もともとは日立NEC富士通の連合でベクトル・スカラ複合型にする計画が、日立とNECが抜けて大幅計画変更、当初予算も超過、アメリカには先をいかれてるかもしれない、この先どうするか
って状況だったんだぞ
男の話は今してないぞガイジ
いや、それが目的でしょ。
もちろんそういう反論ができなかったのも悪いんだけど。
京が直接成果を上げるというより、京を後押しすることで
実際そのくらいから日本のコンピュータ分野は負け続けることになった。
スパコンを否定するにしても蓮舫が当時出始めのAWSに可能性を感じて
発泡スチロールや牛乳パック、アルミ缶のリサイクル箱があってとっても良い。
毎日捨てに行ける便利便利。
水ボトルを買うと無料でなんか美味しい水も給水できちゃう素敵なスーパーだ。
コロナ禍以前、リサイクル箱の周辺には長ベンチが三つもあって、いろいろな人が休んでいた。
外が暑すぎるので買い物を終えた後はこの長ベンチで休む。
エアコンがよく利いてるので体を冷やして外気の暑さに備えるのだ。
知らん人とも一緒に座る。
お互いに暇なので、たまにおさべりもする。
その日は北陸からこの地に嫁に着て50年以上経つお姉さんと楽しくおさべりしていた。
小さい頃、お兄さんがいて美味しい魚を食べさしてくれた話とか、聞いてるだけでお腹が減ってくるようだった。
あいにくサミットはその魚を扱ってなくて残念がってたら、どたっ、と大きい人が転ぶ音がした。
リサイクル箱の前でおっさんが滑って転んで、銀缶を袋からこぼして散らかしていた。
反射的に助けに行こうとしたらお姉さんに静止された。
「え、なんで止めたの?」
「よく見なさい。よっぱらいよ」
もそもそとおっさんが起き上がって、恥ずかしそうにアルミ缶を拾い集めてるところだった。
ああ、あの銀缶。おなじみのストロング。ストロング500mlじゃないか。仲間だ。
備え付けのアルミカンフンデツブスーノでぐしゃっと踏みつぶすを開始した。
よろよろ。踏みつぶすのもあやふやな体調らしい。たしかによっぱに見える。
しかし店のルールを守ってしっかりアルミ缶を踏みつぶしている。
(おそらく、さっきは踏みつぶすのに失敗して転んだのだろう。)
また転ぶのではないかと心配したが、お姉さんに止められたこととおっさんが一生懸命アルミ缶潰せることから見守ることにした。
頑張れおっさん。あと少しでアルミ缶コンプリートだ。全部潰せるぞ。
こんだけ呑んでもまだ酒に飲まれてないなら大したもんだ。
のまれかけてるかもしらんけど。
頑張れおっさん。
環境整美に努めて日常の枠から外れないおっさんに、地域の誇りのようなものを感じた。
となりのお姉さんは、さもイヤそーな顔で見てたが、私がその雄姿は覚えとく。
足りる足りる余裕