はてなキーワード: 野比のび太とは
のび太は世界にただ一匹 10頁 小四81年3月号(国際保護動物スプレー)
トキを保護したという新聞記事を読んで、何故こんな事をするのか疑問に思うのび太に、ドラえもんは時が現在絶滅の危機に瀕している動物であるために保護したということを説明した。そしてドラえもんはそんな動物を保護するための道具として「国際保護動物スプレー」を出した。これをかけると体に国際保護ガスが染みつき、国際保護匂いが出るので誰にもいじめられることがなくなると言う。早速これを借りて外へ出かけたのび太は飼い主にいじめられているイヌや捨てネコにかけることでそれらの動物を助けるが、やはり珍しい動物などが近所にいるはずもなく、さらには犬にかまれたりジャイアン達に転ばされたり、先生に叱られたりとろくなことがない。その時になってのび太はある重大な考えに到達した。野比のび太は世界中にただ一匹。もしのび太が死んでしまったら「野比のび太」は絶滅してしまうのだ。そこでのび太は何と自分にスプレーをかけてしまう。すると今までのび太をいじめていたジャイアン達も急にのび太を丁寧に扱うようになり、しずかの家に行くとしずかも珍しそうにのび太を見つめる。その時のび太の腹の虫が鳴ったので、餓死しては大変としずかはたくさんのおやつをのび太に与える。満足げに帰路につくのび太だが、道を歩いているとのび太見たさにどこからともなく大勢の人間が集まっていき、更にのび太を捕まえようとする人間まで出てくる始末。家に帰ったのび太はそのことをドラえもんに話すが、家にはのび太を見るために大勢の人間が押し掛けてきており、必死になってスプレーの効力を消す薬を探すドラえもんであった。
この前、会社の飲み会で3時まで飲み明かしてみんなでベロンベロンになった時のはなし。
終電なんかとっくに逃して、もはや始発待ちの同期の子が近くにある俺の家で一旦寝たいと言ってきた。
当方、元カノにフラれて1年近く経とうとしている20代独身ワンルーム一人暮らし。
とくに何も考えずに、と言うより「なんか面白いこと起きねえかなあ」くらいのテンションでウチに来ることを快諾。
とぼとぼ歩いて我が家に着いたはいいものの眠すぎるので寝ることにした。
先方はとにかく寝たいのかベッドにダイブしたので、俺はイスに座って寝ることにした。
電気も消して、いざ寝るかーって時にニヤニヤしだした先方。
何故か俺の手を引いてベッドに誘われる。
やったぜ!と思って横に入って体勢を整えてると、スースーと寝息が聞こえてくる。
まじかーと思ったけど諦めて俺も寝ることにした。
その後は何事も無く昼に起きて、いつも通りな感じで話しながらササッと昼ごはんを食べて解散。
ここからが摩訶不思議体験なんだけど、この3日後くらいから何か変な感じになり始める先方。
俺は何かしでかしたのか。分からん。
女心ってなんなんだよ、もう…
ネットサーフィン中に気づいたことがあったので。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%AF%94%E3%81%AE%E3%81%B3%E5%A4%AA
この項目を読んでいるときに、自己分析の完成形だなぁとふと思ったわけです。
どのような性格か、その根拠(具体的な事例、他人の評価など)が的確に示されていて、
尚且つ私達の抱くのび太の像を客観的に記しているので、これくらい分析できれば書く(or話す)ことに困らないなぁと。
こんなに上手くやれないとは思うけれど、参考にしながら自己分析を進めると上手くいくような気がした。
今日は仕事が休みだったので久々に姫路の映画館に最近封切されたアニメ『ドラえもん のび太のK-1初参戦』を観ようと思って姫路までバスに乗って行った。すると駅前のヤマトヤシキのあたりが何だか騒々しいので、『ドラえもん のび太のK-1初参戦』の上映時間にはまだ間があったので野次馬根性に任せて何が起きたのかと行ってみたところ人が鮨詰めの状態で入ろうとしておりその傍らでは人々が両脇に大量のトイレットペーパーを抱えて出てきた。
「一体何があったんですか」
「第二次オイルショックです」
「また石油の値段が高くなるんですか」
「本当に大変ですね」
「それは本当にお気の毒です」
「それはそれとしてどうしてトイレットペーパーを買い占めようとするんですか」
「第二次オイルショックだからです」
「いやそれは分かったんですが何故トイレットペーパーを買い占めるんですか」
「これ以上話しかけないで下さい紙が無くなっちゃうじゃないですか先着二百名の特典なんですよ」
そういう不毛極まりない会話が弾んだところで突然神姫バスの停車場から爆音が聞こえてそちらを振り返ってみると煙と炎が舞い上がっていた。一体どうしたというのか。
「あちらは山陽百貨店だからやはりトイレットペーパーが無くなって暴動が起きたようですね」
さっきとは別の人が私に話しかけてきた。全く物騒な世の中だ。私はこんなことはしていられない。『ドラえもん のび太のK-1初参戦』を観なければいけない。今回は特別にミルコ・クロコップがのび太の対戦相手として出演する。コマーシャルで流れていた予告編がカッコ良かった。
「僕はお前を秒殺する!!」
そう言えば『魁!!クロマティ高校』という映画が放映されたそうだがクロマティがクレームをつけたという一件を思い出した。これがアメリカのフロリダ州に1953年という経済的繁栄の最中に生まれた彼の真摯な怒りの発露だったのだろう。全くアメリカ人はやる時は容赦が無い。ワールド・ベースボール・クラシックの審判問題を考えてみたら分かる(私は見ていないのだが)。今回の第二次オイルショックもアメリカが抱える経済的な病巣のせいだろう。
