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はてなキーワード: BRICsとは

2011-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20110401020959

それは、上に太陽光発電風力発電は大規模化したところでうまみはないと書いたが、家庭レベルの電力であれば話は変わり十分実用に値するため、

実際の所そうでもないけどな。

ソーラーパネル寿命は現状で1020年程度と言われてる。設置費用や製造コストがそれだけで取り返せるかどうか。助成金などでサポートするにしてもそもそも財源が無い。現政府子供手当てを何よりも最優先にしてるような現状だしね。あと、天災で破損した際の補償も今の所無いんだっけか。

いでに言えば、ソーラーパネルの製造自体に大量の電気を食うので、完全国内生産しようと思ったらとてつもなく高価になってしまう。なので結局外国で作ってもらうしかない。今ならBRICsあたりか。それって依存する国が産油国から別の国に変わっただけじゃね?という事にも。

2010-02-17

今世紀に起こること(3)

2025年

2026年

2027年

2028年

  • 世界人口が80億人に達する
  • がん化の機構の解明に基づく治療が開始される
  • このころロシア月面基地が完成する(2028-32年)
  • 10/28 直径1.6キロの小惑星が地球をかすめる

2029年

2030年

  • 9/12 小惑星状物体が月までの距離の11倍にまで地球に最接近

2031年

2033年

  • インドの経済規模が、このころ日本を上回る
  • 中国の総人口が15億人に達する

2035年

  • ドイツ高齢者比率が人口の30%に達する
  • このころロシア火星の有人飛行を実現する(2035年以降)
  • 東アジアの人口が20億6300万人でピークに達し、その後は減少に転じる

2036年

  • この年までに南関東直下地震が70%の確率で発生
  • 黒澤明監督作品の著作権が、この年まで存続する(存続期間を死後38年間とする旧著作権法の規定)

2038年

2039年

  • 昭和時代に生まれた者が全員50歳以上に

2040年

  • 早ければこの年に夏の北極海に氷がほとんどなくなる可能性がある(米国立大気研究センター予測)
  • 東京都熱中症患者数が最大5000人に達する
  • 北極上空のオゾンホールが完治する(南極は2065年)
  • 中国の二酸化炭素(CO2)排出量が、この年までにピークを迎える(2030-40年)
  • 人口減少による貯蓄率の低下で、日本経済の潜在成長率がマイナスになる
  • この年以降、中国の1人あたり国内総生産(GDP)が3万ドルに達する
  • このころ葬儀ビジネスの規模が倍増する
  • 中国が人口ゼロ成長を達成する
  • 国内の年間死者数が166万人に達する(現在の1.5倍)

2041年

2042年

2043年

  • 10/1 日本の総人口が1億人を割る

2045年

2047年

2048年

  • 世界人口が90億人に
  • 乱獲と環境汚染による生態系の破壊が続き、食用になる魚介類のほとんどが地球上から姿を消す(対策がない場合の推計でFAO当局者は否定)

2049年

2050年

出典・参考資料

確定済の「予定」部分

Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/

未確定な「予測」部分

未来年表 : 生活総研

http://seikatsusoken.jp/futuretimeline/

調べたきっかけ

1901年未来予測

http://www.tanken.com/yosoku.html

みんなが望む方向に未来は変わっていくのかも、と思ったため。

2010-02-14

世界はそれでも変わりはしないわけがない

最近経済政治、時事などの勉強を始めました。

理系であるためか、これらのことにはほとんど興味がなかったので、知らなかった世の中の仕組みや日本の現状の多くに驚きます。

1日に何度も驚愕しています。

少子高齢化といわれていますが、40年後には65才以上の人口が40%だそうです。私もその頃には高齢者ですが、日本人の半分が老人だなんて気持ち悪いです。やはり労働人口がたりなくなって外国人が増えるのでしょうか…

晩婚化が進み30代の半分は結婚していないそうです。これでは子どもが減るのも当然です。しかし、日本政府はあまりこれらの対策に意欲的ではないですね。

先進国は景気後退しているなかで、中国を含めた東南アジアBRICs経済成長が著しいようです。悔しいですが、いずれ日本も追いつかれてしまいますね。

若者完全失業率が高く、非正規雇用者の数も非常に多いです。もう終身雇用年功序列制度も崩れ始めているのでしょう。確かにこれでは家を買い子供を育てるような、普通の家庭をもつことすら大変な世の中です。

地球温暖化が進んでいます。というか、もう何をやっても遅いんじゃないですか?温暖化した地球で暮らす術を考える方が現実的なのではないでしょうか。

今まで、社会のことなどろくに考えもしなかった私は、今の日本が、生活が、文化が同じようにずっと続くのだと無意識に思っていましたが、そうではなくこれから日本は大きく変りざるえないようです。

しかし、考えてみれば今の日本も、50年前(1960年頃)の高度成長期の人々からすれば到底想像もできないものでしょう。

私は歴史もあまり好きではないのですが、思い返せば安定した時代よりも戦が多く、文化が変容する激動の時代の方が長かったように思います。

世界は常に変化するのが当然なのでしょう。

これから日本ががどう変わっていくのか、50年後にはどうなっているのかとても不安でなりません。

そして少しですが、どう変わっていくのか楽しみでもあります。

2010-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20100113084450

本当の意味貧困率が上がったのかどうかは疑問。格差は縮小しているんだから、バブル景気からこっち、長らく水ぶくれしていたいわゆる中流層の経済状態が正常値に戻りつつあるとも言えるのでは。

それに、そのような変化がはパイが大きくなったせいで生じたとは言えない。雇用の大半を占める国内製造業雇用環境が低迷し、結果として従業員にしわ寄せが来るのはBRICsの発展に伴う必然だろう。それが短期的なものにとどまらなかったのは、中途退職しづらい日本特有の雇用形態に原因を求めることができると思うが、もしパイが大きくなっていなかったら、さらに致命的な結果を招いたんではないかな?

