はてなキーワード: 朝起会とは
うちも母が朝起会に入っているけど、たぶんあんまり宗教だと自覚してないっぽいんだよな
宗教だからある程度は仕方ないと思うんだけど、誰でも構わず勧誘するから思春期はつらかった
中学の三者面談で担任教師を勧誘しようとしたときの気持ちは今も忘れられないし、20年くらい経ったのに上手く言語化して説明できない
あと単純に集会をするから知らんおばちゃんが家に集まってたりして、気まずかった
朝起き会で家族のこととかを参加した人に対して話したり、宣言?したりしているからこっちは知らなくてもあっちのおばさんたちは自分がどんな人間なのか母伝えに知ってるんだよ
中学校から高校にかけて、何度も集会に参加してと、早朝(3時から4時)に母に頼まれてた
気が狂いそうだったし、何でこんなに抵抗しても聞き入れてくれないんだろうと悩んでた
今はもう母もあきらめて、朝起会関連のことを僕に話すことはなくなったけど、今でも早起きすることに嫌悪感がある
早起きが苦手とかではなく、感情の問題として「早起きすることは素敵だよね」っていう主張をうまく飲み込めないし、自分が早起きして勉強したりしているときに、中学校や高校の頃にあんなに拒絶した考えを今の自分は受け入れているのでは?っていう気まずさみたいなものを感じる
山上容疑者の母親は、統一教会の前に「実践倫理宏正会」という組織にも所属していたという証言が出ている。
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07131132/?all=1
母親がこの組織の熱心な信者の私が、どういった組織なのかを軽く紹介したい。
かつては子育て世代の母親が主要な信者層となっていたようだが、現在は高齢化が進んで地域の婆さんコミュニティのようになっているところが多いと聞いている。
とはいえ、少ないながら若年層の子育て世代の母親もいるので、会誌(倫風という書物が発行されている)には、子育ての在り方や、家族の在り方が昭和テイストに書かれている。
「結婚してからの真面目な女性誌」みたいなものと思っておけば、だいたい間違っていない。
会誌の令和3年1月号が手元にあったので軽く目次を列挙しておく
このように主婦層をターゲットにしていて、その層に向けた内容が多くなっている。
「朝起会」(あさおきかい)という朝早く起きて集会を行うことを重視している。
ちょっと朝が早いとかじゃなく、朝5時など半端じゃなく早い時間に集会が開催されている。
この集会では、会誌の内容について語ったり、自分の家庭の体験談などを語ったりしている。
ランチ女子会ならぬ、早朝女子会みたいなものだろうか。朝早すぎるけど。
他の活動はほぼ無い。
戦後復興期に広まった会のため、基本的に日本の経済復興に向けて人々を鼓舞・啓発するような内容が多いのが特徴だと思う。
宏正会は、朝起会を重視しているため、特別な日(年始など)の早朝は大規模な集まりがある。
主に、自民党の地方議員(県議会議員など)が多く、人数の多い会場では自民党の国会議員などが来ることもある。
とはいえ、各議員も基本的には自分がどれだけ議員として仕事をしているかをアピールして行くだけで、挨拶周りの一環以上の意味は無いと思う。
宏正会は、創価学会のように特定の党に投票するように呼び掛けたりすることもなく、どの党に投票しても何も問題が無い。
保守層が多そうな集まりのため自民党支持者は多そうだが、政治的には中立の集まりと考えてよいと思う。
他所の宗教に比べても、ほとんどお金のかからない宗教だと思う。
私の母親は活動を熱心にしているが、朝起会に熱心に通っているだけであり、お金を貢いでいた様子は無い。
会費はあるようだが、年間2000円ほどのため大してお金はかからない。
ただ、事実上の宗教ではあるので勧誘活動があり、あまりに勧誘に熱心すぎると地域で孤立しかねず、大変かもしれない。
親が会員だという点で差し引いて読んで頂いて構わないのだが、私が見てきた範囲では全般的に緩めの宗教かなと思う。
「朝早く起きて、元気に挨拶して、人の悪口を言わずに、しっかり働く」という教義自体も尖ってはいない。
創価学会のように選挙に熱心でもなく、統一教会のように強引な寄付もなく、幸福の科学のようにユートピアとか言い出さないし、ワールドメイトのようにヤバイおっさんが教祖でもない。
家庭崩壊するような害は無いように見えるし、山上容疑者の母も統一教会に切り替えなければ破産しなかったのではないかとさえ思う。