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2021-03-14

fff -フォルティッシッシモ-』〜歓喜に歌え!〜 第10-12

anond:20210314001312

ネタバレ

10ボヘミア地方プリッツ庭園 実況

ゲーテ(歌)「ようこそボヘミアへ」

謎の女(歌)「ようこそボヘミアへ」*単純な輪唱でなく

!謎の女は通訳役だったの⁈天才すぎる上田先生。謎の女無駄に歌うまいなぁ。ふた言ほど通訳した後はハミングに切り替えて実際は通訳していることを表現しつつ、劇中のゲーテベートーヴェン普通に会話をする。

この発音自分が知ってる発音と違うー。

ゲーテ「ほんとうにあなたの歌うべきことを歌っていますか」「まだ見つけていない真実がある。そんな気がします」

実際はベタ褒めだったようだけど、なるほど。

有名なエピソードきました。劇中では皇帝皇后カール大公ドル大公メッテルニヒもいたけれど、史実で目にしたのは皇后マリア・ルドヴィカとその取り巻き

皇后史実では1807年に2番目の妻マリア・テレジアが亡くなって、1808年にマリア・ルドヴィカになっているけど、劇中では千風さんが通しで演じている。だからこそ配役の名前も「オーストリア皇后」でぼかしてるんだな。

謎の女「過激なことを言わないで」

ゲーテ「(ベートーヴェンがまだ拷問も投獄もされていないのは)ナポレオンのおかげだ」

青木やよひ氏の著書によると、ゲーテベートーヴェンを直接諌めるようなことはしていなかった。

ベートーヴェン「奴は、負けない」

ナポレオンを完全に否定しきれていないというのは、かげはらさんの記事と同じ。

ベートーヴェンあなたには、失望しました」

実際はその後和解してた模様。

1812、1814。

葬送行進曲は、若干不吉さを増すオリジナルパートが加えられているか

流刑地はセントヘレナ島百日天下は飛ばされてる。

10場まとめ

11場 実況

A ウィーン会議

百日天下飛ばされたけどウィーン会議きたなあ1814年、退団の煌羽さんがメッテルニヒだしな。

青木やよひ氏の著書では、ゲーテナポレオン後継者メッテルニヒ見出したとも言われるらしいが、イェナ大学監督官の職を固辞。それは事実上監視であることを察知したからでは、と書かれている。これや。

メッテルニヒ音楽はただ美しく、民衆を慰めよ」

あぁ、上田先生京大講義パンとサーカス」だ…。

ふむ、ベートーヴェンの2歳下。彼の窮状を救うようメッテルニヒに訴えたという話を見かけたからそれ絡みかなあとも思ったけど、単純に宮廷側。(なおサリエリ も、ベートーヴェンの《ウェリントンの戦い》1813の演奏会打楽器だかで出演という話もあったけど、単純に宮廷側の模様。)実際ロッシーニウィーン会議はいなかった、かな。ウィーンロッシーニ人気が吹き荒れるのはウィーン会議後か。

テレマン会議は踊る

されど進まず。

実際は何曲か作曲して大活躍だった模様。

監視社会。

史実ではゲーテはテプリッツの時点でベートーヴェンの耳のことを知っていたよう。

メッテルニヒ「彼らはただ腹を満たし、あたたかいベッドで眠りたい。そのためなら革命大義も唱え、それでも不満なら変節して皇帝を支持する。彼らにとっては、革命でも、皇帝でも、音楽でもいいのだ、楽になれたら。さあ曲を書きたまえ、国民が日々の憂さを忘れるような」

痛烈。

謎の女「イギリスへ行きましょうよ」

お?

ベートーヴェン「なぜお前が俺の心配をする?」

うん。家政婦と通訳するうちに情が湧いたのかな。

ベートーヴェン疫病神。失せろ!」

ああ、才能から疫病神に戻ってしまった。

ウィーン会議で《運命》か!

「ほんとうに、聞こえてないのか」

「彼は終わりですな」

映画『不滅の恋』ではピアノ協奏曲第5番が崩壊し、アンナマリー・エルデーディが助けるシーンがあるけど、曲がなんだったにせよこんなことあったのかな。

去っちゃうのー⁈最後まで援助してたルドル大公も。とことん追い込むやつね。

B 過去の幻影

夢白さん美しい。耳が聞こえない怖さを感じたシーンはこっちだったかな。

11場まとめ

12ブロイニング家の居間 実況

おう、帰るんか。ほんとは一回も帰ってないらしいけど。

3拍子かと思ったら4拍子。オリジナルか。

  • レオノーレお産で死亡

おおーー、うーん、これもとことんベートーヴェンを追い込む設定か。実際はベートーヴェンより後に亡くなってる。じゃあさっきベートーヴェンに話しかけたエレオノーレは過去の幻影というよりも天国に行く前だったか

