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はてなキーワード: 取材目的とは

2021-07-08

医大取材の本紙記者逮捕 社内調査報告

07/07 07:00

 北海道新聞社は、旭川医科大の校舎に許可なく立ち入ったとして、旭川支社報道部記者建造物侵入の疑いで逮捕された事件で、この記者現場取材していた報道部の3人の記者担当の部次長から事実関係について聞き取り調査しました。確認した内容を読者の皆さまに説明します。

事実経過

 旭医大は6月22日午後3時から吉田晃敏学長の解任問題議論する学長選考会議を校内で開きました。

 節目の会議だったため、北海道新聞の4人を含む報道各社の記者が、会議を終えた選考委員取材するため大学敷地内で待機していました。

 午後3時50分ごろ、旭医大報道各社にファクスで、会議終了後の午後6時に同大中央玄関前で記者団の取材に応じることを通知。文書には新型コロナウイルス感染防止のため、構内への立ち入りを禁止していることも記載していました。

 大学から通知を受け取った報道部では、現場取材責任者キャップ)ら3人の記者に通知をメールしましたが、現場入社1年目の記者もいることを把握しておらず、この記者には送りませんでした。

 午後4時ごろ、キャップはこの記者に対し、校舎内に入って出席者が通る可能性のある2階付近廊下で待つよう指示しました。

 キャップは、通知の後段にあった「入構禁止」の要請を見逃しており、「これまでも入構禁止になっていたが、慣例的に自由に立ち入って取材していたため、入らせた」としています

 記者は午後4時25分ごろ、会議が行われている可能性がある4階に向かうよう指示されました。電話無料通信アプリのLINE(ライン)で複数のやりとりがあったため、キャップがこの指示を出したのか、別の記者なのか、はっきりしません。

 その後、記者会議が行われているとみられる部屋を見つけてドアの前に立ち、スマートフォンをドアの隙間に近づけて録音しました。

 数分後、会議から出てきた職員に見つかり、身分を聞かれましたが、あいまいな返答を繰り返しました。後ずさりするような行動をして職員に取り押さえられ(常人逮捕)、身柄を旭川東署に引き渡されました。記者北海道新聞名刺と腕章を示したのは警察官が駆けつけた後でした。

 記者は24日に釈放され、同署が在宅で捜査を続けています

情報共有、記者教育問題

 北海道新聞社は22日の旭医大取材で、情報共有や取材手法記者教育の点で、以下のような問題があったと考えます

 この日の会議に先立ち、18日に行われた学長選考会議の際、報道各社が旭医大取材対応に不信感を抱き、会場の4階に行って事務局トラブルになり、旭医大許可なく校舎内に立ち入らないよう報道陣に強く抗議していました。北海道新聞も22日とは別の記者が4階の現場にいましたが、18日のトラブル情報北海道新聞記者の間で十分に共有されず、逮捕された記者も知りませんでした。

 新人記者単独で校舎内に立ち入って取材させたことにも問題がありました。この記者が旭医大問題取材するのは22日が初めてで、取材経験の浅い記者に校舎内に入るよう指示した理由について、キャップは「経験を積ませたかった」としています

 的確な指示がなかったため、記者は一部の先輩記者から聞いた体験談をもとに、自分判断会議内容をスマートフォンで無断録音していました。北海道新聞取材ルールを記した「記者の指針」で、記者倫理上、無断録音は原則しないと定めていますが、指導が徹底されていませんでした。

 職員に見つかった際も、すぐに北海道新聞記者と名乗り、取材目的であると告げるべきでしたが、動揺していたこともあって、できませんでした。キャップや別の記者から、校舎内で身分を聞かれても、はぐらかすように言われていたことも影響しました。

 一連の経過をみると、取材方法指導するべき報道部の部次長や、報道部業務全体を統括する部長の関与が不十分だったと考えています

■早急に再発防止策 ひるまず取材継続 編集局長 小林

 私たち新聞社憲法保障された表現の自由を守り、国民の「知る権利」に奉仕することが責務です。国立大学法人である旭川医科大の学長の進退を巡る問題公益にかなう取材テーマであり、北海道新聞は全力で取材に当たってきました。

