はてなキーワード: キュアエールとは
このくらいの年齢の子供たちは基本的に「可愛い〜可愛い〜世界で一番可愛い〜」と家族から言われまくって育つので自己評価が高いです。みんなかわいい。みんな主人公。
個人差がありますが他人と見比べて容姿に劣等感を抱くようになるのは小学校高学年から中学生くらいが多いのではないでしょうか。
この辺りから少女漫画は「美人じゃないけど笑顔は得意」「美人じゃないけれど才能がある」といった主人公が増え始めますね。
ブサイクはプリキュアになれないのか、と嘆く人はプリキュア卒業の時です。
「かんなさ〜ん」とかいいですよ。ちょっとぽっちゃりだけれどいい女です。憧れる。読むと勇気がもらえます。私たちのキュアエールはカンナさんだー!「ハガネの女」も面白いよ!
男性主人公なら「アフロ田中」いいですよ!美男子ではないけれども、ほんといい男です。大好きだわー。
ネット上では「誰も消防車を呼んでいないのである」で有名です。
とにかくね、世の中にはいろんな人を対象にした様々な作品があるわけで、あなたに合ったものを選べば良いと思うのですよ。
多様性というのは「女性も男性もLGBTもいろんな肌色の人も障害者も1作品に全部出す」ということではなくてね、
ある作品の主人公は女性で、ある作品は男性で、こっちはトランスジェンダーで、あっちは障害者で・・といったふうに、それぞれの人に合わせた作品がある。みんな自分が見たいものが選べる、という状況が多様性の理想の姿ではないでしょうか。
娘とプリキュアの映画を観に行った。娘は人生初めて、私は人生2度目のプリキュア映画だ。
私の初めてのプリキュア映画は十数年前、年の離れた妹が当時プリキュアにハマっており、何故だか忘れたが私が映画にも連れて行ってやった。その時は地元で上映している映画館はなくわざわざ隣の県まで電車で行った。妹はとても楽しそうに幸せそうにしていた。
人生2度目のプリキュア映画は地元で見ることができた。というか、ほぼどこの映画館でもやってるみたいだ。始まって3分で私は号泣した。ふたりはプリキュアが懐かしすぎて。なぎさとほのかが喋るたび何故だか涙が溢れた。娘もとても楽しそうで幸せそうだった。一生懸命キュアエールを応援していた。
家に帰ってさっそく大学生になった妹に電話した。今やってるプリキュアの映画、ふたりはプリキュアがめっちゃ活躍するよ!めっちゃ懐かしくなるから、絶対観た方がいいよ、ほら、なぎさってほのかがいないと変身できなかったじゃん⁉︎その話とか、あとなぎさの靴下が臭いみたいな話とか、ちゃんと出てきてさー興奮したよ
矢継ぎ早に話す私を遮るように妹は言った。なぎさとほのかって誰?
私は言葉が出なかった。嘘でしょあんなに好きだったじゃん。なぎさとほのか。
幼児の頃の記憶はほとんど消えてしまう。きっと娘もハグたんのこともキュアエールのことも忘れてしまうんだろう。プリキュアのおもちゃがほしくておもちゃ売り場でずっと泣いたことも、映画館でプリキュアを応援したことも。
それでいいんだ、それが普通なんだ。すごく寂しくて、すこしホッとする。