このくらいの年齢の子供たちは基本的に「可愛い〜可愛い〜世界で一番可愛い〜」と家族から言われまくって育つので自己評価が高いです。みんなかわいい。みんな主人公。
個人差がありますが他人と見比べて容姿に劣等感を抱くようになるのは小学校高学年から中学生くらいが多いのではないでしょうか。
この辺りから少女漫画は「美人じゃないけど笑顔は得意」「美人じゃないけれど才能がある」といった主人公が増え始めますね。
ブサイクはプリキュアになれないのか、と嘆く人はプリキュア卒業の時です。
「かんなさ〜ん」とかいいですよ。ちょっとぽっちゃりだけれどいい女です。憧れる。読むと勇気がもらえます。私たちのキュアエールはカンナさんだー!「ハガネの女」も面白いよ!
男性主人公なら「アフロ田中」いいですよ!美男子ではないけれども、ほんといい男です。大好きだわー。
ネット上では「誰も消防車を呼んでいないのである」で有名です。
とにかくね、世の中にはいろんな人を対象にした様々な作品があるわけで、あなたに合ったものを選べば良いと思うのですよ。
多様性というのは「女性も男性もLGBTもいろんな肌色の人も障害者も1作品に全部出す」ということではなくてね、
ある作品の主人公は女性で、ある作品は男性で、こっちはトランスジェンダーで、あっちは障害者で・・といったふうに、それぞれの人に合わせた作品がある。みんな自分が見たいものが選べる、という状況が多様性の理想の姿ではないでしょうか。
カンナは、・・・今もアッチに・・・! 僕をアッチへ連れていってくれ!