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2023-11-26

集合知っていうかネットの力とかかな。wikipedia とかもそうだけど、みんなの力で!みたいな顔をしていて実際は数万人とか数十万人に1人のエクストリーム知識と行動力の人だけが動かしてるのが現実だよな。

OSSOpenSSLなんてのが一番顕著かもしれない。

世界の何十億人が使っているコア技術なのに、ボランティアの1人が全てを背負っている。

あれは自分OSSから多くの人たちが力を合わせて開発、運用しているんだ!と何故か無邪気に勘違いいしてたけど、実際は一部のエクストリーム活動犠牲の上に積み上げられていた。

インターネット集合知とかも多分嘘で、ネットに出回っている100の情報があったら99.9%は利用者の1/10000くらいの人間けが出力した内容、またはそれらの劣化コピーの使いまわしな気がしている。

これは元々人間には独自情報を語る能力独自の考えや感想とか個人妄想とか感情とかを垂れ流すインセンティブもないし、会話にそんなものを誰も要求していないみたいな、旧来の社会敵な動きとかが原因な気がする。

口を開けばトムラウシ山遭難の話だとか、三毛別羆事件福岡大学ワンダーフォーゲルヒグマ事件

これら情報集合知じゃなく、一部の記者仕事であり。そしてそれをまとめた一部のエクストリーム活動家の仕事であって、集合知ではない。

結構ナイーブに純朴に集合知があると割りと考えていた。

エクストリームな1人に依存している状況なので、専門家が正しいことを言っていても大衆騒音にかき消されてしまっている、みたいな集合に潰されてる智慧がある気がする。(具体的な事例は思いつかないけど)

それって多分私が思い描いていた集合知イメージとはかけ離れている。

気がついたと言うか、認めたくなかった事実というか。

2023-10-24

しおき場(処刑場)に行ってきた。

霊山妙見山」にあるしおき場(処刑場)は、大阪では有名な心霊スポットだ。

しおき場のすぐ手前には、これまた心霊スポットである野間トンネル」がある。

一気に2つも心霊スポットを巡れるのだからお得だ、という妙な損得勘定を持ちながら、車を進めていった。

 

野間トンネルは長さ10mもない、トンネルとも言えない規模だった。

トンネルの穴は丸く、ぽっかりとあいた口のようだ。

トンネルライトは消えていた。

車のヘッドライトが照らすコンクリートの白さが不気味で、穴の先はライトで照らしても真っ暗だった。

時速20kmで、のろのろと入っていく。

入った先は、雰囲気が全く違っていた。

 

ここに入るまででも、狭い山道、街頭がほとんどない暗さ、廃墟のような家が不気味で、雰囲気は十二分にあった。

特に「しおき場」に入るために「わざわざ」入った妙見山から特に暗く、これから心霊スポットに入るんだ、という気持ちを高めてくれていた。

だがそれも、野間トンネルの先に比べたら可愛いものだった。

 

トンネルの先は、真っ暗だった。

風に吹かれ、杉だろうか、月明かりに照らされた木々の葉が揺れている。

それだけだが、その静けさ、雰囲気はまるで時間が止まったようだった。

まだ夜の7時なのに、深夜の2時を過ぎているとしか思えなかった。

 

野間トンネルに入って、20~30mほど進んだだろうか、「目的地へ到着しました」とナビが教えてくれた。

だが周囲には何もなかった。

その先の道は狭く、お寺に続いているようだ。

お寺に用はない。引き返してみることにした。

もっと注意深く、何があるかを観察せねばならなかった。

 

狭い山道でのUターンは、神経を削られた。

ここでタイヤがはまろうものなら最悪だ。

なんとかUターンし、ナビを注視しながら進む。

すると、角度の関係でさっきまで見えなかった鳥居が見えた。

隣の妻から、息を吞む声が聞こえた。

「違う違う、たぶんここじゃない」

妻の声は上ずっていた。

「この先?」

「うん」

少し進むと、脇道が見えた。

ヘッドライトに照らされて、小さな屋根のようなものが見えた。

「ここや」

俺がそれだけ言うと、2人とも黙ってしまった。

ここに到着する前は、外に出て探検しようと思っていた。

だが、とてもできなかった。

 

しおき場は、戦国時代、2つの家の諍いを収めるために、豊臣秀吉の名で「両家から農民10差し出して、斬首する」ことから始まった場所だ。

そんな場所に、面白半分で車を停めて中に入ることは、その霊を冒涜しているような気になったのだ。

今更な話だった。

だが今なら、たまたま通りがかった、道に迷った体で帰れるのではないかと思った。

結局、車から降りなかった。窓ひとつ開けなかった。

ようやく窓を開けたのは、山を降り、コンビニが見えた時だ。

地元に着くと、身体の力がやっと抜けた。

緊張が抜けたせいか、頭が痛かった。

妻と2人、車の中で寝た。

 

 

これは先週の出来事だ。

あれからずっと、しおき場のことを考えている。

ゆっくりと車を走らせ、姿を現した野間トンネル

その真っ白な威容、ぽっかりと空いた真っ黒な穴。

その先は異世界のようだった。

今でも鳥肌がたつ。

妻もあの光景が忘れられないのだという。

妻は「しおき場の中を調べなかったから、よけいに怖いのかもしれない」と言う。

それもあると思う。

だが、それだけでもないような気がした。

こうした心霊スポットに耐性がないせいだろうか、非日常に浮かれているのだろうか。

 

トムラウシ山遭難事故」をふと思い出した。

ガイド3人、客15人のうち、8名が死亡した事故だ。

この客の中には、また同じ山に、同じ企業ツアーで参加した者がいたらしい。

登山を愛好する人には、そうした人が一定数いるのだと。

その人の気持ちが、ほんのわずかだが分かった気がした。

それに比べるとお子様もいいところだが。

 

 

 

 

また行こうと思う。

2023-10-08

トムラウシ山遭難記事を見たら、ますます「山なんて行くものじゃない」という思いが強まる。

アウトドアと気軽に言うには、山は危険過ぎるんだ。

自然を味わうにしても、高い山に登る以外に手段はたくさんある。

2023-03-26

近畿地方のある場所について』の怖さがよくわからない

しょせんは作り話じゃん。

いくら自殺者や行方不明者が出てきても、作り話だからどうでもいいし。

それに、インターネット環境は誰が用意しているのかとか、身長3mとか、ありえないことばかりで興ざめじゃん。

こんな作り話なんかより、ノンフィクションの伝記やドキュメンタリーのほうがずっと怖いし面白いじゃん。

トムラウシ山遭難事故とか、女子高生コンクリート事件とかさ。

はてブ話題になってる記事なら、田舎移住YouTuber記事のほうがずっとホラーじゃん。

2021-06-21

ファスト映画創作視点から考える

作成中)

 最初に述べておくと、ファスト映画が法的にどうか、という話は門外なのでするつもりは無い。また、創作物に対して真摯視聴者や読者がしばしば語る「創作物制作者の意図に従って、制作された形のままで楽しむべきだ」というような精神論についてもここでは触れない。この記事ではあくまでもファスト映画実体と実利、そしてその意味するところのみを考える。

 ファスト映画とは(YouTubeなどにアップロードされる映画ダイジェスト版のような動画

 ファスト映画についてまず第一に受け入れなければならないのは、情報伝達が非常に早く冗長性が無いということだ。この点は、娯楽作品の溢れたこ時代に決して無視できない「価値であることをまず意識しなければならない。現代人は娯楽にスピード感を求める、ということはしばしば言及される話だが、これもそのひとつと言えよう。ファスト映画オリジナルとしての映画を改変したものである、という話は本質不明瞭にする。これを避けるために次の例を考えてみよう。私は「Wikipediaで色んな事件について調べると読み物として面白い」と言っている人を見かけたことがある。たしかトムラウシ山遭難事故の話だったと思う。Wikipedia記事では事件の経過や結末が端的に語られているわけだが、これは事実のみを書き綴った冗長性が全く無いストーリーだ。ではここでトムラウシ山遭難事故映画化した作品があったとしよう。Wikipedia記事映画のどちらが面白いく、創作・娯楽として優れているだろうか。映画の方が面白いと断言はできないのではないだろうか。そしてこの構造は先にあったものオリジナルが逆転しているというだけで、実態としては映画とそのダイジェスト関係と変わりない。

 創作視点からファスト映画を見た時に重要なことの第一はこれである創作物というのは作品としての体裁を整えるために多くの要素を付け加えられる。だが実際には登場人物セリフなどなくてもストーリーは成り立つし、あるシーンが無くても全体の流れに影響は無い、ということは決して少なくない。つまり創作物というのはそもそも余分が多過ぎるのではないかという問いかけに結びつくのだ。そこに私が感じるのは新しい創作可能性、ダイジェストのように簡略化された創作物イメージである

 第二に考えたいのは、ファスト映画きっかけに本編を見るという視聴者存在である。私はファスト映画を見たことはないが、小説のあらすじを読んでから購入を決めることならある。例えば私はミステリ小説叙述トリックというものが好きになれない。そのため読む前に除外しておきたいと思っている。()。その意味ではファスト映画提供している価値映画面白さを盗用したものというよりも、むしろスコッピング(未読・未視聴の創作物の中で面白そうなものピックアップすること)の助け。いっそのこと製作者が自ら「ファスト版」を発信して宣伝としてもいい。()知っているストーリーであれば面白くないのか、という問いかけも浮上する。