 全国的にも関心の高いテーマにもかかわらず、メディアの側からすれば旭医大取材対応は十分とは言い難いものがありました。そのため、会議の出席者に個別取材して事実関係を把握するなど、さまざまな取材手法を駆使してきました。こうした中で、取材中の記者が旭医大常人逮捕されるという事態が生じたことは遺憾と言わざるを得ません。

 ただ、記者逮捕された6月22日の取材の状況を検証する限り、反省すべき点もあり、取材部門を統括する責任者としてこの事態を招いたことを重く受け止めています記者教育組織運営のあり方などを早急に見直し、再発防止に努めます

 北海道新聞社は、一線の記者たちが安心して取材できる環境あらためてつくるとともに、今回の事件にひるむことなく、国民の「知る権利」のために尽くしてまいります

2021-07-07

北海道新聞社内調報告書全文

医大取材の本紙記者逮捕 社内調査報告

07/07 07:00

北海道新聞社は、旭川医科大の校舎に許可なく立ち入ったとして、旭川支社報道部記者建造物侵入の疑いで逮捕された事件で、この記者現場取材していた報道部の3人の記者担当の部次長から事実関係について聞き取り調査しました。確認した内容を読者の皆さまに説明します。

事実経過

医大は6月22日午後3時から吉田晃敏学長の解任問題議論する学長選考会議を校内で開きました。

節目の会議だったため、北海道新聞の4人を含む報道各社の記者が、会議を終えた選考委員取材するため大学敷地内で待機していました。

午後3時50分ごろ、旭医大報道各社にファクスで、会議終了後の午後6時に同大中央玄関前で記者団の取材に応じることを通知。文書には新型コロナウイルス感染防止のため、構内への立ち入りを禁止していることも記載していました。

大学から通知を受け取った報道部では、現場取材責任者キャップ)ら3人の記者に通知をメールしましたが、現場入社1年目の記者もいることを把握しておらず、この記者には送りませんでした。

午後4時ごろ、キャップはこの記者に対し、校舎内に入って出席者が通る可能性のある2階付近廊下で待つよう指示しました。

キャップは、通知の後段にあった「入構禁止」の要請を見逃しており、「これまでも入構禁止になっていたが、慣例的に自由に立ち入って取材していたため、入らせた」としています

記者は午後4時25分ごろ、会議が行われている可能性がある4階に向かうよう指示されました。電話無料通信アプリのLINE(ライン)で複数のやりとりがあったため、キャップがこの指示を出したのか、別の記者なのか、はっきりしません。

その後、記者会議が行われているとみられる部屋を見つけてドアの前に立ち、スマートフォンをドアの隙間に近づけて録音しました。

数分後、会議から出てきた職員に見つかり、身分を聞かれましたが、あいまいな返答を繰り返しました。後ずさりするような行動をして職員に取り押さえられ(常人逮捕)、身柄を旭川東署に引き渡されました。記者北海道新聞名刺と腕章を示したのは警察官が駆けつけた後でした。

記者は24日に釈放され、同署が在宅で捜査を続けています

情報共有、記者教育問題

北海道新聞社は22日の旭医大取材で、情報共有や取材手法記者教育の点で、以下のような問題があったと考えます

この日の会議に先立ち、18日に行われた学長選考会議の際、報道各社が旭医大取材対応に不信感を抱き、会場の4階に行って事務局トラブルになり、旭医大許可なく校舎内に立ち入らないよう報道陣に強く抗議していました。北海道新聞も22日とは別の記者が4階の現場にいましたが、18日のトラブル情報北海道新聞記者の間で十分に共有されず、逮捕された記者も知りませんでした。

新人記者単独で校舎内に立ち入って取材させたことにも問題がありました。この記者が旭医大問題取材するのは22日が初めてで、取材経験の浅い記者に校舎内に入るよう指示した理由について、キャップは「経験を積ませたかった」としています

