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2013-05-09

Webサイトソースコードを全てプリントアウトしたことはありますか?

"Hacker News"のコメント欄から気になるものがあったので全訳してみた。

文系からプログラマーの道に入った自分的に、琴線に触れたので。

ニューヨーク証券取引所とある企業株式売買の様子を0.5秒だけ映像化した動画を見た人の感想です。

https://news.ycombinator.com/item?id=5678116

日本語

いつだったかソースコードを全部印刷したことがあるよ。その時のソースコードASPHTMLCSSJavascriptで、僕の雇い主の最も重要Webサイトホームページを1ページ読み込んで出力したんだ。僕は紙を一枚一枚テープで繋いで壁に吊り下げた。

同僚と貴重な意見を交わすことができたね。技術に明るくなかったみんなは(大半はそうだったけど)凄く驚いてたよ。彼らが毎回ホームページをロードするごとに(1秒以内の短い時間で)こんなにも多くのテキストが読み込まれ、実行されることにね。

そんなことをしてどんな意味があったって?プリントアウトしたことが僕たちの会話に一定した感情的な緊張をもたらすのに役立ったんだ。1ページを読む裏で行われてる複雑なことに直に対面したことで"今すぐにやって、簡単でしょう"とプロジェクトに要求することが困難だってわかったんだよ。

同様に、高頻度で取引を行う果てしないスピードと複雑さに焦点をあてたこの話(注: HNトピックです)も、疎外感や恐怖といった感情的な緊張をもたらすのを助けてるね。"誰もコントロールできない技術暴力を解き放ったかもしれない"と、反射的にフランケンシュタインターミネーターと争ったのと同様の契機になるかもしれない。

でも、テクノロジーに対して思慮と公正さをもって対峙すれば、もちろん、そんな気持ちは起きないのだけど。僕らのくだんないパンフレットのようなウェブサイトが行き着く先はそんなに複雑じゃないと思ったよ。

原文

One time I printed out all the code--at that time ASP, HTML, CSS, and Javascript--that got executed for one page load of the homepage of my employer's primary website. I taped the pieces of paper end-to-end and hung them on my wall.

It made a great conversation piece with my coworkers. Non-technical folks (most of them) were astounded that so much text was being interpretted and executed every single time they loaded the homepage (in less than a second).

What was the point? It helped set a certain emotional tone to our conversations. Folks found it a lot harder to demand their project be done "right now, it's easy" when directly confronted with the complexity behind a single page load.

Likewise, stories that highlight the immense speed and complexity of high frequency trading help set an emotional tone of alienation and fear. It helps trigger the same reflex Frankenstein and The Terminator played off of: "maybe we're unleashing technological forces that no one can control."

But of course if you are well and truly versed in a technology, that feeling goes away. I knew that our crappy brochure website was not very complicated as websites go.

雑文

後半になるほど、訳が拙くなっていくのは大目にみてください。

たぶん多々あるはずの間違っている箇所、ニュアンス違いは突っ込み大歓迎です。

インフォグラフィックス、なんて言葉ができて久しいけど(今じゃこんなサイトであるんだね)、

僕が初めてこの言葉を知ったのはウェブではなく、生物学だった。

バイオインフォマティクスについて、東大サイエンスカフェに聞きに行った時、

この学問は「生物」と「情報」が融合した学問だけど、さら美術と融合させるような試みも

欧米ではあるんですよ、みたいな話を聞いて、美しく染め上げられた生体写真幾何学的な何かのノード写真

研究成果をこうやって示す方法があるのだと衝撃をうけたのをよく覚えている(...内容は忘れました、すみません)。

そんなインフォグラフィックスは、美術的なセンスと才能と技量が要求されるけど、

ただ単にプリントアウトして見せるだけでも、クライアントを説得するには十分だと

このコメントを読んで、その素朴さにはっとなった。

試しにTwitterのホーム画面でソースコードを見たら、2200行あった。

これにロードされるjavascriptライブラリCSSを加えたらどうなってしまうんだろう。

まらないプリント機を想像して、さすがにやめました。

僕は今、テクノロジーの詳細がわけ分からないという普通の人の感覚を抱きながら一方で、

ティム・バーナーズ=リーがWWWを考案してから積み上げられてきた技術資産を前に途方に暮れている。

おそらく技術屋として中途半端から、こんなないまぜな気持ちなのだけど、

今日IDEが示すままに分け分からないAPIを叩き続けて仕事をしているわけで。

どこかでこの訳が分からないと頭を抱えたくなるような感覚を克服しないと、歳取ったらまずいなぁ。あはは

2013-03-18

ヤフー知恵袋って、(専門家以外の)世間平均一般人リテラシーレベル可視化してくれる「優れた」ツール

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1046446270

原子力って結局、お湯沸かすだけなんですか?

>詳しくないんですが、聞いたら原子力発電とかはプルトニウム核分裂させた熱でお湯を沸かしてるだけだと聞きました。

>これが将来、地球上でエネルギーとして使うなら、核融合炉や反物質炉が出来ても、薪の代わりにお湯を沸かすだけなんでしょうか?