「どうしました?」
さっきの人が話しかけてきた。私は話しかけられてきたことを忘れていたので慌てて思考を元に戻した。一旦脇に逸れた思考が元に戻るまでに15秒かかるという話を聞いたことがある。その15秒間が命取りになるかもしれないので用心する必要がある。私は腰に挿した日本当の柄の手ごたえを確かめた。ちなみに私はいつも日本刀を持ち歩いているので(例えば自動販売機の下に落ちたお釣りを探したりする目的で)三島由紀夫に間違えられることが多い。
「第二次オイルショックだそうですね」
「そうみたいですね」
「あちらでもトイレットペーパーが売れてるみたいですね」
「そうみたいですね」
「何故オイルショックが起きたらトイレットペーパーが売れるんでしょう?」
「そうみたいですね」
「紙は石油から作られているんでしょうか?」
「そうみたいですね」
疑問が解決したので私は本来の目的を思い出して『ドラえもん のび太のK-1初参戦』を観に行った。すると何かおかしい。よく観ると出ていたのはミルコ・クロコップではなく長州小力だった。
「橋本ぉー!!」
「僕は野比のび太だよ」
何だか力が抜けてしまったので家に帰ろうと思い神姫バスの停車場に向かったところバスが一台もない。そういえばオイルショックと聞いていたがガソリンが尽きたのだろうかと思い事務のおばちゃんに聞いたところ今日のバスはもう全部出てしまったといわれた。それで一夜を過ごすためにひとまず手近なビジネスホテルに泊まった。今そのホテルから書いている。ここは13階なのだけど窓の外に頭頂部から砕けた灰色の脳味噌を飛び散らした黒髪の痩せた女が般若のような形相でこちらを見ていたのでとりあえず日本刀で切ってみたらそのまま落ちていった。
「のび太おじいさんとジャイ子を結婚させてはならない。のび太おじいさんは会社を立ち上げ、子孫さえも逃れることのできないような大きな借金を残した。これがどういうことだか分かる?のび太はジャイ子との結婚によって変わったんだ。それこそ、天地をひっくり返すような大物に。だからこそ、巨額の資金をのび太おじいさん個人の力で動かすことができたし、会社も世界に名だたる大企業になった。でも、のび太おじいさんは、、、経営者としてはやさしすぎたんだよ。結局、最後にはめられて、責任も借金も全部負っちゃって。あの会社を丸焦げにした火事は事故なんかじゃなかったんだ。のび太おじいさんはそれを知った上で、、、。」
「それが、のび太さんが本来愛したはずの人と引きはなす理由だというの?あんなにたくさんの子宝にも恵まれて、死ぬ間際には親族が百人以上も集まったっていうじゃない。それで何が不満なの?」
「ドラミちゃん、君も分かってるはずだよ。のび太おじいさんがごく普通の人間でさえあってくれたなら、何も悲劇は起こらなかった。」
「剛田さん、だからって、自分のご先祖さまをダメ人間にするためにお兄ちゃんを送るなんて、ひどすぎるわ。火事を止めればいいだけの話じゃない!」
「な、なんですって!?」
「タイムテレビで当時の様子を見たんだ。すると、ジャイ子おばあさんが変な様子で会社に入って行って事務室に火を付けたんだ。」
「そ、そんな、、、。」
「僕だって信じたくはなかったさ。でも、僕のご先祖さまのせいで、のび君の一族が苦しめられていると思うと、僕は居ても立ってもいられないんだよ。だから、ね。協力してくれるよね。今度生まれるセワシくんのおもりとして、君とドラえもんにのび家に入ってもらいたいんだ。」
「わかったわ。」
.....
しかし、どうしても納得できなかったドラミは独自に会社丸焼け事件の調査を開始した。当時、のび太の会社が東南アジア進出に向けて日本やアジア諸国と関税の撤廃や、出入国の自由化に向けた運動を展開していた。これにより、アジア諸国が連携して巨大なアジア経済圏を形成することで、欧米列強が形成する経済圏に対抗が可能であると、アジア諸国では期待を寄せられていた。しかし、それを心よく思わない欧米列強の閣僚たちはCIAを筆頭に特別チームを編成。まず、アジア連携の先駆けとなる、野比グループのアジア撤退を目標に作戦行動を開始していた。その一方で、欧米からの妨害工作を予期していた公安9課は、日本の自衛隊内部で蔓延しはじめた新型の電脳麻薬とCIAの関係を疑いはじめる。
また、当時汎用型の重機として民間の間でも一般化していたレイバーが突然暴走しはじめる事件が多発する。特車二課は事件に対応しているうちに、暴走したレイバーに共通しているのは最近新発売されたマッハシステム社のパイナップルOSを搭載していることを突き止める。そこでOSの開発者であるスティーブンを調査するが、本人はOSがウィルスによって不正操作されていると主張。事件は行き詰まっていた。
その時、新型電脳麻薬によって錯乱状態におちいった自衛官が開発中の作戦行動用新型レイバーに乗って、夜の繁華街を暴走する。すぐさま特車二課がイングラムで対応するが、新型レイバーの前に全く歯が立たない。
その時、電脳麻薬を追っていた公安9課のチームは繁華街の監視カメラから現場を偵察していた。
[途中省略]
逮捕した自営官とレイバーを調査したところ、電脳麻薬とレイバー暴走の関連性が立証された。そしてその自衛官の麻薬入手ルートから一人の人物が浮かびあがる。それは近年、アジア諸国の連携に多大な貢献をしている大企業、野比グループ会長「野比のび太」という男だった。
[以下省略]