はてなキーワード: KKoとは
理解のある彼くん
発達障害や機能不全家庭で育った女性がTwitterに書くエッセイ漫画の最終回はだいたい「いろいろありましたが今は夫と子供に恵まれ幸せです」となりがちなところから生まれた揶揄。
直接的な意味は「メンヘラ女の世話をする男」であり、全くいい意味ではない。
背景として「女は発達障害やメンヘラでも男を捕まえて結婚できるのに、男は弱者男性(後述)になったら結婚もできないし幸せになれないのでズルい」という考え方がある。
使用例として、女性が闘病や発達障害などの話をして恋人や配偶者の話が出てくると「また理解のある彼くんオチか!」とコメントをすることがある。
なお「理解のある彼女さん」が存在しないわけではなく、身も蓋もない言い方をすればメンヘラ気質の男性を支える女性も山ほどいるのだが、メンヘラ気質の男性はエッセイ漫画をTwitterにアップしないので観測されにくいというところがある。
女性差別に対する言論に「しかし男性もつらい」という声をあげると「男性は基本的に強者だから弱音を吐くな 」という言論が出たことから強者のスキルとされる「腕力」「経済力」「ルックス」「コミュニケーション能力」などが著しく欠けている男性に対して使用されるようになった。
主に女性差別に対抗するような話の時に使用されやすい。「女性の賃金が低いのは差別だ」「しかし弱者男性も賃金が低いので差別ではない」というような話が延々と続く。
類義語に「非モテ」「KKO(キモくて金のないおっさん)」「チー牛(チーズ牛丼食べてそうな奴という意味の悪口)」などがあげられる。いずれも自称であるが同時に悪口でもあるので下手に使用しないほうがいい。