 さて、ここまでの語り口でおそらく察せられたことと思うが、これを書いている私()

2020-11-13

気象遭難ドキュメントが怖い

山岳遭難ものドキュメントを定期的に読む。

山を登るわけではないが、読み始めると止まらない。

中でも気象遭難もので、低体温症にいたるものが恐ろしい

有名なもので言うと、トムラウシ山遭難事故八甲田山で行軍時に起こった遭難事故がそれにあたる。

どこが怖いのかというと、大きく三点ある。

一つ目は、被害者からすると、突然牙を剥くこと。

穏やかな天気だったのに、突然ふぶく。

すぐ止むと思っていたのに、ずっと雨や雪が振り続けている。

天気が悪いだけで、道のりは険しく危険になる。命を落とすリスクがグンと上がる。

変に経験があると、やめときゃいいのに、これくらいの雨なら大丈夫だったと歩き続けてしまう。

二つ目は、じわじわと追い込まれていくこと

滑落や雪崩はほぼ一瞬で全てが変わってしまうが、悪天候によるものは、疲労風向きでどんどん悪化していく。

ここでやめとけば、ここでああしておけば、と助かる余地がいくつもあっただけに、読んでいる方からすると、ハラハラする。

死亡までしてしまった事故では、これは避けられなかったよね、というのはほとんどない。

ここでまず間違って、さらにここで判断を誤って、引き返す判断ができずに…とどんどん逃げ場を失っていく。

正気を失っていくさまが生々しく、恐ろしい。

三つ目は、近くにいた人が、なくなっていくところ

やむなくビバークし、夜を明かし朝になったら、隣にいたひとが冷たくなっているのが怖い。そばで死を体感するのが恐ろしい。

また、亡くなる直前に、滑舌が悪くなり、言動おかしくなり、最終的には「おかあちゃん」と中高年の女性が叫んでなくなったりする。

低体温症による症状なのだが、めちゃくちゃ怖い。

そもそも夜の山ってだけでも怖いのに。

というわけで、山岳遭難ものでも気象遭難ものが怖い。

季節の変わり目なので、山に登る人はくれぐれを気をつけて欲しい

2020-08-03

anond:20200803203449

俺も好き!でもどちらかというと企業不正より事故いじめ関係報告書に興味がある

トムラウシ山遭難事故報告書マジで手に汗握るし、最近だと神戸市教員いじめ問題のやつは「抜粋してこれ!?」と思うぐらい胸糞だったな

2019-12-01

[]北海道がひし形なのはフリーメイソン支配している土地からってマ?

googleマップで見るとトムラウシ山あたりに目があるようにも見えるよね!

2018-09-07

anond:20180907030050

北海道だって災害は多いはずだよ。十勝地震なんかは、約30~40年周期で定期的に発生するといわれているし。

東日本大震災の時も、日高地方南岸津波が小規模ながら到達していたはず。

東京人の私から見れば、北海道こそ火山の本場だというイメージがある。

有珠山駒ケ岳恵庭岳大雪山トムラウシ山摩周カルデラ・・・

試される大地」なんて言葉もあるくらいだし。

百名山はどうか

山が好きだ。

百名山はすべてGoogleマップで見たことがある。

ヤマノススメも見ている。

北海道には百名山が9つもある。9つもある。

大体、100つも山があるのに、その内の10%に近い山が47つもある都道府県のたった1つに集まっているのがもう、偏りだ。

北海道は4つの県に分かれるべきである

anond:20180907150824

根室

羅臼岳

斜里岳

阿寒岳

稚内

利尻岳

函館

後方羊蹄山

えりも県

大雪山

トムラウシ山

十勝岳

幌尻岳

うーむ

先ほども思ったのだが、ちょっとえりも県がでかすぎる気がする。

だが、旭川以南をすべてえりも県にしてもなお、稚内県の方が大きい気もする。

ヤマノススメというと、今サードシーズンをやっているが、ひなたとあおいのすれ違いがテーマの話が延々と続いている。

シーンが断片的に存在する程度で、あのテーマ原作にはない。原作はただひたすら山に登り続けている。

サードシーズンも2クールやってほしい。というか、やらなくてはいけない。

このままだと、サードシーズンはひなたとあおいがなんだかすれ違って、仲直りするだけの話になってしまう。

サードシーズンから見始めた知人がいるのだが、割とぽかんとしている。全然山に登らないと言っている。

個人的には今のすれ違いはいいぞもっとやれと思っているが、彼らのためにも2クールにして、後半は山に登って欲しい。

いかがか。伺か

 
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