2022-03-12

○nion版サイトからTwitterアカウント作成してみた【読みにくい】追記

<はじめに>

読みにくいと題に書きました。この文章を読んだあなた不快になったとしてもそれは注意書きを読んだ上であなたあなた判断によってあなたが読んだ文章によってあなた不快になったにすぎず、それは完全にあなた自己責任です。祈りが足りません。毎日もっともっと祈ってください。

<はじめにおわり>

ブログを開設して投稿しても良かったのですが、増田投稿したほうが興味のある人に少しでも多く届くかなと思い増田投稿することにしました。

先日、TwitterがOnion版サイト対応したと風のうわさに囁かれました。

https[:]//twitter3e4tixl4xyajtrzo62zg5vztmjuricljdp2c5kshju4avyoid.onion

これがそのURLです。(ChromeSafariEdgeインストールした後そのままつかているFirefox、では閲覧することができません。諦めてください)

おそらくTwitter社が想定しているケースは

①何らかの理由によって、Twitterへのアクセスエラーを吐くようになった。(生IPでのアク禁

ユーザーは長年使用してきたTwitterアカウントログインして情報を得たい、情報投稿したい。

③なので、Onion版サイトを公開するから使ってね。

みたいな意図なのではないか勝手に想定しています。が、これはあくまで一民間人主観なので流してください。

①への対策としてVPNが挙げられますが、プライバシー保護を謳う幾多のVPNがこれまで国家権力に屈してログ情報を開示してきた例を見ると(すべてがすべてノーログを謳っていたわけではない)、そこらのVPN会社を利用するよりもTorで多重化した方が少しは安心ではないかという気持ちからTwitter社がOnion版サイトを公開してくれたとしたら、嬉しいことです。

<本題>

今回の実験におけるポイントは以下の2点です。

個人的に今利用しているアカウントTorログインするのは嫌なので、新規登録ができるかどうかを確認する(気になる人は既存アカウント実験してみてください)

Tor等を利用したTwitterアカウント作成時との比較を観察する

アカウント作成

Torから設定→プライバシーセキュリティセキュリティセキュリティレベル)を選び、Torボタン一つで選択することのできるJavaScript等のトラッキング制限をどの程度選択すればアカウント作成できるかを確認します。

標準(3段階で一番下のレベル):アカウント作成できる

より安全(真ん中のレベル):アカウント作成できない(自分確認した環境ではできないだけかもしれません、詳しくは後で記します)

最も安全(3段階で一番上のレベル):相変わらずいつも通りアカウント作成できない

アカウント作成した感想としては、正直Onion版サイトを公開したと聞いたときには、他所のOnion版サイトのように「最も安全」でアクセス先のURL依存したJavaScriptをいくつか許可すればアカウント作成できるのかな、と期待を胸にしていたのですが、現実としては「いつもどおりのhttps[:]//twitter.comへTorを用いてアカウント作成するとき」と何一つとして変わる点がありませんでした。これには少しがっかりです。

アカウント登録後の挙動

Torを用いてTwitterアカウント作成するとだいたい1ツイートまではTwitter社の宇宙よりも大きな器によって許されます

しかし、2ツイート目をしようものなら、時間をかけてアイコンやBIO、ヘッダーを設定しようものなら「reCAPTCHAパチモンクリア(4問正解で通してくれる神キャプチャ、お前が世界を取れ)」がやってきます

運が良ければそのまま関門通過。運が悪ければ電話番号登録を強いられます

今回はセキュリティの「標準」でアカウント作成したので、ログイン後1ツイートをした後に「より安全」に上げても使えるかな?と上げてプロフィール設定をしているところで電話番号登録要求されました。

ここ最近https[:]//twitter.comは、ブラウザセキュリティレベルを「最も安全」「より安全」にしていると「んなんか今日調子悪いわ笑」とログインページやアカウント作成ページを表示しれくれません(国際情勢が関係しているのかな?)。ですが、以前は上で書いた「他所のOnion版サイトのように『最も安全』でアクセス先のURL依存したJavaScriptをいくつか許可すればアカウント作成できるのかな」の手順でアカウント作成をできた過去がありますセキュリティレベルを上げ忘れたままTorを利用していた可能性があります、「ですが」以降は思い出として読んでください)。

