「トッパン・フォームズ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: トッパン・フォームズとは

2022-02-05

引越しワンストップサービス」実現に向けたオンライン手続実験


 トッパン・フォームズは、「引越しワンストップサービス」の実現に向けた、引越しにおける各種手続きオンライン化に関する実証実験を開始した。

 「引越しワンストップサービス」は、引越しにともなう電気・ガス・水道などのライフラインから金融機関自治体への転出転入などに関わる手続きまでをオンラインかつワンストップで完結させるサービス

 本サービスデジタル庁が推進している取り組みで、本実証実験ではデジタル庁のほか、横須賀市神戸市姫路市三菱UFJ銀行野村證券ウェブクルーNTTデータの協力のもと実施されている。

 本実証実験では、トッパン・フォームズ共通手続きプラットフォーム「AIRPOST(エアポスト)」やポータル事業者提供する各種サービスなどを活用引越しにともなう一連の手続きワンストップ化と各種手続き必要情報連携の実現可能性を評価する。

 また実験では、手続きの負荷低減やUXの向上につながるための意見収集をあわせて実施しているという。

 トッパン・フォームズは今後、「引越しワンストップサービス」の実現に向けて協議検討を進めていくとともに、デジタル庁への提言や「AIRPOST」の機能追加・セキュリティの向上などに取り組んでいくとしている。

2020-11-17

佐川東電

今日は一日中佐川急便荷物梱包をした。

荷主は芸能関係のグッズを扱う販売会社で、荷物は某アイドル限定DVDDVD辞書くらいのサイズの箱に入っていて、そいつをひたすら緩衝材で包んで段ボールに詰め込む。

佐川荷物の発送だけじゃなく梱包まで請け負いますよというのが表向き。実際の梱包作業人材派遣会社に丸投げし、時給1000円で雇われた私たちがシコシコと手を動かす。

現場における指示は派遣会社人間が出す……という建前になっている。もしも佐川人間が陣頭指揮を執ってしまうと、偽装請負になるからだ。

今日現場私たちにあれしろこれしろと指示を出していたのは派遣会社の兄ちゃんだったが、兄ちゃんのすぐとなりにはピタッと佐川人間が貼り付き、小声でボソボソと指示、ゲフンゲフン、独り言を口にしていた。

こんな風に書くと「佐川許すまじ」と憤る人もいるかも分からないが、私は別に何とも思っていない。佐川はまだマシである

私は以前、東電賠償業務従事していたことがある。3.11被災者が送ってくる書類受理し、賠償金を被災者に払う仕事だ。

聡明な人なら「あっ……(察し)」となると思う。そう、東電自身はこの賠償業務をしない。

業務はすべてトッパン・フォームズという凸版印刷グループ会社に丸投げされていた。

さらに驚くべきことに、トッパン・フォームズも実際の賠償業務はしない。もう一度投げるのだ、人材派遣会社へ。私はその人材派遣会社人間として賠償業務をしていた。

ピンハネである血税を2回もピンハネしていたのだ。原発IT業界日常的に行われている多重請負構造は同じ。

な〜んていうことをDVD梱包しながら今日は考えていた。

ちなみにここまで書いてきたことは全部嘘である。そういうことにしておかないと私が怒られて……おや? こんな時間に誰か来たようだ……

2014-07-28

原発賠償業務の概要実態

私は福一原子力災害の賠償業務に携わっている。本エントリーでは賠償業務の概要実態について書きたい。

賠償の流れ

被災した個人・法人へ『請求書冊子』が東電から送付される。被災者はその請求書冊子に必要事項を記入し、領収書決算書を添付して東電に送り返す。

請求書冊子の返送先は大手町東電オフィスになっているが、実際に書類が届くのは東京ビッグサイト近くに建つ『有明セントラルタワー』だ。

請求書冊子は有明セントラルタワーに届くと、開封・書類の仕分け裁断・スキャニングされる。電子データ化するのだ。書籍自炊想像してもらえれば当たらずといえども遠からずといったところか。

作成された電子データサーバーに保管される。

審査業務は有明門前仲町ヤマタネビルで行われている。専用ネットワークを通じてサーバーアクセスし、電子化された書類をパソコンの画面で見ながら審査を行う。

審査が終わり、東電責任者が判をつけば被災者にカネが振り込まれる。

以上が賠償の大まかな流れだ。

賠償業務に関わっている法人

表向きは東電が賠償処理をやっていることになっているが、実態は異なる。

まず賠償業務は『トッパン・フォームズ(以下、TF)』という凸版印刷関連会社に丸投げされる。ちなみに東電は『随意契約』でTFに仕事を任せている。どれだけのカネ(出どころは税金電気料金だ)がTFに流れているかは分からない。

さらにTFはJ-SCubeとアデコヒューマントラストヒューマンリソシアに業務を投げている。除染作業が二次三次に投げられるのとそっくりだ。

電子データ化済みの書類は寺田倉庫管理する保管場所日通が運んでいる。システムの構築・管理テプコシステムズ日立システムズだ。

賠償業務に関わるこれらもろもろの会社東電では『協力会社』と呼んでいる。

賠償業務の末端で働く私でさえ、これだけの会社が関わっていることを知っているのだ。きっと、震災特需うまい汁を吸っている企業もっとあるだろう。

賠償業務の実態

もうあまり仕事はない。震災から3年以上経っているのだから当然だ。むしろ今も賠償業務が続いていることに驚くべきだ。

実際に請求冊子に手を触れる・目を通す人間だけでも数千人規模(間接業務を含めるともっといる) しかし、大半はすることがなく遊んでいる。

工程ごとによって忙しい『曜日』は異なるのだが、最も忙しい日でも1日3~4時間程度しか働いていない。1~2時間しか手を動かさない日も多い。

どの工程拘束時間は1日9時間で、その分の給与は支払われているのだが、暇でぼぉっとしている時間の方がずっと多い。

時給1000~1500円で働くバイトも、東電・協力会社正社員も暇を持て余して雑談、私語で時間を潰している。

ちなみに有明セントラルタワーでは24時間体制で賠償業務をやっている。仕事がないのに『夜勤』で深夜に働いている者が多数いるのだ。

仕事を『増やす』ため、TFは意味不明組織改変、請求書処理手順の変更を繰り返している。東電も請求書のフォーマットをころころ変え、そのたびに人・組織システムが変わる。煩雑な作業が増えることはあっても、減ることはない。

賠償業務が長引けば長引くほどTFを始めとする企業は儲かるし、東電は賠償責任果たしている『ポーズ』ができる。国民のカネでWin-Win共生関係を築いているのだ。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん