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はてなキーワード: メインストリームとは

2009-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20091114000324

2.ブクマがつきやすいトピックを選ぶ

まぁ何はともあれセックスの話題が一番お手軽

あとは人間関係ネタがつきやすい

要はここで小町をやればいい

はてブメインストリームライフハックはどういうわけかここで書くとあまり受けない

政治ネタは頑張れば50usersくらいは狙える

自分経験では政治経済とかのほうがつきやすいように思う。政治ネタなら増田で500超えたことある。セックスネタは定番過ぎてかえってつきにくいような希ガス

2009-08-10

twitterの何がきもちわるいかって

2005年くらいのテキストサイト同士の馴れ合いとか

はてな村空気がそっくりそのまま存在しているからで

(まぁtwitterメインストリーム(笑)を形成してるメンツが、上記の連中と同じなんだろうけど)

自己顕示欲の強い連中

自らを自虐的にコンテンツにしている点が

外側から見ていてとても見苦しい

ゆるふわコミュニケーションじゃねーよ

やってることは昔から続くクネクネ馴れ合いと変わらない

 

あとリア充DQNtwitterに加入してくることを嫌がってるオタ(大抵萌えキャラアイコンにしてる)は

民意バリバリで本当に爆笑もんだなって思う

オメーがそいつをfollowしないかぎり、オメーに害はねーだろっていうwwあほかwww

それともなにかな?

リア充DQNに利用されると、あなたのtwitterが汚されちゃうのかな?ププー

2009-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20090628035720

しかしだな、どこに就職しても必ずやりたいことができるというわけでもない。

それほど遠くはないけれど、って仕事になるだろう。

自分の場合、航空宇宙、防衛関係システム開発から一般的な企業会計システム

移ってきたけど、あまり興味のないことはやっぱりどう頑張ってもできないわけで。


航空宇宙、防衛関係仕事してた時は、人工衛星とか、スペースシャトルとか、ミサイルとか、

戦闘機なんかのマニアックな人はいたな。わりとスペックはすでに決められていて決まったとおりに

やるだけなところもあって、途中で飽きた。どうやって、ミサイルを遠く離れた場所に正確に落として

多くの被害を出すか、ってことに一生懸命になれる人もいるし、そんな非人道的なことに荷担する

ことはイヤだと思うかも知れない。


一般的な企業会計システムERPなんかに関わるようになってきてからは、会計、人事、

なんかについて勉強したりすることもあっておもしろかった。しかし、やってればいずれ飽きる。


たとえば、社内システム出張旅費精算をするためのWebシステムを作るとして、、

社内の業務を調査したり、技術的な部分にも関わったりするのだろうけど、そこには、

最新のAJAXとかFlashとか、余計な技術は余りいらない。

SIerメインストリームは、どこかの会社の基幹システム(主に会計、調達、生産、発注、受注、、とか)で

これがおもしろい仕事だと思えるかも、また微妙かなという気がする。最近、飽きてきたし。


ま、いろんなところで興味引かれることを試してみるのがいいのではないかな、と思う。

自分の場合、自分のやりたいことしかやらない主義で、あの年齢であればないだろう、ってのを

たくさんみてきたから(大企業はわりと腐っちゃう人も多い)、その先もどうなっていくかよく考えて

いろいろやってていくことかなぁ。


ま、べつに答えなんかないですし、基本は自分がやりたいことをやればいい。つまんないことを

やってても、時間無駄ですから。

2009-06-06

メモ的に

http://anond.hatelabo.jp/20090606051107

http://anond.hatelabo.jp/20090606103215

こんにちはこんにちは!!

増田隔離されている

普通にここ2chみたいなとこだったっぽいぞ!

2chっぽい。オタクっぽい。ネットっぽい。まさにそう。

ネットはてな村匿名なのだから。それがココのメインストリーム

あと、女性が多いとも。発言小町のようだとも。

はてな全体が既にわかりづらかった。

ダイアリーに行ったりブックマークに行ったりする度にはてなのトップに戻る方法がわかんなくなるし、

一応、一番上のHatenaロゴとか、Myはてなブックマークしとくとか。

でも、あんまり気にしない。気になるならツールバー入れても良い。ブックマークするのも良い。検索アドレス直打ちもあり。

でも、はてラボ隔離されてる。お遊び。無保証。一応リンクあるけど。よく見るページに入ったから気にしない。

ヘルプ見ても書式書いてないし使いづらいなあ畜生

http://anond.hatelabo.jp/20070305190822

本当に読みづらい。どこがどこに繋がってるのかわからない。

ツリー掲示板なの!? この文章ツリーのどこになの!?

入門サイトとかないのか。

読みづらいから、テストや練習してても落書きがあっても意味不明でも返事に気が付かなくても長文書いてても喧嘩してても脊椎反射でも気にしない。

ココはスタッフユーザーのお遊び。メンテサポートも返事も回答も本文も気まぐれ。落書き自己満足チラシの裏

観光地にある落書き帳みたいだって、誰かが言ってた。目の前のあなたに言っているようで、実はまだ見ぬ想像上の君への手紙

不自由さについては

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/wanpark/20060313/1142233857

創造主も交えて。

追記:

b:id:md2tak:行けるよ!ぜんぜんいけるよ!!タブ使うのも面白いよ!!!

2009-06-04

Web2.0終了

インターネットカルチャーメインストリームから見れば鬼子であったが、底辺を広げるという意味では有効という事で放置されて来たWeb2.0であるが、いよいよ、命脈が尽きたようである。

この日記でも取り上げたDoblogだけでなく、blogシステムを使ったwebblogサービスSNSのような無料サービスが、ばたばたと倒れている。

広告収入を主たる柱にしていた為に、不景気需要の冷え込みにより、宣伝効果が無くなれば出広が止まるわけで、資金がショートしたという展開である。

場所を作りさえすれば、只でコンテンツが増え、閲覧者が来て、広告を見てくれて、その商品を買ってくれるという、他人任せのメディアが、お金を稼げるわけが無いのだが、Web2.0だからという理由で舞い上がった人々には、それが正しい事であるように思えていたのであろう。

世界を変えるという目的ビジネスをやるのではなく、流行で売り上げが見込めそうだからという理由だけで飛びついた所は、次々と撤退していく事になる。不況の時こそ、そのビジネスへの執着や本気度、その会社が抱えている人材能力がわかるのである。無能の集合体でも、資本力がでかくて、不況を死んだ振りをして乗り越えられる所があるというのが、実は、最大の問題なのかもしれない。

無論、インターネットカルチャーとは無縁な存在であるケイタイネット世界では、未だに、パソコン通信時代と同様のアングラ掲示板で泊め男や援助を探すメッセージが飛び交っている。パケット課金クローズドで通信の秘密を保持するという建前があるために、不特定多数に晒されているインターネットと違って、売買春や薬物密売、あるいは、ケータイ小説同性愛小説ケータイ漫画猥褻図画といった、著作権的にグレーな商品・商材で、商売を続けられる環境となっている。

昔、悪書追放運動というのがあった。ケイタイ追放運動に展開しないように、アクセスコントロール自主規制を取り込んだが、好ましくないコンテンツへのアクセスを遮断していたのでは、パケット課金の売り上げが伸びないわけで、いずれ、アクセスコントロールも骨抜きにされるであろう。そうなる前に、独占体質を改め、コンテンツの囲い込みを改める必要があるのだが、携帯市場が閉鎖的である限り、この環境は維持されるというのが、控えめに見ても予想されてしまう。対応しないのでは、時間を稼いだ意味が無いのであった。

2009-05-22

陵辱系ポルノ女性に対する差別表現だという主張に対して、「スライムを虐殺するドラクエスライムに対する差別表現ですか」という反論をたまに見かけるけど、スライムが実在して人間と意思疎通を行なうような知的生命体で友好関係にあるような存在だったら、「これはスライムに対する差別表現だ」と非難されてると思うよ。

男が女を陵辱する異性愛ポルノフィクションだって言っても女性という属性虐待対象になってるのがキモだからそういう非難を受ける。

白人が色の黒い人をどんどん虐殺するのをエンタメとするような作品があったら非難されるのと一緒だよ。作中で書かれてる黒人が「実在の人物」じゃなくてもね。

実際の対象をぼかして「ちょんまげ姿で日本語っぽい言語を使う黄色いサルっぽい生き物を白人が虐殺するゲーム」だったら「日本人に対する差別だ」という非難も当然起こるだろう。

ハリウッド映画なんかだとOKでポルノだとだめなんですかみたいな言い方する人もいるけど近年のハリウッド映画差別に対してすごく慎重に作ってある。登場人物人種構成比も偏らないようにしてるし有色人種が一方的にテンプレ的に悪役として扱われないように気遣ってある作品メインストリームだ。女性に対しても然り。

その流れが日本にもやってきたというだけの話だよね。

2009-03-26

アイドルマスター XENOGLOSSIAアニマス)が成功するために何が必要か?