2010-01-12

このままのスピードで @ikedanob のフォロワー数が増えていけば2014年

フォロワーが2万人を超えた。

去年の9月上旬に3000人で、1万人を超えたのが11月上旬だから、

このペースでいくと来月にはブログの1日のビジター(新旧あわせて3万人)を超えるだろう。

知恵さえ出せば、先進国にも成長産業はまだまだある。

http://twitter.com/ikedanob/status/7655889894

tヶ月後年月フォロワー類似の数字主な出来事
-42009年9月3,000東大合格者数シルバーウィーク厨の出現
-22009年11月10,000失敗したポスドク計画目標ベルリンの壁崩壊から20年。 @ikedanob のバカの壁が崩壊し、ネット世界侵食
±02010年1月20,000ソフトバンクグループ社員@ikedanob が日本の成長産業になる。以後2ヶ月ごとにフォロワー数が倍増
+22010年3月40,000札幌ドーム座席数1stシングルノブハウス」発売。 @ikedanob 全国ドームツアー開始。失神者続出
+42010年5月80,000沖縄宜野湾市人口@ikedanob 普天間基地問題を解決。沖縄に熱狂的に受け入れられる
+62010年7月160,0002010年3月段階で就職が決まらなかった大卒者数成長産業 @ikedanob がフォロワー雇用。一気に日産自動車グループ社員数を抜く
+122011年1月1,280,000沖縄県人口「ゴッドランドノブオ」として日本から独立専制政治で成長路線をとる
+242012年1月81,920,000日本ネット人口「ゴッドランドノブオ」が日本合併吸収。アジア地域随一の成長産業として、BRICsを牽制
+362013年1月5,242,880,000世界人口超時空要塞小笠原諸島近海に落下。統一地球政府初代大統領の @ikedanob 、次の目標銀河系制圧に設定
+482014年1月335,544,320,000銀河系恒星の数@ikedanob が銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴になってキラッ☆

元ネタhttp://d.hatena.ne.jp/orangestar/20090323/1237743581

2009-12-20

ビジネス・生活-1

日本でしか生きていけないと将来破滅するリスクがあるので、世界中どこでも生きていける戦略のご紹介

あなたは、日本依存症にかかっていませんか?

日本依存症とは、日本でしか仕事を得られず、

日本でしか生活ができなくなる、危険病気です。

日本依存症は、国家依存症の一種であり、会社依存症とよく似ています。

会社依存症の恐ろしさとその回避策

会社依存症とは、ある特定の会社でしか通用しないスキルばかり蓄積して、他の会社では通用しない人材になってしまう病気です。

会社依存症にかかると、その会社経営が悪化して、どんどん待遇が悪くなり、給料を下げられ、「このままここにいても、少しもいいことがないまま年を取っていくだけ」という状況になっても、ひたすらその会社にしがみつくしかなくなります。

また、会社の都合で延々とつまらない仕事をさせられたり、いまいち納得のいかない降格や減給をされても、なかなか拒否しにくくなります。

上司や同僚と相性が合わず、人間関係がこじれてギスギスした雰囲気になり、毎日会社へ行くのが憂鬱になっても、そこに居続けるしかありません。

なぜなら、その会社を辞めると、ほかに行くところがなくなり、路頭に迷ってしまうからです。

このため、このことがよく分かっているエンジニアなどは、その会社の独自製品や独自環境でしか通用しないスキルしかたまらないような仕事をできるだけ避けるようにします。

そして、「広く普及しており、かつ中長期的に需要があり、供給が不足ぎみで、かつ陳腐化しにくいスキル」を戦略的に蓄積します。

たとえば、以下のようなものが考えられます。

・要求分析、要求仕様定義システムアーキテクチャ設計RDBスキーマ設計サーバの負荷分散設計、各種サーバパフォーマンス解析・チューニングデザインパターンマルチスレッドプログラミングシステム管理ネットワーク管理

マネージメントプロデューサ・デザイナ・経営者・営業・顧客との交渉スキルや連係プレースキル

普遍性の高いコンピュータサイエンスの基礎

UnixRDB正規表現JavaPerlTCP/IP.NETC#

日本にはたくさんの会社があり、それぞれが浮き沈みを繰り返しています。

いまいる会社が今後もずっと浮いたままだという保証はありません。

一つの会社依存しきると、その会社が沈むとき自分まで一緒に沈んでしまい、酷い目に会います。

いまいる会社が沈みそうになったら早めに別の会社へ移れるように準備しておくべきではないでしょうか。

国家依存する危険

国家に対しても同じことが言えます。

政府は全ての国民幸せにするような政策を実行するべきですが、必ずそれに成功するとは限りません。

ときに間違った政策を行い、多くの犠牲者を出すこともあります。しかも、その犠牲者を救済するための政策が実行されないこともあります。

もっと最悪なことに、間違った政策で、国全体が沈んでしまうようなことすらあります。

もちろん、そうならないように、われわれは選挙で正しい政策を実行してくれる政治家投票すべきですが、常に正しい政策を実行してくれる政治家自分選挙区から立候補してくれるとは限らず、自分以外の人々が常に正しい政策を実行してくれる政治家投票してくれるとも限らないというのが、世の中の現実です。

だから、どんなに自分が正しい政治行動を取っていても、おかしな政策が実行され、自分の将来が危うくなるリスクは常に存在します。

たとえば、金持ちばかりが得をし、平均的な労働者搾取される最悪の格差社会になってしまうかもしれません。

あるいは逆に、今後スキルアップし、キャリアアップし、実力を身につけて高い年収をゲットしようと思っているのに、高額所得者所得税が大増税されて、酷い搾取に苦しむようになるかも知れません。

あるいは、少子化対策で、実質的独身税をかけられたのと同じような状態になり、結婚するつもりも子供を作るつもりもない人たちの生活の質がかなり落ちるかも知れません。

あるいは、国の医療システムが疲弊しまくって、まともな医療サービスを受けられなくなるかも知れません。あるいは、まともな治療を受けようとしたら、恐ろしく高い料金を徴収されるようになってしまうかもしれません。

あるいは、地方格差を埋めるため、都市部の住民を徹底的に搾取し、地方にじゃんじゃんばらまくような政治が行われるかもしれません。そうすると、田舎に住む人間の暮らしはよくなるかもしれませんが、今後も都市に住み続けるつもりの人間の暮らしの質が大きく低下するかも知れません。

あるいは、非正規雇用を減らし正社員を増やすという名目で、おかしな規制がかけられ、予期せぬ副作用が出て逆に多くの人が職を失うことになるかも知れません。余波で、自分まで失職するかもしれません。残された正社員自分に酷いしわ寄せが来るかも知れません。

労働者保護消費者保護という名目で、過剰に企業の手足を縛るような規制がかけられて、企業の活動が阻害されて経済が悪化したり、企業がどんどん日本から逃げ出すかも知れません。雇用が減り、治安が悪化し、日本が住みにくい国になるかも知れません。