的確な指示がなかったため、記者は一部の先輩記者から聞いた体験談をもとに、自分判断会議内容をスマートフォンで無断録音していました。北海道新聞取材ルールを記した「記者の指針」で、記者倫理上、無断録音は原則しないと定めていますが、指導が徹底されていませんでした。

職員に見つかった際も、すぐに北海道新聞記者と名乗り、取材目的であると告げるべきでしたが、動揺していたこともあって、できませんでした。キャップや別の記者から、校舎内で身分を聞かれても、はぐらかすように言われていたことも影響しました。

一連の経過をみると、取材方法指導するべき報道部の部次長や、報道部業務全体を統括する部長の関与が不十分だったと考えています

■早急に再発防止策 ひるまず取材継続 編集局長 小林

私たち新聞社憲法保障された表現の自由を守り、国民の「知る権利」に奉仕することが責務です。国立大学法人である旭川医科大の学長の進退を巡る問題公益にかなう取材テーマであり、北海道新聞は全力で取材に当たってきました。

全国的にも関心の高いテーマにもかかわらず、メディアの側からすれば旭医大取材対応は十分とは言い難いものがありました。そのため、会議の出席者に個別取材して事実関係を把握するなど、さまざまな取材手法を駆使してきました。こうした中で、取材中の記者が旭医大常人逮捕されるという事態が生じたことは遺憾と言わざるを得ません。

ただ、記者逮捕された6月22日の取材の状況を検証する限り、反省すべき点もあり、取材部門を統括する責任者としてこの事態を招いたことを重く受け止めています記者教育組織運営のあり方などを早急に見直し、再発防止に努めます

北海道新聞社は、一線の記者たちが安心して取材できる環境あらためてつくるとともに、今回の事件にひるむことなく、国民の「知る権利」のために尽くしてまいります

北海道新聞社内調報告書全文

医大取材の本紙記者逮捕 社内調査報告

07/07 07:00

北海道新聞社は、旭川医科大の校舎に許可なく立ち入ったとして、旭川支社報道部記者建造物侵入の疑いで逮捕された事件で、この記者現場取材していた報道部の3人の記者担当の部次長から事実関係について聞き取り調査しました。確認した内容を読者の皆さまに説明します。

事実経過

医大は6月22日午後3時から吉田晃敏学長の解任問題議論する学長選考会議を校内で開きました。

節目の会議だったため、北海道新聞の4人を含む報道各社の記者が、会議を終えた選考委員取材するため大学敷地内で待機していました。

午後3時50分ごろ、旭医大報道各社にファクスで、会議終了後の午後6時に同大中央玄関前で記者団の取材に応じることを通知。文書には新型コロナウイルス感染防止のため、構内への立ち入りを禁止していることも記載していました。

大学から通知を受け取った報道部では、現場取材責任者キャップ)ら3人の記者に通知をメールしましたが、現場入社1年目の記者もいることを把握しておらず、この記者には送りませんでした。

午後4時ごろ、キャップはこの記者に対し、校舎内に入って出席者が通る可能性のある2階付近廊下で待つよう指示しました。

キャップは、通知の後段にあった「入構禁止」の要請を見逃しており、「これまでも入構禁止になっていたが、慣例的に自由に立ち入って取材していたため、入らせた」としています

記者は午後4時25分ごろ、会議が行われている可能性がある4階に向かうよう指示されました。電話無料通信アプリのLINE(ライン)で複数のやりとりがあったため、キャップがこの指示を出したのか、別の記者なのか、はっきりしません。

その後、記者会議が行われているとみられる部屋を見つけてドアの前に立ち、スマートフォンをドアの隙間に近づけて録音しました。

数分後、会議から出てきた職員に見つかり、身分を聞かれましたが、あいまいな返答を繰り返しました。後ずさりするような行動をして職員に取り押さえられ(常人逮捕)、身柄を旭川東署に引き渡されました。記者北海道新聞名刺と腕章を示したのは警察官が駆けつけた後でした。