それなりに書き込んでいたら亀増田&長文増田になってしまいましたが一応書いたので載せてみ増田。いわゆる一つの「増田の中心でアイマスを叫ぶ」というやつですね(違

アイドルマスター XENOGLOSSIAゼノグラシアアニマス)が成功するためには何が必要か、考えてみた。ということでひとつ。

作品としてはイイ。

十分楽しめると思う。

「こんなのアイマスじゃない!」「まったくの別物!!(怒」とアイマスファンがネガティブキャンペーン張ってるだけで、ロボットアニメ好きなら、そこそこ普通に楽しめるかと。

http://anond.hatelabo.jp/20090323235853

からはじまる、アイドルマスターゼノグラシアは、ロボットアニメとしてはかなりよくできていたよ! と言う論をよんで、うんうんその通り、とうなずきつつ

まぁ声も性格も(伝聞より)まったく変えてしまって戦略として何がしたかったんだろう、って外側から思いはしたが。

よくわからんがこれ、どっか元の遺伝子残ってんの?みたいな。

その辺で元のファンの支持を得られなかったら、まぁ良くて「これはこれで悪くないかも知んないけど別物だよね」どまりだと思ったし

http://anond.hatelabo.jp/20090324011642

と言う意見や、

声優変わるし性格変わるし、もう想定外だったのですよ。やよいも真もあずささんも、「誰?」って感じですよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090324012944

と言う意見にも同意できるゲームアイドルマスター好きって立場から言うと「っていうかあれ何。72じゃないちひゃーなんて(ry」と言うことになるのは当然。

あれは、やよいと律子さんはよかったよね的な何かだったあれは。とはいえカニデレ万歳。なぜさん万歳。

と言う風に

的なアイドルマスターを愛するキモオタであるという立場から、アイドルマスター XENOGLOSSIA原作ファンからも、アニメファンからも納得されるロボットアニメとして成立するためには何が必要だったのかを考えてみる。

え?ロボットアニメにする必要はない?いや、それを言ってはおしまいなのでスルーの方向で。っていうか下手に原作そのまんまアニメ化したら、くりぃむレモンエロなし現代版(ニュージェネレーション)の二の舞になるだけのような気がする。それだったら素材として活用した方がいいと思う。そもそもプロデューサー役はどうすんだって話。(まぁいっそ女性にしてしまうとか百合に逃げると言う手はあるが…そんな中の人萌えメインにしたようなアニメ見たいか? 俺は見たいが……とにかくそれを言ってはおしまいなので)

制作の位置づけ的な話

位置づけとしてはやはりアイドルマスターキャラクターが総出演で作ることになったドラマ」という扱いにすべきだったのではと思う。

当然ながら制作委員会名は「765プロダクション」で(C)を出すと。ただ設定はそれだけでは駄目なので、以下の点に注意すべきだったと思う。

この点だけ守っておけば、最終的には同一ですよといいわけはできたと思う。確かにそのままのストーリーでは無理があるかも知れないが、そこはストーリーを合わせることも可能であるはずなのである程度は。

後は、もう一つ。バンナム作成のゲームデータを使った「次回予告」的な「楽屋裏」を作って、最後にワンコーナー設ければよかったのではないかと思う。もしくはアイドラで配信とかでも可。これでゲームアニメを確実に地続きにすることができる。内容はあまりの雪歩のキャラクターの違いにとまどって「うまくできません~プロデューサーさん」と泣きつくとか、台本初見したアイドルたちが、次回についてわいわい言うとか、そういうたわいのないものでいいのではないだろうか。(理想なのはセルフパロディだけど)アイドルマスター P.S.プロデューサーというネット配信のラジオがあるが、そこのオープニングドラマは、アイドルたちが掛け合いドラマを演じて、その最後に誰かが「○○○ですよね?プロデューサー(さん)」と呼びかけるという風に始まる。こんなかんじに「次回もがんばりましょうね!プロデューサーさん!」みたいにすればいいのである。

ただ、これをやってしまうとバンナムがいかにメディアミックスが広がろうと守っている最後の一線(たとえば亜美真美は絶対に2人であることをゲーム中では公表しない、等々)を破ってしまう事になるかも知れないが……まぁそこはラジオドラマ的な感覚でやってしまってもよいのではと思う。

というか、誰かアイマスMADでこの「ゼノグラシアの特定の話の収録後」という設定で作ってくれないかしら。今からでも、原作アイドルマスターアニマスゼノグラシアをつなぐ架け橋的なものを。才能のあるプロデューサーさんの中にはアイマスニコマスアニマスも愛する人がいるはずである。だれか、どうか。お願いします(土下座

ストーリー的な話

ストーリーぶっちゃけ何でもいいと思う。と言うかここは妥協すべきではないと思うが(その点では、修羅場系の部分にちひゃーとあずささんを配置したキャスティングはあっていると思う。あとまこまこりん)しかし、中盤のやよいの出番の少なさについては断固抗議させt(ry

ただ、王道として考えるとサクラ大戦メソッドが可能ではないかとも思うが(歌と踊りとメカ萌え燃え)それは完全に原作アイドルマスター側に振ってしまうことになるので、すでにゼノグラシアじゃなくなってしまうよなぁと思うわけで……。

絵とか原作との整合性とか

絵についてはある程度しょうがないところはあると思う。2.5次元のあれをフルアニメにつかって上手く成功した例は未だかつてない。と思うので。そうなるとやはり昔ながらのぱらぱら漫画的手法のアニメーションになるわけで、そうなるとアニメ的誇張の方法をとらざるを得ないので、キャラクターデザインは変化する。

たとえばちひゃーの72が女の子キャラクターとして成立するのは、そして、まこまこりんの真前が男前にならずにすんでいるのは、3Dを使ったぬるぬる動く、三次元的な動きの中で連続的に破綻のない映像だからであって、あれをアニメでやろうとすると、誇張がなければ無理である

たとえば閣下が体を捻って、頭のリボンを指さす動作があるが、あれを従来のアニメでやろうとすると自然にするには相当の技術が必要である。あれは三次元的に成立しているからこそできることであって、あれを絵として描くには、立体としての形状を維持せずに誇張するしかない。つまり物理的な正しさを使用するのではなく、記号的・感覚的な部分を優先する必要があるのだ。

というわけで何が言いたいかと言うと、ゼノグラシアの中で、原作に比較的忠実な人々のキャラクターデザインは結構よくできていたと思うがいかがか。律子さんとか、おでこサンシャインとか。亜美真美とか。まぁ「お前誰!?」「特殊メイク乙」としか言いようのない人もいるが……。

戦略的な話とか

まぁこれは実際の所、時期が悪かったとしか言いようがないけれど……。アニメ企画にはそれなりに金の動くプロジェクトであることもあって、年単位時間がかかることも珍しくないそうで、そう考えるとゼノグラシアアイドルマスター総合メディアミックス戦略の総称である「Project IM@S」が始まる前に企画スタートして、動いていたことになる。その証拠にアーケード版のキャラクターしか出てこない。当然みきもでてないし、今だったらなぜさんのポジションは(少なくとも名前だけは)小鳥さんであっただろうと思う。

と言うことは、正直原作アイドルマスターがここまでの規模のヒットになるとは全く予想外だったのではないか。始まった時点では所詮はアーケードの一部のマニアゲームであるし、XBOX360などというメインストリームではない機種に移植であるわけだし。と言うか一体だれが予想するよ、CGM的な効果で、ネットヘビーユーザー層やライターなどのアクティブディープな人を中心にハートを掴み、コミュニティから口コミで人気が広がるなんて事。初音ミクだってまだ地上に現れてなかった時代だぜ。これを真の意味ピンポイントに「アイドルマスター」というコンテンツで発生するという事を予測できた奴は、そうはいないと思う。いたら出てきてくれ。とりあえず一緒に商売でもしよう。

ともかく、もしこれが今みたいに少なからずアイドルマスターというコンテンツが、非常に恵まれた環境で発達すると言うことが予想できていれば、もう少し違った戦略になるだろうと思う。というか、そうであったならば、ここまで原作と異なる事にしなかったのではないのか?そして、アイドルマスターというコンテンツからどれだけのポテンシャルが引き出すことができるか、少なくとも一番最初に目を向けさせるエネルギーとして十分かどうか、それがわからなかったので、そちらに変に依存することなく提携を切って、「原案」という中途半端な形で残してアニメだけで自立できるように改変をしたのだと思う。つまり「アイドルマスターのブームはアニメが引っ張る」つもりであったのだろうと。

たとえば今なら、アイドラXBOX360 アイドルマスター Live For Youで配信中のダウンロードコンテンツ)で撮影風景と称すドラマを裏を流すとか、そういう連携だってできたはずである。もし今やるのならば、提携すればよいだろう。

つまり早すぎたのである。この点で、戦略的には今の時期が一番適していると言える。

もしアレだったら961の面々に敵キャラを持っていってもおもしろいだろうし。

で、どうしろと?

で、これだけうだうだ書きつづって一体何が言いたいかというと、アニマスアイマスも両方すばらしい、と言うことである。それぞえ独立したコンテンツとしても十分成立するだけのポテンシャルをもっている。というか、アニメの方はむしろ、アイドルマスターがここまで大きくなると言うことを予測していなかった分、自立できるようにああなったと言うことも考えられるわけだがともかく。

でも、もはやゼノグラシアアイドルマスターのファンの中では語られない存在になってしまった。では、こんな事を言っては無駄なのか?否。それは違う

アイドルマスターナムコではなく、バンダイナムコ製作であると言うことである。そしてバンナムと言えば、そう、スーパーロボット大戦である!

今こそ、スーパーロボット大戦アイドルマスターゼノグラシアをやり直すべきだ!アイマスオールスターズがついにスーパーロボット大戦に出演!それでよいではないか!別にスパロボではなくてもいい。それと同じくアニメでなくてもいいので、ゼノグラシアロボットゲームで作り直すと言う手もあるのだ。

そしてうまくいったらアニメの方の人気も再上昇で、ゲームも新しい方向性が誕生し(たとえば任天堂キャラクター的に象徴的キャラクター化して様々なゲームに出演するとか)三つの解釈を融合させた劇場版とか……(以下妄想が続くため省略

どうだろうか。

後は、ゼノグラシア並にリソースを使い(特に音楽には、せっかくアイドルマスターの周辺には新進気鋭のアキバ系音楽を多数手がける音楽ディレクターが集まっているのだからこだわって)やれば、結構いい結果になるのではないか。

なお、最後になったが、アイドルマスター Live for Youに付属したアニメDVDアニオタ視点で見てみると、あれは明らかにゼノグラシアの失敗をみて逃げてる。てか1回ぽっきりで音楽なんかは既成のものを使わざるを得ないにしたって、キャラクターデザインもっとちゃんと仕事しろ。さらに言えば中途半端サービスショットなど不要だしつまらんと思う。さらにストーリーはそこらの愛のあるSS採用した方がいいんじゃないかという、おそらく作品の質に関する要求以外の要素(予算とか)で制限があるような内容になっている。てか、Live For YouのDVD付をわざわざ買うような層はもっと高くても買ったと思うのでもう少し金をかけろよとも思う。

あれの見所は動くアニメ絵映像オリジナルキャストが声を当てていると言うその一点しかない。(と言いつつそれだけで十分に価値はあるが……今回はアニメが主題なので辛口評価は勘弁して欲しい)

なお、「うわぁ……」「キモオタ氏ね」「キモオタキモオタの国へ帰れ」「病院へ逝け」と言った苦情については十分承知しているので勘弁してください(土下座

あと最後にもう一度増田の中心でアイマスを叫ぶ。

誰かアイマスMADでこの「ゼノグラシアの特定の話の収録後」という設定で作ってくれないかしら。今からでも、原作アイドルマスターアニマスゼノグラシアをつなぐ架け橋的なものを作ってくれないかしら。と大切なことなので二度言いました。

2009-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20090203225439

で、お前が考える「進化したゲーム」って何よ。

文句言うだけならガキでも出来ると、こないだひろゆき言ってたじゃん。

ぶっちゃけ、お前の感性メインストリームから外れてるだけにしか見えん。そろそろゲーム卒業した方がいいんじゃない?

2009-01-19

津田大介氏にインタビュー 著作権現在について(2)

http://anond.hatelabo.jp/20090119210533 よりつづく

モーリー:はあ。でもずいぶん意識に隔たりを感じる部分があって、発展途上国Windowsを買うお金も無いからバッタモノのWindowsインストールしたとか、そういうんだったらなんかわかるんですよ。全体的につらい、貧乏な状況にいるっていうか。でも、買おうと思えば買える人たちがすごくがんばって違法というか、やっているんですか、ファイル交換というのを。

津田大介ウィニーだけじゃなくて、もうちょっとカジュアルに使えるファイル交換ソフトというのもありますよね、たとえばカボス(Cobos)と言われてたりとか、あとはライムワイヤー(Lime Wire)と言われているような、ウィニーほど匿名性は高くないけどまあその分ファイルはいっぱい流れていて落ちやすいみたいなソフト音楽とかってデータが少ないですから、わざわざCD、3000円のを買うまでもないやという人は落としている人はいるし、僕が聞いた事例とかだとほんとにいま20代から30代、子どもがいる家庭で、お母さんとかお父さんとかがジブリアニメとかをそういうファイル交換ソフトで落としてきて。

モーリー:子どものために?

津田大介:そうそう。それで見せる。

モーリー:ええええっ?!!!!!

津田大介:ぼくも最初ええっと思ったんですけれど、意外とそういう使われ方をしているのが実際に結構増えてるんですよね。

モーリー:でも、たとえばそういうものをもうちょっとスッキリさせるためにアイチューンズ(iTunes)が大成功したというのがボクの認識なんですけど、ぜんぜんそこに行ってない人たちがすごくいるってことなんでしょうか。

津田大介:だからやっぱりみもふたも無い話ですけれど、タダで済ませられるものはタダでいいやと考える人がいるということですね。

モーリー:ただそれにまつわるリスクをまったく意識して無いってことなのかな。でも逮捕された記事が出るとさっと止める人がいるというのは意識はしてるんですよね。万引きみたいな心理でやってるの?

津田大介万引きというほどの罪悪感もおそらく無いと思うんですけど。さっきの最初の話とつながりますけど、いままでファィル交換ソフトを使ったダウンロードすること自体は合法なんですよ。ネットアップロードして、インターネットって誰でも情報落とせますから、アップした奴が一番悪いわけじゃないですか。アップしたらそこで数十万とか数百万の人に売り物がバラまいてしまう。だからアップする奴がいなければそもそもダウンロードする人もいないというんで、それで日本著作権法だとアップロードする奴が逮捕されるようになっていたんですけど、ただダウンロードする側はそれは自由というのがいまの日本法律で、それじゃいまはもう収まらないから著作権者、映画会社がそういうのはもう被害が収まらないからそういう違法なものをダウンロードした側も違法にしましょうよという議論をずっと三年ぐらいやってたんですよね。

モーリー:たとえば、どうなんだろ、だんだんややこしい話になってきたような気がするんですけど、iTunes日本でもUSでも売ってない古い曲とか、ユーチューブに行くとジャケット写真の静止画とともにそういう曲が載ってるというのがあって、やっぱりファンがかなり聴いてるケースがあって、最近そういうケースの曲を結構数多く掘り起こしているんですが、コレは最初に津田さんが言ったようなかんじで著作者に支払いがいってるんでしょうか、それとも勝手にやってる感じなんでしょうか。

津田大介勝手にやってるんでしょうね。

モーリー:それも違法になるんですか? いまのダウンロードの違法ということになると。

津田大介アップロードが違法ですね。

モーリー:今はね。

津田大介:これまたややこしい日本の議論なんですけど、日本の議論だと、一応今回の三年ぐらいの議論の中だと、ダウンロードを違法化しましょうという話になったんですけど、ただ、ストリーミング対象外ということになってるんです。ユーチューブって一応ストリーミングじゃないですか、あれは、ニコニコ動画とかユーチューブって。

モーリー:ああ、フラッシュファイルストリーミングしてるんだ。

津田大介:要するに、文化庁解釈としては、ダウンロードっていうのはネットにつながらない状態でも

モーリー:iPodで持ち歩くとか…

津田大介パソコンで遂次再生できるってことが、保存、ダウンロードということなので、ストリーミングというのはネットにつないだ状態でないと見れない一次的な視聴だからそれは複製ではないという考え方なんですよね。

モーリー:でもそれはフリーウェアなんかを使うとユーチューブストリーミングしているというタテマエの動画を抜いたり、他のファイル動画に変換したり、3000円でそういうツールも売ってますよね。

津田大介:ありますよね。フリーソフトでもありますよね。それは明示的に自分意識してユーチューブ動画パソコンのなかに保存するという行為は、それは複製なんですよ、それは違法です、著作権法上複製ということに当たるので、違法にしましょう、という話です。

モーリー:これは一般論として語るといろんなところに議論が分岐していっちゃうので、ひとつの事例にしぼってみたいんですけれど、たとえば具体的にぼくの身近に起こったところでは、去年の五月にチベット暴動に関連して聖火リレーの妨害というのが世界各国でオリンピック前に行われたんですね。そうすると、当時の日本政府福田政権だったんですけれど、非常に親中的なところがありまして、メディアが非常にトーンダウンしたんです。聖火リレー長野に来たときも中国から「赤い軍団」と呼ばれる人たちを、アルバイトなんかボランティアなのか強制なのか知らないけどいっぱい来て、どうも現地の人の話を聞くと警察はむしろ彼等を守っていて、というふうに変なねじれ現象が起こっていたんですね。そこら辺をするどく指摘する報道というのはメインストリームニュースからは外れた時間帯だったり、ちょろっとした流さなかったりするから、見たという実際の実体験を画面の前で持つ人は少ない。そういうふうにバイアスがかかっていたと思われるときに、それをユーチューブを使って民放NHKが流したものをうまく編集してつないだりして意識をもっと周知を徹底させるための運動というのがチベット問題とかで起こったわけですよね。これは一種の報道のフェアネスにもひっかかってくるんですね。

津田大介:そうですね。

モーリー:ところが、たとえばこういう状況が将来おきて、なんでもいいんですけれど、社会正義のために、テレビがちょっと偏ったことをやっていたときに、ここをもっとひっぱり出さなければならないと、市民運動レベル民放NHKニュースをいっぱい流すと、ほんとに政治的に都合の悪いことだったら、すかさずテレビ局はおろせって言うじゃないですか。それを実際にやったんですよ。チベットの時も二日以内になにか告発するような動画関西テレビ局だけがチベット問題をずっとうるさく言ってメジャー局がなにも言わない時期があったんですね。その時に関西ローカルだから、全国で見てほしい、世界中日本語のわかる人に見てほしいとどんどんアップしては削られがずーっと続いていたんです。で、どうして削ったのかという、一種の情報公開をせよという請求にはすごくあいまいな答えしか返ってこなくて、それがまた二重三重政治的な配慮を感じられるわけね。だからそういう状況にあると、なにが起きたかというと、やっぱりもぐらたたきのようにあちこち動画を移してまわったり、ぼくはあまり2ちゃんねるの仕組みはよくわかっていないんだけれど、2ちゃんねるが好きなアフロダにも公開していたみたいなのね。こういった社会正義のために市民が起こした運動も全部ブランケットに違法になっちゃうんですか、見たことも。

津田大介著作権っていまモーリーさんが仰ったみたいに、実は著作権ってすごくそういうときに「悪用」って言ったらおかしいけど、利用されやすいんですね。たとえば、明確に日本法律コンピューターウイルスを作成したのって、どういう罪に問われるんだろうって時に、結構微妙なんですよ。

モーリー:ふーん。

津田大介コンピューターウイルスって、作者は明らかに被害を及ぼしているわけじゃないですか。ウイニーを使った情報漏えいウイルスを作ったりコンピューター破壊活動を行わせるようなウイルスを作ったときに、その作者はどういう罪状でどういう対応をしてどういう署名をして起訴までいこうかと考えたときに、逮捕までいくのが結構大変で、そういうときに一番わかりやすかったのがウィニーを使ってるとどうしてもいろんなところにアップロードをしまくるという特性があるので、あれは非常に著作権侵害なりやすいツールなんですね、法律的にも。そこでウイルス作者を著作権侵害逮捕したりするんですよ。ほんとに結構そういう例っていうのは結構あって、本来それは著作権侵害ではなくてもっと悪いことしてるよねみたいなときに、そういう著作権侵害っていうのが都合よく使われている。