要するに、投資において、全ての資産を一点がけするのが危険投資戦略であるように、自分の生活基盤となる国家を一カ所だけに限定してしまうのも、極めて危険な賭なのです。

今までは日本世界一豊かな国だったので、

この国にずっと住み続けるのが一番賢い戦略でした。

しかし状況は変わりました。

いまや日本よりも豊かな国や都市がどんどん生まれつつあります。

日本などよりも、はるかに先行きの明るい国や都市がたくさんあります。

本来、この惑星には、たくさんの国家があり、それぞれ浮き沈みを繰り返しています。

いまいる国家が、今後もずっと浮いたままだという保証はありません。

一つの国家依存しすぎると、その国家が沈んでいくとき、酷い目に会います。

いまいる国家が沈みそうになったら、早めに別の国家に移れるように、準備しておくべきではないでしょうか。*1

国家依存症愛国心は別の話

こういうことを言うと、「おまえに愛国心はないのか?」と言い出す人間が時々いますが、依存症愛国心とは別の話です。

これは、結婚において、夫を愛していることと、夫に依存することが異なるのと同じことです。

経済的にも精神的にも自立していることと、夫を愛することは両立します。

夫婦仲は冷め切っていて、夫の暴力に怯えながら暮らしているにもかかわらず、夫に経済的に依存しているためにガマンし続けているような状態は、とても健全だとは言えません。

むしろ、特定の国にまったく依存していないにもかかわらず、その国を愛し、その国に貢献することこそ、純粋に打算抜きの愛国的な行為なのではないでしょうか。

そもそも、「いろんな異性とつきあってみて、そのなかから最高のパートナーを見つけ出して結婚する」というのは、少しもおかしなことではありません。

「1人の異性しか知らず、最初につきあった異性と一生添い遂げなければならない」というのはいかにも古めかしい道徳観念です。これは国家についても同じことです。たまたま日本に生まれたからと言って、日本と一生添い遂げなければならないということはありません。

むしろ、さまざまな国に住んでみて、そのなかから、自分にいちばんあった国に落ち着き、添い遂げる、という人生も十分にありなのではないでしょうか。

日本以外にも快適に暮らせる国や都市はたくさんある

日本以外で暮らしたことのない人々の中には、日本だけが世界で唯一暮らしやすい場所で、日本以外には暮らしやすい場所などないと信じて疑わない人もときどきいるようですが、そんなことは決してありません。

むしろ、日本よりもはるかに、晴天の日が多く、気候が温暖で、からっとさわやかで、毎日気持ちよく暮らせる国や地域がたくさんあります。

食べ物も美味しく、人々も気持ちよく、街の各種施設も充実しており、遊び場所もたくさんある快適な都市世界中にたくさんあります。

どんなところでも、けっこう住めば都なのです。

また、日本以外の国は治安が悪くて暮らしにくいという偏見を持っている人もいますが、どんな国でも、きちんとした安全対策を講じ、危険地域に近寄らないようにすれば、それなりに安全に快適にくらせるものです。

それに、どうせネット環境さえあれば、世界中どこでも、twittertumblrmixiで遊べるし、ブログコメント欄クネクネすることもできるし、2ちゃんでだらだら過ごすことも出来るし、エロ画像ダウンロードすることもできるし、はてブ脊髄反射的なコメントを付けることもできるし、はてなスターを連打しまくって顰蹙をかうこともできるのです。

「わたしは(この国に生まれたというより)この惑星に生まれたのだ」という感覚を持ちながら生きるというのは、広々とした感じがして、なかなか気持ちの良いものです。

せっかくこの美しい惑星に生まれたのに、日本という小さな小さな島国に引きこもったまま一生を終えるのは、じつにもったいないことではないかと思えてきます。

依存症からの脱出は難しい

ギャンブル依存症アルコール依存症買い物依存症恋愛依存症セックス依存症、たいていの○○依存症は、そこから抜け出すのに苦労するように、日本依存症も、一度それにかかると、そこから抜け出すのにかなり苦労します。

簡単に日本依存症を抜け出す方法などありません。

また、タバコ依存症から抜け出すために、さまざまな方法があるように、日本依存症から抜け出すにも、さまざまな方法があります。

資産運用、または、プチ資産運用による脱日本依存

日本依存症から抜け出す一番効果的な方法は、実は、英語力をアップすることではなく、日本の外でも安定した収入源を得られるようにすることです。(もちろん、最低限の英語力は必要ですが)

特定の国家依存しない収入源を確保するわけです。

これに一番効果的なのが、資産運用で暮らせるようにすることです。

利回りのよい債権株式自分資産分散投資し、運用することは、どこの国に居住していてもできます。

日本国債株式資産運用していたとしても、日本に住んでいなければ運用できないということはありません。世界中どこに住んでいても、日本国債株式資産運用することは可能です。

それどころか、そもそも、日本国債日本株式資産運用しなければならないということはありません。

むしろ、全資産を円ベースに一点がけしてしまうと、今後円安が進んだときに、自分資産が大きく目減りしてしまうというリスクを抱え込むことになります。

資産は、全世界分散投資しておいた方が安全だし、世界全体の経済は、多少の波はあるものの、中長期的にはつねに成長し続けているので、正しくポートフォリオを組んで、世界中分散投資しておけば、それほどひどいことにはなりません。

だから、いったん資産運用で暮らせるだけの資産を蓄積してしまえば、日本依存症からの脱却はかなり容易になります。

ここで、「日本キャピタルゲイン課税の大増税を行ったら、資産運用では暮らしていけなくなるのではないか?」という疑問がわく人もいるでしょうが、そうでもありません。

まず、税金の徴収には、属人主義と属地主義の二つの方式があります。

属人主義とは、その人間国籍のある国に税金を納めること。

属地主義とは、その人間が居住している国に税金を納めること。

日本属地主義なので、自分が居住している国や地域税金を納めることになっています。

このため、日本キャピタルゲイン課税の大増税が行われたとしても、海外で暮らしている限り、影響を被ることはありません。*2

現在、属人主義を採用しているのは、アメリカフィリピンぐらいなもので、極めて例外的なケースです。

ですから、今後日本が属人主義に変更するリスクは、とても低いと思われます。

また、万一、日本が属人主義に切り換えたとしても、ある程度の資産を持つ人間国籍を与えてくれる国は、けっこうあります。

日本が属人主義に切り換え、さらにきわめて重いキャピタルゲイン課税をかけてきたら、単に国籍を切り換えればいいことです。

ただ、問題は、資産運用で暮らせるようになるほどの資産を蓄積することが難しい、ということです。

そのため、当面は、収入の全てを資産運用だけで稼ぎ出すのではなく、収入の一部だけでも資産運用で稼ぎ出すような状態を目指してみてはどうでしょうか。

資産運用というより、プチ資産運用です。

そうすると、日本がヤバくなったので、脱出して海外で職を得たのはいいが、最初のうちはまだ英語にも不慣れで、十分な収入を得られないというようなケースでも対応できます。

世界標準のITスキルによる脱日本依存

たとえば、前述のUnixWebRDBJavaPerl.NETC#など、世界中に普及している技術の場合、そのスキルを身につけることで、日本依存から抜け出すことができます。