記者は24日に釈放され、同署が在宅で捜査を続けています

情報共有、記者教育問題

北海道新聞社は22日の旭医大取材で、情報共有や取材手法記者教育の点で、以下のような問題があったと考えます

この日の会議に先立ち、18日に行われた学長選考会議の際、報道各社が旭医大取材対応に不信感を抱き、会場の4階に行って事務局トラブルになり、旭医大許可なく校舎内に立ち入らないよう報道陣に強く抗議していました。北海道新聞も22日とは別の記者が4階の現場にいましたが、18日のトラブル情報北海道新聞記者の間で十分に共有されず、逮捕された記者も知りませんでした。

新人記者単独で校舎内に立ち入って取材させたことにも問題がありました。この記者が旭医大問題取材するのは22日が初めてで、取材経験の浅い記者に校舎内に入るよう指示した理由について、キャップは「経験を積ませたかった」としています

的確な指示がなかったため、記者は一部の先輩記者から聞いた体験談をもとに、自分判断会議内容をスマートフォンで無断録音していました。北海道新聞取材ルールを記した「記者の指針」で、記者倫理上、無断録音は原則しないと定めていますが、指導が徹底されていませんでした。

職員に見つかった際も、すぐに北海道新聞記者と名乗り、取材目的であると告げるべきでしたが、動揺していたこともあって、できませんでした。キャップや別の記者から、校舎内で身分を聞かれても、はぐらかすように言われていたことも影響しました。

一連の経過をみると、取材方法指導するべき報道部の部次長や、報道部業務全体を統括する部長の関与が不十分だったと考えています

■早急に再発防止策 ひるまず取材継続 編集局長 小林

私たち新聞社憲法保障された表現の自由を守り、国民の「知る権利」に奉仕することが責務です。国立大学法人である旭川医科大の学長の進退を巡る問題公益にかなう取材テーマであり、北海道新聞は全力で取材に当たってきました。

全国的にも関心の高いテーマにもかかわらず、メディアの側からすれば旭医大取材対応は十分とは言い難いものがありました。そのため、会議の出席者に個別取材して事実関係を把握するなど、さまざまな取材手法を駆使してきました。こうした中で、取材中の記者が旭医大常人逮捕されるという事態が生じたことは遺憾と言わざるを得ません。

ただ、記者逮捕された6月22日の取材の状況を検証する限り、反省すべき点もあり、取材部門を統括する責任者としてこの事態を招いたことを重く受け止めています記者教育組織運営のあり方などを早急に見直し、再発防止に努めます

北海道新聞社は、一線の記者たちが安心して取材できる環境あらためてつくるとともに、今回の事件にひるむことなく、国民の「知る権利」のために尽くしてまいります

医大取材の本紙記者逮捕 社内調査報告 07/07 07:00

医大取材の本紙記者逮捕 社内調査報告
07/07 07:00

北海道 社会

 北海道新聞社は、旭川医科大の校舎に許可なく立ち入ったとして、旭川支社報道部記者建造物侵入の疑いで逮捕された事件で、この記者現場取材していた報道部の3人の記者担当の部次長から事実関係について聞き取り調査しました。確認した内容を読者の皆さまに説明します。
 
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■事実経過

 旭医大は6月22日午後3時から吉田晃敏学長の解任問題議論する学長選考会議を校内で開きました。

 節目の会議だったため、北海道新聞の4人を含む報道各社の記者が、会議を終えた選考委員取材するため大学敷地内で待機していました。

 午後3時50分ごろ、旭医大報道各社にファクスで、会議終了後の午後6時に同大中央玄関前で記者団の取材に応じることを通知。文書には新型コロナウイルス感染防止のため、構内への立ち入りを禁止していることも記載していました。

 大学から通知を受け取った報道部では、現場取材責任者キャップ)ら3人の記者に通知をメールしましたが、現場入社1年目の記者もいることを把握しておらず、この記者には送りませんでした。

 午後4時ごろ、キャップはこの記者に対し、校舎内に入って出席者が通る可能性のある2階付近廊下で待つよう指示しました。

 キャップは、通知の後段にあった「入構禁止」の要請を見逃しており、「これまでも入構禁止になっていたが、慣例的に自由に立ち入って取材していたため、入らせた」としています。

