はてなキーワード: 地震だとは
しかし昨今の感染状況を鑑みると、娯楽のために地方から東京へでる気にはならなかった。
ワクチンは2回接種済だが、だからといって感染しないわけではない。正直いまの東京にいくのは怖い。
舞台と客席の間隔をあけて全員がマスクをして一言も喋らずに座っているだけならそうだろう。
でも実際はそれだけじゃない。
現場にいくまでに公共交通機関をつかって移動しなくてはならない。
食事も水分補給も必要だし感染リスクのある公共のトイレを利用する瞬間もある。外にでる以上人との接触は避けられない。
それに現場が感染対策の徹底した安全な空間だとも思えなかった。
現場には全国各地からオタクが集まってくる。狭い界隈だから、全員が全くの他人というわけではない。
この半年間にいった現場はいつも賑やかにざわついていた。久しぶりに会った友人知人に声をかけたくなる気持ちもわかる。
劇場側から注意されても無視して喋る・食べる客を何度もみた。劇場が会話を注意しないこともあった。
現場のたびにヒヤヒヤしていたが、同じ現場にいたオタク仲間が現場後に感染した話は聞いたことがないので、あの環境でも問題はないのだろう。
でも万が一ってこともある。
幸い観劇予定だった公演は自粛によるチケットの払い戻しを受け付けていたので、主催者の寛大な対応に甘えさせてもらうことにした。
自分の身を守るために取った行動とはいえ、この行動がまわりまわって誰かのためになるかもしれない。
今の状況を乗り越えるためには一人一人の行動が大切なはず。
まずは自分の行動を見直す。今は我慢の時。これが正しい判断。そういい聞かせてチケットを返送した。
でも、コロナ禍における正しさと、オタクとしての正しさは違うんだよな。
地震だろうが台風だろうが、公演がある限りはなんとしてでも行く。私もそうだった。
感染爆発だろうがなんだろうが、この世の全てを振り切って推しをみる。
それがオタクとして正しい姿だと思う。困ったことに今もそう思ってる。
ツイッターでは保健所や医療現場の悲惨な状況を伝えるツイートが拡散される一方で
チケットの交換募集や週末の公演を楽しみにしているオタクの様子も流れてくる。
公演が始まれば毎日舞台の感想や仲間たちとの集まりを匂わせるツイートが溢れるだろう。
現場を楽しんでいる人たちをみると、なんで私だけ自粛してるんだろうとバカバカしくなってしまう。
そのあとやっぱり東京にいけばよかったと思う。
軽率な行動で感染したくない。感染拡大に加担するべきではない。でも推しの現場には入りたい。
社会の構成員である私の正義とオタクである私の正義。理性と欲望がせめぎあう。
悩んだところでもう手元にチケットはない。
私の判断は間違ってないと思う。でも悲しい。推しの舞台を観に行けないことが悲しい……。
悲しみを癒したくて推しのブログを開くと、医療従事者に向けた文章をあげていた。
「医療従事者の皆さんの頑張りが報われるよう、自分も気をつけます。」というような内容だった。
感染爆発中の東京に人を集めていながら、なにをいってるんだろう。
どこからきたかもわからない人間を2時間以上劇場にぎゅうぎゅう詰めにしながら、なにをいってるんだろう。
推しが舞台に立つことで余計に苦しめられる医療従事者がいるかもしれないのに、どの面下げていってるんだろう。
まぁただの一出演者である推しにこんなことを思っても仕方ない。推しに罪はない。
チケット販売時に緊急事態宣言下でなければ制限なく売れることをいいことに満席にしてしまう主催者も
エンタメといってもただの商売なんだから、それでご飯を食べているんだから、やめろといえるはずがない。
そういうものだし仕方がないとわかっているけれど、
自分たちに都合が悪いことは無視して自己陶酔する推しに腹が立つ。
実家帰省すら控えるように言われている中で平気で遠征するオタクの正気を疑う。
なによりこんな状況になっても休業要請・補償をださない政府はなんなの?