また、これらに関連する要求仕様定義オブジェクト設計技術デザインパターンを適切に使いこなしたクラス設計プロジェクトマネージメントスケジュール管理なども、特定の国家依存しないスキルです。

これらのスキルを身につけたITエンジニアは、さまざまな国で職を得ることが出来ます。

実際、ボクの知り合いでも海外で働いているプログラマーがいます。

むしろ、日本よりも快適に働いているようです。

もちろん、これらの技術は、会社依存症から脱却するための技術としても有効で、きわめて安全性の高い技術だと言えます。

これらの標準的なITスキルは、このように、会社国家を超越して有効ですが、それ以上に驚きなのは、かなりの長い時間をも超越する力を持っているということです。

たとえば、unixの基本アーキテクチャはボクが知っているだけでも十数年、ほとんど変わってません。マルチスレッドプログラミングデザインパターンも十数年前に身につけたスキルは、かなりの部分、いまでもそのまま役に立ちます。はるか昔に覚えた、クロージャ再帰を使ったさまざまなプログラミングテクニックも、RDBスキーマ設計スキルも、ほとんどが、いまだに現役です。

TCPUDPIPHTTPSMTPPOPなどのプロトコル類もいまだに基本はほとんど変わりません。新しく登場した.NETC#にしても、過去にマスターしたスキルにほんのちょっと上積みしたぐらいのわずかな薄皮でしかなく、いままで蓄積した基本スキルはそのまま通用します。Haskellのような関数型言語ですら、似たようなコンセプトのプログラミングアーキテクチャは昔からあり、十数年前にマスターした技術の延長線上でなんなくマスターできます。

このように、長期的に安定した技術スキルを選んで身につけるようにすれば、会社国家時間を超えて、安定した収入源を確保できるのです。

ただ、注意しなければならないのは人材の需給バランスです。とくに、インドや旧共産圏からのプログラマの大量供給は要注意です。

一方で、ヨーロッパBRICsVISTAなど、世界中で急速に経済が発達しており、ITエンジニア需要が今後も全世界的に巨大化し続けるのは確実です。

ここでのポイントは、下級エンジニアや中級エンジニアは、需要はそれほど拡大しそうにないのに、供給は膨大になると思われるので、リスクが大きいということです。

つまり、下級エンジニアや中級エンジニアの場合、海外に行くと、日本にいたとき以上に悲惨になる可能性があります。安易に日本から出て行くべきではないでしょう。

一方で、上級エンジニア技術分野にもよりますが、今後、世界中で爆発的に需要が拡大することが見込まれていますが、供給が不足する可能性は十分に考えられます。

従って、自分が今後上級エンジニアになる可能性があると考えている人たちは、この戦略に沿って日本依存症から脱却しておいたほうが良い可能性が高いです。

あと、もう一つ考慮すべき点は、上級エンジニアになるような人は生産性が高いため、今後、高額所得者になる可能性があるということです。

現在日本では、格差是正の機運が大きく盛り上がっています。

今後、この機運の盛り上がりに押されて、高額所得者を狙い打ちする形で大増税が行われ、酷い搾取の対象にされるリスクもあります。

このリスクに対する保険という意味でも、早めに日本依存症治療し、いつでも仕事と生活の場を海外に移せるようにしておいた方が安全かもしれません。

●スモールビジネスによる脱日本依存

日本人海外で暮らしてみると、さまざまな小さなニッチビジネスのチャンスに気がつくことがあります。

たとえば、日本にはあって当たり前なのに、その国にはない商品やサービス

それは、日本のやり方を現地方式にアレンジすれば、それなりに繁盛する商売ができるかもしれません。

あるいは逆に、その国のおもしろい商品やサービスで、アレンジすれば日本でもウケそうなもの。

もしくは、現地の安い人件費を利用して、何かを作らせ、日本に持ち込むというパターンもあるでしょう。

実際、ネパールに小さな工場をもっていて、そこで自分デザインした服を作らせ、日本に輸入して販売しているという女性に会ったことがあります。

こういうビジネスネタをみつけたとき、スモールビジネスを興すスキルを持っていると、そのチャンスを活かして、その国で商売をはじめることができたりします。

とくに、最近急速に豊かになったアジアの国々では、日本がかなりブランドになっています。

とくに富裕層は、日本のさまざまな質の高い品々やサービスを求め、日本の産物に信仰のようなものを抱いています。

これをうまく利用することで、いろいろなニッチビジネスを作り出すことができるかもしれません。

スモールビジネススキルとは、小さな会社向けのマーケティングマネージメント、経理などのスキルです。

たとえば、どんな小さなビジネスでも、どんな商品を、どんな顧客に売るのか、そのために、商品にはどのような魅力がなければならないのか、顧客は、どういう理由でその商品にお金を払うのか、どのようにして利益が出る構造になっているのか、などのビジネスモデルを組み立てなければなりません。

そして、いざ、ビジネスプランが出来たら、場合によっては人を雇い、契約を結び、信頼関係を作り上げ、法律に則って取引しなければなりません。関係者全員が気分良く仕事できるように、win-win構造を作り出す必要があります。

また、さまざまな法律を調べ、その法律に則ってビジネスを運営する必要があります。

さらに、会社を設立し、会計ソフトで帳簿を付け、経理と資金の管理をする必要があります。

また、予算計画を立て、融資なり出資なりで資金を調達する必要もあります。

こういう小さなビジネスを最小限の規模ではじめてみて、いざ、顧客の反応が上々だったら、しだいに規模を拡大していけばいいのです。

思ったより反応が悪ければ、早期に撤退するか、あるいは、やり方を変えて再度トライしてみたりすればいいでしょう。

そして、スモールビジネス醍醐味は、たまたま大ヒットしたときのうまみです。

日本サラリーマンの頂点とも言える、上場企業社長年収でも、たかだか4000万円にしかなりません。

これに比べ、スモールビジネスをヒットさせた場合、実質的年収1億円を優に越えてしまうということは、それほど珍しくないのです。

実際、ぼくの知り合いにもそういう人がいます。

「たかが自営業」とばかにできるようなもんでもないのです。

自営業は、あたると凄いんです。

●共通して必要な日本脱出アイテム

どのようなモデル日本依存を脱却するのであれ、共通して必要な Permalink | 記事への反応(0) | 22:10

2009-12-19

頭脳労働者の業務のコモディティ化による価値の低下

ネットブックの新製品を見た時に、「自分がこれを使えるか」だけを考えてはいけない。既存のパソコンを使っている人にはネットブックなんて意味がない。遅くて制約が多い不便なパソコンだ。

