はてなキーワード: ミスプロとは
みなさんこんばんは
さて、直前で判明した内容です。
タイトルホルダーの追い切りは、信頼筋も高評価していたので、いいんだと思います。
個人的にはよく見えないし、1週前からセットでの評価なんじゃないかなと思ってますが。
少なくとも自分より詳しい人たちがタイトルホルダーの出来がいいと言うてるんだからそうなんでしょ
でもまあ、タイトルホルダーって、全盛期のエフフォーリアに勝てたわけでもなく、フィエールマンやキタサンブラックやクロノジェネシスに勝ったわけでもない馬で、そもそもタイトルホルダーの強さを疑っていた僕としては、やはりここでも疑っています
そしてミスプロ系。
前走重馬場を激走
馬券にはもちろん絡めるけど、タイトルホルダーが飛ぶ可能性は考慮に入れています。
そして雨はやむとのこと
うまくいけば良馬場でやれそうです。
そして絶好枠
つうわけで、馬券はすでに買いました
そして単勝3000円
現地で単勝1万くらい買うと思う。
春の天皇賞が近づいてきました。
今年の競馬は難しいですね。
近年、長距離戦線は手薄でレベルの低下が著しい、と言われながらも、今年はいいメンバーが揃いました。
現役最強(かもしれない)前年度覇者タイトルホルダーを筆頭に、有馬記念2着のボルドグフーシュ、阪神大賞典で圧勝したジャスティンパレス、サウジアラビアで3000mのG3を圧勝したシルヴァーソニック、そして今や若馬に対するジムリーダーのポジションとなったディープボンドがライバルで揃います。
みなさんが気になる点は大きく2つ
・京都にかわるのはどうなのか?
だと思います。
まだ起きてないことを論じるには過去のデータに当たるしかないわけなのですけど、血統的な話をまずしておきます。
3000mを超える長距離戦線のデータとして、京都で行われる天皇賞春、菊花賞、阪神で行われる阪神大賞典をチェックします。
阪神大賞典は京都の有無に関わらず阪神競馬場で行われているので、阪神のデータの筆頭です。
2013年-2023年の11年間のうち、馬券内となったのべ33頭のうち、27頭がサンデーサイレンス系です。
それ以外の6頭は、キンカメのようなミスタープロスペクター系が3頭、ノーザンダンサー系が2頭、それ以外が1頭です。
この中でサンデー系以外で連対したのはミスプロ系のユーキャンスマイルのみ。
サンデー系は強いけど、それ以外のパワー系がしっかり絡んでくるという傾向です。
2012-2020年までの9年間のうち、馬券内となったのべ27頭のうち、サンデーサイレンス系は19頭、エピファネイアやスクリーンヒーローのロベルト系が4頭、キンカメのミスプロ系が3頭、ノーザンダンサー系が1頭です。
阪神大賞典とそれほど大きな差は見えないものの、阪神でいなかったロベルト系が出てきています。
ちなみにここ2年の阪神での菊花賞だと、サンデー系が2頭、ロベルト系が3頭、キンカメ系が1頭になります。
これを見ると、阪神大賞典、阪神で行われた菊花賞、京都で行われた菊花賞は、どれもそれほど傾向が違わないように見えます。
馬が若い分、パワーがあったり成長が速かったりするのが重要な要素ともなっているのでしょう。
そして春の天皇賞
2013-2020年までの8年間、計24頭の馬券内のうち、実に23頭がサンデーサイレンス系で、残り1頭はそれ以外の外国産馬となります。
正直、サンデー系じゃないと話にならないと言っていいレベルです。
菊花賞や阪神大賞典でぽつぽつサンデー以外が入っていたことを思うと、偶然とはなかなか言い難い傾向があると思われます。
阪神は小回りで急坂も2回あり、タフさと器用さを兼ね備えたパワー型の馬が求められるのが大きな傾向としてあるので、パワー型のキンカメやロベルト系が出てくるのも納得です。
それに対して京都は、3コーナーの急坂から、下りながらのロングスパートになりやすく、下り坂で楽ができる分スタミナをある程度ごまかせるという話もあります。
そして直線は阪神より長く、ゴール前の坂がないため、ゴール前の切れ味勝負になりやすい、とも言われています。
イメージとしては、阪神や中山より、東京競馬場に近いとされています。
で、阪神開催となったここ2年で、すぐさまキンカメのミスプロ系が2頭入ってくるところを見ても、京都でミスプロが来れないのは訳ありなのかな?という気がしてしまいますね。
データ的にはミスプロ系はここ8年で22頭が京都の春天に挑んで全員馬券外となっているそうです。