モーリー:別件…

津田大介:別件とまでは言わないですけど、やりやすい方法で著作権が利用されて逮捕されたりとか、逮捕じゃないけれどそうやって一部から脅される口実に使われたりということがあって、本来的な著作権の使い方とは違うんですよね。あれってもともと創作者が経済的利益人格利益を守るためのものなのが、方便としてそういうふうに使われてしまっているというのが非常にぼくは歪んだ状況だと思います。

モーリー:うーん。たとえば、直近でいうと、テレ朝でしたっけ、ブログ自作自演疑惑

津田大介:ありましたね。

モーリー:あれを報じるNHKもふくめて、やっぱりあちこちにまとめサイト的にユーチューブ動画が公開されていますよね。こういったときに、どっちかというとボクの直感では、テレ朝はは黒か黒に近いグレーだと思うんですよ。そういうことをみんなが議論したりするときも、テレ朝著作権を主張して自分の都合の悪い報道を全部降ろすっていうことがあり得るんですか、そういう法律が。

津田大介:もちろんそれは法律が通っていなくても、アップロードですからいまやろうと思えばできるっていうのがありますよね。それをやるための、権利者側がやりやすいツールというのがグーグル側が提供していますから、たぶんもうどんどんすぐ削除できます。

モーリー:ただそれは露骨にやると、ほんとに露骨に隠蔽しているから、ますます火に油を注ぐことになって、毎日のワイワイ騒ぎみたいに大きくなっていく。

津田大介:そうですね。だからそこら辺は、要するにモーリーさんが仰った報道の公共性ってどうなるんだというところがすごく大きいじゃないですか。結局、報道って限られた電波を使っているがゆえに、ニュースみたいな報道とか、公共の利益になることをやっている、やらなければならないということが規定されているわけで、著作権とは別なレベルでやっぱり周知しなければならない社会的な問題みたいのがあって、ユーザーユーチューブみたいに報道とは違う動画で大量に伝播させる手段を持ってしまったがゆえの対立というのが起きているのですけれど、でもこれはぼくがおととし出した「コンテンツフューチャー」という本の中でMXテレビの草場さんっていう方も言っていましたし、ボクと同世代ぐらいのNHKニュース記者の人と話したりそういう人とユーチューブってどう思っているのと聞いたら「報道にとってはいいことだよ」と。要するに、報道ってどうしても検証されなかった、と。テレビ報道って「消えモノ」っていうところがあったんで、録画といっても毎日の報道を録画してる奴なんていないし、っていうのがユーチューブみたいのがあって、録画してだれかがアップしてそれに対しての論評が誰しも簡単に論評検証ができるようになったことによって、もうああいうバレバレの自作自演とかいわゆる偏向的なものというのが、ある種市民の目にすごく曝されやすくなったわけじゃないですか。それは報道にとっては実はいいことなんだよというのがわりと30代くらいの現場記者なんかでは、その中でも進歩的な考え方をしている人なんかでは、そういうふうに思っていて、結構それはあると思うんですよね。

モーリー:ふーん。

津田大介:そういう意識とは別に、でもやっぱり著作権っていうことで、これは自分のところの番組不祥事だから削除しようというのが、それは報道現場とは違う力学ですよね。

モーリー:うん。

津田大介:やっぱり社内のコンプライアンス委員会だとか、やっぱり対外的にどうなんだというところ、対外的にこういった騒ぎが不祥事じゃないか、不祥事はやっぱりとにかく削除できないかというふうに、著作権侵害で簡単に落とせますよっていうのがあったら、テレ朝とか制作会社とかがそういうふうに行ってしまうというのが当然と言うか、仕方の無い話なのかなあという気はします。

Posted by i-morley : 2009年01月16日 17:46

http://i-morley.com/blog/2009/01/post_166.html

http://www.tibetronica.com/i-morley/090116.zenhan.mp3

2008-12-29

近藤さんは、はてなを捨てるべき

本当は近藤さんに直接言いたいけど、どうせ言う機会なんかないので、ここに。

近藤さん最近よく「任天堂のように」というけど、任天堂WiiDSを作った際に何をやったかといえば、「ファミコンを捨てた」ということです。パソコンや車をみればわかるように、基本的に製品というものは、より速く、より大きく、より格好良く、と直線的にしか進化しません。任天堂過去に、ファミコンのヒットを受けて、その後、スーパーファミコンNintendo64Gamecubeファミコンの続編みたいなものばかり作って来ました。多少の違いはあっても、基本的なことは変わりませんでした。

ところが、それをしていたら、ソニーに奇襲をかけられてあっという間に市場をとられて、二世代連続で敗北しました。まだ歴史の浅いゲーム業界で、仮にも三世代失敗しようなら、市場から退場しなければなりません。そこで、任天堂がとった作戦は、それまでの基本を全部捨てることでした。これは言うまでもなくリスクが高く、インターフェイス命のゲームハードコントローラーを変更するというのは、自殺行為と言ってもいいです。これは、それまでの開発ノウハウを、自社だけでなく、他社にも捨てさせることになるし、ユーザーがついてくるかどうかも未知数だからです。本来ならば、絶対にやってはいけないことを任天堂はしたのです。倒産だって可能性はあった。

じゃあ、そのリスクを少しでも埋めるために任天堂が何をやったかといえば、自社で大量にゲームを作り、ハードのよさをアピールし、市場を新しく作り直すことでした。そして、市場をできるだけ広げて、他社に参入する魅力を与えようと必死になりました(この辺は、任天堂岩田さんの株主向け講演を読むとわかります)。この努力のおかげで、任天堂は息を吹き返すことに成功したのです(ドラクエDSwiiに戻ってきたようにね)。リスクをとりにいく、というのはまさにこのことで。単に冒険をするだけじゃなくて、その冒険を成功させるのに最大限の努力を行ったのが任天堂なのです。

もし、はてながこれにならうなら、はてな(近藤さん)は、はてなを捨てるべきです。本来ならメインになるはずのブログは行き詰まっているし、その他のサービスブックマーク以外は不調、そのブックマークも結局ニッチ市場しかとれてない。このまま直線進化を続けたって、他社との距離は縮まらないでしょう。だったら、もう全部捨てて、はてなとはまったく違う事業を始めるしか手はないはずです。はてなユーザーベースも捨てて、まったくはてなに接触したことのない人にアピールするよう市場を変えましょう。今のはてなじゃ、新しい人が来ても雰囲気や利用方法に戸惑うだけです。ugomemoみたいに、他社に依存しているうちは、ほとんどはてなの進展にはならないでしょう。任天堂子会社になるんでもない限り。

現実的な路線としては、はてなインフラ広告営業だけを残して、新会社を設立、開発関係者は全部新しい会社に移すべきでしょう。その上で、必要な部分は(旧)はてなに委託して、まったく別ドメインで開発をするという感じでしょうか。

あと、もうひとつ言っておきますが、WiiDSは、結果として市場を無視した製品になったけど、それは市場を知らなかったわけではなくて、市場を見切った上で出来た行為です。時々製品市場調査を怠る人がいて、丸で自分宮本茂になった気になるひとがいるけど、それは誤解です。市場を無視するなら、それに見合っただけの埋め合わせが必要なのです。マーケティングはどのような場合でも必ず必要です。

さらにもうひとつ。以前は「Googleのように」と言っていたけど、それだったら、経営者を外から呼ぶべきでしたね。そのタイミングは完全に逃しましたが。


追記

なんか、SBMコメントが、「そんなの知っていて、別に書かなかっただけなんだけど」と言うのばかりなんだけどな。

wiiDS任天堂の活動の延長線上にあるんだよ。

別に経営理念まで捨てたとは言っていません。

実は任天堂は今までぜんぜん軸はブレてないのだけど。

同上。

(64・GC時代はGBAで補填)

知ってます。はてなブックマークはまさにGBGBA状態でしょう。本来メインでない市場で成功を得ていたわけだから。

提案通りに実行したら文句を言いそうな増田

なんでやねん

はてなは未だに1つもヒット作が無い

はてなダイアリーは一時期ブログサービスとしては相当上位だったんじゃないかな。順位はみたことあったぞ。あと、はてブは、他社の追随の出来てない、一応のヒット作。

自分でやれよ

その通りだな。俺もはてなとは違うが、一応日本に影響を及ぼすサービスに関与しているよ。

64の時点でファミコンの名を継承せず、コントローラの形、ボタン配置を今までと大幅に変えてしまうなどの変化を行っているような気がするのですが・・・

結局手持ちコントローラは捨てなかったと思うんだけど。名前継承なんて誰も言ってない。

何年も連続で増収増益してるのにこんなに構ってもらえること自体、はてなマーケティングは結果的に成功してるよね。

それこそ、過去任天堂状態だよね。収益はある、けど今までとは違う市場を目指した。もし、あのまま任天堂携帯機で収益を得ているのに満足していたら、失敗した据え置き機なんてさっさと撤退して、携帯機だけで食っていればよかったんですよ。だけどそれをヨシとしなかった。岩田任天堂日本お茶の間を変えることにチャレンジした。もしはてな任天堂意識するなら、それをこそ考えるべきテーマなんだよ。

なんかな、誰も岩田の講演を読んでないのかな。GBの成功があったから任天堂は収益的には安泰だった、なんていうけど、それに対して岩田はGamecubeの失敗をかなり意識しているのだけど。

ひとつ、決算説明会の質疑応答から面白い発言コピペしよう。長いけど。

岩田:

