はてなキーワード: 小泉改革とは
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091201000871.html
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1422
>ドイツでは「解雇」をしやすくした結果、短期的には失業者が500万人を超えた。
>ところが長期的には、雇用の流動性が高まり、逆に労働市場が拡大して失業者は減った。
>しかもこの厳しい改革を行ったのは労働組合を支持母体とするシュレーダー政権だった。
>硬直化した日本の労働市場にとって、ドイツの事例は何よりの教訓になる
では、日本はどうか。お気付きの通り、どうやら日本は逆の道を進もうとしている。
厚生労働省の「今後の高年齢者雇用に関する研究会」は6月7日、2025年度をメドに定年を60歳から65歳に引き上げ、
希望者は65歳まで雇用するよう企業に義務付けることを求める報告書をまとめた。
高齢者の活用や「生涯現役」に異論をはさむつもりは毛頭ない。だが、65歳まで働ける社会と、
企業に雇用を義務付けることは雇用の流動性を失わせ、労働市場を硬直化することにつながるだろう。
定年の延長は企業の活力を削ぎ、グローバル経済の中での競争に打ち勝つ力を失わせる。
「リフレ派は増税に反対してるから多数派になれず政治戦略が拙い」みたいなこと書いてあるけど、
そもそも政治戦略について論じたいなら主要政党の公約とか実際に行われた政策に触れるべきなんじゃなかろうか。
参院選の公約ではみんなの党以外でも自民とか新党改革がインフレ目標かかげて、改選議席では過半数とったし、みんなの党以外は消費税増税も公約してたわけで増税に反対してるとか多数派になれないとかいうのは現実の政治と真逆。
それにリフレを主張してる有名人でも増税に賛成してるのは勝間やら高橋含め何人もいるわけでいったいどのあたりが観測範囲なのか気になる。原発推進とか小泉改革の片棒担いだような奴は嫌がられるから戦略が悪いとかいうかもしれんが、それを言い出したら増税派の与謝野は小泉政権で閣僚歴任してたり、原発会社出身で原発を所管する通産大臣やってたわけでリフレより消費税引き上げ派のほうが政治戦略つたないとか批判する気にならないもんなのだろうか。
しかもリフレはゼロ金利量的緩和で外貨や株社債の購入とか不十分ではあれ少しずつ実現してるのに、消費税引き上げのほうは大新聞は賛成派ばかりで民主や自民とか大政党が公約に掲げてたこともあるくらい後押しされてるのに1%すら引き上げることもできずに税収を超える財政赤字で福祉充実のために必要な額まで賄うにはほど遠い。今回も震災で引き揚げれそうだったのに野党が反対して無理そう。本気で引き揚げたいなら不人気で失脚寸前の管内閣に提案させないほうがいいだろうに。
自分は貧乏だが、参院選では選挙区で自民党、比例区ではみんなの党にいれた。
小さな政府がいいと思ってるし、数年のうちに(幾分修正された)小泉改革路線に日本は戻っているだろうという確信みたいなものを持っている。
というようなことをブログに書いたら
あなたは貧乏なのに、どうして金持ちが優遇される小泉改革を評価するのか?
バラマキと言うが、金持ちから税金をとって再配分しているのに、何故貧しいあなたは金持ちの立場に立つのか分からない。
とコメ欄に書かれた。
この人はたぶん団塊世代で学生運動をしてたような人だろうと自分は勝手に想像した。
テレビで金持ち=敵、大企業=敵と訴えていた共産党志位委員長の演説を思い出させたからだ。
そもそも金持ちから税金をたくさんとって、貧乏な俺達に回せというようなメンタリティーが嫌だ。
勿論、ほんとうに苦しい人には援助は必要だろうが
健康で十分働けるのに、「俺達にもっとよこせ」なんていうのは恥ずかしいような気がする。
自分の力と判断に依るところが最も大きいはずだ。
他人の財産をあてにしだして、あまつさえ「当然俺のもんだ」なんて言い出したら
人として本当にだめになってしまうと思う。
つまり自分は全く縁もゆかりもない見知らぬ金持ちの財布に全く関心がないし、欲しいとも思わない。
金持ちが優遇されても何の怒りも感じないのだ。
民主党を支えている強力組織の一つが“自治労”で、公務員の組合だぞ?
