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2014-06-22

蓮子様の上京は1泊4日か2泊5日の強行日程

蓮子様がはなと会うために許された時間はたった一晩だった。せっかく上京するのに、もっと時間を取ればよいのにと思わなくもないが、1919年(大正8年)というのはそういう時代だったのかもしれない。

以下、想像翼を広げて書いてみた日程表である(または、とあるのは下関前泊の場合

1日目(または2日目) 下関発 9時50分 急行4列車(車中泊)

2日目(または3日目) 東京着13時30分 安東家泊

3日目(または4日目) 東京発 8時30分 特別急行1列車(車中泊)

4日目(または5日目) 下関着 9時38分

今日ではヨーロッパアメリカあたりへのとんぼ返りに近いだろうか。

蓮子様の上京は1泊4日か2泊5日の強行日程 - 場の空気は斜め読み

2013-10-28

伝説の「はてな村」を探して

どこへ行っても愚痴を吐く場所などなく、伝説の「はてな村」を探しに始発電車に乗り込んだのは土曜日のことだった

どんどん山奥の方へ電車は進む そんな場所にも人はいてなぜか道路カセットコンロに置かれたやかんがあり

車中泊でもしているかのようなおじさんとふと目が合った

川は翡翠色、川沿いの谷はまだ緑が濃い

そんな谷を何駅過ぎただろうか忘れてしまった頃乗り継ぎの駅に着いた

山中にこんな歴史文化を感じさせる集落があることに驚きながら、乗り継ぎ目的地に付いた

ここは何かの聖地らしい 猫を描いた看板があった

「犬でなく猫か・・・それではここははてな村では無いのだな やはり銀の鍵の門を越えないと行けないのか」と落胆して事を済ませ帰途についた私

「次に来る時は観光がしたい」「明日仕事でなかったら終点まで行ってみたかった」と思いながらパンフレットを熟読する

同じ電車に乗り合わせた山の人が話しかけてくれた

その人の話によると人が集まっていたので途中で写メった洞窟は大昔のお墓だったらしい

その土地歴史や由来について色々教えて貰ったので帰りは楽しかった

観光計画を立てようと「地名」で検索したら、その土地では有名な歴史研究者だったらしい いきなり一ページ目でその人のアイコン出てきた

その人が情熱を傾けている事の話を伺うのは楽しいね 誰も居ない山の中で大声で愚痴りたいという気持ちも一時的に消えた

カール・ブッセが詠い、上田 敏が訳した「山のかなた」を口ずさみながら家路に着いた

今回の探求でも「はてな村」は見つからなかった しかしいつか必ず見つけてみせる伝説の地「はてな村」を

2012-09-02

現実逃避の一環として、北海道旅行妄想している

現実逃避の一環として、北海道旅行妄想している。

時間を気にしないで海沿いにぐるっと周ってみたい。徒歩はさすがに飽きそうだ。じゃあ自転車オートバイ、いや、なんだかんだいってレンタカーが一番かな。車中泊もできるし。

検索すると体験談もざくざく出てくる。その一つに、オーストラリアツーリングの話が載っていた。グーグルマップを見ても驚くほど何もない、ナラボ平原。無人の砂漠を1200km走破。

しかし、ここまで考えて気がついた。お金時間があれば可能なことしか考えられない、自分の器の小ささに。

アマゾン河をカヌー遡上とかサハラ砂漠横断とか、冒険旅行は他にもいろいろある。でも、なんとなーくできそうな、なんとなーくどこかで聞いたことのあるようなことでないと、妄想しても実感がわかず、楽しくない。結局のところ、独創性が乏しいのだ、おれは。それは、イマジネーションの欠如、というより、他人の話を身を入れて聞くという体験の欠如に由来している。いや、他人への共感の欠如を意味していると言っていいだろう。