ネットブックを見て考えるべきことは、「世界中でこれで初めてパソコンに手が届く人がどれくらいいるのだろう」ということだ。5万円のネットブックが4万5千円になった時、インド中国などのBRICs諸国では、その5千円の違いでやっとギリギリこれに手が出るようになる人が数億人はいると思う。そういう人はみんなホワイトカラーの予備軍だ。そういう人の中で、勤勉で頭が良い人は凄いスピードネット経済やITについて学び、立派なホワイトカラーになる。

数億人単位ホワイトカラー供給増加=労働の単価の低下=相対的な資源価格の高騰だ。これがこれから加速度的に進んでいくことは間違いない。

http://d.hatena.ne.jp/essa/20091219/p1

2009-08-01

自民党公約が出てきた。

自民党公約が出てきた。

http://www.jimin.jp/sen_syu45/seisaku/pdf/2009_bank.pdf

首相が変われば公約なんぞ紙切れになるという事を体現してきた首相が、特に記載の無い物は4年で実現するとしている。これは、もし首相になったら解散権を行使しないという事であろうか。そんな事は無いと言うのが、過去の実例である。

そういうわけで、悪意をもって公約を解析する。公約の中に織り込んだ片言隻句を、公約承認されたのだから実現すると主張し、都合の良い所だけを実現し、都合の悪い所は放置するというのが過去の実例である。公約の中に折り込まれた文言をあげつらう事で、本音が透けて見えるのが、自民党公約である。

最初のページに、いきなり社会保障を取り上げている。社会保障カード・番号を2011年中に導入というのが本音であろう。そのあとに続いている信頼性と透明性を向上させるというのは、努力目標となっている。つまり、今までどおりの丼勘定不透明な帳簿のまま、財源が足りないから消費税を値上げするという展開が、第二パラグラフで、財源を確保する為には、帳簿の赤字を増やさなければならないので、医療費診療報酬を値上げする。医者に悪役を押し付けるから覚悟しろというのが第三パラグラフ医療費の大部分を占める高齢者医療費を切り分けた高齢者医療保険制度を廃止して、丼勘定に戻すという改悪を狙うのが、第四パラグラフである。

次のページの第一パラグラフで、年金記録問題における処理も、社会保険庁の後継組織である年金機構に委ねるということで、今までどおりの丼勘定を続けるとなっている。第二パラグラフでは年金制度の改革を唱えているが、丼勘定を続けるとした上で消費税増税を主張している事から、貧民から消費税を取ってそれを貧民にばら撒くという、無駄努力をする社会保障の実務団体だけが栄えることになる。第三パラグラフでは健康で安心できる国民生活の確保となっているが、健康ネタに旧厚生省傘下の機関が予算を食い潰すという話にしかならないであろう。続いて、生存している被爆者は、平均寿命以上に長生きしているという現実をどのように考えているのか理解しがたい一文。核兵器廃絶の為のお題目として必要なのは理解するが、道理で考えれば、無理がある主張となってきている。むしろ、日本核武装するぞという話にした方が、周辺国は本気で心配するようになるだろう。犯罪被害者の支援というが犯罪者を発生させない事が最優先事項であり、社会の安定の為には雇用の創出が必要であるという根本を無視して税金を使い込むと主張している。そして、省庁統合、合理化という先の衆議院選挙公約に反して設立しようとしている消費者庁と、当選する可能性のない組み合わせばかりを売りつける無選択制ロトくじの売り上げを財源とするスポーツ庁のなし崩し的容認を求め、砂防にお金を注ぎ込む、地方土建屋まっとれよぉ。という掛け声が続き、治安維持という話になるが、治安を不安定化させているのは失業者・無業者の増加と、中国人・南鮮人等の質の悪い外国人の流入であり、これらの対策をしない限り、どんな対策も、担当省庁やその下請けが繁忙するだけの効果の無い無駄金にしかならない。

次が少子高齢化対策であるが、そもそも、少子化が必要だとされたのは、アメリカグローバリゼーションによって経済秩序を破壊する事を選択し、食料や燃料の自給自足が求められる国際的な状況があった為である。その為に、穏やかな人口減少策として、男女平等を行い、女性出産結婚を愚行であると認識させた。底辺向け娯楽メディアであるテレビドラマなどで、女性バリバリ働き、無能な男性上司をやり込めるという筋書きのドラマを流し、服や装飾品等で借金漬けにした。これで、女性結婚価値を見出せなくなり、また、男性もそんな女は嫌だとなり、結婚が減り少子化へと向かうようになったのである。

高齢化が問題になったのも、少子化によってネズミ講であった社会保障制度破綻する事が判明したからであり、ネズミ講を辞めるというのが対策の本筋である。安心して働けるように、保育園幼稚園を無償化するという話が出ているが、共働きで働かなければ食べていけないという貧しい社会において、育児を他人にお金で任せるという状況の、どこに安心があるというのであろうか。介護報酬の引き上げという主張もあるが、消費税増税によってという前置きが3ページ前にある。

次は雇用対策になっているが、既存の産業雇用余力は無い。むしろ、合理化・効率化によって雇用を削る事が利益になる状態にある。したがって、新しい産業を発生させない限り、どんな対策をしても無駄にしかならない。医療介護・保育・環境等を成長分野としているが、これらを成長させる事は、貧しい社会を助長するだけである。職業訓練職業紹介は、セーフティネットとは言えない。職安をどんなに立派にしても、職業訓練をどれほど行っても、機械の方が安いし文句を言わない以上、職が無い。若者女性障害者高齢者に働き口を作る為に、企業補助金を出すという主張にしても、既存産業雇用過剰であるという現実を知らないという事でしかない。人手不足とされる産業は、人が行かない理由があって人手不足なのであって、補助金を出す事で、それにお墨付きを出すような真似はするべきではない。派遣労働者待遇改善については、派遣正社員に比べて条件が悪いのだから、その分、賃金を上乗せする事とすれば解決するのに、口入屋のピンはねと雇用者側のコストダウンとを温存したままでやろうとすれば、補助金を出すという事にしかならないだろう。その財源は、4ページ前の消費税増税であろう。

教育文化についてであるが、学校教育は底辺を引き上げる教育であり、頂点を伸ばす教育ではないという前提を忘れている。読書人として必要な読は、一日一冊を30年間やって1万冊というのが、最低ラインだと思うべきで、義務教育で30年間なんて事は絶対に不可能である。さらに、書の方は論文にせよ、この日記のような雑文にせよ、相応の量を書かなければ、人様にお見せできるような文章にはならない。これも、10年や20年は、軽くかかってしまうと考えるべきで、義務教育でやれるわけが無い。スポーツについても触れているが、これらの対策については、この日記

