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2024-01-30

メイク苦手な女が自分人生を語る

当然ながらn=1の隙自語。

原風景ひとつは母が洗面台で化粧をしている姿。BBクリームをペタペタ塗っている。なんで化粧をするのかわけを尋ねると「化粧をしたという事実を作るためだよ」とめんどくさそうに答えていた。BBクリーム口紅を塗った母の姿に、なるほど化粧をした姿だ、と思った。美しいとも醜いとも思わない。憧れるでも羨むでもない。それはたとえば「大人になれば働かなければならない」なのと同じように、やがて自分がせざるを得ない、めんどくさいなにか、それ以上でもそれ以下でもなかった。

そんなわけなので、身だしなみにに対してうっすら苦手意識を抱いたまま小中高と進んだ(無論、二次元オタクにもなった)。大学生になって一人暮らしを始めたが、身だしなみのレベルは依然として低かった。髪を根元から乾かすと寝ぐせがなくなる、ということさえサークルの先輩に教わるまで知らなかった(実家家族はみな、わたしのことをくせっ毛だと思っていた)。母は化粧は嫌いだが服を買うのは好きで、セールで買い込んだ服を段ボールいっぱいに詰め込んで、コメ野菜と共に仕送りしてくれた。不十分な身だしなみに、試着もしないまま買い与えられた服を身にまとうわたしは、今思えばいかにもちぐはぐだった。自分で服を買うようになったのは社会人になってからだ。余談だが、その後わたしは服を買うことにすっかり目覚め、母に似た服道楽の道を歩むことになる。

化粧っ気のないわたしの周囲には、化粧っ気のない友人が集まり心地よく過ごした。たまに接触する化粧っ気のあるひとびとは、おおむねみな優しかったが、話していると気づまりすることも多かった。オフ会でお会いした年上のお姉さんは、髪にパーマをあてたわたしを見て「それなら、せめて眉は整えた方がいいよ」と優しく言った。サークルの先輩は「このメイクポーチ(の中身)でどうやってメイクするの?」と不思議がった。今思えば、それはどれも本心から心配や優しさからのものだったが、わたしのなかの「やっぱり化粧って苦手だ」を補強するには十分だった。

その頃わたしは、十代ゆえの傲慢偏見ゆえにすっかり「化粧」そのものを敵視するに至った。化粧とは、無知不器用自分の前に立ちはだかる、理不尽に高い壁に見えていた。それを強要する(ように見えた)社会も、それに迎合する(ように見えた)化粧上手な美人も、みな嫌いで、自分を害する「なにか」に感じられていた。

就活時は化粧をしたが、化粧下地なんて知らなかったので素肌にREVLONのリキッドファンデーションを塗った。

そんな自分も少しずつ変わっていった。転機は判然としない。

大学院に進学し、尊敬できる先生や先輩、同期に出会えた、卒後も専門性を活かせる職に恵まれ、「クラスルームの隅」以外に自分の居場所を見つけられたこと。自分で服を買うようになったこと。そしてなにより、年を追うごとに性格が丸くなり、「十代ゆえの傲慢偏見から解き放たれ、化粧上手な美人を見て素直に尊敬できるようになったこと。

化粧が苦手だったが、でもそれが悔しくて、無知なりに調べては挫折してを繰り返した。独学だったのでひどく回り道をしたが、ほんの少しずつだが経験値は積みあがった。またインターネットが発達し、「周囲の人」以外からTIPSを学ぶ手段が飛躍的に増えた。コンタクトマツエクも試してみた。気になることはひととおり勉強した。

それでも、「上手」には程遠い。

あるとき、一念発起して資生堂銀座本店の「メイクアップレッスン」に申し込んだ。一時間半くらいつかって、マンツーマンメイクを教えてもらえるやつだ。理想顔面比とは、という話からまり、「あなたは少し目と目の間が離れているから、目の間隔が縮まって見えるように、このように陰影を入れましょう」などとしっかり教えて頂ける。説明理論だっており、納得できるものだった。そして完成した自分の顔を見て、「ふうん。わたし顔面ベースだと、プロ技術でもこれが『限界』か」と理解した。

そしてわたしは化粧から「降りる」ことに決めた。

化粧とはふたつの側面があると、わたしは考える。

①「己の顔面を“理想顔面比”に近づけること」。そして②「化粧した顔になること」。

①の理想顔面比は残酷なまでに「正解」が存在する。①の達成難度はそのひとの持って生まれた骨格に依存する。美容整形はそれを打破する有効手段だが、高価だ。

②は一種符丁のようなものだ。この記事は、この増田https://anond.hatelabo.jp/20240129142710

きっかけに書いたものだが、勝手想像だがその元増田筆者はおそらく自他問わず「化粧をした顔」が好き(=かわいい、という認識)なのではないかと思う。なので「化粧をしたらブスでもかわいい、ブスなんていない」という結論になるのではないかわたしは考える。対照的に、わたしは化粧をしたひとの顔を見ても「化粧をした顔だな」とは思うは、「=かわいい」とは思わない。「化粧をした顔」そのものに美を感じるのは、それは一種価値観であり、文化的ものである。ゆえに符丁、と書いた。(関係ないが、化粧っ気のない人間は、他人の化粧に鈍感だ。化粧を自らして初めて、他人の化粧を認識できる、ところがある)。

今のわたしは、眉はしっかり整える。ファンデはしないか、してもごく軽く。アイメイクはたまにする。常にマスクマスク社会万歳!)。美容室には定期的に通う。服はそれなりに気を遣う。メイクした方が似合う服、というのはぜったいにあるので、それが着られないのは少し残念ではある。

WEARでたまにファッションスナップを上げる。画像加工で顔は消す。プライバシーのあれもあるが、己の顔は別に好きではないからだ。首から下は、まあ悪くはない。

クレ・ド・ポー・ボーテの化粧品の見た目が好きだ。でもお金時間アテンションも有限だから、優先度をつけてやるしかない。わたし人生において、化粧は、優先度はあまり高くない。

以上、化粧が苦手改め、化粧が苦手なりに愛憎入り混じった女の人生語りでした。

--

【余談①】化粧の文化的側面については興味があるので、もし良い書籍を知っている人がいたら教えてください。文化史などの側面から語っているややお堅い雰囲気書籍だと嬉しい。

【余談②】メガネについて。化粧をするなら大前提として、メガネを外せ、コンタクトしろ、というのがあると思う。自分は(何言ってんだと思われそうだが)自分メガネ姿にアイデンティティを感じているが、近眼メガネ族は化粧界においては驚くほど透明化されている。自分が「化粧はだいたいでいいや」と思う理由ひとつがこれだ。

【余談③】メイクアップは嫌いではないが、スキンケアははっきり言って嫌いだ。詐欺まがいの商売が多すぎる。ひとの悩みに付け入って高いものを買わせる不健全業界だと思う(本当に人体に対し効能があるもの薬機法下では医薬品なので、そもそも医薬品ではないスキンケア商品の段階でどんぐりの背比べだろって思う)。日本皮膚科学会ホームページにある「皮膚科Q&A」だけ読んでれば十分や……まあ高いスキンケア用品つかってプラセボで良くなる可能性もあるとは思うが。

2023-12-19

anond:20231219123126

日本皮膚科学会雑誌

アトピー性皮膚炎患者は健常人と比べて独特な性格を有し、神経質で劣等感や不穏、感受性が強く、攻撃的で抑うつ的と言われている

ttp://www.atopy-endo.com/paperYGseikaku.html

2022-09-24

サウナーと考える水虫の話

日本皮膚科学会によれば、

銭湯サウナなど大勢の人が使用する浴場では、足ふきマットにはほぼ100%白癬菌がいます

https://www.dermatol.or.jp/qa/qa10/q29.html

一方、水虫治療薬のメーカーが行った調査によると、

サウナ好きの方の64%が水虫可能性のある症状がある一方、サウナから帰ったあとに足を洗うなど、何らかの水虫対策を行っている人は45%という調査結果でした。



というわけで、サウナに行くとほぼ100%確率水虫の原因になる白癬菌を足の裏にくっつけるのに、水虫対策をしている人は半分に満たないらしい。

「いや、おれはサウナ水虫にかかったことはない。そもそも痒くないし!」という人もいるかもしれない。が、水虫のかゆさは症状の一部であって、足がかゆくないか水虫にかかっていないとはいえない。むしろ自覚症状がないまま水虫になっている可能性がある。