しかし、楽しい妄想タイムの筈だったのに、どうして自己否定の方向に行ってしまうのであろうか。

2011-05-05

女のソロキャンパー

軽井沢キャンプ場で女子会キャンプやるので参加者募集みたいな貼り紙を見た。

そこのキャンプ場のオーナーと話しをしたら近ごろ女のキャンプ流行ってるらしい

道具を一切持たずテントも張ってもらえる姫キャンプなる集いもあるそうな。

そんなイベントキャンプが行われてるのは整備されたキャンプ場だろうし、行動範囲とは被ってないんでまあ関係ないかなと思って無関心でいた。

だけど女のソロキャンって、どういうつもりなんだ?と思う。

山で縦走しててのテン泊ならまだ理解出来るんだけど、日程的にやむをえずとかじゃないのに、女がわざわざソロキャンプをする意味わからん

まさか「キャンプをする人に悪い人はいない」とでも思ってるんだろうか。

車中泊やユースハウスでも大して費用は変わらないだろうに、なんでソロキャンをわざわざすんの?

性犯罪助長するような行為にしか思えない。


一昨日、久しぶりのキャンプに行った。ツレと一緒だったんで、普段の行動範囲とは別の奥多摩のテン場に泊まったら、次の日の朝テン場がざわざわしてた。

連休中で家族連れも何組かいたし、ファミリックな雰囲気のテン場だったんだが、不穏な空気

様子を見たり他のテントの人に聞くうちに事態が判明した

テン場には女のソロキャンパーがいた。本屋で見かけたランドネの表紙に載ってそうな服で、目立ってた。頭にハチマキの巻き方でインディアンみたいな紐を巻きつけた。ツレが言うにはヒッピースタイルしいがよくわからん

騒ぎの中心はその女キャンパーで、前日緊張で眠れなかったんだと。そんで具合が悪くなったんだと。緊張で眠れなった理由は隣のテントの男(大学生ぐらい?)が怖かったんだと(実際は何も遭ってないようだがジロジロ見られたり、足を見られたりしたと言っていた)

不審者扱いされた男が実際のところどうだったのかは誰も知り得ないことだったので、女の証言のみで男が窮地に立たされていくのがわかったが、管理人が女をなだめてなんとかひと段落した

男はすぐに荷物をまとめて発った。

実際のところどうだったのかはわからない。でも彼女が怖いと感じる体験をしたのは事実だろうから、これに懲りてソロキャンやろうなんて考えないといいな。

濡れ衣ってこともあるしね。

2011-03-15

都心でも

買い溜めしている情弱、多数です

妹の友人のお母さんがスーパーバイトしているんですが、

在庫したらすぐ買い占めるバカが多いから、倉庫在庫を出していない」

ってことを言ってました

本当にほしい人が買えない、という批判もあると思いますが、

はっきり言っていまの事象は「ブーム」的な要素が多いかと。

あと、トラバでもコメントあったように肉や魚、野菜は売れ残ってるのよね。

新宿区停電しない予定なのに。

そういう恩恵を受けさせて貰っているにもかかわらず、そういう行動に出る。

トイレットペーパー売り切れるとか、もうホントどうかしてるぜ!?(あれ?)

昨夜友人とガソリンスタンドを通った際、300m位の長蛇の列が。

まだ余震が来るんだよ?そんなにガソリン入れて、東京を焦土にしたいの?

津波後の火災見てないの?

「何かあったらいけないから」って思ってる?

つーか何かあったらクルマつかえねーよ??

ごめん、ホントに馬鹿なんじゃないの?

もっと冷静に考えようよ。

地方の方のように、生活必需品なら、わかる。

でも、そのスタンド新宿区百人町だよ?

都心よ?

行列にはピカピカのジャガーXJとかレクサスLSRXEクラスなどなど。

ピカピカ=車庫内駐車です(ウチの車は花粉だらけw)。

乗らねークルマガソリン蓄え、商用で使う人達を逼迫→さらに経済活動・物流を圧迫。

自己中のクソ虫どもめ。

何考えてるんだか、ちょっと理解できません(汗

車中泊対策?

ってことはアイドリングしっぱなしにするの??

あー理解できん!