 記者は午後4時25分ごろ、会議が行われている可能性がある4階に向かうよう指示されました。電話無料通信アプリのLINE(ライン)で複数のやりとりがあったため、キャップがこの指示を出したのか、別の記者なのか、はっきりしません。

 その後、記者会議が行われているとみられる部屋を見つけてドアの前に立ち、スマートフォンをドアの隙間に近づけて録音しました。

 数分後、会議から出てきた職員に見つかり、身分を聞かれましたが、あいまいな返答を繰り返しました。後ずさりするような行動をして職員に取り押さえられ(常人逮捕)、身柄を旭川東署に引き渡されました。記者北海道新聞の名刺と腕章を示したのは警察官が駆けつけた後でした。

 記者は24日に釈放され、同署が在宅で捜査を続けています。

■情報共有、記者教育問題点

 北海道新聞社は22日の旭医大取材で、情報共有や取材手法記者教育の点で、以下のような問題があったと考えます。

 この日の会議に先立ち、18日に行われた学長選考会議の際、報道各社が旭医大取材対応に不信感を抱き、会場の4階に行って事務局トラブルになり、旭医大許可なく校舎内に立ち入らないよう報道陣に強く抗議していました。北海道新聞も22日とは別の記者が4階の現場にいましたが、18日のトラブル情報北海道新聞の記者の間で十分に共有されず、逮捕された記者も知りませんでした。

 新人記者単独で校舎内に立ち入って取材させたことにも問題がありました。この記者が旭医大問題取材するのは22日が初めてで、取材経験の浅い記者に校舎内に入るよう指示した理由について、キャップは「経験を積ませたかった」としています。

 的確な指示がなかったため、記者は一部の先輩記者から聞いた体験談をもとに、自分判断会議内容をスマートフォンで無断録音していました。北海道新聞は取材ルールを記した「記者の指針」で、記者倫理上、無断録音は原則しないと定めていますが、指導が徹底されていませんでした。

 職員に見つかった際も、すぐに北海道新聞記者と名乗り、取材目的であると告げるべきでしたが、動揺していたこともあって、できませんでした。キャップや別の記者から、校舎内で身分を聞かれても、はぐらかすように言われていたことも影響しました。

 一連の経過をみると、取材方法指導するべき報道部の部次長や、報道部業務全体を統括する部長の関与が不十分だったと考えています。

■早急に再発防止策 ひるまず取材継続 編集局長 小林亨

 私たち新聞社憲法保障された表現の自由を守り、国民の「知る権利」に奉仕することが責務です。国立大学法人である旭川医科大の学長の進退を巡る問題公益にかなう取材テーマであり、北海道新聞は全力で取材に当たってきました。

 全国的にも関心の高いテーマにもかかわらず、メディアの側からすれば旭医大取材対応は十分とは言い難いものがありました。そのため、会議の出席者に個別取材して事実関係を把握するなど、さまざまな取材手法を駆使してきました。こうした中で、取材中の記者が旭医大常人逮捕されるという事態が生じたことは遺憾と言わざるを得ません。

 ただ、記者逮捕された6月22日の取材の状況を検証する限り、反省すべき点もあり、取材部門を統括する責任者としてこの事態を招いたことを重く受け止めています記者教育組織運営のあり方などを早急に見直し、再発防止に努めます。

 北海道新聞社は、一線の記者たちが安心して取材できる環境あらためてつくるとともに、今回の事件にひるむことなく、国民の「知る権利」のために尽くしてまいります電子会員限定記事を表示しています。
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これは国民知る権利のために以下から引用しました。

https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/564188

2021-05-19

バグ脆弱性(セキュリティホール)の線引

ワクチン大規模接種東京センターの予約システムで発生した、適当数字入力しても予約できるシステムの不備はバグなのか脆弱性(セキュリティホール)なのかを考えていこう。

もし、脆弱性であるとするならば、しかるべき報告フローを取る必要があるからだ。

記事の末尾に参考リンクをいろいろおいておいたので、詳細は確認してほしい。

この問題は、本来するべきチェック処理をしていないのだからバグ一種といえる。

// ただ、改善する気がないのなら仕様となるのだろうけどね。

あるゆる、脆弱性バグの結果起きる。

では、適当数字を入れても予約できちゃうバグは、脆弱性(セキュリティホール)と言えるのか?

