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2023-04-06

人民元ドルはどうなっていくのか

ロシア取引に使われる人民元ドルを上回ったり

ASEANドルユーロ、円の放棄検討してたり

BRICS独自通貨を作ろうとしてたり

もうドル時代は終わりだ!これから人民元時代だ!って言われてるけど

正直あんまり変わらない気がしてるんだけどどうなんだろう

中国金持ちほど外貨(つまりドル)を欲しがるし

一気にでなくても徐々に脱ドルするとしても社会が変わりすぎてしまうし

結局なあなあになる気がする

2023-04-03

anond:20230403232612

色んな国が米ドルじゃなくて現地通貨人民元取引するって言い出したからだよ

BRICSの新通貨も作ろうとしてるらしい

2023-03-07

anond:20230307082834

入れ替えと言うより差し替わりでBRICSなんかが上位にくるんじゃないか

白人時代じゃないよね

2022-09-12

anond:20220911230921

その「分散」が難しくね?と思ってて、よく上げられる全世界分散するとしてもアレって結局西側サイドが85%近く占めてる。

まり現状「西側」って仕切りで牛耳ってる以上、中国含めたBRICSみたいな資源ベース覇権を取られちゃうとアレ?それって分散出来て無くね?ってなる。

サウジ含めてもう欧米の言いなりになりたくないってのは資源大国共通認識っぽい雰囲気もあるしで。

となるとインデックスも全世界分散って意味合いでは対して変わらないんでは?みたいな。

(余談としてはウクライナ戦争が始まる前までだとEU中国が近づいてて多少分散してた感あるけど今は欧米って一枚岩になってしまった感)

でも、現状としては新興国に分類されてる国に投資はとてもしづらいし超リスキーぶっちゃけどっちに転ぶかもわからん現況だとインデックス宗教も分かるし

新興国資源はあるけどロシアがあのグダり方して中国も今のところ、力を蓄えてるのか不動産不況で内部崩壊しつつあるのか分からんけど覇権が取れるとも思えない

そうなると、どうせアメリカがぶっ倒れると日本含む西側結構危うい感じに崩壊ちゃうんだからドル一択BETでいいし、そうでなければ価値保全できる金か不動産にしておいた方が無難じゃね?って感じ。

まぁあくま個人的意見なんで見立て適当からスマンって感じだけど。

2022-09-11

anond:20220911231241

Bricsとか新興国インデックスETFウクライナ戦争でひどい目に遭ったばかりやし台湾有事が起きれば中国比率高いETFもおなじようになるから嫌がられるんやろなという話

2022-07-27

ロシア中国は、新しい準備通貨作成することにより、ドル支配への挑戦を醸成しています

https://markets.businessinsider.com/news/currencies/dollar-dominance-russia-china-rouble-yuan-brics-reserve-currency-imf-2022-6

ロシア中国は他のBRICS諸国と新しい準備通貨を開発しているとウラジーミルプチン大統領は述べました。

アナリストは、バスケット通貨米国支配するIMF代替案に匹敵し、ロシアにその影響力を拡大させるだろうと述べました。

中央銀行人民元とより小さな通貨分散するにつれて、ドル支配はすでに侵食されています

ロシアは、米ドル支配への潜在的な挑戦において、中国や他のBRICS諸国と並んで新しい世界の準備通貨を開発する準備ができています

ウラジーミルプーチン大統領は、新しい準備通貨は、グループメンバーであるブラジルロシアインド中国南アフリカから通貨バスケットに基づくことになると示唆しました。

TASSの報告によると、プーチン大統領水曜日BRICSビジネスフォーラムに、「両国通貨バスケットに基づいて国際準備通貨作成する問題検討中である」と述べた。「私たちはすべての公正なパートナーと率直に協力する準備ができています。」

ドルは長い間世界の準備通貨と見なされてきましたが、国際通貨準備のシェアにおけるドルの優位性は衰えています国際通貨基金によると、中央銀行人民元のような通貨だけでなく、スウェーデンクローナ韓国ウォンのような非伝統的な地域にも保有多様化しようとしています

「これは、IMF認識されている米国覇権対処するための動きです」とINGグローバル市場責任者であるクリスターナーメモで述べています。「これにより、BRICS独自の影響範囲とその範囲内の通貨単位を構築できるようになります。」