そして今回の有力馬を見てみると、
サンデー系がアスクビクターモア、ジャスティンパレス、シルヴァーソニック、ディープボンドになり、キンカメ系がタイトルホルダー、ロベルト系がボルドグフーシュとなります。
ただ、ボルドグフーシュは父母父、母父父がサンデーサイレンスなので、サンデーサイレンスの3x3を持っているため、血の1/4がサンデーサイレンスなロベルト系という、ちょっと変わったポジションです。
それを言ったらドゥラメンテの母父もサンデーサイレンスなので、タイトルホルダーにもサンデーの血は流れています。
サンデー系を重く見るなら、アスクビクターモア、ジャスティンパレス、シルヴァーソニック、ディープボンドから選ぶことになるでしょうが、さすがに自力が血統を上回っていると思うので、タイトルホルダーは割って入りそうな気がします。
サンデーは重視しつつも、という程度でしょうか。
少しメンタル的にもピリピリしていたそうですが、レースが終わって落ち着いているという話です。
朗報なのは、出遅れた後、先を見越して田辺騎手が無理に追わなかったこと。
回ってきただけという感じで、重馬場を走ったダメージはゼロと考えてよく、このあたりは田辺騎手の好騎乗だったと言えます。
そして1週前追い切りは抜群によく、これでダメと言われたらどうしていいかわからんよ、と田村先生も機嫌よかったみたいです。
高木助手も、日経賞と全然違うと話していますし、状態に関しては申し分ないと言えます。
もうひとつ気になるポイントは横山武史騎手への乗り変わりですね。
正直、田辺騎手とビクタ君のコンビは好きだったし、良くも悪くも執着しない田辺さんらしい騎乗がビクタ君に合っていた気はしています。
しかし、横山武史騎手はやっぱり抜群にうまいし、勝つ気で乗ってくれる闘志ある騎手です。
そして1週前追い切りでも乗ってくれていて、タイトルホルダーなんかとはまた違うタイプですごく柔らかいと評価してくれていました。
心配は何もいらないでしょう。
長距離は騎手を買えという言葉があるくらい、うまくリラックスさせて折り合わせるのが最重要ポイントです。
今はやはりルメールよりうまい騎手はいないし、サンデーサイレンス系、そして阪神大賞典で緩めに作っての圧勝、と思うと、ジャスティンパレスが1番のライバルであることは間違いないです。
力で言えばタイトルホルダーも強いのは間違いないですが、重馬場巧者がライバル不在のドロドロの中山でドスローで勝っただけ、と思うと、日経賞の着差はそれほど注目すべきでないと思っています。
ボルドグフーシュも間違いなく強いのですけど、長距離だとなぜか川田騎手は勝てなくなるのが不安要素です。
あれだけの騎手なんだけど、馬に騎乗を合わせず、馬を従わせるタイプの騎手なので、ボルドグフーシュに少し合ってない感じはします。
ジャスティンパレスと斤量差があって、しかも仕上げもボルドグフーシュのほうが切れてたと思うと、あの阪神大章典の差って、斤量差考えると騎手の差が3馬身分くらいある、ということだと言えます。
と言っても阪神大賞典でも2着は立派ですけどねー。
シルヴァーソニックはひょっとしたら馬券内食い込むかもしれない。
これを思うとはっきり、良馬場で、高速馬場のスピード勝負、しかもハイペースからの消耗戦が得意なのがわかります。
重たいタフな馬場での消耗戦には向きません。
その点、解禁すぐの京都で、先週も前が止まっていなかったことを思うと条件は合っています。
しかし雨予報。
稍重程度なら、と思うけど、不利になることは間違いないでしょう。
ただ、ハナにいきそうなアフリカンゴールドはハイペースにはしなさそうだし、タイトルホルダーも中で緩めて緩急をつけて足を残すタイプ。
タイトルホルダーはハイペースもスローペースもどちらもいけるけど、高速で引くメリットがないからしなさそうだと思う。
阪神大賞典もスローペースからの決め脚勝負だったし、日経賞も重馬場でペースは上がらなかった。
ということは、今回がハイペースになれば、前哨戦2走と様相がわりと変わってくるのはあり得る話だと思います。
ただ、普通にしていれば今回の春天もハイペースになるとは思いにくい。
ということは、結構な確率でビクタくんがハナに行くと思っている。
3番手で前が作るペースに任せてじっとしていたら決め脚の差がある分勝てないのではないかな
なら自分でハイペースを作るしかないので、少なくともペースが緩む1コーナー過ぎたあたりでハナに変わるのでは?