[2006.11.3] http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/20061101-10.html で触れている。

コンテンツデジタルアーカイブ化も唱えているようだが、無制限の公開がコンテンツクリエイター利益になる状況を作ってからでなければ、民業圧迫にしかならない。これを怠ってデジタルアーカイブ化を進めるならば、国営漫画喫茶のような役立たずな赤字組織の方がマシという結果になるであろう。

経済成長政策についてであるが、経済成長を阻害しているのは何かという認識が抜けている。さらに、日本経済利権において敵対するBRICsアジア諸国を、いかにして潰すかという話が必要なのに、投資市場の取り込みという話になっている。公約に2%成長と書けば、そのとおりに成長しないのは国民怠惰だからだとでも主張するつもりであろうか。環境に優しくする為に、太陽光発電電気を倍額で買い取り、そのコスト国民に付け回すのでは、既存の発電手法の効率を上げたり、電気を使わない生活を模索するのは、政治的に正しくない事になってしまう。国際競争力についてであるが、同じ土俵で競争するには、人口という量と質が必要になる。高度成長期に、日本は、世界中のどの国もやらなかった小型化や高性能化や高信頼化という分野に傾注した。異なる土俵を常に探し、そこを切り開いていく事こそが競争力の源泉なのである。既存産業に幾ら補助金をばら撒いても、言い分を聞いて法制度を捻じ曲げても、他国が新しい分野を切り開いてしまったら、それらの産業は全部時代遅れになり、高度成長期日本が追い落とした国家と同じ結果になるのである。

新しい試みを資金力でパクって潰す大企業の横暴や、製造責任を過大に追及する法制度排他独占に偏った知的所有権運用

(cf.[2006.12.31]) http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/20061221-31.html

といった問題を解決しない限り、何をやっても税金無駄遣いにしかならない。消費者を守るあまり、既存産業しか存続できず、雇用が切り詰められてデフレが止まらないとなる。

地上デジタル化は、電波利用料を負担しない民放や、電波利用料運用される国営放送局と民放に分割されるのを嫌がったNHKのわがままの結果でしかない。大衆を扇動するメディアとしての存続を拒絶したテレビは、サブカルチャーへと転落していくだけなので放置すればよいが、その代わりに、大衆を扇動してコントロールするメディアが必要になる。IT化=e-Govであるとしているようでは、難しいであろう。

中小企業建設業には格別の配慮をするというのは、献金と票の対策であろうが、今更こんなお題目を並べても、貰う物だけは貰おうという姿勢しか引き出せないであろう。それに、その財源が消費税増税では、消費者から受け取って代理納付する税金の方が商売の利益よりも大きくなるようでは、ばかばかしくてやってられないという事になる。自分で商売をして、利益を上げるという事を経験してない議員先生には、説明しても理解できない感情なのであろう。

地域活性化地方分権については、高速道路無料化によって国民分布を均一化する事が必要だが、高速道路は有料のまま、スマートIC等によってキャッシュレス課金を続けるとなっている。そういう電子ガジェットこそが無駄であるし、国土の健全な発展を妨げる原因となっている。

食料生産については、農協の縛りによって作付けや出荷が制限される原因は、高速道路の料金が高く、運賃を乗せた以上の価格で売れなければ赤字になる為である。そして、価格が上がらない理由の一つに、海外からの輸入がある。食肉や飼料の輸入が多い為に、農産物生産人間の食用に限られてしまい、限られた需要の中で競争をする為に、弾力性に欠ける運用を強いられるようになっている。減反や各種補助金制度が、人間用の食糧生産に限定されている為に発生しているとも言える。海外産をコンテナで輸入して市場に卸す方が、国内産をトラック市場まで運ぶよりも安価になる原因は、複合的ではあるが、それらを解決する施策がどこにも無い。農家補助金をばら撒くという事であろう。

財政再建は、プライマリーバランスの達成を先送りした時点で、何を言っても信用されない。その上に、小渕政権並みのばら撒きをやっているのだから、無駄遣いを改める気が無いのであろう。

外交安全保障については、国防の為の具体的な施策が無い。

資源エネルギーについては、東シナ海地下資源に触れているが、友好の海にするという主張は、脳天気に過ぎるであろう。盗掘者に友好を求めても、なめられるだけである。

環境温暖化問題。人類の活動を大げさに見積もりすぎである。

(cf.[2005.2.17]) http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/20050211-20.html

この手の主張をする環境エバンジェリストは、誇大妄想の気がある。

行政政治改革については、肝心の多選規制と幹部公務員政治任命が無い。世襲規制お茶を濁す気であろう。政治資金についても、個人献金という制度を作っても、政治自体がドブ板選挙を繰り返すのであれば、献金した記憶の無い人の名前を借りたり、故人が献金していたり、企業従業員を使った迂回献金という事にしかならない。制度が適正に運用されている事を証明する義務は、その制度に携わっている人々全員に有る。クリーン運用を実現したいならば、制度に頼るのではなく、日々の運用によって証明するべきである。政党規約による多選規制は、議員地域利権代表になってしまうのを防ぎ、政治任命によって使った幹部公務員議員ステップアップさせるルートを構築する手段である。世襲は問題ではない。多選が問題なのである。

1万人オピニオンリーダーというプランも、考え違いをあらわしている。党員集会を開き、意見を吸い上げることが民主主義である。オピニオンリーダーになる為には、自民党太鼓持ちになれというのでは無意味である。

国会改革等については、議員定数の削減と立法スタッフの増加が対になっているようである。これだけを実現するのでは、公設秘書が増えるだけでしかない。

議員外交の積極展開というのは、売国する気満々の議員とか、失言癖や酒癖が悪いといった、国辱レベル議員を排除してからの話である。その為の手段として多選規制が必要であろう。オラが在所の先生という事で、世間知らずの上に能力的に問題があるのが、多選して大臣になったり首相になったりするという現状がある以上、無理である。

最後に、自主憲法の制定とあるが、今の憲法は、GHQの素案を丸呑みした物ではないし、ちゃんと日本議会承認も得ている。素案の段階から日本製でなければならないというのであろうか。今の憲法には時代の変化に合わない部分があるが、そこだけを変えていけばよいのであって、丸ごと書き直す必要は無い。下手に書き直してしまうと、憲法を書き直す事が政治家の個人的な目標になってしまう。憲法の序文を書かせろと血迷うような輩が出てくるのだ。序文は、天皇国事行為として公布を行う時に、特に大切な物だから一筆書き加えるとして付けられるもので、最初からつけるモノではないし、序文の内容はどのようなものが適切かという御下問が無い限り、議員や民間がどうこうするものではない。