もし、脆弱性(セキュリティホール)となるなら、ゼロディでいきなり公開する前に、しかるべき報告フローを取るべきだ。

// ただ、新聞社は、ネットで噂になったもの取材して報道しただけであるからゼロディで公開とは言えないだろうけどな。

個人的意見としては、脆弱性とまでは言えないと思う。

これはタダのバグであって、脆弱性(セキュリティホール)と呼ぶのは言い過ぎだろう。

例えば、教科書レベルの「"<script>alert("XSS");</script>」でXSSを発生させる意図的入力をして、誤動作が発生するなら、それは間違いなく脆弱性(セキュリティホール)といえる。

同様に、SQLインジェクションを発生させる意図的入力をして、何か変なことが起きれば、これも間違いなく脆弱性といえる。

他にも、超でかいデータを送りつけてバッファオーバーフローさせたり、特殊入力をしてスタック破壊して戻り値改ざんして任意コマンドを実行するみたいなものも同様に脆弱性と呼んでもいいだろう。

(注:念のために書いておくが、不正アクセス違法になる可能性があるので、自分の所有するサイトコンピュータ以外へは、これらの入力を試さないように。)

でも、ごく普通入力をしても、エラーとしてはじかないで受け入れてしまうのは、脆弱性ではなく、タダのバグであるように思う。

「こういう操作したら、計算結果が変になった」はバグ領域であって、脆弱性とまでは言えない。

今までの話を簡単に言うとしたら、ドラクエ4で8回逃げたら会心の一撃連続して出るのはバグなのか脆弱性なのか?って話になるのかな。

かに、8回逃げることで、データバッファオーバーフローが発生して、そのような結果になる。

でも、8回逃げるというはやろうと思えは誰でもできる動作であって、これをバグではなく脆弱性(セキュリティホール)と呼ぶのは違和感がある。

この裏技を見つけたとして、脆弱性としてしかるべき報告フローを取らずに公開したこと咎められるとしたら、実に変な話である

これら裏技を試しても不正アクセスと言われて、罪を着せられたり、裏技記事を削除されるとしたら、強烈な違和感がある。

このあたりのバグ脆弱性の線引はどうなっているのか。

今回の事件で、それが一番気になった。

最終的には、裁判裁判所が決めることになるんだろうけど、あまりアホな判決を出して、日本エンジニアの手足を拘束しないでほしいと思う。

参考URL:

ドラクエ4で「にげる」8回でずっと会心の一撃になるバグ、こういう仕組みで起こってたらしい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1715732

■「誰でも何度でも予約可能ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dot.asahi.com/dot/2021051700045.html

岸信夫 on Twitter: "自衛隊大規模接種センター予約の報道について。...

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/KishiNobuo/status/1394440062125805572

脆弱性の手口、IPA「見つけたらまず開発者IPA窓口に報告して」 コロナワクチン架空予約巡り

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/18/news145.html

Hiromitsu Takagi on Twitter: "私はこの届出制度の提唱者・設計者・運用協力者・有識者研究会委員であり、IPA広報取材にこんな回答をしたのであれば、出鱈目であり、...

