はてなキーワード: 科学的実在論とは
えーと、私が元増田です。他の人も書いてるけど反証可能性と実証可能性を取り違えていると思いますね。
まず相対論の反証可能性については2つの意味があります。まず数理モデルとして破たんしていないかどうかという問題。これについては反証可能性があります。これに関して反証可能性の低い理論は確実に相手にされないでしょうね。
そして実験によって実証できるかどうかという問題。仮に相対論が未来永劫、実証できないものだったとしたら相対論が物理学として認められるかどうかは極めて怪しいでしょう。理論を発表した時点で実証可能かどうかと実証を志向することは別問題です。
現状、実証可能性が難しい理論を提唱することは物理学者にとってリスクの高いことだし、それこそ普通の物理学者はできるだけ回避しようと思うのは当然だと思いますが。
コペンハーゲン解釈が哲学的な問いを回避しているということについては確かに賛否あるとは思うが(それこそ解釈の問題が介入する)、明確に間違っていると論じられるものではないのは明らかで、むしろなんで明確に間違っていると断じることができるのか問いたい。ちなみにここで哲学的といっているのは科学的実在論の話です。
あと、アインシュタインは「普通の」物理学者ではないという文脈で話しているのに、普通の物理学者が考えないのにアインシュタインがそう考えるのはおかしいといわれても困ります。