ロシアの動きは、ウクライナ戦争に課せられた西側制裁が、国を世界金融システムから切り離し、ドルへのアクセス制限し、経済圧力をかけた後に起こります

INGターナー氏は、「西側諸国とその同盟国がロシア外貨準備を認可した速度(約半分が凍結)は、間違いなくロシア当局に衝撃を与えた」と述べました。

ロシア中央銀行事実上多くのことを認めており、一部のBRICS諸国特に中国は、米国財務省の動きの速さとステルスに注目したことは間違いない」と彼は付け加えました。

これらの制裁は、モスクワ北京IMFの国際準備資産である特別引出権代替案に取り組むことを奨励した可能性が高いとターナー示唆しました。

準備通貨ではありませんが、SDRは、米ドルユーロ、英ポンド日本の円、および中国人民元構成される通貨バスケットに基づいています

つの可能​​性は、BRICSバスケット通貨グループメンバーだけでなく、すでに影響力のある国々の準備金を引き付ける可能性があると彼は示唆しました。これらには、南アジア中東の国々が含まれます

ロシアは、ウクライナ侵攻後2週間足らずで70%急落した後、中央銀行支援のおかげで、ルーブル戦前の水準を超えて回復したこと確認しています6月には15.2%上昇して1.87セントになりました。一方、人民元は同期間で約0.15ドルで安定しています

2022-06-25

anond:20220625144857

自分に害が及ばない範囲しか「正しさ」を実践できない

から今のウクライナにも誰も参戦しないのはもちろん、あのBRICs(ひとりだけ当事者がいるが……)とやらなんか、制裁に参加すらしない

もう悪の枢軸だろあいつら

今更言ったって仕方ないが、俺はインド野郎だってそんな信用できねえんじゃないかって思ってたんだよ

政治家はだいたい暗殺されてるし民度もアレだし

そしたら案の定これ

目先のカネに目がくらんで、自分全然違う価値観の奴らに力を持たせた結果がこれ

田中角栄の「中国と国交正常化したらタオル10億売れる」発言にしてもそうだが

そのツケを今こうして払わされているわけだ

そういう事実を踏まえると、いろいろと思うことは多い

2022-03-20

anond:20220320222245

かつてBRICS(ブラジルロシアインド中国サウスアフリカ)とくくられ期待を寄せられていたが

政治的ロシアが抜け落ちて中印が目覚ましい発展を遂げてる

2022-03-11

ロシアから西側企業撤退したら穴埋めする中国企業が得するだろうっていうけど

それはないと思う

まぁ一部はそういえるかもだけど

一般では違うと思う

なぜならロシアにそこまでうまみないがないか


BRICsとくくられて持ち上げられてたころのロシア世界がまだ再生エネルギーに転換させる危機が薄かったか未来があった

いまじゃどう?西側はあと20年くらいで化石燃料使用をやめようとしている。

今回のプーチンのせいでさらに加速すると思う。10年は無理かもしれんけど15年とかでやるかもしれない

となるとロシア経済はがたがたよね

しかプーチンはこの20年でエネルギーに変わる産業を育てられなかった

そんな衰退で経済がたがたの国に好き好んで進出したがる企業無いでしょ

2022-03-09

プーチン感謝しなきゃだな

ガソリンが180円という異常な数字をたたき出してる

これから予想できることはEV再生可能エネルギーへの移行が加速するって事だよね。

今のところこれらは環境意識の高いマウントアイテムしかなってないが

プーチンのおかげでめでたく経済安保経済合理性の両面でメリットができた

かりに今日プーチン戦争辞めると言っても、だれもロシアエネルギーを信じないだろうから、移行は進むだろう

産油国短期的には潤うだろうけど、長期的には衰退が早まるのでプーチンを恨むだろうね

予定より5年は早くEVに移行が進むと思うし、それはすなわちロシア衰退の加速だよね

プーチン20年も居座ったくせにエネルギー以外にろくな産業を育てることができなかった

そして自分の犯した戦争再生可能エネルギーへの移行が促され、ロシアは予定より早く死ぬことになる

これはもう自殺といっていいだろ


思い出話だけど2008年ごろ、おなじように原油が高騰したことがあった

民主党が大慌てでガソリン補助金出すとかいってたやつね(ガソリン値下げ隊とかいってたよね)