さな炎の健気さ、好き。

プリッツから戻った1812年の秋から6年ほど、"傑作の森"期を抜けたベートーヴェンはまた孤独期に入る。《ウェリントンの戦い》やウィーン会議での成功も彼にとってはなんでもなかった模様。交響曲については1812年7番、8番ときて、次の9番1824年完成までは10年以上開く。

不滅の恋人Aとの破局ナポレオン失脚、急激に悪化する耳(1812年時点ではまだ道具に頼らずとも会話ができていた)、パトロンたちが亡くなり経済的に困窮。甥カール親権問題なども。これが劇中では、ナポレオン失脚は同じとして、ゲーテとの決別、難聴を暴かれ演奏会で失敗、ルドル大公も去り(パトロンがいなくなるという点では一致)、そしてロールヘンの死(不滅の恋人との破局にあたるか)、になってる。

12場まとめ

最後の(最初の?)よりどころであった救済の記憶大事な人も失う。

2020-10-09

[] 会議は踊る、されど進まず

ナポレオン戦争後、欧州では戦後処理を決めるウィーン会議が開かれた。

そこでは外交の一環として舞踏会が毎度のように催されたが、肝心の会議は各々の利権が絡んで中々に進まなかった。

そのためウィーン会議は「会議は踊る、されど進まず」と揶揄され、転じて会議グダグダになった時に用いられる言葉となったらしい。

2020-05-15

[] #85-2「幻の10話」

≪ 前

「……“本当の10話”? ちょっと何言ってるか分からねーな」

慌ててシューゴさんは取り繕って見せるが、とぼけているのは明白だった。

「“本当の10話”じゃなくて“幻の10話”です、シューゴさん」

「あっ……と、間違えた」

まともに取り繕える余裕がないほどの事柄、ということなのだろう。

その他スタッフ数名たちも食事テンポが崩れている。

内実を知らない新人たちも、その雰囲気から異様さを感じとった。

「あれリリースするのは、やめといた方がいいと思うけどな~」

特にシューゴさんの反応は、ただ事ではない。

「どうしてもって言うなら構わんが……」

「どうしても!……これでいいですか、シューゴさん」

「いや~そういうことじゃねーじゃん?」

「どういうことですか」

偏屈でもアニメを作るのだけはやめなかったシューゴさんが、今はそれを露骨拒否しようとしている。

まるで学校行事サボりたがる不良のような振る舞いだ。

彼がそれだけ“幻の10話”を良く思っていない、ということだけは新人たちでも分かった。

とどのつまり寝た子を起こすな”って言いてーの」

「寝ているだけでは子供は育ちませんよ。三年寝太郎だって何もしていなかったわけじゃない」

「おいおい、寓話を論拠にするのはやめろって~」

「ワタシ達だって架空物語を作ってるでしょうに」

カレーうどん食いながら話しかけてくんじゃねえ!」

ぶーたれるシューゴさんを、父たち古参スタッフがたしなめる

グダグダな押し問答が繰り返され、場の空気は昼食と共に冷え切っていく。

会議は踊る、されど進まず。

「あ、あの、つかぬことをお聞きしますが……」

その状況に堪らず新人スタッフの一人が割って入った。

「“幻の10話”とは何なのでしょうか……?」

「あ?……ああ、そっか、第3シーズンから入った奴もいるのか」

新人たちの狼狽ぶりを見て、シューゴさんたちは冷静さを取り戻した。

「ふむ、そうですね……この企画を進めるにしろ、まずは前提を共有してからしましょう」

「オレは嫌だけどな」

「まあ、とにかく、資料をまとめてきますので、後日また会議ということで」

「そうだな、今あーだこーだ言うより、実際に見てもらったほうがいい」

こうして会議初日は、昼食を不味くするという結果を残して終わった。

次 ≫

2019-04-11

研究者志望者が自らの命を絶つニュースを聞くたび思う

偏った見方だとわかってる。こんな思考バカだとわかってる。

それでも、研究の果てに純粋人生を終えられたことを少しだけ羨ましく思うんだ。

僕は「食えそうだから」と工学部無難学科に入って、「いまは働きたくないから」という理由修士に進んだ。

それから、「いつか美しいものを求めたい」、「金のためにスーツを着ておべっか使うクソリーマンになりたくない」という理由でそのまま博士になった。

入ったからには学位が欲しくて(取ってみたら、そんなもの何の役にも立たないのにね)必死論文を書いた。

自分研究したいと思うことはいつも理想論で散発的だった。それで、論文としてふさわしいかを考えるようになっていた。

論文というのはなにか自分「ときめき」から離れたところにあって、自分を縛っている気がする。

大学院に入るときには「いい人」に見えていた教授が「人の気持ち理解できない守銭奴」に思えてきた。

学位を取ったら、教授から逃げ出したくて高専へ抜け出してみた。ここではないどこかへ行きたくて、高専教員に「でも」なるかと思った。そして、業績は少なくて高専教員に「しか」なれなかった。