その時ですら電話番号登録まで要求してこなかったというのに、セキュリティレベルを最低まで落として、やっとアカウント作成できたと思ったら、「お前はホモサピエンスか?」とパチモンに聞かれ、全問正解したというのに電話番号まで登録を強いられる。ダルいのでこの文章放置されている電話番号登録画面を横目に書かれています

実験結果

ブラウザセキュリティレベルを最低まで落とすことでアカウント作成成功したが、セキュリティレベルを上げて遊んでいたら(これが原因では???電話番号登録を強いられた。

結論

この実験結果からわかるように、新規アカウントへの優遇としてOnion版サイトを公開したとはとても思えず、既存ユーザーに向けたサービス展開と見るべきだと思う。

実験を通した感想

まず今回やったことはOnion版サイトで行わなくても、https[:]//twitter.comで再現可能だったことであり、2者の差はOnionに対応しているか否かでしかありません(緩くあってほしかった)。

IPアクセスできないかTor使うのにそこで電話番号登録要求したら、電話番号契約している本人が分かりますよね。

Onion版サイトの展開がどこの誰のためにやっているのか知ったことではないですが(良い子のみんなはソースを探してから口を開こう)、向いている方向とやっていることが少しズレている気がします。

理不尽事象により生IPアク禁された人々がいる、それに対抗するためにOnion版サイトを公開する、がOnion版からであってもアカウント作成はいつもどおりです。」だと仮定すると、現状は今のTwitterが落とし込めるギリギリなのかもしれません。

TwitterくんがFacebookくんに憧れる気持ちはよく分かりますが、Tor関連を冷遇するのところまでしっかり見習わなくても良かったと思います

腹癒せ

「Onion版サイト公開されたんですか?やったー!」「サイト公開されただけじゃないですかやだー!(少しは優遇されただろうと勝手に思っていた筆者が完全に悪い)」をしたので、初めの方に少し書いたVPNについて少し。ノーログを謳うおすすめの紹介です。VPNを使ってたとしても、画面の向こうにいる人間配慮しながらインターネットを利用しましょう。もうページを閉じてインターネットに帰っていいですよ。帰りの会は終わりました、事務連絡は済ませたのでここから雑談です。

おすすめ4選(それぞれノーログを謳っています

Mullvad(有料)

https[:]//mullvad.net

一言広告を一切していないので、検索して出てくるMullvadの感想PRを含みません。すげぇ

IVPN(有料)

https[:]//www.ivpn.net

一言:高いが支払い方法豊富。が、高い

ProtonVPN無料&有料)

https[:]//protonvpn.com

一言他所のノーログを謳うVPNサービスは月当たりの通信量の制限があったりしますが、ProtonVPNにはそれがない。そこがすごい。本当にすごい。無料で始めたかったらProtonを使ってください。

OVPN(有料)

https[:]//www.ovpn.com

一言2月から#StandWithUkraine https://www.ovpn.com/en/blog/standwithukraine というページを公開し、ウクライナの人への応援をしている。すごい。「ウクライナ人はサポートに連絡したら無料VPNが用意してあるぞ」と言ってる。かっこいい、抱いてほしい。それはそれとしてOpenvpn拡張子が.ovpnから検索結果がOVPNめっちゃ交じる。マジ卍


個人的には薦めないけれど、生IPよりかは良いんじゃないんですか、有名で使っている人も結構ますよね、好きだったら使えばいいと思います4選(それぞれノーログを謳っています

NordVPN(有料)

https[:]//nordvpn.com

一言:有名、紹介料いくらか知らんけどプライバシー特化おすすめVPN○選!みたいな記事はいつもいるやつ。ちなみにそいういう記事に限って上の4選の奴らはいません。

ExpressVPN(有料)

https[:]//www.expressvpn.com

一言:買収されて運営会社が変わった。NordVPNを紹介している記事は大体ExpressVPNも紹介している感じのアレ。

PIA(有料)

https[:]//www.privateinternetaccess.com

一言:゚(゚´ω`゚)゚。ピーア 日本人ではNordとExpressよりは使っている人は少ないんじゃないかな。

AirVPN(有料)

https[:]//airvpn.org

一言:支払い方法豊富

最後

マルウェア開発企業VPNサービス大手を続々買収

https://gigazine.net/news/20211015-former-malware-kape-technologies-owns-vpn-services/

後半で挙げた4選のExpressVPNとPIAは買収された側に含まれています。気にするか気にしないかアナタ次第。

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