修士論文と彼女と親の板挟みで鬱になり、ヘロヘロな状態で某メーカーに就職したが、休職を繰り返した挙句に退職
休職中にパチンコしまくってサラ金に借金
抗うつ剤とパチンコによる脳汁ドバーで躁病に
派遣プログラマとして働きながら躁病パワーで起業を目指し出資者をさがしたり奔走
創価学会員と揉めたり色々しているうちに精神病院隔離病棟に強制入院させられる(警察６人に神輿のように担がれて運ばれた挙句、ベッドに縛り付けられてオムツを着せられ鎮静剤を注射される）
チンピラやホラ吹きや知的障碍者たちと閉鎖病棟で仲良く半年くらす(なぜか人望を集め、手を合わせて拝んでくるじいさんまで出現する）
なんとか出所する(が、当然の如く彼女には捨てられていた)
精神科デイケアに通わされる（半年ぐらい。大人の幼稚園のようなもの）
塀の中にいるときは出所さえすれば社会復帰できると思ったが、冷静に考えると自分の立ち位置に呆然自失する(薬の影響によるどもり、手足の震え、思考がまとまらないなどの症状に加え、経歴の空白がやばい事に気付く)
精神障碍者手帳やら障碍年金を勧められたがとりあえず断って踏ん張ることにする

リハビリ～就活

色々考えたあげく京大の博士課程に進むことに。弱った頭で院試のための英語とか勉強する
院での生活費をねん出するためバイトで小規模Web 会社で手伝いをする。レンタルサーバーをAWSに移管したりして効率化
とかやっているうちに頭の回転が戻ってきたので少し自信を取り戻す
研究はバイトが忙しくなってきたので３年で博士号を取るのは無理かもと思いだす
若い後輩よりも留学生とつるんで七輪でバーベキューとかしてた
経歴の空白とか色々アレなので外資系ぐらいしかとってくれないと思い、外資系求人サイトに登録する
ちょっとだけGoogle Code Jamをやってみる。なんとか二回戦まで行くがあっさり死亡
求人サイトで連絡をくれたエージェント（日本人）があれこれ言うままに面接を受けてみることにする
マイクロソフト日本法人の面接が入ったので一次面接に行ってみる
面接の内容は「もし○○をテストするならどうする？」とか「英語で自己紹介して」とかだった気がする
「自己紹介はもう日本語でやったので自分が改造したandroidアプリの説明を英語でしてもいいですか？」と話題を勝手に変えて話してみる
手ごたえがよかったので帰りの新幹線で担当するかもしれない製品をamazonでポチる → 二次面接で製品を買った事を伝えると笑顔で感謝される
二次面接は何組もの面接をひたすら連チャンで受けさせられる。「○○を高校生にわかるように説明して」みたいなのからソフトウェア一般に関するような話だった？ような気がする。ホワイトボードコーディングは無かった
最後に部署のボスみたいなのが出てきて「泥臭い仕事だけど本当に大丈夫？」と何度も念をおされたが、「はい。大丈夫です。」と言う（てか、地獄見てきてるんで何て事ないっすよ。とは言えなかったがｗ）

入社後

無事に内定をもらって働くことに。結構激務。。(あ、そういう事か・・）
入社して程なくすると自分が入った部署が消滅することに・・まじかよ・・せっかく入ったのにもうクビですか？
レドモンド本社に似たようなポジションができるのという話が来たのでやぶれかぶれで応募する
面接は電話会議で二回だけだった。こんどはコーディング面接があったがなんとかできた。（文字列操作みたいな問題）
無事合格。ビザが降りるのを待って渡米
本社は超ホワイト。残業とかマジない
巨大製品の開発部署に異動させられるがなんとか生き延びてます。まる

結論っぽいもの

暗黒時代は何度も自殺を考えたが、腹をくくればなんとかなる場合もあるようだ
どうせ人生めちゃくちゃだしと腹をくくって外資系一本に絞ったのがよかった
博士課程で留学生とつるんでいたのがよかった。おかげで英語を話すことに抵抗が少し減った
研究で食っていくのは無理と早めに見切りをつけたのがよかった（バイトとか家でandroidやら地デジをハックしていたのが役に立った？)
貧しい時は飲食バイトで覚えた卵料理が役に立った
色々書いてると余裕で本一冊になりそうなので、そのうち書籍化を狙ってブログでも書いていく・・かも？？

Permalink | 記事への反応(12) | 05:23

2018-05-01

■anond:20180430150117

その５倍以上もらえて出退勤時間にかなり融通きくし、完全個室で仕事できる会社あるよ。

レドモンドってとこにあるマイクロソフトって会社だけど。

Permalink | 記事への反応(0) | 02:32