2024-04-13

自己投資の基本

若者投資なんかせずに自己投資しろ

NISAするより自分投資した方が断然有利」

なんて偉そうなことを言う奴が多いくせに

じゃぁ自己投資をどうやってすればいいのかを誰も教えていないか

自分過去経験を踏まえて自己投資について解説したい

拡張自我に対して自己投資する

拡張自我とは、要するに自分身の回りにあるモノを自分の一部だと認識する心理学のこと

自分の使っているペンを褒められると嬉しいし貶されると怒る

それは自分自身を褒められたり傷つけられたりしているのと同じだから、という感覚

本当に自分自身に対して投資をすると基本的に不可逆なので取り返しがつかない

ところが拡張自我は失敗すれば捨てれば良いのでリスクが少ない

なので基本的には拡張自我に対して投資をしよう

腕時計

一番簡単な例は「腕時計」だ

ロレックスとかデイトナとかそういうのでしょ?」

と思われるかも知れないが、Apple Watchで良い

ただし、一番高いApple Watch Ultraを付ける

Ultraはデカくて物理的にどうしても無理ならノーマルで良いがバンドHERMESにする

とにかく背伸びしてでも高いものを身につけることで

自分自身の価値簡単に高めることができる

自分にとってそれが値段相応価値があるだろうか?」

などと考える必要はない

ただただその価格が付けられている(そして値下がりしない)のであれば、投資額として相応であるから

株式投資をする際も、投資先の企業に対する価値自分基準で計ったりはしないように

自己投資する場合投資先に対して自分基準価値判断しない

ちなみにAppleユーザーでないならGarminでもなんでも構わないがとにかく考え得る一番高いものを身につけよう

衣服

服も同様に簡単拡張自我を高められる

「オーダーのスーツとか?着る場面がないけど」

という意見も良く聞くが、たまにしか着ない衣服の値段を高くしても自己投資にならない

たまにしか着ないので拡張自我として認識していないからだ

拡張自我として投資するなら「普段着」に対して投資する

例えば下着靴下価格を高めにし、一足千円の靴下を常用する

シャツパンツアウトレットでは買わず、新作を率先して買う

デカデカブランドロゴが入っているようなモノは高くても「下品」と思われるリスクはらんでいるため

割とおとなしめのロゴなどが入ったものを選ぼう

衣服消耗品なのでコスパが悪いように思うが

経験上、高い衣服はかなり長持ちする

らくだ無意識的に洗濯に気を付けているからだと思う

食器

茶碗、皿、カップ、箸、スプーンフォークなどの食器もできる限り高級な食器を使う

これも食器棚に眠らせて

記念日に使う大事食器

というようなことはしない

普段使いする食器として高いモノを使う

ちなみに食べるモノはなんでも良い

パスタ冷凍でもレンジでチンでも全然構わない

ただし食器は必ず高級なモノを使う

例えばグラスのボールカット野菜と安物ベーコンを放り込んでドレッシングで混ぜるだけでかなり高級サラダになる

ワインなんてコンビニの600円のワインで良いが

バカラワイングラスで飲めば十分高級ワインとして楽しめる

住居

住居はできる限り高額なところに住む

賃貸か購入かは死生観に基づいて勝手に決めれば良い

ただし自己投資としては最大額を突っ込むレベルで高額なところに住む

住宅ローンを借りる場合限界まで借りる

投資大原則はレバレッジをして損切りすることなのと同様で

限界まで借りた上で売却価格に目を光らせるのが良い

そして住居の中でも拡張自我に関する部分に最大限投資する

例えば風呂は良ければ良いに決まっているが、拡張自我としてどうか、というのを自問自答する

人によっては風呂好きな人がいるのでそこに投資するのは間違いではない

他にもキッチンリビング拡張自我としてどうか、をよく考える

簡単判別方法は、上司に叱られたときに「でも俺の家は檜風呂だしな」と思ってストレスがなくなるなら拡張自我である

この投資は部屋に置く家具などにも当てはまる

住居の家具を全て高価なものにするととんでもない額になるので

拡張自我として最も強い部分の家具を高価なものにする

よく寝室や寝具に投資する人がいるがオススメできない

「1日のうちで一番長時間を過ごす」

などという触れ込みが多いが、大半は意識が無い状態なので拡張自我としては希薄である

動機付けとなるもの投資する

例えば英語学習することで昇給や昇進、転職約束されているような状況であっても

日々の英語勉強する人は一部の人に限られる

これは

英語勉強すると利益がある」

という動機があるのにも関わらず

英語勉強する」

という行動に移せない状態になっているためで

動機から行動に移すには「動機付け」が必要となる

この動機付けには「内的動機付け」と「外的動機付け」がある

内的動機付け自発的内面から出てくる動機付けのことで、よく「やる気」「モチベーション」などと言われる

一方で外的動機付け他人から怒られたり、英会話教室の案内が届いたりするようなことが当てはまる

これらの動機付けに関するもの積極的投資することで、高いリターンを期待できる

拡張自我価値向上による自己価値ギャップ

上の節で説明した拡張自我に基づいた自信への投資自己価値向上に繋がっている

ただし、自分自分に感じている価値Apple Watch価格が見合っていないと感じると、そこがギャップになる

そして人はそのギャップを埋めようとして自己価値を高めようという「内的動機付け」が完成する

新入社員に「高いペンを買え」などという指導が昔は良くあったが

要するにこの理論実践しているに過ぎない

基本的に成長や成功のチャンスは何度でもあるのだが、内的動機付けができていないとそのチャンスを逃す

自己投資によるリターンを得るためには内的動機付けをしておくことは必須である

英会話教室資格試験講習会ジム

自己研鑽としてこの手のものが多いが注意したいのは外的動機付けに繋がるかどうか、である

例えばジムに通うときに高い年会費を払うと、それがそのまま外的動機付けになる

他にも週に一回のヨガを予約すると、行かざるを得なくなる

これが「安い」「いつでも気軽に」となると外的動機付けにならない

安物買いの銭失いと同じである

基本的には投資額が高い方が外的動機付けになりやすいが

そもそも得られるリターンが投資額に見合ったものであるのかはよく考えた方が良い

(単に趣味としてやるなら投資ではないので気にしなくて良い)

機会創出に対する投資

チャンスはいくらでもあるとは言ったが、増やせるなら増やした方が良い

例えば古い友人関係大学関係の付き合い、旧職場の付き合いなどには積極的投資する

これは何も金銭に関するものではなく、時間を消費するという投資も含まれ

ただしチャンスが増えそうにないのであれば投資する必要はない

こういうとき

あいつは目ざとい」「付き合いが悪い」

などという話に付き合う必要はない

もちろん本当に友人関係として大事なら話は別だが、ただの職場関係でチャンスも増えそうにないなら無視して良い

極端に言えば同じ職場の同じメンバー飲み会などは無視してよく、知らない人との飲み会などは積極的に参加するべきである

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