安倍政権が潰された一因は、公務員改革をやろうとして公務員からの不祥事リークのオンパレードで潰された。
あと去年の今頃民主党員達がテレビで何言っていたか、確認しろ。
自民党員なんかが財源財源言ってたとき、
「その論旨が財務省や財務省に抱き込まれた自民党のロジックなの。
その時点で自民党と官僚に議論のやり方を誘導・幻惑されているの。
そんなことを言っちゃぁダメなの!」
を繰り返していた。
「財源は組み替えと無駄減らしで簡単に捻出できる」
と同時に言ってたんだが、上の方を指摘する人をあまりみない。
ちなみに中央官僚の不祥事は「役人の不祥事!」と民主党は徹底的に騒いだが、
「地方行政の役人の強固さは、中央省庁なんて比べものにならないほど強い」
と言ってたのを聞いた。
http://twitter.com/NaokiTakahashi/status/16132083256
これのぶくまみて思ったが、いつもは反差別的なこと言ってる人でもアニメアイコンにレイシストや馬鹿の比率が高いのが事実であれば、嘲笑して当然っていう意識の人が多いんだな。「外国人のほうが犯罪者率が高い」「女性のほうが離職率が高い」というのが統計的に事実であれば、同じ仕事で賃金が違っても合理的な区別であって差別じゃないという価値観とどの程度差異があるのやら。まあこういうことを言うと「性別や人種は先天的なものだから云々」というお決まりのせりふを言うのだろうな。つまり後天的に選んだ宗教や支持政党や職業や居住地でなら、同一労働別賃金であっても合理的な区別であって差別ではないと。宗教差別や職業差別の存在など認めないということなのだろう。こういう考え方からすれば自民党支持者や創価学会員を嘲笑するのも当然のことながら、アニメを趣味とするものの中にこれらの比率が高ければ、お宅丸ごと馬鹿にしてもいいじゃんということなんだろう。ただ自公政権を批判したいからイメージの悪そうなおたくを持ち出してるような気がしないでもないが。こういう事言うと、小泉を朝鮮人認定、その支持者をフリーター認定する人みたいな感じで「いや俺はフリーターor朝鮮人orおたくを差別するつもりはないよ、フリーターor朝鮮人orおたく認定されて差別だと思う人のほうが差別意識持ってんじゃね?」みたいな切り返しをするんだろうけどね。余談だが、こういう人はなぜかB層をフリーターやニートの若者のことだと思ってるのが多い。もとのプレゼン資料では老人・主婦のことだったのに、いつの間にか摩り替わってる。自民党に投票したのは2000万前後いるわけだからどう考えてもお宅やワープアの若者だけでそこまで集まるわけないのになぜか若者批判だけをする。小泉改革を支持した中高年正社員や専業主婦や高齢者へ矛先を向けないのはなぜなんだろうか。周りにいる支持者を面と向かって批判できないから、ネットでこそこそ反論してこなさそうな貧乏人やオタクを叩いてるんじゃないかと思えてならない。
何を言ってるんだお前は?政策面で小泉改革路線の正統後継者「だからこそ」支持するんじゃないか。
小泉改革路線の何が悪いんだ?むしろこの十年間で唯一機能した政策だったじゃないか。それを継承するんだからむしろ最もローリスクな選択だ。違うか?
お前こそ「小泉と竹中が全て悪い!」なんてバカサヨのプロパガンダに乗せられてるよ。どっちが情弱(笑)だよ。
たった8ヶ月で史上最速のペースで自民党以下に落ちぶれ、その時のナンバー2だった奴を頭にすげ替えるだけで回復するような支持率じゃん。
森喜朗→小泉純一郎の時には負けるがな。小泉だって当初は中身があるのかないのかわからん奴だったぞ?
その次は岡田か、原か、前原か、ウルトラCで小沢か。その全員が総理の椅子を順繰りに回して、全員がやり終えた数年後に自民党と同じ末路をたどるだけだろ。
お前、それが見えてて、なんで国民が民主党支持に回ったかわからんのだ。
せいぜいが「自民党と同じ」末路をたどる程度だから、自民党は見限られてるんだよ。要するにもう自民党自体がそのレベル以下に落ちてるんだ。
だいたい、自民党の現総裁の谷垣は岡田や菅ほどにも期待できないじゃないか。一番まともそうな河野太郎だって前原と同レベルだ。自民党で表に出てきそうな奴にはもうろくな奴がいないんだよ。麻生が経済政策を先祖返りさせたために、中堅どころの政策通が行き場を失って、この前の選挙で巻き添え食って軒並み落選してしまったじゃないか。
あのな、お前は自分がどれだけ賢いつもりか知らないが、お前らが情弱呼ばわりしてる人間なら、お前らが得意げに吹聴している民主党幹部の悪口なんて90年代にものごころついてた人間なら全部百も承知なんだよ。多分お前はまだ二十歳前かそのぐらいで知らんのだろうが。
たとえば小沢がいかに細川や羽田を使い捨てたか、創価に魂を売って新進党を作り、96年総選挙以降バラマキ公約を掲げては敗北を続け、小渕に至っては使い捨てられた結果ついに過労死までした。そして一方の鳩山の民主党は与党になるか野党になるかも決められず「ゆ」党と揶揄され、その後も何が言いたいのだか何をやってたのだかそれもさっぱりわからなかった。お前はその辺のことを知ってるのか?
その辺をリアルタイムで見てた人間にとって、鳩山が馬鹿で小沢がクズだなんてのは誰でもわかってるんだよ。今回の政権交代は、自民党がそれと同等以下のレベルに落ちたから起こったことだ。どうせ自民党と同じぐらいしか期待できないなら、万が一うまくいくかもしれないという願望で政権交代に選挙民が動くのは当然だわな。政権交代メカニズムが動くことを示すのはそれだけで有益なことだしな。
別の増田が書いてたとおり、
まさにそういうことだ。
今週からな。
たった8ヶ月で史上最速のペースで自民党以下に落ちぶれ、その時のナンバー2だった奴を頭にすげ替えるだけで回復するような支持率じゃん。
どうせ任期が終わる頃には先週と似たり寄ったりの数字になるだろ。菅は鳩山と大差ないレベルの人間だし。閣僚も前政権と対して変わってないし。
その次は岡田か、原か、前原か、ウルトラCで小沢か。その全員が総理の椅子を順繰りに回して、全員がやり終えた数年後に自民党と同じ末路をたどるだけだろ。
あの時点で、麻生内閣は「鳩山・小沢の方がマシ」に見えるほど劣化してたわけだし、実際麻生内閣と鳩山内閣の実績を比べたら、外交を除けば五十歩百歩だぞ。
でもマシじゃなかった。もうしばらく麻生に続けさせた方がよっぽどマシだった。それは認めるよな?
さすがに外交面は認めるわけだ。しかしそれ以外が「五十歩百歩」はないだろ。
鳩山政権の景気対策の半分以上が麻生政権時代のやつの劣化コピーだし、景気回復とは逆の政策をいくつもやらかしてるし、新内閣の布陣を見ても続行されそうだし。
「みんなの党」?
給与水準の話題は? 拾わないの?
民間と対比したら、結構良心的なんじゃないの?
かたや民間と言えば、銀行は大抵のことでは国費投入で守ってもらえる官業同然の組織だし、規制事業は新規参入なしで脅威がないから親方経営続けられるし、グループ会社は、そうとう無茶な経営で損失出しても子会社に負債被して潰せば本体守れるし。
情報公開制度に前後して、そのブラックさは官から民へと移っているってのが実態だろう。
そもそも、橋本・小渕の行った改革は、その民間の、末端にしわ寄せすれば、グループ企業が絶対に「倒産しない仕組み」をこそ壊そうとしたんだけど、唐突に死んじゃったし…。
その後はご存じの通り、小泉改革で手枷・足枷を外して(規制緩和)もらった大企業が、市場を自由に食い散らかしている。
もはや、独法だとか、天下りだとか以上に、民間の権力者団体の方が、大衆にとっての驚異だよ。例えるなら、「国=中央教会、企業=王政、正社員=先兵、派遣=農奴」
みんなの党なんかの天下り批判なんてものは、教会の権力を王政が収奪してしまえ!みたいなもので、大衆にとっては、残された僅かな富を生存権をかけて奪い合う世界が待っている…と思われるけど、たぶん彼らはそこを支持する。バカだから。安心だね。
これで「日本」は守られる。その日本とは、おそらく年収1500万以上の人間。
程度もあるだろうけど、そういうもんだと思う。
世界のかなりの国は長期独裁政権が内乱や革命で倒されて、180度方向転換っていうのがしばしばだし。
アメリカだってついこの間までは小さな政府、テロとの戦争だったのに、社会福祉で世界平和だもん。
それよか、小泉の頃に「改革生ぬるし!真の改革のために政権交代!」って言っていたのに今になって「小泉改革のせいで格差!」って同じ党なのに言い分が違うのはなんなんだろうって思う。
でも、民主だけじゃなくて自民だって衆議院選で政権をとっていたところで、やっぱり
「小泉改革は間違っていた!」→バラマキ
だったと思うから、どっちもどっちだと思うけど。
【経済】トヨタのリコール、700万台を突破、昨年の世界販売台数を上回る [10/01/30]★4
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1264870674/462
462 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/01/31(日) 07:13:55 ID:3AEH0AcGO
だいたい終身雇用で会社の幸せも不幸も自分の人生にモロ直結してて
自分の会社と一連托生の中、不眠不休で自分の為に必死になって作っていた昔の日本製品と
おう、そこのお前、ちょっと来い!