なんか、疲れたな……。
3月20日にアイドルマスターシャイニーカラーズの延期されていた2ndライブが幕張メッセで開催された。
無事開演し、長らく待ち焦がれていた色とりどりの景色に私は興奮していた。
宮城県沖を震源とする大地震で影響は関東にも及び、幕張メッセがある千葉県千葉市の美浜区では震度4を観測した。
出演者の方が頭上の設営物から避けた位置で登壇し会場を落ち着かせるファインプレーを見せ、直後に安全確認のため一時中断となった。
その後、設備の点検が行われて問題無く再開され、あの景色は無事に戻ってきた。
そうしてシャイニーカラーズの2ndライブの一日目は20時30分頃に幕を下ろした。
彼女たちの歩みは地震になど決して負けず続いていくのだ。めでたしめでたし。エモエモ。
待って欲しい。千葉県はコロナウイルスによる緊急事態宣言の真っ最中で、3月21日に控える解除日前の総仕上げ期間だったはずだ。
そして千葉県は飲食店等に20時までの営業終了を要請しており、イベント会場もお願いの中に入っている。
幕張メッセは第三セクターの施設で資本は千葉県と千葉市、施設の使用条件には例外規定なく20時終了と書かれている。これには民間に制限をお願いしている都合上、模範を示す意味合いもあったはずだ。
見ていた限りライブの構成から何かを削った印象は無かった。ロクに巻きもせずに半公営の施設で20時破りをやったのだ。
コロナウイルスは人の事情など聞いてくれない。だからこそ一律で制限をして人の活動を抑える必要がある。地震も例外ではないだろう。
マジでやめてくれ。ようやく観客ありでライブができるようになってきたのに、これで何かあったら他に迷惑がかかる。
やりたいことや感動を優先して公共の利益を蔑ろにしたらオタクコンテンツなんてすぐ潰れるぞ。
二週間後、感染者が出ていないことを祈る。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1667751
まず前提として、増田はエキスパンションジョイント(以下Exp.J)のメーカーカタログをみてどれを使うか選定し、
Exp.J部分の断面図を書く仕事をする程度にはExp.Jのことを知っている人間です。
「Exp.Jが壊れたのは想定通り機能した結果であってあの状態が正しい」
という言説がネット上にまことしやかに流れているので、この場をお借りしてプロヘッソナルの意見を言いたい。
たとえばビルのA棟とB棟の間に渡り廊下があると思ってください。
A棟とB棟は基本的に揺れ方がシンクロせず、それぞれの周期で揺れますので
その2つの揺れのねじれが渡り廊下に負荷を与え、付け根の部分にヒビが入り、分断し、壊れてしまいます。
それを防ぐためにあらかじめ隙間を作っておき、建物の構造部分に深刻なダメージが出ないようにするのがExp.Jです。
そしてExp.Jというのは本質的に隙間部分のことであり、今回壊れたのなんのと騒いでいるのはExp.Jカバーと呼ばれる部品です。
(参考資料 https://www.abc-t.co.jp/products/material/fitting/expansion/ )
隙間があると人が通るのに危険だし、雨風が吹き込んだりするし、また見た目もよろしくないので
金属などでできたカバーを付けて人が通れるようにし、見た目的にも隙間を塞いで室内空間となるようにします。
いざ地震が起こって建物が揺れると、この隙間が広がったり狭くなったりしますが
Exp.Jカバーはその動きに追従するように作られているので、通常の揺れなら壊れません。
ただし想定以上に揺れてしまった場合はカバーが外れたり曲がったり壊れたりし、
ひどいと建物同士がぶつかって床や壁のタイルが剥がれたりすることもあるでしょう。
それが今回のようにネットで騒ぎになるような状況ということです。
しかし本質的にExp.Jのついている部分は建物の端部なので、
そこが壊れても建物全体に構造上の危険が起こることは少ないでしょう。
Exp.Jがなくてボッキリいったら最悪建て替えなので、
隙間をアホみたいに広く取れば建物どうしはぶつかりませんが、
デカいカバーをつけるのはコストも掛かるし見た目がカッコワルイので、
そこは程よいところで隙間の幅を設定します。
だから今回のような大きい地震だとその幅を超えて揺れ、壊れることもあります。
カバー壊れたらそんとき取り替えればえーやろ。ということです。
(もちろん壊れないに越したことはないし消耗品というわけではない)
そして、壊れることで役割を果たす、というのはぜんぜん違うのです。
もっと詳しくExp.Jについてわかりたい人はこれを読め!
図解付きでわかりやすい!