>追加で、鉄腕アトムなんかも体の中でお湯を沸かす設計なんでしょうか?

つくづく思うが、科学議論の場って、極めて専門化・深化して、ともすれば「専門バカ」が進行しがち。

学会とか論文の査読なんかも専門性極北だし、科学者がわかりやす市民に伝える、という

市民科学講座」とか「サイエンスカフェ」なども、市民側は「多少は科学リテラシーが高い市民」が集いがち。

偏差値で例えれば、偏差値80の専門家が、偏差値55の市民に語る、という構図。

そういう場を設けることで、偏差値55の市民偏差値60に引き上げられる効果は認めるが、

他方で市民一般のリテラシーの引き上げには繋がらない。

また、偏差値80の専門家も、偏差値55の「扱いやす市民」を相手にするのだから

専門バカは解消しない。

偏差値55の、市民講座に参加するような市民は、言ってみればお利口な市民から

専門家がびっくりするような斬新な視点は、なかなか出てこない。

一方、知恵袋って、玉石混交とか、質問数が多すぎて回答付かないケースが散発しているとか、

数々の問題点を孕んだフォーマットではあるが、唯一最大に評価できる点は

リテラシー50未満のド素人が、臆せずに気軽にセミプロ質問できるフォーマットである点。

原子力って、お湯沸かすだけなんですか?なんだかがっかり・・」という視点は、

市民講座に集うような原子力偏差値55~60のお利口な市民からは、決して出てこない。

恐らくこの知恵袋質問者原子力リテラシー偏差値は50未満だと思うが、

からこそ、このような斬新な視座で質問がなされたんだと思う。

そして、原子力リテラシー偏差値80の専門家も、この質問は「目からウロコ」だったに相違ない。

こういう偏差値50未満の一般市民とサシでやり取りするようになれば、専門バカも徐々に矯正されていくんじゃないか?と思う。

また、

原子力リテラシー偏差値50未満の人って、こんな風に原子力見てたんだ」

ということも、可視化されていて面白い

個々のブログツイッターでも一部可視化されているのかもしれないが、より鮮明に可視化できているのは、

やはり知恵袋だろう。

偏差値50未満の人が質問し、偏差値60以上の人が回答する」というフォーマットなので、

上位リテラシー市民と中下位リテラシー市民がくっきり対比できる。

人力検索はてな、も質問サイトだが、人力は、質問者結構リテラシー高いケースが多いので、

 中下位リテラシー可視化効果は高くない)

2009-06-19

お見合いおばさん、ならぬサイエンスコミュニケーター 全国で募集

 理系離れ対策は「サイ活(サイエンス活動)」から——。政府は近く、若者研究現場との橋渡し役となる「サイエンスコミュニケーター」を募集する。

 これまで地域大学単位サイエンスカフェなど科学の普及に取り組んできた国内の大学NPO市町村などが互いに連携する「にっぽんサイエンス応援団+(プラス)」(仮称)を、国が新たに組織。そこでサイエンスコミュニケーターが情報を集約し、将来ある若者研究室との「出会いの場」づくりをするという構想だ。

 サイエンスコミュニケーターはNPO法人雇用してもらう。「視野が広く、柔軟な人になってもらいたい。年齢や性別、既婚未婚は問わないが、博士号取得者に期待する。ただし予算には期待しないでほしい」と国の担当者

 国によると、国内の大学の理工系学生の割合(平成20年)は男子12%、女子7%。いずれも文系学生の割合を大きく下回っており、10年前と比べると男性は2ポイント女性は1ポイント減っている。また、博士号取得者の就職率は63%(平成20年)で、博士就職問題が深刻な問題になっている。大学院重点化政策尻ぬぐい課の担当者は「博士就職の場をサイエンスコミュニケーションの場にも広げることで、これまで接触のなかった人どうしが出会え、博士就職問題および理系離れ解消にもつながる」と安易に期待している。(多重杏奈


Inspired by 「お見合いおばさん、ならぬコーディネーター 山形募集http://www.asahi.com/national/update/0618/TKY200906180321.html

*これはフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。

統計資料:平成20年学校基本調査http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/08121201/index.htm

BTJジャーナル2008年9月http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/#btjj0809

2008-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20080724141526

だからオライリーカフェとかサイエンスカフェとかをもっとつくろうよ。

私設図書館って日本ってほとんど皆無だよね。

日本だと僕は壁一面を本棚にしました!みたいな人がどうだのび太うらやましいだろ!で終わっちゃう。

漫画喫茶はある意味、先がけだとおもうんだけどどうよ。

貸本業ということでチェックアウトするといろいろ厳しいけど、

飲食費ということでチャージすると楽ちん。

もともとサロン文化とかってそういうシェアと同程度の暗黙知をもった人たちの場の交流から生まれたとおもうんだ。

 
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