水虫に詳しい専門医経験上「水虫かゆい人は20人から30人に1人」とも言います

https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170726/index.html

サウナに行ったら水虫になる」というイメージを持たれたら、サウナ業者商売上よくないと思うかもしれない。

でも水虫日本人の4人だか5人の1人がかかると推定されていて、ありふれた病気なのだからしろサウナに入った後に水虫にかからないように業界団体で率先して対策を取ったほうが商売上いい結果になるんじゃないだろうか。

たとえば、サウナから出て玄関に行く前に、椅子に座ってシャワーで足だけ洗えるようにしておくとか。

サウナから帰ったらよく足を洗ってくださいというメッセージポスター業界団体で作って、店舗に貼るなら設備投資もいらないだろう。

このへん、サウナ運営している人、サウナに行く人はどのように考えているのだろうか。

2022-05-04

足クサの悩みを、水虫薬で解消できたかもしれない

思えば学生ときからずっと、足の臭いと戦ってきた。

貧乏なころは、なるべく草履サンダルなどを裸足で履いて、そもそも臭いが出づらくしていたし、

ある程度お金不自由が解消されてからは、

各社のデオドラントスプレーフットスプレー)や「ピロエース石鹸」などのグッズ類を試したり。

もちろん靴のローテーションを工夫したり、出社したらサンダルに履き替えたりしていたし、

グランズレメディなどの「白い粉」や銅製の効果を靴に入れたり酸性の液体に足をつけたり、いろいろやったなぁ。

消臭グッズの類はだいたいの場合それなりに効果があって、たしか臭いは減る。

とはいえ所詮は生き物の一部。ちょっと油断をすると臭いはすぐに復活する。

フットスプレーを吹き、靴には粉を振り撒き、靴をローテさせたり日に当てたり買い替えたりし、、、、

そこまでやっても人前で靴を脱ぐときにはちょっと緊張してしまう(今思えばメンタル的なものもあったのかもしれない)。

2020年コロナ禍で人前で自分の足をさらすことは激減し、

反面、万が一人前で足が臭かったら死にますね、という気持ちは高まった。

身体臭いにも慣性の法則みたいなものはあって、1回念入りに洗っても臭いは取れない。

したことはないけれども、たとえば1ヶ月足クサ対策を怠った場合

その後リカバリしようとしても、1週間くらいは臭いんだと思う。

なので、出かける機会は減ったのに消臭は油断ができない。

フットスプレーや薬用石鹸お金的にも手間的にもランニングコストが高くて、少しアホらしくなってしまった。

そんなとき日本皮膚科学会のページを見ていたときに、下記のページをみつけた。

Q25足白癬にならないようにするためにはどうしたらよいですか?

https://www.dermatol.or.jp/qa/qa10/q25.html

引用させていただくと「一番確実なのは水虫の塗り薬を指の間から足の裏全体に1日1回つけていれば、足白癬になることはありません」とある

えっ、アリなの?