まず私は娯楽製品が必需品になるとは、あまり考えておりません。また必需品にする仕組みをつくったら、未来が安泰だともまったく思っていません。

というのはどんなものも、一見ある時期には必需品のようになったものも、何らかの破壊的なテクノロジーが現れて、イノベーションバーンと起こると、そんなビジネスはあっという間に壊れるわけです。だから会社寿命は何年だといわれたり、かつてエクセレントカンパニーだ、ビジョナリーカンパニーだと褒め称えられた会社が、5年後、10年後におかしくなることが多いわけです。ですから必需品になるために頑張って、必需品になったら、その構造でずっと安定して儲かるという発想でいると、たぶん任天堂は長期的には栄えないと私は思っています。

ですから、むしろそうではなくて、娯楽企業本質に立ち返って、われわれは究極には、なくても生きていけるものをつくっているんだけれども、なくても生きていけるものなのに、優先して買っていただけるものというのは何だろうということを意識して、つくり続けないといけないと思っています。それができなくなったら、任天堂がいまどんなによい状況だと言っていただけても、たちどころにおかしくなるわけです。

外から、「打ち出の小槌を持っている」とまで言っていただけることは大変光栄なことなんですが、私にはそういう自覚はありませんし、毎年必死にやりながら、いまの状況があります。確かにこのスケールのビジネスが、年商5000億から九千何百億になって、1兆6000億円になって、2兆円になるというようなペースで拡大するということは、歴史にあまり例がないとは思いますが、打ち出の小槌を持っているという自覚もございません。

当然いつか次のラウンドというのがやってくるわけです。私は単純にこれまでと同じプラットフォームサイクルにはならないはずだと申しあげてきましたが、一方でDSやWii永遠にプラットフォームとして栄え続けるとも思っていません。いつかは何かが必要でしょう。そのときに何をするかですが、それをどうやって勝つのということで、仮に私がいまアイデアを持っていたとしても、公の場では絶対にしゃべれません。なぜならば、それをいまからしゃべれば、当然、皆さんが対抗される準備をするからです。

予想もしないものが出てくるから驚いていただけるわけで、2画面で携帯ゲーム機をつくるなんて、夢にも思わなかった。棒状のリモコンを振り回して遊ぶゲーム機をつくるなんて、だれも思わなかった。体重計を1年で1000万台も売ってしまうような会社が、突然ゲーム屋さんの中に現れるとはだれも思っていなかった。だからわれわれの作戦が効いたわけですね。

岩田:

私は自社が磐石だと考えたことは一度もございませんし、また磐石という考えを万が一持ってしまったとすれば、それこそが非常に危険なことではないかと思います。これから任天堂では、ゲームキューブNINTENDO64のときに、結果的にマーケットメインストリームになれずに苦しんだ経験をした人は会社の中で減っていきます。逆に言うと、その苦しみを知らない人の割合が会社の中で高まっていくわけです。そうなったとき、すなわち、われわれが前回のラウンドと今回のラウンドで何が違って、どんな些細な、小さなことがその命運を分けるのかということがまったく自覚できない人の割合が高まってしまったときに、どうやって組織全体が緊張感を持って運営ができて、どうやって大事なことを忘れずに、どうやって企業が自滅的な行動を取らないようにあれるのかが問題です。これはよい状況が続けば続くほど、チャレンジハードルは上がっていくと思います。

まあ、産業ビジネス歴史の中で永遠に好調が続いた会社は見たことがないので、そのチャレンジが来たときに、なるべく辛い時期をうまく乗り切れるようでありたいと思います。

2008-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20081209004942

自分がそう思うようになった経緯は、身体的な差に気づいてというよりも、人間言語による人間に関する表現は、デフォルト男の手によるものなので、ごく自然に男であることが前提とされていると考えているから。基本的に思考は男のもので、女の手によるものは、女性○○とか女流○○として、メインストリームの思考とは切り離して受け取られる。

身体や生物としての側面に関しては、あんまり思わない。

2008-11-30

On File Systems

(http://www.kev009.com/wp/2008/11/on-file-systems/)

訳した。分からなかったところは英語のまま。ファイルシステムについて完全な素人なので変な所があるかも。

Introduction(前置き)

ファイルシステムOS重要な要素だが最近ではあまり関心を払われていない。ビットが入ってきてビットがでていく……デスクトップシステムにとっては、たいてい十分に働いてくれる……ただし、電源が落ちるまでは。しかし、そんな状況ですら近頃ではあまり困ったことにはならない。

Linuxファイルシステムの分野には競合製品が多い。ext2が長い間標準とされてきたが、2001年辺りから他の選択肢も主流となった。あまり歴史に深入りせずに要約すると(順番は適当)、ext2進化してext3となり、ジャーナリング機能が付いた。ReiserFSがリリースされた。SGIはXFSを移植した。IBMはJFSを移植した。

いくつかの理由があって(主に政治的な理由で)ext3Linuxデファクトファイルシステムとなった。

Classic File Systems(古典ファイルシステム)

私が古典ファイルシステムと呼ぶとき、基本的にいつも同じ概念を指している。つまり古典的なUnixレイアウトファイルシステムジャーナリング機能を追加したものだ。ここに述べるのは、それら古典ファイルシステムハイライトである。

これは後知恵だが、JFSやXFSが牽引力を持たずに、ext3が人々を古典的時代に停滞させたのは一種の悲劇だった。しかしながらext3は信頼性を証明し、きちんと動くように一貫として保守されてもいる。

NextGen File Systems(新世代ファイルシステム)

2005年SunZFSという爆弾リリースした。ZFSは私が次世代ファイルシステムと呼ぶ時代への案内人である。

ハードディスクが大きくなるにつれて、バックアップ戦略、完全性(integrity)の検証、巨大なファイルサポートは前より遥かに重要になってきている。

ここあげるファイルシステム古典的なVFS lineを曖昧にしたりLVMとRAIDを強固な結合することによって管理を楽にする事を目的としている。

ダメハードウェアで起きる静かな(観測されない)データの破損も心配の種である。これに対抗するために、次世代のファイルシステムチェックサムを供えている。

いろんな意味Linuxコミュニティーは完全に油断しきっており、多くの開発者ZFSリリースされるまで次世代ファイルシステムについて真剣に考えてこなかった。Reiser4はいくつかの新しいアイデアを持っていてキラーファイルシステムとなろうとしたが、Hans Reiserは、他のカーネル開発者との著しく酷い関係を楽しんでいたのだった。ただ幸運な事に、いまではいくつかの、より先進的なファイルシステムが登場しようとしている。

Conclusion(結論)

kernel 2.6.28と一緒にext4がリリースされるが、BtrfsやTuxs3が安定するのを待った方がよい。Btrfsの開発陣は短距離走開発を行っているので、Linuxカーネルの開発サイクルに次か、あるいはその次で取り込まれると思われる。

SSDが普及するのは明白だ。理論的に速度の面で磁気ストレージより圧倒的に早く、現実にも既に書き込み速度が追い付きはじめている。最新のIntelランダムアクセスやIOPSは非常に印象的である。Btrfsは当初からSSDへの最適化を取りいれようとしている。しかし、これらの新しいデバイスは、更に速度の早い新しいファイルシステムを生むだろう。

私自身の考えでは、ウェアレベリングやFATエミュレーションSSDの性能を押し止めているため、 新たなファイルシステムが登場すればパフォーマンス改善できるだろう。

2008-09-18

よしながふみヤマシタトモコは似ている

自分が作品について思いつく限りでは

・絵柄が主流BLのそれではない

 ……ここ15年位の流れを見ても、どちらともメインストリームではない絵柄

・フキダシ&モノローグに文字入れすぎ

 ……言っていることに深みはあるのだがくどくなりがち。画という媒体で表現したほうが感心する。

ハッピーBL純愛ロマンチカ系)があまり取り上げないようなテーマで作品を書く

 ……中身もハッピーエンドで終わらないケースもある。端的に言ってしまうと説教臭い。

くらいなのだが、読めば読むほどそんな印象を受けてしまう。

余談として、ヤマシタトモココミックスあとがきは何を意図しているのかわからないが、あまり良い印象は受けない。

2008-09-06

グラリバのいいところが見つからない

初めて増田を使ってみた。

大抵の方はタイトルを見てこのエントリに来ていただいていると思うので、グラディウスリバース(以下グラリバ)についての説明は割愛。

グラリバが配信されて当然速攻で落として、平日だと言うのに必死でプレイして、コンティニュー連打で何とかノーマルモード3周済ませた。

さあ、自分の表のブログとかmixi日記とかで良い感想をたくさん書いてグラリバを大いに盛りあげてやろう、と思ったのに・・・何故か手が進まない。

情報公開から配信、そしてプレイ中はあんなにいい気分だったのに、どうしてもグラリバの、他人に推したい点が思いつかないのだ。割と本気で困っている。

もちろん、移植ではない完全新作タイトルであるところとか、グラディウスとしてバランス良く仕上がっているとか、この内容で1000円というコストパフォーマンスの高さとか、MSXグラディウス2のビフォーストーリーが語られているとか、難易度EASY/VERY EASYが史上最高に簡単(でもNORMALの下がいきなり敵弾破壊可能、で「普通のEASY」がないのはどうかと思う。本来EASYに求められる「敵の攻撃パターンや弾の撃ち方を覚えましょう」って役目を放棄している気がする…)とか、良い点はたくさんあるんだけど、他の作品ではなくこのグラリバを他人に「YOUプレイしちゃいなYO!」って推す要素が見つからないのだ。

