はてなキーワード: 音楽劇とは
エログロナンセンスだとわかって見に行っても、女として生理的に無理だったところがあった。
「いい子じゃないとわからせたくて、父が仕掛けた監視カメラに向かって股を開いた」
父親に性的な目で見られる・自分を性的な存在として父親にアピールする。無理。父親と性を隔離しようという本能に反する。
自分を監視する父親へのあてつけとして、男を連れ込んでセックスして見せつけるなら理解できる。その場合、性的対象は父親ではなく相手の男だから。
自分達は植木屋の味方であると示すため、看護師達が師長を罵倒するシーン。
「厳しく叱られた」「患者に殺された同僚看護師を無下に扱った」というような仕事上の不満ではなく「どうせ処女」「ヤリマンの方がマシ」「院長はミニスカナースとヤリまくってる(=意中の男に性的対象とされていない)」という女性としての尊厳を傷つけるような罵り方を、同じ女性がしていたことが辛かった。
・『女の性欲』の否定
一目惚れして追いかけ回していたメイが欲情し「子作りしよう」と言うと途端に逃げ出すアキラ。
結局男は、女が性欲を表に出すと引くんだよね。振りむいてくれたヤッター!って2人で男根神輿に乗って歌うラストだったらよかったのに。
倫理的にどうかと思うような台詞もあったが、この3点はあまりの気持ちの悪さに耐えられなかった。
脚本・演出の青木豪は男性であり、どうしても理解できない・埋められない男女の感覚差はあるだろう。
台本に書いてあればどんな台詞でも言わざるをえない役者は大変だと思った。
男女関係なく、アキラがメイの話を全く聞いていない事も引っかかった。
口説いていい感じになるシーンで突然「部屋に篭るからダメになる、毎日外に出て太陽を浴びるべき」と語るアキラ。
メイ、そんな話してた!?メイは医学部を出た後大学病院で研修医をしていたようなので、別に引き篭もりではない。何の話だ。
高嶺の花をゲットするために、何かきっかけがほしい。吊り橋効果。それはわかる。
しかし、自分に都合のいい障害として父(院長)を設定しひたすら攻撃するだけで、メイの事情や心情は全く聞こうともしない。
最初から最後まで、アキラが相手を全く尊重しない勝手な男としか思えなかった。だから元嫁も逃げたんだろうな。
はっきり言ってあなたの思考は原理主義に凝り固まりすぎている。
不必要なほど高い権威意識のせいで、物事の良さを柔軟に汲み取ることができない状態にある。
作中の言葉でいえば「ノイズに心の傷を広げられている」ような状態だ。
その「傷」を言語化するならば、
"音楽に対する思いが強いあまり、それを扱う他者を不誠実だと唾棄し、批難して憚らない精神を内面化している"という所だ。
作中にあなたとまったく同じ「傷」を抱えている少女は今のところ登場していないが、
それと似たような感じでネガティブで頑固な思いに囚われ、
そしてそれが部員とのやり取りの中で「救い」へと昇華されたストーリーはいくつかある。
そこまで熱心に批判をする気概があるのなら、実際にプレイし読み進めてもらえれば、
必ず響くシナリオを見つけられると思うし、それがあなたの救いにもなるはずだ。
既プレイ者からすると、編成についての批判などはすべて的外れで、
作中の状況や器楽部という部活の特殊性を理解していないから生まれる意見だと感じる一方で、
納得させる簡潔な文章を書くのは非常に難しいとも感じる。
だから何度も言うようだが、批判を続けるのならメインストーリーを可能な範囲で読んでからにしてほしい。
5幕の終盤くらいまでは一気に進めるはずだ。
過去に行われたイベントストーリーなども、当時のメインストーリーの進度と同期して登場人物の振る舞いが変る等があり、
批判のためにそれも見たいということなら、個人的に撮りためたものをアップしようと思うので言ってほしい。
YouTubeを漁れば一部アップされているものもあるが、全部はないと思うので補完が必要だと思う。
先ほど納得させるのは難しいと言ったが、一点だけ説明してみようと思う。
器楽部というのは、吹奏楽部やオーケストラ部のような形式張った伝統的な部活の常識に囚われない、
楽器を使ってパフォーマンスを行う部であり、定演などもあるが、主な活動の場は学内行事と、地域のお祭やイベント、幼稚園での音楽劇だとかになる。
部員には世界レベルの実力をもつ設定の子も数人いるが、あえて初心者とも混じって「楽しむ」ことに主眼を置いた部活をやっている。
つまり、コンクールなどの高みを目指して切磋琢磨する系の作品とはまったく主旨が異なるという事だ。