またなんかあったら呼ぶから、は?その間どうすんの?って?
知るかよ(笑)君いくつなの?恥ずかしくないの?そんな事言って(笑)
嫌ならいいんだよ外国人呼ぶから
外国人なら月給3万でコキ使えるからな!仕事があるだけ泣いて喜べクズ!
みたいな雇用関係で作った今の日本製品が同レベルなわけ無いじゃないか
そろそろ検証する時期
小泉改革の弊害で、本来結婚や出産で嫌が応でも消費せざるを得なかったはずだった
どちらが良かったのか
またどちらが幸せだったのか
検証する時期が来ていると思う
民主党には経済政策が無いではないか、という人がいます。どっこい、それは小沢一郎氏の腹の中に現前と存在するのであります。そしてその実現の暁には、小泉改革以上の徹底した構造改革と厳しい福祉の切り捨てとなることでしょう。
そのシナリオを順を追って、書いてみることにします。
かつて小泉首相は「自民党をぶっこわす」としつつ、様々な構造改革を行い、銀行の不良債権処理や、財政赤字の増加額を減少させることに一定の成果を見せました。彼の政策はこちらに列挙されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B8%80%E9%83%8E#.E5.86.85.E6.94.BF
しかし、医療費、生活保護費の削減などの政策は福祉切り捨ての批判を浴び、後任たちはそれら批判をかわすことができなかったばかりか、元自民党の抵抗勢力がゾンビのように蘇る結果となってしまいました。
この日本経済の低迷をなんとかするには、規制緩和と構造改革を行い、企業の投資意欲が高まるのを待ち、運良く何かのイノベーションが起きてくれるー例えば1990年代にインターネットが米軍のものから民生品になったようにーことに期待するしかありません。
構造改革路線は正しいのです。小泉改革は間違っていなかったはずなのですが、「自民党をぶっこわす」程度ではあまりに生ぬるく、後が続きませんでした。
そこで。
自民党をこわすだけでは足りない、日本全体をぶっこわす必要がある、、、しかもうるさい外野をだまらせるには、彼らをつぶしてしまうか、囲い込んでしまえばならない、それも徹底的に行わねばならぬ、、、、おそらく、これが小沢一郎氏の考えるところでありましょう。
選挙で数を確保するためには、誰がどんな机上の政策論を持っていようとおかまいなしに、取りあえず、捕獲。そう、福祉がいいの? お手当がいいの? んじゃ、子供手当でも高速道路無料化でもなんでもやりましょ。そのためには、扶養控除も配偶者控除もなくしましょうね。かわりに子供に手当がつくわけだから。無駄な公共事業は国民のみなさんの目の前でぶった切りましょう。
↓
無駄と見えるものでも削れば民間人の仕事は確実に減ります。公共事業の予算は公務員の給料と化すのではなく、末端は民間の会社に降りていくのですから。それが偏っているからみんな怒っているのだろうけど、いきなりばっさり削ったら、仕事にあぶれた人が押し出されてくることになります。建設会社が突然Web制作会社に鞍替えしないとも限りません。あなたの業種にも押し寄せてくるかもしれないのです、、、
↓
失業率上昇。税収激減。(子供手当の分が公共事業として企業に回り、それである程度儲けてくれれば法人税を納めてくれるけど、子供手当をもらった人の納める税金は増えない。むしろ、お父さんの仕事が減って、納める税金も減るかも)
↓
大変厳しい経済状況になりました。やっぱり子供手当はやめましょう(既に代わりに差し出されたものを削ってあるから、この時点で、すべてがバッサリ切られることになります。あー、スッキリ。)そもそもこんな政策をとった閣僚は誰?あなたたち、失敗しましたね。もうあなたたちの言うことは国民は信用しないので、だまっててくださいね。こんな経済状況では、経済対策が最優先ですから、組合の人たちもだまってがまんしてください。
↓
「失敗」の烙印を押された人たちは、野党に回っても大変不利なため、政権側に必死で留まろうとするでしょう。それには「黙って」従うしかありません。