となって、水虫の薬をネット通販で手に入れ、足に塗り始めてみた。

足クサの原因はなんらかの細菌的なものなので、これが歴然と効いた。

水虫に悩むおじさんたちの足は臭くなかったんだな。変なところで感心した。

問題は、これまでの処置よりも低コスト(楽で安価であるか、

というところだが、それは水虫薬のタイプによって大きく異なることもわかった。

クリーム、軟膏、スプレー、液体の順番で試してみて、

クリームは塗りやすいが高い。

・軟膏は硬くて塗りづらい(おそらく薬効は強いのだろう)。

スプレーは手を洗う手間もなく楽だが割高(コントロールしづらく、付けすぎてしまう)。

という感想をもった。

現在は、足クサ対策には液状の水虫薬が一番良さそうと落ち着いている。

ジュクジュクの白癬菌を退治したいわけでもないので、安い薬で十分なようだ。

言うなれば最新型の自動小銃ではなくリボルバー型の拳銃治安は守れるよね、という気持ち

ひと昔前にはカウンタ越しにしか受け取れなかったような、製薬会社エース級な水虫である必要はない。

ネット通販でたまにヤケクソのようにポイント還元があるとき

在庫処分と思しき枯れた製品ポチるようにしているのだが、おそらくフットスプレーを買い続けるよりも安価である

そして液体であれば足の指の間にチュチュっと垂らすだけなので手間もかからない。

製薬メーカーがもし、薬効薄め(副作用少なめ)、値段控えめ、使いやすさマシマシの水虫・足クサ予防製品を出したら、売れるんじゃないかな。

もし足クサにお悩みであれば、水虫薬をお試しいただけるとよいのではと思う。

2021-09-15

脱ステ流行ったの皮膚科のせいじゃん

日本皮膚科学会ドヤ顔して抗議した、っていうのを見て、記事で散々脱ステを叩いてる医者達を見ると鼻で笑いたくなる

 

だって俺がステロイド塗って治らなくて、本当に治るんですか、って聞いたときに「いいから黙って塗ってろ」って怒鳴って

ステロイドほんとに大丈夫ですか、ってきいたら「あんたもおかしなのに騙されてるんじゃないよ!言うこと聞かないとなおらないよ!」って怒鳴って

「前より酷くなりました」っていったら「薬変えときますね」だけで「それは強い薬ですか?」って聞いたら「君は気にしなくていいから塗って」って。

そんな医者ばっかりだったよ。当時はどこにいっても。痒いです辛いですっていっても「お薬出しますねハイ次の方」でろくに話も聞いてくれなかった。

 

脱ステが流行ってて、医者がそれにイライラしてたのはよくわかるよ

でも、こっちはすぐに治らないし、塗っても綺麗にならなくて、不安不安しょうがないんだ。だから、優しく説明してくれて、脱ステの何が悪いか、今は不安かもしれないけど、治るから、信じて、って言って欲しかった

痒くて辛くて、情けなくて病院に来て、ネットで調べちゃって怖くて、不安になって、辛いですっていったら「そんなのみるな!」って怒鳴られて。ただでさえメンタルぼろぼろなのに、怒られるの怖いし行きたくなくなるよ

脱ステのサイトも脱ステの人もそんな俺らに「大丈夫だよ、これなら治るから。辛かったね」っていってくれるわけだよ

から脱ステが悪なのはともかくとして、それをのさばらせたのは医者だって原因があるよ

それをさも脱ステが全部悪いみたいに皮膚学会が言ってるのみると、「てめえらには原因がなかったのか」って思う

今でこそ反省したのか皮膚科医はすこし優しいが、本当に当時はどこの医者も「薬出しときますね。きちんと塗ってね」の五秒診察しかしてくれなかったよ。

不安に答えてはくれなかった

2019-04-08

anond:20190408183855

へぇっと思っていくつか適当キーワード検索してみた、いろいろあるのねぇ。

男性型および女性脱毛診療ガイドライン 2017 年版 - 日本皮膚科学会

便失禁診療ガイドライン(案) - 日本大肛門学会

下痢の正しい対処法 - 日本臨床内科医

2016-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20160922213145

アトピー性皮膚炎は、

日本皮膚科学会ガイドラインでは、アトピー性皮膚炎は表皮、

なかでも角層の異常に起因する皮膚の乾燥バリア機能異常という

皮膚の生理学的異常を伴い、多彩な非特異的刺激反応および

特異的アレルギー反応が関与して生じる、

慢性に経過する炎症と掻痒をその病態とする湿疹・皮膚炎群の一疾患である

なので、原因は不特定、症状も多様なんですよ。

アトピーゾンビウイルスの正体は、黄色ブドウ球菌である可能性が高いけれど、必ずしもそうとは言い切れない。

大人になって治る程度のアトピー症状とはくらべものにならないほどひどい状態なんじゃないかなと個人的には思ってる。

 
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