都心でも

買い溜めしている情弱、多数です

妹の友人のお母さんがスーパーバイトしているんですが、

在庫したらすぐ買い占めるバカが多いから、倉庫在庫を出していない」

ってことを言ってました

本当にほしい人が買えない、という批判もあると思いますが、

はっきり言っていまの事象は「ブーム」的な要素が多いかと。

あと、トラバでもコメントあったように肉や魚、野菜は売れ残ってるのよね。

バカか、ホント。

トイレットペーパー売り切れるとか、もうホントどうかしてるぜ!?(あれ?)

昨夜友人とガソリンスタンドを通った際、300m位の長蛇の列が。

まだ余震が来るんだよ?そんなにガソリン入れて、東京を焦土にしたいの?

津波後の火災見てないの?

「何かあったらいけないから」って思ってる?

つーか何かあったらクルマつかえねーよ??

ごめん、ホントに馬鹿なんじゃないの?

もっと冷静に考えようよ。

地方の方のように、生活必需品なら、わかる。

でも、そのスタンド新宿区百人町だよ?

都心よ?

行列にはピカピカのジャガーXJとかレクサスLSRXEクラスなどなど。

ピカピカ=車庫内駐車です(ウチのパサートさんは花粉だらけw)。

乗らねークルマガソリン蓄え、商用で使う人達を逼迫→さらに経済活動・物流を圧迫。

自己中のクソ虫どもめ。

何考えてるんだか、ちょっと理解できません(汗

車中泊対策?

ってことはアイドリングしっぱなしにするの??

あー理解できん!

2010-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20100912110753

昔は、社会を論じるハイソな中上流の目に下流相手のビジネスが映ることはなかったんだよな。自分でその商売やっていない限りは。

今は可視化されているから論じられるってことで、社会が劣化しているわけではないよな。

車の件はどうだろうな。

かつては下流が車を一台しか買えなかったから下流ビジネスなんかできなかった。下流の若者でも一人一台持つ環境になって下流に照準を合わせられるようになったかと。これ自体は劣化になるのか疑問だな。

で、フルフラットは、SUVだったかボックスカーだったか、何にしろ中流向けレジャー向けに売りだされたんじゃなかったかな。「恋愛仕様」っつー宣伝文句で売ってたぐらいだから元々カーセックス用ではあるが、中流向けで、ホテル代浮かす趣旨とは捉えられてなかったような。それが今は宿泊費を浮かす車中泊ホテル代を浮かすカーセックス用と捉えられているなら、そこはまあ劣化と言ってよさそう。

2010-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20100519001025

俺の嫁は画面の中!…という悟りの境地に入った台詞はまだ言えんが、

趣味とかと照らし合わせると彼女がいるといくつか出来なくなるものがあるんだよなあ。

オンボロ軽自動車での車中泊旅行とか、自転車で汗だくになりながら隣県まで行くとか。他人に気を使うのが辛そう。

彼女が出来ればそういうのも気にしなくなるんだろうか?

 

でもやっぱ孤独死は怖いな。その為に女性と一緒になるってのもなかなか失礼な話だけど。

2010-01-16

女の子ひろった  追記あり

 夜の海岸線を走る国道女の子をひろった。

 ビニール傘をさして雨の中をとぼとぼと歩く姿が、ヘッドライトの中で片手を大きく上げるので速度を落としたが、女性であることに気づいて、クラクションを鳴らして通り過ぎる。

 大の男が女性ヒッチハイカーをひろうわけにはいかないわけだし、旅の途中でもあるわけだし、だいいち予定をずいぶん超過しているわけだし。ちらりとデジタル時計を見ると、九時をだいぶ回っている。周囲にヘッドライトは見えない。しかたなく路肩に車を停め、僕は傘をさして反対方向へ走り出す。