突っ込みどころが多すぎる公約であるが、これが、党幹部・長老独裁制の限界なのであろう。突っ込む気にすらならない他の政党公約よりはマシなのだが、選挙前にどたばたとでっち上げる事を繰り返す限り、公約は党総裁の独り言で終わってしまうという構造を変える気があるのだろうか。

[2009.8.1] http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

2008-12-27

美味しいコーヒー

最近スーパーで粉を買って飲んでいます。ちょっと前まで焙煎仕立の新鮮な豆を挽いていたんだけど、ミルが壊れてダラダラ買い直す機会を失ってしまいました。

で、気付いたのは、適温な湯による適切な注湯と抽出後の加熱があれば、ある程度鮮度はごまかせると言うことです。

正確に言えば、ドリップ前にお湯でサーバを温め、80度前後のお湯で入れ、その後10秒程加熱すると非常に香りが立つので、コーヒーを飲んだ満足感を享受することが出来ます。もちろんコク・甘さ・スペシャルティ的な香りは期待できませんが。

重要なのは

0.やかんのお湯が沸騰したら、まずサーバーにお湯を入れ温め、やかんのお湯が80度程度になったら、サーバのお湯は捨てる

1.蒸らしの時はぽたぽた注湯する

2.30秒前後蒸らし終わったら、ドリッパーの縁まで泡が持ちあがるように、ゆっくりと、ただし確実に注湯する

3.1cmコーヒー抽出されたら適宜お湯を足して、一定のスピードドリップされるようにする

4.目的の量が抽出されたら、ドリッパーサーバーから外し余分に抽出されないようにする

5.5秒ほどサーバーを火にかけ、温める

個人的には簡便性・味の傾向共にペーパー派ですが、ネルドリップメタルドリップでもほぼ同じです。水出しは一時期美味しいと思いましたが、最近好みからずれているのでしていません。香りが立たないような気がします。

今年度はどのコーヒー会社も円高前にニュークロップを仕入れてしまっており、値段的に期待は出来ませんが、BRICSでの高級豆の消費は減るだろうから来年度は値段が落ちるかもしれませんね。

2008-10-14

自慢

ひっく…ひっく…えぐっ

あのね、あのね、

サブプライムローンの崩壊がなければ、

世界同時株安がなければ、

今頃貯金の残高が八百万円に達しているはずだったのっ…

でもっ、でもっ、

グロソブ以外の投信が軒並み残念なことになっててっ。

さっきね、さっきね、損失計算したらね、ぴったり百万円だったの…

えぐっ

ちゃんと損切るべきだったんだけどね、

半年ぐらいね、お仕事忙しくてね、全然口座とか見てらんなくてね、今日やっと見たらね、大変なことになっててっ

でも放置しても良いようにね、凄い色々な投信に分散投資してたのね、なのにね、

債権主体のもね、株主体のもね、国内のもね、ヨーロッパのもね、アメリカのもね、BRICSのもね、なにもかもね、

丸ごと一気に落っこちちゃったのっ

ひっく…

でもでも、ここのとこで国内ちょっとだけ戻ってくれたからもうゼロになったものが帰ってきたと解釈することにしてアホみたいに持ち続けることにするの…

うっ…うっ…

2008-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20080822155927

インデックスものの投信でいいんじゃないの?

それらを自分なりにカテゴライズして組み合わせれば。

2008-06-29

世界が豊かになると俺達の給料がどんどん減る

間違ってるかもしれないが、以下が俺の理解。

より安く・より効率的にモノをつくるために、いままで国家間にあった経済的障壁が取り払われる。(←グローバリゼーション

先進国労働者途上国労働者が同一線上で競い合うようになる。

先進国の特殊技能を持たない労働者給料が、途上国レベルにまで落ちていく。(←ワーキングプア

先進国国民は、一部の高所得層と多数の低所得層に二極分化する。(←格差社会

付随的に、先進国低所得層で「俺達の生活を脅かす奴ら」への反感が広がる。(←日米欧の嫌中感情、欧州移民バッシング

グローバリゼーションの波に上手く乗れた発展途上国では、給料が右肩上がりに上昇し国民はどんどん豊かになる。(←BRICsVISTAの台頭)

一方、波に乗り遅れた国は政治経済が不安定化し、世界全体のリスク要因になる。(←北朝鮮ミャンマージンバブエ等)

結果的に、先進国発展途上国の差が相対的に縮小する。

CEO給料日本でもインドネシアでもベトナムでもそれほど変わらなくなり、同時に看護士美容師SEや工員の給料もそうなる。

日本人の大多数はいまよりも貧しくなるが、発展途上国の人の大多数はいまよりも豊かになる。ある意味、公平公正な社会の出現。

そんなわけで大きな目で見ると、ワーキングプア問題も世界が全体的に豊かになる過程での一事象なんだろうなと思ってる。

とはいっても毎日毎日残業して貯金が全然たまらないのはやっぱり悲しい。

2008-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20080506190812

北欧のように、むしろ社会福祉を充実させるという方向(格差の解消)により、高い経済成長率を獲得している国々もある。

北欧が成長してるのは格差を小さくしてるのが原因かどうかが疑問。北欧規制がゆるかったり、法人税低かったり、北海油田とかの資源輸出国でもあったりするわけで。結局格差が大きかろうが小さかろうが一人当たりGDPを多くできるってことでは?

だからと言って、アメリカみたいな超大国やBRICS のような資源大国にモデルを求めてもいいのか、って話もあるし。

BRICS資源大国といえるのはロシアくらいでは?人口当たりの資源で見ればノルウェーとかのほうがよほど有利なんじゃないかと。

ってかさ、富の偏在が大きくなれば、多くの市場(日常的な消費財など)は縮小するんじゃないの。

それが事実なら格差の大きい国で経済成長が起きるはずないと思うんだけど。日本よりはるかに格差の大きい中国インドが日常的な消費財市場が育ってないかというとそんなことはないわけで。インド中国石油とかの資源輸出で成長してるわけでもないし。格差の大きさとその国の平均的な生活水準は別ってだけのことと思う。

anond:20080506174048

北欧のように、むしろ社会福祉を充実させるという方向(格差の解消)により、高い経済成長率を獲得している国々もある。

ただこれらの国々は日本に比較しても人口が圧倒的に少ない為、モデルにはなりにくいというする意見もあるが。

だからと言って、アメリカみたいな超大国やBRICS のような資源大国にモデルを求めてもいいのか、って話もあるし。

日本の場合、資源が少ないので、人材を大事にする方向でやったほうがいいんじゃないの?って気はするけど。

ってかさ、富の偏在が大きくなれば、多くの市場(日常的な消費財など)は縮小するんじゃないの。

http://anond.hatelabo.jp/20080506171340

格差が成長を阻害するってのは怪しくないか?先進国でも格差の大きいアメリカは成長率高いし、BRICSとかはアメリカ以上に格差があるが成長率はさらに高い。日本の場合格差が広がって成長率が下がったというより低い成長率が続いたから貧困化が進んで中間層が減ったという気が刷る。

