本当の意味で貧困率が上がったのかどうかは疑問。格差は縮小しているんだから、バブル景気からこっち、長らく水ぶくれしていたいわゆる中流層の経済状態が正常値に戻りつつあるとも言えるのでは。
それに、そのような変化がはパイが大きくなったせいで生じたとは言えない。雇用の大半を占める国内製造業の雇用環境が低迷し、結果として従業員にしわ寄せが来るのはBRICsの発展に伴う必然だろう。それが短期的なものにとどまらなかったのは、中途退職しづらい日本特有の雇用形態に原因を求めることができると思うが、もしパイが大きくなっていなかったら、さらに致命的な結果を招いたんではないかな?
自民党の方針は、再分配を犠牲にしてでも企業を優遇して富を集中して運用して経済のパイを大きくすることだった。 民主党の方針は、運用は犠牲にしてでも大きくなったパイの偏りを...
本当の意味で貧困率が上がったのかどうかは疑問。格差は縮小しているんだから、バブル景気からこっち、長らく水ぶくれしていたいわゆる中流層の経済状態が正常値に戻りつつあると...