽きずにやっています。
殿下、さすがです。
殿下、さすがです。
「仕事に関係が無くは無いゲーム」を仕事が無いから毎日毎日やっています。
殿下、さすがです。
と評判ですw
さすが高貴なお方、
いつでも、どこでも、どんな次元でもやっぱり「使えない」
殿下・・・
日当でな。
□今日のことわざ
犬も歩けば棒に当たる。
毎日やってればレベルも上がる。
反省だったら猿でも出来る。
http://anond.hatelabo.jp/20071206160826
http://anond.hatelabo.jp/20071206161115
http://anond.hatelabo.jp/20071213003838
http://anond.hatelabo.jp/20080204010421
http://anond.hatelabo.jp/20080213005816
http://anond.hatelabo.jp/20080221183519
http://anond.hatelabo.jp/20080227090540