2008-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20080205222017

(国内)資本の期待実質収益率」>「調達実質金利」だとしても、国内投資は増えない場合もあるのじゃないのかな。

 たとえば、開放経済として、「海外投資資本の期待実質収益率」>「国内における資本の期待実質収益率」だとしたら。

もちろん、だからこそ高成長の米国日本を含む世界中から投資を集めていたのだけど。

ただ、外国投資するには為替リスクや流動性リスクがあるから、その分だけ収益率が上積み(リスクプレミアムというやつね)されないとペイしない。だから、高成長でもリスクが大きい国(BRICSとか)への投資米国ほどじゃない。市場規模も小さいから、あまり資金が集中すると、資産価格が上がりすぎる(=期待収益率が下がる)し。

いずれにせよ、日本の期待インフレ率が上がれば、企業借金して設備投資できるようになり、利益が成長するし、投資家の利幅(収益率??調達金利)も大きくなる。

ちなみに、

米国に資金が流入する=米国は経常赤字

日本から資金が流出する=日本は経常黒字

(経常収支= -資本収支 だから)

日本経済が不調だから資金流出(経常黒字)ってこと。

2007-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20070608200133

え、対中国に対しての貸し残って2兆円しかないの???

中国以外にはどれくらい貸してるんだろう。

これじゃ今年度の国債の足しにもならないじゃないね。

BRICsはもうムリだとして、VISTAクラスにもっといっぱい貸し付ければいいのに。

英国みたいなポジションしか日本のいきのこる道はなさそうなのに。。。

そういえば今イスラム金利流行ってるんだってね。

あら、ぐぐってもでてこないよ。

イスラム金融型金利かな?

2007-03-28

いどばた会議選挙

ねーねー、公報みたー?

ネットで公報みれなくていいのはBRICsまでだよねー!

山口節生不動産鑑定士57歳さいたま市公認の団体が意味わからん
吉田万三歯科医師59歳足立区足立近辺の地場票はありそう
外山恒一ストリートミュージシャン36歳熊本県熊本市吉田ぐらいの得票いくんじゃね?
石原慎太郎東京都知事74歳大田区たぶんこれが当選
浅野史郎大学教授59歳宮城県仙台市東京都宮城県ではない
黒川紀章建築家73歳港区自分の中ではこいつ
中松義郎国際創造学者(届出名はドクター・中松78歳世田谷区手が震えてた
高橋タクシー運転手61歳足立区手書きでルビ
佐々木崇徳勝訴証拠評論家64歳大阪府北区ちいさい字で長文
佐藤茂樹タレント(届出名は桜金造50歳中野区ちょんまげ
木村一成学者(届出名は高島龍峰)71歳千代田区インパクトがあったのは職業だけだった
内川久美子風水研究家49歳中央区意外と公報がまとも。唯一女性
鞠子公一郎ディレッタント33歳練馬区ナルシスニート
雄上統一作家65歳新宿区記憶に残らなかった




ご自由にご利用ください。

|山口節生|不動産鑑定士|57歳|さいたま市|
|吉田万三|歯科医師|59歳|足立区|
|外山恒一|ストリートミュージシャン|36歳|熊本県熊本市|
|石原慎太郎|東京都知事|74歳|大田区|
|浅野史郎|大学教授|59歳|宮城県仙台市|
|黒川紀章|建築家|73歳|港区|
|中松義郎|国際創造学者(届出名はドクター・中松)|78歳|世田谷区|
|高橋満|タクシー運転手|61歳|足立区|
|佐々木崇徳|勝訴証拠評論家|64歳|大阪府北区|
|佐藤茂樹|タレント(届出名は桜金造)|50歳|中野区|
|木村一成|易学者(届出名は高島龍峰)|71歳|千代田区|
|内川久美子|風水研究家|49歳|中央区|
|鞠子公一郎|ディレッタント|33歳|練馬区|
|雄上統一|作家|65歳|新宿区|

2007-01-31

備忘録未満 インドの衝撃

第2回目。

1回目見たかった。。

やんぱちで、第2回目の備忘録未満をのっけてみた

・中間層が熱い 消費を楽しむ層が驚異的に増えている。

・巨大ショッピングモールに連日人集合

ターバン巻きながらボーリング

ビッグバザール マーケット拡大

 大型スーパーマーケットチェーン

 →何でもあるらしい

BRICsリポート

 →21世紀の予測

 →ブラジルロシアインド中国が活躍

 →その中でインドが熱い。6%(だったかな)ずつの成長

 →2032年に日本を越える?

 →2050年には世界3位?

 →当初レポートに対して懐疑的、楽観的だったが、

  現在レポート以上の成長している

・昔は大富豪か貧困層

 →その隙間の中間層が増加

 →90年代から

 →英語情報技術

 →アメリカから受注増加

 →成長

・地方にも広まりつつある中間層

 →ビッグバザールも進出

  →清潔感を出せば中間層がくるはず

   →最優先でごみをすてろー

  →衣料品あえて、中間層向けの高級品を扱う

  →食料品は品質重視

   →レトルト大人気 共働きが増えたから(地方でも同じはずかと予測)

  →初日は2万人(?)来場

インドってバイクはノーヘルなのね

インド女性が変わる

 →ファッションショーが催される 美人な人が多い

  →ネットに様子を流す

  →中間層でファッションに興味がある女性向け

   →インド女性は今ファッションに興味しんしんらしい。

家電製品

 →冷蔵庫とかテレビとか普及率も激増中(忘れた) 

 →現在韓国が占め気味。特にLG電子  家電といえばLG電子みたいな

 →地域によって気候が変わったり、、高性能をウリに日立が頑張り中

  →家電量販店の登場のため、うまく高性能をアピールできず苦戦中

  →性能+美で勝負にする

・求める価値観が変わりつつある。

 →ダイエット広告ダイエットとか今まで考えられなかった。

 →ワインくらい飲ませろよー

  →この流れを懸念する声も

   →ガンジーの考えを今一度

ビッグバザール スラム街(貧困層)へ進出

 →一人一人の収入は少ないが、人数は多い。

  貧困層から抜け出そうとしている人も大勢。そこを狙う。

・貧困層から這い上がるのは不可能と思われていた

 →成長の可能性がでてきた

 →スラムをも巻き込んだ波がきてるらしい。

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