あれはアメリカ住宅バブル需要BRICs(なつかしいねぇ)という成長国家需要急増に石油精製が追い付かないってことだった

それで原油高騰で再生可能エネルギーへの経済合理性ができて産油国が慌ててたよね

短期的には潤うけど、長期的には代替エネルギーへの転換が進む

アラブの国は投資国家に転換するとか言っていまのソフトバンクビジョンファンドにつながっていくんだけど

あのころと今で決定的に違う点は再生可能エネルギー産業は巨大化してるって事だよね

そしてコストも激減している。

まり、移行への動きに答えるだけの技術生産力がある

プーチンエフェクトとでもいうべきとんでもないエネルギー大転換が起こるよ

2022-03-06

ロシア応援してるのはBRICs中東

ロシアが勝って自由主義陣営は衰退していって50年後くらいには、あの戦争が転換点だったとか振り返られるのかな。

2022-03-01

anond:20220301094731

イギリスフランスイタリアドイツカナダアメリカ日本G7に入れてもらえなかった

ロシアはある一定期間、G7ゲストとして招待されていた)、

発展途上国?の国々で、「だったら俺達だけでやろうぜ」というのがBRICS

ゴールドマンサックスの誰かが提唱して始まったとかそんな感じの寄り合いだったように思う。

BRICsというくくりがあるらしいね

B:ブラジル

R:ロシア

I:インド

C:チャイナ中国

この4か国が21世紀に入ってから著しい経済成長を遂げた。

今世紀の覇権をとる国家群だと言われているんだって

2022-02-27

anond:20220226115548

ロシア新興国(emerging market/country)と呼ばれる国の一つ。先進国または後進国途上国)と呼ばれることは少ないかな。

IMFの分類では、ウクライナ新興国の一つ。

機関によって分け方は異なるけど(例えば韓国新興国とするか先進国とするか)、中国なんかのBRICs新興国とされている。

2021-09-16

民主党経済通貨制作問題点を書く

野口悠紀雄が「円高になったら、チョメチョメ理論」をはじめると、大概おかしくなるので、2010年初等の民主党「あのとき」の雰囲気を書いておく。

拝啓野口先生。「超」勉強法を読んで、先生のことがファンになりました。先生の言うことは、実生活で役に立っていますしかしながら先生本業であります経済学』の主張は、プレジデントの連載を読む限りでは、再現性が薄いように思われます

たとえば鳩山政権が始まったころ、先生は「円高になったら、円高に強い産業が生まれる」と主張されていましたよね。私も、そう思っておりました。先生も、私も、スティグリッツクルーグマンのような、いわゆる富国論のアダム・スミスを起点とする「神の見えざる手」を、信用していました。神はサイコロを振らない、そう信じておりました。だからインデックスファンドを買うのが天国への近道だと信じてきましたし、インフレ比率が概ね年利 7%ポイントのリターンを得ることができています。今のところはね。

野口先生、たぶん、あなたは正しい。正しくないのは、民主党を過信して、選挙に投じた国民だと思います。はっきりいうと、あのとき民主党経済政策は「国としての」主体性確立できていなかったのが最大の問題点だと思います2010年にさしかかる頃、円高になるメリットは確実にありました。あの当時は BRICS を代表とする大国が消費旺盛で、化石燃料も高く、円高にすると都市部労働者にとってはメリットがありましたし、地方にとってもメリットがありました。だから、ある程度の円高は好まれたのです。

問題なのは日本国民はが世界円高で勝てる価値提供ができなかったのです。先生は、民主党の連中の支持基盤である都市部労働者」の実力を過信しておりましたよね?おそらく「円高メリットのある層は、円安で抑圧されてきた」と考えておられたでしょう。実を言うと、私もそうでした。円高になると、円高メリットのある会社があって、そういう会社が伸びるだろう、と思っていました。

今となっては、性急すぎた政策についていけた国民がいなかった、ということです。そして、民主党支持基盤であった都市部製造業従事者を破竹の勢いで潰れていったという事実だけでした。311 以前に戻りますと、あの頃は東芝日産のような民間大企業が元気でした。しかしながら、民主党政策は「経済的メリットのないガソリン減税、高速道路無料化」「JR再雇用されなかった組合員に総額およそ200億円を支払う」「再生エネルギー強制購入させられる」という、ポピュリズムで場当たり的な政策うんざりさせられましたよね。どれもこれも継続性がなかった、そんな経済政策だったわけです。