今回のメンバーで、ハイペースの東京のG1で馬券内に残せる馬はビクタくんしかいないし、京都で好走できる条件はかなり持っていると思う。
ペースを握ろう、できるよ、武史騎手、頼んだよ。
ヨーロッパのレースと言えばやはりサドラーズウェルズが入ってなきゃいけない
日本で言えばサンデーサイレンスが入ってなきゃいけないのと同じ感じ
サドラー系はヨーロッパの重くてタフな馬場をスピードに乗せてロングスパートするような特徴を持つ
日本風に言うと、「時計のかかるタフな馬場でスピードを持続させる馬」で、そういうタイプがヨーロッパで活躍しやすい
それに対して、日本の流行りは、キレキレの弾むような馬場でいかに高速に走るか?というタイプ
ぼこぼこで重たいヨーロッパの馬場だと、日本の馬場に向くタイプではなかなか厳しい
とはいえ、昨年フィーバーし、もう亡くなったスノーフォールのように、サンデーサイレンス系のディープインパクト産駒でもヨーロッパで活躍する馬もいる
ということはサンデー系=即ヨーロッパに向かない、とはならない
というわけで、スノーフォールの血統を見ると、父はディープインパクトだが、母父がガリレオだった
日本に向かない馬は日本で活躍できず、こいつで凱旋門賞に挑戦するぜ!ってところまでいかないし、ある程度日本にも向かなきゃいけない
ということは、凱旋門で一番チャンスがあるのが、母系にサドラーを持つ血統だと思われる
母系にサドラーがいて、それでいて日本で勝てるような絶対的なスピードを持つ馬がいるといい
今回、凱旋門賞に出る馬を見てみると、タイトルホルダーがばっちりそれに当たる
タイトルホルダーのひいじいちゃんがモンジューで、ひいひいじいちゃんがサドラーズウェルズ
これは凱旋門賞を勝てる血だ
さらに父ドゥラメンテはキングマンボの直系で、さらにキングマンボの父のミスタープロスペクターは、母系にも入っているので、タイトルホルダーはミスプロのクロスを持つ
さらに、そのスピードをしなやかに柔らかくするためのサンデーサイレンスも父系に入っている
つまり、ヨーロッパでの活躍に必須条件の血統を母系に持ち、父系はアメリカ的スピードと日本的なしなやかさを合わせている
それでいて、タフな条件でも気にならないスタミナを持ち、自分で流れを作れる逃げ馬でもある
正直言うと、タイトルホルダーが勝てなかったら、今後もしばらく凱旋門は勝てないだろう
懸念点は、ロンシャンのような大きな競馬場、日本で言えば東京競馬場のような大きなコースで勝ってないところ
阪神も中山も勝っているから、トリッキーなアップダウンやペースの上げ下げは問題はないだろう
しかし最後に後ろ脚質がそれほど展開の不利を受けずにフルでスパートできる大箱は、タイトルホルダーにとって必ずしも向いたコースとは思えない
タイトルホルダーの真骨頂は自分で、自分にとって最も有利なペースを作れるところ
小回りでコーナーを多く回るコースではそのペースに周りを巻き込むこともしやすいのだが、今回はワンターンなので今までとは違う形になるかもしれない
願わくは昨日のニエル賞フォア賞の日のように、前有利な馬場となることを願うしかない
タフな馬場に強く、スタミナも豊富にもつけど、昨年のぬかるんだロンシャンではすっかりやる気を失って、歩いてのゴールだった
能力の高さは当然必要だけど、馬場適正も最終的には影響するだろう
ボンドに適性はないと見る
仮に良馬場となれば、フォア賞を勝ったのは伊達ではないという実力は見せてくれるだろう
それでも、せいぜい8着あたりではないか
これでロンシャンをこなせるか?というと、よほど能力が高くないと無理だろう
まあよほど能力は高いのだけど
ドウデュースはタイトルホルダーと違って、小回りでペースを刻むより、大箱で一気に躍動するほうが強い
そういう点からするとタイトルホルダーより(馬場じゃなくてワンターン2400という広い)コースの適性はある
しかし、それでも横山和生はタイトルホルダーのベストを引き出すペース配分をするだろうし、そうなるとドウデュースは翻弄されるのではないか
タイトルホルダーが上手に乗って回れば、ドウデュースがタイトルホルダーを上回るとは思えない
東京2000ならタイトルホルダーにドウデュースは勝つだろうけど、ロンシャンでじゃ無理だろう
ドウデュースよりよほどコース適性のありそうな昨年のクロノジェネシスでさえあれだったので、ドウデュースはクロノの7着を上回るのが目標になるだろう