ご存知の通りグラリバは、ありとあらゆる要素を過去の作品から引っ張ってきている。曲しかり、ステージグラフィックしかり、敵キャラしかり。

Wikipediaなんかだと「随所に小ネタが??」みたいな書かれ方をしているけど、“小ネタ”でしかゲームが構成されていないと言っても過言ではない。

むろんこれは「グラVI」みたいなナンバリングタイトルメインストリーム)ではないし、WiiWareだし、言うなれば携帯アプリみたいなもんで、だからこういうセルフパロディというかミニゲーム的な内容でも全然ありだと思う。最初から「100%旧ネタを用いたセルフパロディ的作品です!」とアナウンスされているならこんなに変な気分にはならなかったと思っている。

グラリバみたいな「旧ネタ」を盛り込むことを重視した作品と言えば「外伝」が思いつくんだけど、旧ネタをそのまま、ではなくてちゃんと咀嚼してそこから新しいものを作り出しているじゃない。

例えば3面の結晶面。「グラII」3面が元ネタであるのは自明だけど、そこにレーザー屈折という新しい要素を加えてきた。

あと7面の火山面。ステージグラフィック伝統火山面そのままなんだけど、ここに「エピII」4面の重力要素を加えている。エピIIでは地形に引かれるというギミックだったけど外伝は地形までも巻き込んで画面方向に引かれるという凝った演出で。

でもグラリバのステージ元ネタをそのまま引っ張ってきていて全くひねられていないことにガッカリ、というか困惑させられている。骨面とかは本当にそのまま。骨面なら骨面をやりたい!と思ったときに、PCE版グラIじゃなくてグラリバを選ぶ気になるか?という話。

音楽に関してもそう。作曲者はいまやシューターならその名を知らない者は居ないと言ってもいいような人気コンポーザー並木学さん。僕もとくに並木さん本人のファンというわけではないけど、「バトルガレッガ」と「ケツイ」の曲は大好きでよく聴いてる。

そんな有名なコンポーザーをおそらくは高いギャラで雇って「新曲はいらないです。全曲過去作からのアレンジでお願いします」とは・・・僕ならとてもじゃないけど言えないw

だって、並木さんの曲が好きで、グラディウスの曲が好きだったら「並木さんの作るグラディウス」が聴きたいでしょ、常識的に考えて。

たとえば空中戦アレンジ曲、ステージ曲をオリジナル曲、とかに出来なかったのかなと。

あとアレンジもあまり「ひねりがないな」と言うのが正直な感想。例えばSFC版「グラIII」の奇数ボスの曲なんかは「Aircraft Carrier」のアレンジで、譜面だけで見ると全然変わっちゃっているんだけど、やっぱり聴けばちゃんと「ああ、ビッグコアの曲のアレンジだ!」って分かる。折角高名なコンポーザーを高い金で使うんだから、そのくらいやっていただかないと損じゃないか?と思うし。

あんまり音楽の話ばっかりしたくないんだけど、原曲とグラリバで曲が使われている場面にあまり整合性がないのも何だかなー、って気分になる。元ネタの曲を選定したのが並木さんなのかM2さんなのか分からないんだけど、曲だけ聴いて決めていたとしたら、ちょっとそれは元ネタに対する敬意が払われていないんじゃないか、と思ってしまう。

全5面のうちの2面でいきなり「LAST EXIT」が流れてくるのはやっぱり違和感があるし、最終面の曲がよりにもよってMSX沙羅曼蛇のバッドエンドの曲とか、縁起が悪すぎるw(伝統的に最終要塞の曲はもうちょっと明るい雰囲気が多いのでその点からも違和感がある…)

そして一番違和感があるのは、開発元もプレイヤー側も、「今回のグラ新作、旧ネタ満載で素晴らしい!」としか捉えてないこと。満載って言うか、ここまで来ると過積載だよ。

2chスレとか、ネット上では「グラV」とか新しいグラディウスはあまり受けがよくないように見えて(でもこれは本当に「見える」だけだと思う。反対派の声がでかすぎるだけで実際には「反対意見はないから出さない」人がサイレントマジョリティだ)、「旧作の曲はあんなに素晴らしかったのに」「旧作のステージはあんなに遊び甲斐があったのに」みたいな意見をよく目にするから、おそらくはそういうプレイヤーたちに文句を言われないようなつくりを考えたらああなってしまったんじゃないかな、とも思う。作曲者も、東野さんや古川さんを呼べないなら、文句が出ないような人だともう並木さんぐらいしかなかったのかなと。

確かに文句は出ていない、いまのところ。ゲーム単体として考えればグラリバは普通グラディウスだし面白い。でもあまりにも姿勢が安直過ぎる。「文句を出さない」事しか考えてなくて、「グラディウスの新作を作ってやろう」、ひいては「新しいゲームを作って売り出そう」ってことへの意欲が全く見えてこない。

僕もグラディウスが好きで、ここで言う「旧作」もほぼ全部プレイしたことがある。それゆえにグラリバで旧ネタがいっぱい使われていると知ったときは嬉しかった。MSXシリーズストーリーに則った作品だと知ったときは本当にエキサイトして、変な汁が出そうになった。…しかし、「旧ネタしかない」グラディウスを商用作品で出されてしまって正直なところ嫌な気分になっている。「あいつらは旧作だけ与えておけばおとなしいから」ってバカにされている気がする。

グラリバには「グラリバだから出来るなにか」がなくて、「次に続くなにか」もない。

だから残念ながら僕は、他人にこのゲームを勧める事が出来ない。

2008-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20080714214413

マカーに理由を求めても仕方ないだろ。

欲しいから買った。そこに理由なんて無いし。

ガジェッターとしては、「何をするの?」ではなく「何がどこまでできるか?」を知りたいのよ。

まぁ、革命だなんだと言っている輩に対する意見は概ね同意。

どんなソリューションもそうだけど、あくまで選択肢の一つにしかならんやろ。

これから生まれる物って未来永劫メインストリームになるべくして生まれるものなんてないんじゃないかな?

全て生まれる物は代替のきく何か、しか生まれないと思うし。

2008-07-09

オタク現実の問題について考えるとき・語るときの注意点

※友人がオタクについて語った文章が面白かったので、許可を得て増田転載

 以下、友人の弁。

オタク現実の問題について考えるとき・語るときに陥らないよう注意すべき点として、オタクのなかに強く見られる論理と心理の問題を以下に例示する。

これはべつにオタクじゃなくても当てはまるだろうという指摘があるとすればそれはその通りだが、ここで対象オタクに限定したのは、筆者自身がいわゆるオタクであり、オタクのなかに見られる論理と心理について、ほかの集団のそれについてよりもよく見知っているという理由による。したがってここで例示したものは、あくまでそれがオタクにおいて比較的傾向的に強く見られるという筆者の観察に基づいている。

カッコイイズム

「カッコイイ」ものに対する素朴なあこがれと肯定の心理。ここで言う「カッコイイ」ものとは、たとえば、強さ、正義純粋さなど、ヒーローものやロボットアニメなどに典型的に表されている価値観。こうした「カッコイイ」という観念は、具体的な作品を通して、実体的なものと結びついている場合が少なくない。典型的には武器・兵器との結びつき。強さへのあこがれと肯定が武器・兵器へのあこがれと肯定になって表れる。とくに男性オタクの場合、幼少期の経験によって、こうした素朴な心理がほとんど所与のものとなっている場合が多い。

こうした心理が現実の問題に適用された場合、非妥協的で一方的な強硬論の主張として表現されることになる(ヒーローはその純粋さと強さでもって有無を言わさず正義を実現する!)。たとえば、オタクが対北朝鮮問題について一方的な強硬論を唱えたり、日本安全保障について軍拡論(さらには核武装論)を唱えたりする場合、その中には素朴なカッコイイズムの心理(しかも軍事力と結びついた軍事カッコイイズム)が混入していることが少なくない。もっと穏やかな形では、「あんなヤツやっつけちゃえよ」といった言説。自分だけの単純・素朴な心理(しかもしばしば暴力と結びついている)だけでもって複雑な現実を捉え解決しようとする点で非常に問題。

善悪二元論……敵の悪魔化と味方の無謬

正義と悪の戦いというものの見方。典型的ヒーローものの論理

敵=悪玉の論理。相手が何か一つでも悪事をはたらけば、事の大小も問わず、責任限界も取り払って、相手を邪知暴虐な悪の枢軸にしてしまう。相手のすべての行動が邪悪な行動とされ、相手は邪悪なことなら何でも企みうるし、なし得るとされる。敵の悪魔化・万能化。行動が悪なのは人格が悪だからという論理、悪の人格からは悪の行動しか出てこないという論理。さらには、その悪に関係する人、組織、集団や、悪を擁護するものも一律に悪とされる。悪の肥大化

これと対照的な形で善玉の論理が出てくる。上記のような巨悪を批判・非難する側はつねに正義であり、悪を殲滅するまで徹底的に攻撃を加えるべきだとする論理。結果として、邪知暴虐な悪との対決にはあらゆる手段が用いられ、往々にして敵よりも残酷で非道な手段を用いることも少なくないが、そうした手段は目的の「正しさ」によって正当化される。敵が悪魔化されたのとは対照的に、味方は無謬化される。宗教戦争典型的に見られる正戦論の論理

こうした論理現実に適用されている例は枚挙にいとまがない。犯罪者バッシング不祥事バッシングのほとんどがこうした論理によって展開されている。

現実はもっと複雑であり、善悪二元論で割り切れるものではないということ。善からは善のみが、悪からは悪のみが生まれるわけではなく、しばしばその逆であるということ。仮に犯罪不祥事があったとしても、その事実ありのままに観察して論じること。特定の人格、集団、組織にすべての悪を引き受けさせるのは現実的なものの見方ではない。悪をなした側には悪をなした側なりの論理や心理がありうる(一応、オタク文化にもそうした側面に配慮した例外的な作品はある。『逆シャア』など)。単に人格的なレヴェルの問題だけでなく、構造的なレヴェルでの問題を見ること。そうした現実の複雑さに耐えきれず、問題を最初からすべて善悪二元論の鋳型に流し込んでしまうのは、宗教家デマゴーグの方法。

