できるだけ当日のうちにこういう気持ちは書き残しておくべきだと思うので(日付自体は変わってるけど)、ざーっと書く。
彼女のビデオを、きれいめな(デートで使える!とか書いてあったくせにストロングゼロの空き缶がビニール袋に入った状態で放置されていた。うーむ……)完全個室のネカフェで見ることになった。
恥ずかしがり屋の彼女なもので、「これ以上見るならキスするぞ」とか言ってきた(キス未経験だということは伝えてある)。冗談半分だったけどな。
正直めっちゃ近い距離でいちゃいちゃしてて、いまさら感はめっちゃ漂ってた。あとはいつ踏み出すか、だったと思う。
「してみる?」
ムードを確保するかプライバシーを確保するかだったら、プライバシーを確保するくらいには常識人である。
いちゃいちゃして、抱きしめ合って、くっついて、顔と顔を擦り付けあって、頭撫であって、鼻と鼻をごっつんこして、眼と眼を見つめ合って。
何度目かに顔が近付いた時に、お互い目をそっと閉じた。
なんだろう。
お互いうぶなこともあって、今日しちゃったのはほんとに唇と唇を触れ合わせて、唇で相手の唇を挟むくらいの軽いやつ(一般的な基準がわからないんだけどそうだよね?)なんだけど。
きもちよさ、というよりは、あげちゃった、捧げちゃった、誓っちゃった、ってくらいの、契約の証っていうか、そういう印象の方が強かった。
実際に、ふたりで「しちゃったね」って微笑みあったし。
それだけ大事にできる人が、隣にいてくれるってだけで、もうめちゃくちゃ幸せ。
僕の唇に彼女の唇が触れていたんだなあ、って、何度も思い返してしまう(実際に今唇をなぞりながらこのエントリを書いている。ただのバカ)。
えへへ。
自分が思う好きなポイントを語ることは自分語りではないよ。少なくともそれだけで印象を悪くするものじゃないと思う。
自分の身近に起こった出来事を話してみて、どういう話がつながるのかを実感してみるといいと思う。どういう話がおもしろいかではなくて、どういう話がよく展開されるのかを身をもって知ること。
鏡は見ないようにな!
ごめん、俺ゆとりね!
俺の家の地域は、二十年ほど前に、区画整理と道路の拡張の話が出た
しかし当時の60~80代の地域の奴らが大反対をし、逆に30~40代の働き盛りは、車通勤時も道が狭くて大変だし、子供の通学も道が暗くて狭くて怖いし、救急車も消防車も入れないし、と賛成した
地域は二つに割れ、老害たちの時間と暇をもてあました大規模反対運動に、若手は勝てるわけがなかった
俺たちが生まれ育った土地を変えるというのか!移転しろだと!許さない!が老害の言い分だった
そして、区画整理と道路の拡張は流れ、それから何件かの家がぼけた老害がストーブを倒したり、天ぷらあげたりしたのを忘れたりで、全焼
もちろん、区画整理されていないので、消防車は入れず、近隣の若者のバケツリレーで対応
道が狭いので足腰の弱った老害は夜に歩いていて溝に落ち骨折。入院。そのまま戻れず死亡
まさに自業自得。
別地域でも同様に区画整理の話が持ち上がった。この地域の老人たちは「未来のためには便利に車が通れるようにしたほうがいい」という賢人ばかりで、その地域は立派になった
大金をもらって地域を出て行った老人たちは、町中の便利なところに土地を買い悠々自適
道が整備されたことでスーパーなどが増え、新しい家がたくさん出来た。今は土地価格も上昇し、あの地域の者はみな金持ちになった。
区画整理をしなかった我が地域は、住みにくいからと老害の子供は実家に戻らず遠くに行き、老人ばかりが増え、人が減ったので商店3件は全部潰れ、バスの本数が減り、とうとうバス停もなくなった
残った老害たちは不便な中生活していたが、一度流れた区画整理の話がもう戻ってくるわけがない
市は、地域のためを思って言ったのに、大反対をされたトラウマがあり、再度の区画整理の話はしなかった
そして20年
死んだもの、老人ホームに入った者。そんな反対の元気もない者。病院にずっといる者。
二十年ぶりに区画整理の話が持ち上がり、当時30代だった人たちが「待ってました!」と立ち上がり、ものすごくスムーズに、反対一つなく話が決まった。
とても嬉しい。