2018-01-07

老害が滅びるまでに20年かかった

俺の家の地域は、二十年ほど前に、区画整理道路拡張の話が出た

しかし当時の60~80代の地域の奴らが大反対をし、逆に30~40代の働き盛りは、車通勤時も道が狭くて大変だし、子供の通学も道が暗くて狭くて怖いし、救急車消防車も入れないし、と賛成した

地域は二つに割れ老害たちの時間と暇をもてあました大規模反対運動に、若手は勝てるわけがなかった

俺たちが生まれ育った土地を変えるというのか!移転しろだと!許さない!が老害の言い分だった

そして、区画整理道路拡張は流れ、それから何件かの家がぼけた老害ストーブを倒したり、天ぷらあげたりしたのを忘れたりで、全焼

もちろん、区画整理されていないので、消防車は入れず、近隣の若者バケツリレー対応

道が狭いので足腰の弱った老害は夜に歩いていて溝に落ち骨折入院。そのまま戻れず死亡

まさに自業自得

地域でも同様に区画整理の話が持ち上がった。この地域の老人たちは「未来のためには便利に車が通れるようにしたほうがいい」という賢人ばかりで、その地域は立派になった

大金をもらって地域を出て行った老人たちは、町中の便利なところに土地を買い悠々自適

道が整備されたことでスーパーなどが増え、新しい家がたくさん出来た。今は土地価格も上昇し、あの地域の者はみな金持ちになった。

区画整理をしなかった我が地域は、住みにくいからと老害の子供は実家に戻らず遠くに行き、老人ばかりが増え、人が減ったので商店3件は全部潰れ、バスの本数が減り、とうとうバス停もなくなった

残った老害たちは不便な中生活していたが、一度流れた区画整理の話がもう戻ってくるわけがない

市は、地域のためを思って言ったのに、大反対をされたトラウマがあり、再度の区画整理の話はしなかった

そして20

やっと当時の口うるさい老害たちがほぼ絶滅した

死んだもの老人ホームに入った者。そんな反対の元気もない者。病院にずっといる者。

二十年ぶりに区画整理の話が持ち上がり、当時30代だった人たちが「待ってました!」と立ち上がり、ものすごくスムーズに、反対一つなく話が決まった。

20年の月日を無駄にした。やっと滅びてくれた。

とても嬉しい。

  • 私の町では、区画整理したら抜け道に利用する車が増えたせいで、交通事故が増えた。 この10年でおばさんが一人、小学生が一人亡くなった。 どっちがよかったのか...

    • そういうこともありえるのか。考えもしなかったわ 俺の地域は火事の時に、とにかくホースが入れないから、全焼、木造ばかりなので広がる、というのがすごい被害が多かった 難しいな...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん