2013-10-28

伝説の「はてな村」を探して

どこへ行っても愚痴を吐く場所などなく、伝説の「はてな村」を探しに始発電車に乗り込んだのは土曜日のことだった

どんどん山奥の方へ電車は進む そんな場所にも人はいてなぜか道路カセットコンロに置かれたやかんがあり

車中泊でもしているかのようなおじさんとふと目が合った

川は翡翠色、川沿いの谷はまだ緑が濃い

そんな谷を何駅過ぎただろうか忘れてしまった頃乗り継ぎの駅に着いた

山中にこんな歴史文化を感じさせる集落があることに驚きながら、乗り継ぎ目的地に付いた

ここは何かの聖地らしい 猫を描いた看板があった

「犬でなく猫か・・・それではここははてな村では無いのだな やはり銀の鍵の門を越えないと行けないのか」と落胆して事を済ませ帰途についた私

「次に来る時は観光がしたい」「明日仕事でなかったら終点まで行ってみたかった」と思いながらパンフレットを熟読する

同じ電車に乗り合わせた山の人が話しかけてくれた

その人の話によると人が集まっていたので途中で写メった洞窟は大昔のお墓だったらしい

その土地歴史や由来について色々教えて貰ったので帰りは楽しかった

観光計画を立てようと「地名」で検索したら、その土地では有名な歴史研究者だったらしい いきなり一ページ目でその人のアイコン出てきた

その人が情熱を傾けている事の話を伺うのは楽しいね 誰も居ない山の中で大声で愚痴りたいという気持ちも一時的に消えた

カール・ブッセが詠い、上田 敏が訳した「山のかなた」を口ずさみながら家路に着いた

今回の探求でも「はてな村」は見つからなかった しかしいつか必ず見つけてみせる伝説の地「はてな村」を

  • 知らねーのか。そんな村は都市伝説だ。 危ない人が、見えたぞーここで遠足楽しむぞー!と叫んでたりするけど、 みんなドン引きしてるだけ。

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