大丈夫ですか? あいにく男なんです、それに」

 駆けより弁解しようとして、言葉が途切れる。ヒッチハイカーの二十歳前後女性は小柄で、その細い肩を小刻みに震わせていた。

大丈夫?」

 顔色をのぞきこむと彼女くちびるがかすかに動く。さむい。

 歩ける? じゃあ、車まで、距離あるけれど。縦に首を振る。それでとぼとぼとついてくるのを振り返りながら車まで歩き、助手席に座らせてヒーターを全開にした。

「この道、ぜんぜん車とおらないですよね、国道なのに」

 できるだけ声をあかるくして後部座席からバスタオルを出して、渡す。沈黙を消すためにラジオをつけると、朝のドラマのあかるいポップソングが流れだす。ポットにホットコーヒーの残りがあったのを思いだして、それを注ぐと白い湯気がのぼり、カップを渡すとふるえる手がそれを受けとる。車内灯をつけて地図を広げる。

「どこまでですか? 駅まで送りますよ。ここから歩くとずいぶんありそうですし」

大阪。いきますか、大阪?」

 宮城に入ってからずいぶん走った気はしていたが、さすがにぎょっとしてコーヒーをすする彼女の顔をみつめる。ふしぎそうな視線がこちらをちらと見る。

「あ、ええ、大阪も回るつもりですが、ずいぶん先ですよ?」

「友達がいるんです」

 ああ、家出かと得心がいき、何も荷物も持たずに海岸線を歩いていた理由がわかったような気がした。大学生ならばまだ夏休みも少しは残っているし、家を飛びだして高校時代の親友の家に転がりこむなんて算段もするだろうし、お金がないからヒッチハイクなんてことも考えるかもしれない。それでもこんなオフシーズン大阪行きの車などめったになく、それで車を乗り継ぐうちに時間切れのように雨降るひとけのない国道に取り残されたのではないか、そんなことを思う。

「どうも」

 カップが差し出されて、ポットをしまい、思いだしたように車を出す。

「とりあえず、今日仙台まで行く予定だったんです。だからどのみちそこまでは行きましょう。大阪はどうするかはともかく」

地図見ます」

 それでふたりで納得して、ヘッドライトが照らす濡れたアスファルトを見つめながら、静かなラジオに身を任せる。夜のニュースが始まり、あいかわらず政治の話題が伝えられる。それを片耳で聞きながら、ハンドルを指先で叩く。久しぶりの信号で停車すると彼女が訊いた。

「行くんですよね、大阪?」

 ちらと見るとタオルで濡れた腕をぬぐっている。青信号にあわててアクセルを踏み、それから思いだしたように言葉を繰り返す。

「ええ、ですが、大阪に着くのはずいぶん先ですよ?」

 彼女は小首を傾げるがそれも無理はなかった。

 僕は今、ながいながい旅の途中でそれは生まれてはじめてする長い旅行。先月やめた仕事で貯めたお金をはたききって、日本中をまわろうと思っていた。小さな軽と二ヶ月はふらふらできる貯金、あとは地図だけあればなんとかなるというそんな旅。そんな自分勝手ができるのはおそらくこれが一生に一度で、この旅が終われば、山形実家の酒屋を継ぐ。やっと都会のやくざ仕事から足を洗って帰ってきた息子の計画を両親は二つ返事で了承し、思う存分遊んでこいなどと、背中まで叩いて送り出した。

「どれぐらい先ですか?」

「さあ、計画決まってないんです。ふらふらしているだけで」

「じゃあ、大阪へ向かってくれないんですか?」

「え? あ、まあ」

 いいにくそうにしていると赤信号彼女と視線が合う。びっくりするほどきれいなまなざしが向かってくる。それで正直に言うことにした。

岬めぐり、してるんです。全国のあちこちの岬をめぐって写真を撮ろうと思っているんです。だから、大阪にはいつ着くかなんてわからないんです」

 彼女はきょとんとしていたが、おかしそうに笑う。

「楽しそうですね、岬めぐり。ちょっとベタだけど」

「こういうのはベタなほうがいいんです。あんまり考え込んでも面白いことなんてないんです。考えるより車を走らせた方がいい。面白そうな岬をめぐってみたほうが、ちっぽけな自分がわかるんです。考えている時間もったいない。走っている間にいくらでも考える事なんてできるんです。それに岬めぐりは、日本人青春伝統みたいなところがあるし」

「そうなんですか?」

 え、まあ、とつぶやきそれから彼女は知らないのだと気づく。

「歌があるんですよ、有名なフォークソングで、岬めぐりって歌が」

 僕はそう言って、覚えてきたその歌をうたい始める。父のカセットテープで何度も聴いた曲。子供の頃のドライブの定番で、それはとても懐かしく、自分人生を振り返っている心地になる。へたくそな歌を遠慮がちにくちずさむ。指でリズムを刻むと、やけっぱちの冒険心が刺激される。

失恋の歌ですね」

 えっと彼女を見て、ああとあわてていう。

失恋旅行している訳じゃないんですよ?」

 小首を傾げるので、少し迷って話す。

仕事やめたんです、東京の。それで実家の酒屋を継ぐんです、山形の」

 わかったのかわからないのか、へぇ彼女は呟いたがそれでも地図には目を落とし、だいぶ増えてきた街灯の明かりにそれをかざす。ここ、右です。それでだいぶ仙台市内に入ってきたことに気づく。ラジオ深夜放送になっていて、誰かの語りがイタリアの今についてしきりに話していた。彼女はもうタオルで拭くのをやめていて、少し暑い気がしたのでヒーターを弱める。海岸線をまわる旅だったからか仙台きらきらした人工の宝石のように見え、だいぶ安堵感が戻ってきて、気安く彼女に言う。

「どこかに泊まってください。お代は出すので。僕は車に泊まりますから。大阪の話は明日しましょう。どちらにしても今日は無理です」

「え? ああ」

 困ったように迷い込む彼女を眺めながら、考え込む。

(なんなんだろうなあ……、この子は……。得体が知れないというか、自分以外の世界がまったく見えてないというか。こっちがまったく見えていないような気さえする)

 まあ、でもそれは今日限りの事で、きっと彼女仙台で都合をつけて、高速を走る大阪行きの車にヒッチハイクするのだろうと、そう思ってまあこれぐらいはよいかと思う。

「でも、これ、あなたが泊まるためのお金ですよね?」

「ん……、まあ、僕も泊まってもいいのだけど、そうすると見知らぬ男と部屋は別でも同じ屋根の下っていやですよね? だったら節約した方がいいじゃないですか?」

 正直に言えば車中泊はもう慣れていたし、無理におなじところに泊まるほうが心理的な圧迫感が大きかった。なので、僕の提案は僕にとっての最善であり、これは僕の都合でそれが好ましいのであり、彼女に対して何かをしているわけではなかった。

 それでも彼女はしぶしぶシティーホテルに部屋を取り、僕はその駐車場で眠った。

 朝のラジオが鳴り、リンドバーグの歌で午前八時がやってくる。

 僕は駐車場でのびをして、体をひねってみて、コンビニででかいヨーグルトを調達してスプーンでそれをすくう。ラジオ健康体操の話で、ダッシュボード地図を眺めながら、それを聞く。何か正直仙台まで来てしまったことが、まずい気さえしてきてしまう。もうちょっと前によい岬があったのではと。ノートPCを立ち上げて、あれこれと調べはじめる。昨日撮ったデジカメ画像を移しながら、ヨーグルト片手にそれをチェックしていく。この朝の作業はあんがい楽しいコンコンと窓ガラスが鳴る。視線を上げると彼女が笑っていて、窓を下げた。

大阪までお願いします」

 どういうつもりだろうと思ってしまう。

「あなた、とても優しい人だし、それにとても善良だから」

半月ぐらいかかるかもしれませんよ?」

 彼女はにっこりと笑った。

 ■シリーズリスト

 ・女の子ひろった

 http://anond.hatelabo.jp/20100116012129

 ・これこそ逃避

 http://anond.hatelabo.jp/20100119221742

 ・すごい彼女

 http://anond.hatelabo.jp/20100123005026

 ・ふたつ恋した

 http://anond.hatelabo.jp/20100204210025

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