それで、あの当時、為替領域世界では何が起きていたか適切に把握していた人は民主党にいたのでしょうか?私はわかりません。

ただ、当時はリーマンショック後の「通貨流通量マシマシ」にあって、日本以外はマネーサプライがダブダ状態にあったことは判明しています韓国朴槿恵大統領が「日本通貨安を誘導している」と、2014年頃に煩くなったのは自民党になってマネーサプライを加速したからでしょう。つまり日本けが通貨流通量の増量が相対的に遅かっただけでなかったのか?、それは民主党無能からと、当時は私は思ったのでした。そして、それは国民も、世界も、同じ感想を抱いたのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、世界は「円安メリットのある国が円高是正しないのは、日本は(実質)内紛状態にあって、円安にできていないだけなんじゃないか?」と思われていたわけです。そうだとしたら、マネーサプライを上昇させて円高否定するやつがいない、つまり円高なのは、実力と無関係」とね。

じゃあ、マネーサプライを増やすとどうなるのか?、というと民主党から自民に変わった結果どうなったか思い出しましょう。物価インフレです。それは教科書どうりですね。いまの紙幣は兌換性が無い、信用紙幣ですから全く問題ありません。マンキューかスティグリッツでも読むほうが良いですから

それで、タイトルに戻りましょう。実力の無い国民による『円高』は持続不可能であり、その実力は『円高から育くまれもの』ではない、そういうことを民主党に教えてもらったし、国民は『円高に値する国民になれ』というべきなんじゃないですか?

2021-06-07

胡温体制

これを見るとやはり胡錦涛氏のような人物が続いていれば、中国はいまも大国の道を進んでいたと思う

そんな歴史を見ることができないのは残念である

しかしそれ(膨張・威圧非人主義)が最終的な中国人の民意なのであれば、しょうがないとも思う

理由なしにこの暗黒の8年間を導いたわけではないと思う

胡錦濤中華人民共和国国務院総理指名した温家宝とともに科学的発展観に基づき、1990年代以降に中国社会問題化した改革開放政策での高度経済成長に起因する格差の拡大や環境汚染による公害などに取り組み、「和諧社会」「小康社会」というスローガンを掲げて所得格差是正と安定成長に努めた。胡錦濤最高権力者になってからも、オリンピックとしても国際博覧会としても史上最大規模だった北京五輪上海万博代表されるように経済開発の重視は変わらなかったものの、輸出主導の大量生産社会から内需主導の大量消費社会に転換することを目指した[61]。また、胡錦濤体制では国有企業民営化の動きが停滞し、国家資本主義を支える国有公有経済管理と堅持が強調され、1990年代の「国退民進」と対照的な「国進民退」とも呼ばれた[62]。

胡温体制中国GDP国内総生産)は世界2位となり、2008年世界金融危機の際は当時の王岐山国務院副総理の主導で金融緩和とともに中国高速鉄道網の建設など4兆元の大規模な財政出動内需拡大十項措置英語版))を断行して世界最速のV字回復金融危機脱出させ[63][64][65][66]、中国は当時の世界GDP増加の過半数に関連したことからリーマンショック後の世界経済を救済したと評されるも[67][68]、この投資主導の政策人民元改革とともにバブル経済を加速させてバラマキ財政箱物行政のような無駄公共投資地方融資平台による不良債権などの課題も残したと批判する見方もある[69][70][71]。ただし、農村部住民の足かせとなっていた農村戸籍廃止地域限定で乗り出し、「新型農村合作医療制度」と「都市部住民基本医療保険」の導入で保険制度のなかった農村部都市部統合して2020年までの国民皆保険(全民医療保障)を目指した点は評価されている[72][73][74]。

就任当初多くのヨーロッパアメリカ為政者は胡に対して「隠れた自由主義者」という期待感を持っていた。実際に2002年発生した伝染病SARSに関して前任の江沢民政権ではほとんどの報道規制されていたが、胡就任後には感染経路等の詳細な報道がなされるようになり、胡耀邦の辞任や2008年に発生した四川大地震のような国民の関心の高い出来事に関する報道国内外わず江沢民政権時代に比べ開放路線へと向かった。

しかし、胡はインターネット監視と警告も行っており、江の時代よりも敏感な政治的検閲を行った。2008年チベット騒乱や2009年ウイグル騒乱の際は地域限定インターネット遮断も起きた[77][78][79][80][81]。

なお、2010年2月21日には人民日報運営するミニブログ人民微博」へ胡本人がアカウントを開設したと話題になったが、一言メッセージを残さぬまま、翌22日には非表示となった[82][83]。またことき、濤哥(胡錦濤アニキ、という意味)」という愛称で呼ばれている。

道徳規範

電光掲示板に掲げられた社会主義栄辱観

2006年3月中国国内における多数の社会問題への対応として、胡錦濤は、「8つの名誉と8つの恥」という題目の、中国国民に守らせる道徳規律・「社会主義栄辱観」を公開した[84]。「8つの名誉不名誉」として知られている代わりに、良き国民名誉と考えるものと、恥と考えるものとが要約された、8つの詩趣に富んだ政策が盛り込まれている。いよいよ脆弱になる社会構造の中で主に同世代中国人が関係している金と権力の掌握と、改革開放後の中国がもたらした、ますます増加する道徳心の欠如を、胡錦濤イデオロギー解決する方法として広く知られている。これは中国共産党指導者自身のための基準からマルクス主義者の理論に貢献するものへと変わった。また、各大学への「マルクス主義学院」の設置を推し進めた。

北京オリンピック上海国際博覧会の準備で教室に張られたポスター、街の通りにある旗、そして電子工学による展示板など、普及を促進している。胡錦濤政策は、前任者のイデオロギー、すなわち、江沢民の3つの代表鄧小平理論、そして、時代の中心であった毛沢東思想とは異なり、社会的・経済目標を課すことに反対して徳治主義的に道徳規範を成文化したものへ推移している。

外交軍事

2008年8月ジョージ・W・ブッシュ(右)、ジョージ・H・W・ブッシュ中央)と

2009年バラク・オバマ(右)と

2007年ウラジーミル・プーチン(右)と

2008年BRICsの首脳4人。左からマンモハン・シンドミートリー・メドヴェージェフ胡錦濤ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ

胡は外交政策として、後述する日本台湾の例にある通り江の外交政策修正に集中しており、世界のさまざまな国と関係を強化した[85][86]。

胡はアメリカ合衆国・中国朝鮮民主主義人民共和国三者協議さら近隣諸国韓国日本ロシアも加えた6カ国協議北京主催するなど北朝鮮問題積極的従事している点で、江とは異なる。北朝鮮にとって当時最大の貿易相手経済的に依存し[87]、中朝友好協力相互援助条約で唯一軍事同盟を結ぶ国であることから中国仲介要請した米国に対して江は二国間問題であるとして取り合わなかったが、胡はアメリカの起こしたイラク戦争の衝撃から仲介に乗り出したとされる[88]。当初金正日対話拒否するも、中国が3日間原油を禁輸したことで態度を翻したともされている[89][90][91]。胡は6カ国協議による多国間対話での平和解決基調としつつ北朝鮮への圧力必要性理解し、日米の提案した国連初の対北経済制裁である国際連合安全保障理事会決議1718にも賛成した[92]。

胡は中国和平崛起(英語版)を掲げて中国の台頭は平和安全寄与することを国際社会保証するとし、世界の様々な地域中国人民解放軍などから部隊派兵して平和維持活動(PKO)への参加を本格化させて中国国連常任理事国最大のPKO派遣国となり[93]、特にアフリカを重視してスーダンでの国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団の成立に主導的な役割を果たし[94]、リベリアでは平和維持軍に参加する中国国連への影響力を利用して台湾中華民国)との国交断絶リベリアに行わせたと台湾政府から非難された[95][96]。ソマリア海賊対策では中国人民解放軍海軍艦隊派遣して建軍以来初の実任務外洋遠征を行って真珠の首飾り戦略に基づいた中国海洋進出推し進めた[97]。アフリカ諸国への援助も積極的に行い、アフリカ諸国の首脳を北京中国アフリカ協力フォーラムで集めて胡が行った提案アディスアベバアフリカ連合本部中国資金企業によって建設された[98]。さらに「アメリカの裏庭」ともされてきたラテンアメリカ諸国に影響力を拡大し、中国米州ボリバル同盟南米諸国連合を立ち上げて米国と対決姿勢を強めていたベネズエラエクアドルの最大の債権国になり[99][100]、中南米諸国の首脳が集められたカラカスラテンアメリカカリブ諸国共同体設立会議議長ベネズエラウゴ・チャベス大統領米国批判して胡の祝電を読み上げている[101]。