問題の人格

肯定・否定問わず、あらゆる対象を大小さまざまに人格化・キャラ化する論理

これが現実に適用されると、典型的には民族国家人格化するようなことが起こる。さいきんでは『ヘタリア』の例。人格化された対象はある一定の本質を持っているように描かれ、ステレオタイプが促進される。

さらに、人格化された対象が実在の特定人格と結びつく傾向もある。たとえば、日韓関係小泉vs盧武鉉のような形で著しく人格化されて語られた。これを歴史観に反映すると特定の人物に歴史を仮託した英雄史観になり、現実政治に適用された場合には指導者待望論につながる。

感情移入と過度の思い入れ

対象感情的感傷的に没入する。対象と一体化した共感・同情。惚れた状態。マイナス面が見えなくなる。あばたもえくぼ

現実に適用された例としては、拉致被害者家族会に対する感情移入。「被害者家族はこんなにかわいそうなのに、どうして北朝鮮に譲歩するのだ」という主張。共感・同情・思い入れが唯一の原理になる。没入対象民族国家などの場合は排外的ナショナリズムになる。

主観主義・心情主義

主観的心情と客観的現実とを同一視。あるいは、客観的現実を無視。

典型的形態としては精神論。あきらめず努力すれば必ず夢は叶うという心情(ジャンプ的な少年マンガにも、少女マンガにも共通した心理)。

しかし現実は言うまでもなくもっと非情である。

観念的空想

観念的な空想をもとに話をしてしまう傾向。「あれは??に違いない」「これは??なのではないか」という、根拠の薄い空想や概念操作を前提として議論を展開する。

オタク的な想像力の源泉とも言えるが、現実の問題に適用された場合、「どうせ??だろう」といった非現実的な憶測・陰謀論や、「もしかしたら??かもしれない」といった希望的観測にしかならない。

拗ね者意識ルサンチマン

オタクがなお社会的弱者であるという現実から引き起こされる心理。潜在的にせよ顕在的にせよ、自分が疎外されているという意識

こうした疎外感や拗ね者意識オタク文化が閉鎖的土壌のもとで独自に発展する要因ともなったが、関心が外の現実に向けられた場合、マジョリティメインストリーム既得権益、さらにはほかの社会的弱者に対する引きずり降ろしの心理がはたらく。

また、社会的弱者であることを一種の免罪符としてあらゆる粗暴が肯定され(被抑圧状態の復讐)、ひとしきり気分よく暴れることで欲求不満を一時的に解消しようとする。

「正しさ」信仰による偏向

どこまでも「正しい事実」を追求する態度。オタク文化創作物のなかには「正しい公式設定」が存在しうるし、作品解釈をめぐってはそうした(しばしば枝葉末節に渡るほどの)「正しさ」が重要な論点となる場合がある。オタクパラノイア的側面。

しかし、現実世界においては「正しい公式設定」は存在しない。正しい見方、正しい歴史、正しい勢力は存在しない。あらゆることが論争の対象。「正しさ」だけをもって現実を語ることはできない。政府の「公式見解」が時として「正しい事実」に反することには異議を唱えなければならないが、一方でそれが時として「事実上」(de facto)通用するという現実意味も認めなければならない。現実の複雑で多様な側面に目を配る必要。一方だけの「正しい」主張しか知らないのはいかにも中途半端で偏向している。

中道、無関心への逃避

積極的な主張をするのではなく、むしろ中道や無関心を言うことで、現実の多様性とそこから要請される態度決定を忌避しようとする心理。「人それぞれ」という底なしの相対主義もこの系列

しかし中道や無関心も歴然とした1つの立場である。これを認識することが肝要。むしろこうした無自覚な中道派や無関心派は、普段から積極的に態度決定する訓練をしていないだけに、イザというとき冷静な判断ができないおそれがある。

議論ずらしと無責任

ネタ」「ベタ」「メタ」という形で議論のレヴェルをずらす傾向。オタクのスキゾ的側面。

空想や観念世界に思いをめぐらす議論ならともかく、現実について考える・論じるときにこれをやると、とんでもない無責任方言責任回避になる。

とくにネットのような場所では、万人が非常に気軽に意見表明できると同時に、その影響範囲はきわめて広範囲に及ぶ可能性があり、責任は思いのほか重大。他者に責任転嫁したり、「ネタだから」などとごまかすくらいならば、意見表明などしないほうがよい。


※投稿者としてはこの主張全てに同意するわけではないのだけど(例えば、一口に「オタク」と言っても、北朝鮮への一方的な強硬論や核武装を訴えるような軍オタにはそうそうお目に掛かれない)、こういう傾向は確かにあるかもしれないと感じる。これを見ているオタク増田諸兄はどう思われるでしょうか。

2008-07-04

様々な側面において、そこでのメインストリームにいる人間ほど迷ったり悩んだりする必要が少ない。

当然私自身含む。

2008-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20080329233009

> あと20年くらいしたら君の父親と母親も要らないものになるんだけど、首を絞めて殺すことできる?

「自分が要らないものにカウントされたら涙流して命乞いし始める」のではなく「自分が要らないものにカウントされたらさっさと殺してくれ」と考える人間と、それを理解して殺してあげる人間が徐々に増えていくだろうと想像している。

自分の両親がたとえそうなっても殺さないのがメインストリームだとは思うけど、経済的&社会的に行き詰った家族の間で「殺してくれ」「分かった」というやりとりは今よりも普通になっていき、そんな家族が増えていることが明らかになっていくんじゃないかな。

勝手想像だけど

2008-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20080115210149

え?スイーツって女性誌鵜呑みにしてる人のことなの?初耳なんだが……

確かにサブカル系を取り上げる事もあるけど、それはあくまでメインじゃない(たいていカラーページじゃなくてモノクロページのすみっこで特集してるレベルのもの)だから、仮にそのスイーツ定義であっても、スイーツはそこまで飲み込まないと思うなあ。鵜呑みにするつったって、何も全てを暗記して臨むわけじゃあるまいに。

てかじゃあサブカル系の人たちはどこへ行ったんだ?今はサブカルメインストリームなのか?もうサブカルサブカルじゃないってこと?

2008-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20080111182237

そういえば、大量のアクセスを集める情報切り貼り系のニュースサイト管理人ってのは男が多くって、そういうのをメインストリームとした界隈では女性ブログweb日記ユーザーってのが可視化されてなくて、女性の方が男性よりブログ利用率が高いっていう事実マイナーだったのを思い出した。

2008-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20080109205037

BLってこれが王道なのー?

自分の読んだことがある(といっても10年ぐらい前だけど)801ものは禁断の思いに悩んで結局片思いのままとか、あるいは悩みまくって思い切って告白したらそれが受け入れられる嬉しさとかを表現したのがメインで、性的描写もキスどまりかあって朝チュン程度だったのでこういうのが王道だとは知らなかった。

やおい穴存在とかネタ的に語られてるのは知ってたけど、セックス描写によって征服欲を満たすようなものがメインストリームだとは思ってなかったよ。

時代は変わったんだなあ。

2007-12-31

そもそも、web屋って?

ホームページ製作業者”でいいよね?

ASPサービス提供事業者も含めようとするから複雑になってるんじゃないの?

自分はもともとIT業界にいて今はなぜか商店街に所属してるんだ。

IT業界っていっても人月Excelスーツ世界ね。

数千万の案件を数ヶ月であげるような地獄を繰り返してたんだ。

で、隣の芝生の青さがうらやましくなってweb屋ってたのしそうだなって思って辞めたの。

正直webなんてやってもお金になんかならなそうだなとおもったんで、

シノギがひつようだとおもって、お店ももったんだ。

で、お店があるので、商店街のおつきあいもあるわけですよ。

商店街のおっちゃんたちの話しを聞いていると世間のwebというかITに関する認識はこんなものだと痛感しますわ。

いやね、おっちゃんたちっていっても青年団の人たちなんだけどさ。

”親父さん”たちはそもそもインターネット(以前にパソコン)になんか興味すらないから。

あ、青年団いってもみなさん40歳前後なんだけどね・・・。

で、お店でパチパチとSOHOソフトの受託なんかもやっていると、

商店街の爺たちからあの店主はパソコンで遊んでばっかりだと陰口いわれたりするんだわ。

ようやく最近わかってもらえるようになってきて、

おたくパソコン仕事しているならホームページ作ってよ」と言われるように成長しましたよ。

いや、まるでわかってもらえてないんだけどw

ホームページっすか!?みたいな。

ホームページソフトウエアの区別って難しいよね。

難しいというかしても無駄というか……。

自分は自分のお店のホームページだったら作れるんだけど人様のを請負するのを仕事にしてないわけですよ。

今までそういう業務をしてきたわけでもないしデザインが得意なわけでもないしね。

第一たいしたお金になるわけでもないし、それなりにめんどくさいじゃない。

正直そこらの商店のページだってHPつかってなにしようってんでもなく事業目的があるわけじゃないんで、

大学生あたりにアルバイトでちょっとペラのページをつくってもらうぐらいがちょうどいいと思っているんだけど・・・さ。

もうね、なんていうか説明がめんどくさい。

次から次に同じようなことを説明しなきゃいけなくてね・・・。

自分が講師になってセミナーしたいとかそういうモチベーションもっちあわせていないんだけど、

さすがに「ホームページ製作をやるつもりは無いけどホームページは欲しい商店主のためのホームページ講座」

とかいうセミナーでもやらずにはいられないのではないかと思うぐらいめんどくささが先立ってきました。

というのも彼らの話しを聞いてちょっと義憤にかられてきたんですよ。

自分もお店をやっているのでわかるんだけど、お店やってると営業の電話がいろいろ掛かってくるわけです。

ホームページつくりませんか?」ってね。

ひどいところなんか「ホームページみて電話してるんですけど」とか。

おまえ誰がつくったページかわかって喧嘩うってんのかと内心思いながらね。

反響はどうですか?もっと反響集めたいとおもいませんか?うちはSEO(ry

そんな感じのマニュアルどおりの営業が展開されるわけですよ。

本当に山と・・・。

ひどいところなんか

「うちはYahooの代理店をしているんですが、今キャンペーン中で…(ry Yahoo!に登録しませんか?」なんてのもあるぐらいさ。

でねー…。

こういうのに引っかかるバカいるのかなとおもってたんですよ。

いやほんと。

でもね、

「うちは月々1万5000円だよ。」

「うち2万5000円。まあ電話一本で雨の日サービスとか画像いれてくれるから満足してる。」

なんて話が目の前で展開されてるのを見てさ・・・

だめ(ry はやく(ry と思ったわけですよ。

動的部分が何もないHPに数百万かけたとか、ほんと…、ちょっと待ってくれよと。

このHPに月々…… えーーーー!!? ちょっとほんとお願いだから待ってくれよと。

日本GNPうちわけはそんなことなのか・・・!!