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/HiromitsuTakagi/status/1394713619212816385

ワクチン大規模接種「架空ウェブ予約」やったら犯罪? 国は「法的手段」に言及

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/c_23/n_13071/

確認作業公益性高い、毎日新聞 接種センター架空入力取材目的

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/this.kiji.is/767285347672670208

AERA dot. 記事への防衛省の申し入れに対する見解

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dot.asahi.com/info/2021051900065.html

2019-04-25

獄中結婚は3回目なんだよね

一人目は不動産会社勤務の支援者男性で二人目は逮捕から知り合いだった男性とのこと

3回目の週刊新潮デスク取材目的で、その前の二人は何目的なんだろう

2014-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20140304213400

ニュース番組では、今のところ扱ってなさそう。

片山祐輔被告保釈検察側の申し立てにより停止となる 堀江貴文「相当検察焦ってんな」

http://getnews.jp/archives/526480

昨年2月PC遠隔操作事件に関連し威力業務妨害容疑で逮捕された片山祐輔被告が、本日保釈予定となっていた。『ニコニコ動画』でも「片山祐輔氏 保釈後の記者会見 録画放送」を行う予定だったが、その保釈検索側の申し立て特別抗告)により停止となってしまった。これにより東京地裁保釈執行停止を決め、4日の保釈はなくなった模様である

現在拘束する理由として、検索側が証拠隠滅を図るとにらんでいるようである

過去にはこの事件関連で不正アクセスを行った朝日新聞共同通信記者。両媒体は「正当な取材で不正アクセスに該当しない」と主張している。

検察側もこれがもし冤罪だったら立場が危うくなるので、同被告に罪を認めさせるという流れになりそうだ。

この保釈停止に対して堀江貴文氏も「俺の時だって準抗告はされたけど、特別抗告は流石にされなかった。相当検察焦ってんな」とツイートしている。ネット上では魔女狩り」、「中世だな」という意見まで挙がっている。



PC遠隔操作事件で不正アクセスを行ったとして朝日共同通信記者書類送検 朝日共同「正当な取材で不正アクセスに該当しない」

http://getnews.jp/archives/367529

PC遠隔操作事件の被告犯行声明に使ったとされるメールサーバーに侵入したとして、朝日新聞共同通信記者不正アクセス禁止法違反の容疑で書類送検された。

記者は複数おり、昨年10から11月に同被告が使っていたとみられるIDおよびパスワード入力して、メールサーバに複数回無断アクセスパスワードに関しては犯行声明をヒントにアクセス。この時点では被告容疑者だと報じられる前であった。

この件に関してネットでは次の様な議論が挙がっている。

起訴もされていない人物は実名不正アクセスした記者匿名放送かよ

不正アクセスの方が罪重いんじゃね?

IDはどこから入手したんでしょうかね。ポリ?

・こいつらが決めつけて猫カフェでも粘着して警察に売ったんじゃね?

共同通信って猫カフェ盗撮してたメディアだよ。NHK産経もだけど。

・こいつら証拠捏造とかしてないの? 大丈夫

・進入できたんならこいつらが話題作りのために犯行声明送った可能性もあるだろ。容疑者増えたぞ!

と、様々な疑惑が持ち上がっている。今後も芋づる式に様々な犯行が浮上してきそうである

不正アクセスを行った朝日新聞共同通信社会部はそれぞれ次のようにコメントしている。

共同通信「形の上では法律抵触する可能性があるが、事件の真相に迫るための取材行為だったことを捜査当局に説明し、理解してもらえたと思う」

朝日新聞「正当な取材の一環で、法律上報道倫理上も問題ないと考える。手続き上、書類送検されることになるが、弁護士を通じ、正当な業務だったとする見解警視庁に伝えている」

どちらも正当と主張しており、事件の真相を探るのに必要なことだったとしている。要約すれば「マスコミ様は倫理違反してもいいんだよ」というわけだ。またそもそも不正アクセスに該当しないとも主張しており、正当な業務行為コメント。今後このコメントがどう波紋を呼ぶのだろうか。

記者不正アクセス問題 共同・朝日コメント日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2502C_V20C13A6000000/

画像テレビ映像から引用

<この記事に対するコメントツイート

・人のアカウント勝手ログインするのが正当とか…

・これはあり得ない。取材目的なら何やっても構わないと思ってるんだね。

・これはダメだろうさ。

顔写真モザイクが入り、やっと普通報道です。良い傾向です。

刑法違法性阻却事由である正当業務行為を分かって書いているのか

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

 
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