また、胡は中国の持つ世界最大の外貨準備高活用してアジアアフリカ中南米発展途上国G77)での資源権益獲得だけでなく、アメリカ欧州日本などの先進国G7)にも対外投資を行う走出去推し進めた。中国が最大のアメリカ国債保有国や最大の貿易赤字相手国となって無視できなくなったアメリカでは、中国とあらゆる世界的な問題において協力できるとするG2論が流行するなど中国世界にもたらす影響は胡錦濤の在職中に増大した[86]。

2018-10-21

anond:20181021093430

アジア文化後進国というが、既に中国アートシーンが世界を席巻したのすら10年は経過している

今、中国が来てる!なんて言ったところで既に周回遅れなのだが、

日本はそこから更に周回遅れ状態なので、今だにデュシャン展なんか見て喧々諤々やっており、

ゾゾの前澤ごときが一番有名なアートコレクターと目されている

一言言っておくと、前澤はアートコレクターとしては3流以下である

バスキアピカソウォーホル。既に評価の確定した前世代の作品を高い金出して買ってるだけで、

欧米の一流アートコレクターのように、積極的若いアーティストを発掘したり、

従来のアートに新しい価値文脈を生み出すようキュレーションができていない。

如何にもアート後進国教養なき成り上がりアート趣味という感じが薄ら寒いばかりである

現代アート世界は、金の流れと密接に結びついている

現状だとBRICSあたりの金の流れの速い経済成長国家アートキャッチアップできていないようでは、

アート世界現在を把握できているとはとても言えないだろう

しかし、30年にも及ぶデフレ不況によりすっかり貧乏国家となった日本では、

現代アートなんか扱いには荷が重すぎるのである

文献もほとんど既に死んだ潮流となった欧米アーティストのものばかりで、

BRICSあたりのアートを本格的に扱ったものなどほとんどないだろう

現時点で、現代アート理解できている日本人などほとんどいないのである

2017-12-13

日本が没落するのなんて想像できなかった

90年代には日本が没落するのなんて全然想像できなかった。バブルが弾けても、世界経済ビッグプレイヤーといえばアメリカ日本EUと(少なくとも日本では)考えられていた。高齢化問題は当時からとっくに共通認識で、非常に深刻な問題だったけど、まだもうちょっと先のお話だった。日本お金がある国という認識だった。

それがデフレ不況経済成長せず、ボリューム層の団塊ジュニア世代就職氷河期に当たり、そのまま棄民されて社会保障の重荷になることが見越され、日本で働くことがアジア労働者から見ても魅力的でなくなりつつあるとはねえ。他国に優る経済的繁栄が昔話として若い人たちに語られることになるとは。

80年代から90年代には中国貧困暗黒大陸のように見えた。当時から経済特区というのはあったけど、第三世界(という言葉は知ってる?)諸国経済的躍進の実例が知る限りなかったので、中国がこんな発展を遂げるなんてイメージできなかった。そういえば、当時は中国四千年の歴史という枕詞がよく使われたものだったっけ。101(いちまるいち)という謎の毛生え薬なんてのもあった。

BRICSという言葉が出来て、忘れられた。アジアアフリカラテンアメリカ中東も豊かになった。世界人口比で見る最貧困層も減リ続けている。めでたしめでたし

2017-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20170323224555

かつてそれなりに発展したが今微妙な国をまとめて呼ぶ呼称みたいなのが欲しいBRICSとかMARCHみたいな感じでそれなりにかっこいいのが欲しい。候補としてはスペインロシア日本ポルトガルが入ると思う。SRJP、JRSP、だと読みにくい。

JPRSジェイパースなんとなく響きがいいしこれどうかな。モンゴルを入れてMJPRSでもいい。

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