HP制作費はただでいいです。

ただしホスティング費用が毎月**掛かりますとか。

サポートで…とか、

画像差し替えで**円とか、

ほんと山ほどパターンがあるんですわ。

ね、おたくHPなんてブログで十分じゃない?

商店主に何度言いたくなったことか。

もうやっちゃってるところには酷なので言えないんですが・・・

そういう業務をしているのがweb屋ということなのかな?

ユーザー教育じゃないけど、ほんと早急に手をうたねばと思ったよ。

デザインの手間とかバカにならないし、メンテナンスまで面倒みきれないので、

自分はホームページ製作業をやるつもりはないんだけど・・・

商店街の中でバイト5??6人囲ってまわせば済む話しじゃんね・・・。

そんなわけで、だれかバイトホームページとかつくりたい子いない?

つか、ほんと・・・もう、なんとかしたい。

web屋がうさんくさいのもの扱いされるのはいたしかた無い。

前時代的な職業っていういうけど、なんていうか日本ではそれが全盛期ですよ。

ちょっとほんと助けて。


あと、ちょっとこれの反論まじえとく。

http://d.hatena.ne.jp/waseda23/20071225/1198573722

全部こなしてます=地方のSOHOレベル

自分がSOHOなので弁明するけど、SOHOを地方って括っちゃいけないよ!

最近日本都市部で増えてるんだぜ。

あと、SOHO同士でアライアランスくんで億単位案件も食えるように準備してるんだぜ。

(・・・成功するかは知らん。)

PHP馬鹿にされる一番の要因ともなっているんだけども、セキュリティの「セ」の字も理解していない「なんちゃってプログラマー気取りのwebデザイナー(?)」が、XSS,SQLInjection,CSRF,SessionHijack等々考えうる全ての脆弱性を垂れ流してるのはどういう訳?

考えうる全ての脆弱性を垂れ流してるのは別に垂れ流したところで問題ないような情報しか扱わないからでは?

さすがにカード番号とか扱うような業者でそんなところはないんじゃね?

あんの・・・?(なんかありそうで怖くなってきた…)

ま、それは発注側の意識が前述のレベルなので…本末転倒ですがユーザー教育が急務です。

「ここは日本だからオフショアはかんけーねぇー!」なんてレベルじゃないからインド

インドマジでやばいってホント。

らしいね。

でも正直日本国内にはいってきているインド人は相当少ないのでまだ数年は平気かな。

今の日本仕事のやりかただと開発室の一部をカレー臭くするぐらいの働きぐらいしかできないとおもう。

オフショアというか呼んで来てるだけだしw

それよりも今の日本において深刻さをましたのは中国だとおもう。

中国は安いからいい!」ってフェーズは過ぎて、「中国は強いからいい!」って段階なのでは?

ほんとその通り。

ずいぶん単価はあがって日本の1/2-1/3ぐらいなんだけど、かなり質があがってきているらしい。

一時期日本でどっぷり開発していた連中が帰国したからかもしれない。

多分同価格で捜すより中国に出したほうが楽というところまできてると聞くようになった。

自分も何か損害かぶれるぐらいの案件があったら一回試してみたいとおもってる。

オフショアブリッジの人に聞くと、日本カレンダーに合わせてくれるし、日本語ができるひとが会社に1人以上いるそうだ。

スカイプで進捗の日時確認ができて、緊急の場合には携帯電話が掛かってくる。

もしかして日本会社より報告頻度高いんじゃないか。

インドかー…。

昔いったときは市民レベル的に中国よりも30年ぐらい遅れてるとおもってたのでこの速度は予想外。

昔はムンバイとかの方だけだとおもってた。南のほうの人は質がすこし違うのかもしれないね?

さすがにインドに対してはあと数年はアドバンテージがあると信じたい。

日本人英語が無理っていうのはあるいみマルチバイト鎖国の成功。

1人一ヶ月50万の仕事がまさにWebメインストリーム

絶対違う

日本フリーランスだとこれくらいじゃないの?

派遣PG会社受けの中間ぐらいだとおもうよ。

ちなみに自分は商売やりながらなので半人月ぐらいで仕事さがしてます><

2007-12-24

http://anond.hatelabo.jp/20071224150508

自分より劣る男(その時点では)を掘り出して関係を持ち、自分より(社会的に)立派にして送り出すということを趣味にしている女なのだが、こういうのはどう位置付けられるのかな(立派になるべしという抑圧をしたと言われたりしてな)。

劣る=抑圧される、優位=抑圧するとも限らないよね。しない方がメインストリームではと思うのだが。抑圧が難しいのは、それが抑圧を感じる側の問題であって、それを感じた途端に「抑圧した」ということになってしまうことだ。男性諸君にとってのセクハラのようなものだ。

しかしぱるっちは本当にボーボワール読んだのかと小一時間問い詰めたいようなことを書いてるな。

2007-11-12

衆愚ブックマークゴシップ

http://anond.hatelabo.jp/20071112181351

だが、ユーザ側が一歩大人になって、"そういう人"として扱うことがなぜ出来ない?

なぜ、わざわざからかいに行くようなことをする?

ここらへんは期待できない。そういうものであるとして受け入れるしかないと思う。その上でdiggslashdotの様なシステムがある。

勘違いしないでほしいのは、「醜いコメントばかり=ユーザ側が大人ではない」ではないという点だ。

正しくは「醜いコメントばかり=ユーザ側が大人ばかりではない」ということだ。むしろ、大人なユーザの方が多い。しかし、大人なユーザはまた大人しいユーザなのだ。diggslashdotシステムは、その大人な大人しいユーザを引き出しているから成功しているのだ。大半のユーザが大人でなければ、そのようなシステム意味をなさないはずなのだから。

「大人に!大人に!」といくら叫ぼうと、「わかった、その通りだ」と人々が納得し、日々大人しくしたとしても(効果がないとは言わないが)、聖人君子のような人ででもなければ、時には機嫌が悪く悪態をつくかも知れない。思わず発言にカチンとくるかも知れない。そういった少数が書き込む感情的な発言は人の感情に反応し、目立ち、記憶に残る。大人しい発言が霞んでしまう。それは炎上するブログと似た様なものだ。それらは定常的な啓蒙システムの導入を行なわなければ防ぐことなど出来ない。いや、導入しても完全に防ぐことは出来ない。

また、それを人が面白いと感ずるのもまた事実だ。いや、面白いと感じなくても見てしまう、集まってしまう。「恐いもの見たさ」という言葉があるように。

いつの時代にも野次馬がいて、いつの時代にもゴシップがある。今も昔も週刊誌がありワイドショーがあるように、事件、疑惑、論争がなくなることはない。起これば人が集まってくる。人間の性と受け入れるしかない。

たしかに、はてブにはそれを制御する仕組みがないという点はそうかも知れない。

ただ、はてブやりとりを行なう場であるのかどうか。確かにメッセージを交換できる。しかし、それははてブの本分ではないだろう。

これは私の主な使い方ではあるが、はてブタグキーワードで知らなかったエントリを引っかけるアンテナであり、自分に対して、時には相手に対するメモの記録でしかない。検索よりは受動的な手段と手軽な記録手段を兼ね備えたツール、それが私の主な使い方である。

確かにコメントを見ることはある。それは参考にだったり野次馬的にだったりする。しかし、それらはメインストリームではなかろう。自分のブログへのコメントならまだしも、他人のブログへのブックマークコメントなどさして気になどはしない。コメントに何らかの対処を行なうくらいなら、抽出する概要の的確さを求めたり、タグキーワードに対する演算、重み付けやそれらを用いたマイニングなどによる、ブックマーク本来の価値を伸ばすべきだ。

はてなは手段を提供すれば良い。大人のユーザは黙って使うだろう。それぞれがより良いエントリ、より面白いエントリの抽出方法を考えるだろう。はてなは黙ってそれを活かせば良い。それが大人の対応というものだ。

2007-10-18

オタを叩くのはいいと思うが。

いや、テレビがオタを見世物珍獣扱いするのもいいと思うし、リア充の方々が、キモオタは死ねばいいのです。きんもーっ☆ と叩くのもいいと思う。ルサンチマンはオタのエネルギーになるのだから。

キチガイ刃物、オタにネット

今でさえ、ネットでオタが結束してフルボッコしたら、無視できなくなりつつある。

では、10年後は?

果たして、オタを嘲笑する人間メインストリームでいられるんだろうか?

個人的には、オタがメインストリームになるとは考えにくいが、粗雑には扱えない存在になりそうな気がする。

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