高専に行ったら、外から研究者扱いされて、中では高校教師みたいな仕事をさせられた。アイデンティティクライシスがあった。とにかく研究費が欲しくて応募しまくった。科研費も当たってほら吹きがうまくなった。だんだんと、高校教師に甘んじていることに耐えられなくなった。だから研究がしたいんだと自分をだまして研究に打ち込んだ。勢いだけで大学公募に応募して運よく受かった。

気が付けば大学教員になっていた。アホみたいな事務が投げてくるクソ事務仕事とか、会議は踊るされど進まず委員会とか、論文にもならない卒研指導とか、目の前に差し迫るタスクを薙ぎ払うだけで精一杯だと感じる。

気が付けば、一応飯が食えるようになっていた。だけれども、じぶんが何をしたいのかわからなくなっていた。研究論文のため? 論文は生き残るため? じゃあ、なんで研究やってんだ。あれ、何を明らかにたかった。どこかにあるはずの「ときめき」を求めてあらゆる妥協と工夫を重ねてきたのに、たどり着いた先には何もなかった。

自分は穢れてしまった。それゆえに純粋さを渇望し、嫉妬さえしている。

2018-01-11

anond:20180111142321

会話の内容は、身近な人同士レベルが揃うもの

論旨が意味不明な、不思議文章を書き散らし、最初の議題の内容から逸れると、全く別物になりますね。

会議は踊る、されど進まず。

ココは増田で、ほぼテキストだけの交流。ツリー形式で話し合えるのに都合が悪くなったら感情論

こういう人と会議しんどいな。

あなたはどうぞ踊っていらして。

結果がどうでも文句は仰るのでしょうし。

2009-02-26

会議は踊る

されど進まず。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090226mog00m010043000c.html

少子化対策PT:小渕担当相「ピンポイント支援ではダメ認識改めた

 少子化問題に取り組む「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム(PT)」(主宰・小渕優子少子化対策担当相)の第2回会合が24日、内閣府で開かれた。結婚出産をためらう理由の一つには、就職難や自立した生活が送れない経済事情関係しているのではないか、という仮説を検証した。

 国内・海外若者ライフスタイルに詳しい宮本みち子放送大学教授と、青少年就労支援NPO「育て上げ」ネット工藤啓理事長から、現状の課題と将来施策への提言ヒアリングした。

 宮本さんは、主に北欧の政策と比較したうえで4点を提言。(1)若年ワーキングプアの防止=いかなる雇用状態になっても最低限の生活は守られる所得水準や制度の構築(2)職業訓練を受ける権利の確立失業者中心ではなく、就学と就職の間を取り持つような普遍的な施策(3)共働きが可能な環境条件の整備=だれもがたやすく妊娠出産育児を乗り切れるような施策社会的認知(4)若者総合政策ピンポイント支援ではなく、ライフステージの中で長く広く安定したサポート--が必要だとした。

 工藤さんは、家庭環境病気など複合的な事情がある若者児童福祉法保護されている年齢を超えた若者への支援が難しい▽若者を支援している者への支援も必要--などの課題を挙げたうえで、人的・金銭的・制度的なサポートが必要だが、きめ細かな視点や見直しをいとわない思い切りのよさも不可欠だとした。

 小渕担当相は、(1)少子化対策はどちらかというと妊娠出産が中心だったがそうでもないのではないか(2)若者支援は点ではなくライフステージのうえでとらえていく必要があるのではないか(3)若者支援は若者対象だけでなく支援者も対象に含めた包括的な支援が必要なのではないか(4)若者の実態を正確にとらえる必要があるのではないか--と述べ、「これまでの認識を改めないといけないことがわかった」と率直に語った。

 次回第3回会合は3月9日、「不妊治療対策」をテーマに行われる。

素っ頓狂な認識のまま迷走するよりは数百億倍はマシとはいえ、これに気づくの遅すぎじゃねえの?

通常であれば、出産適齢期の妻がいる夫婦の所得分布とか、一人の子ども高校大学卒業するまでにかかるコストとか、そういった分析から始まるような気がするんだが。

 
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