かくして、かつて55年体制当時野党だった系統の「大きな政府」派をまとめて黙らせることができるのであります。官僚に関しては、財務省のみを囲い込み、取り込んでしまえばよいわけですが(残りの官庁は財務省査定に従うしかないですからね)、これは既に郵政人事でボスを押さえ、事業仕分け作業で彼らが満足する役割を与えてあるから、既に作業は終了しています。
なお、マスコミ対策としては「わたしたちは、すべてのジャーナリストに記者会見を解放します」と言いつつ、自らもネットメディアを頻繁に活用することにより、テレビ・新聞各社がネット言論との戦いを余儀なくされ、自ら構造改革に乗り出すか、自滅してつぶれていくのを待てばよいのです。
ここまで行き着けば、うるさいのを「黙らせる」作戦は完了。そして、登場するのが1993年発行の小沢一郎著「日本改造計画」なのです。
詳しくはこちら
http://www.office-onoduka.com/books/19930501.html
この本に出てくる「消費税は10%が適正」「個人は企業から自由であるべき」「企業も個人も自己責任で」「民主主義は国民の自立から」というキーワードを見ただけでも、みなさんの嫌いな「新自由主義」の臭いがプンプンしますね。しかも一端ぶっこわされた日本においてさらなる構造改革と福祉の切り捨てが行われるのですから、これは小泉改革とは比べものにならないくらい、厳しいものになることが予想されます。
そう、みんな、一端谷底に突き落とされるんですよ。そこから自力で這い上がれる者だけが生き残れるのですね。底の方で這いずり回るしかない人は、上からおこぼれが落ちてくるのを待つしかないのです。
なんか、批判めいた書き方になってしまいましたが、私は小沢計画を批判しているのではないのです。むしろ賛同、というか、これしか残された道はないのではないか、とさえ思っています。自民党が主張する「中くらいの政府」ではもう日本は立ちゆかないのではないでしょうか。
そうとわかったからには、来る「小沢改革」開始に向け、谷底につきおとされた時の防災対策を各自が準備しておかなければなりません。みなさん、頑張りましょう。このシナリオが現実化するのが先か、なんだかわからないけど、ものすごくすばらしいイノベーションが起こるのが先か、、、できれば後者になることを祈りつつ。
補足
私の文章ではなんだかわからん、という方はこちらをどうぞ
小沢一郎氏の基本的な政治スタンスは新保守主義・新自由主義である①②/森田実
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/556.html
リフレ派が主張するマネタリスト政策の失敗例はこちらのページの最後の方に記述があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88
金融政策が一人歩きしてもだめなんですね。構造改革しないと。昭和30年代生まれ以上の年代の方なら、リフレ派の書き物を読むにつけ、反射的にこれを思い出したのではないでしょうか。お若い方が多いようなので、年寄りの、人としての責務として、一応挙げておきましょう。
道路を作ります、橋を掛けます、農家に補助金をばら撒きますと、約束して回るのがドブ板選挙の本質である。地域に予算を持って来るという約束をして回るには、その財源を確保しなければならない。歳入を上回る歳出が行われるようになったのは、この、ばら撒きをやりすぎた為と言える。税収を超える歳出を繰り返す政治体制は、維持できない。自民党は、政権党として長い間それをやってきたからこそ、変わらなければならなかった。
この危機意識が、自民党全体の共通認識であれば良かったのだが、実際には、この危機意識は上げ潮派(構造改革派)の、それも一部だけという状態にあった。財政再建派は足りない銭は増税で賄えばよいという考え方であるし、積極財政派は、財源が足りないのは景気が悪いからで景気が悪いのは財政出動が足りないからだという主張であり、ばら撒く事が政治だという考え方である。
国家財政の危機に対し、一番危機感が無いのが積極財政派、危機感はあるが、増税で穴埋めしてばら撒き自体は続けるというのが財政再建派、ばら撒きを止め、財政出動をしなくても景気が良くなる方向に社会制度を変更していくというのが、構造改革派であった。
ドブ板選挙をやれば、与党で居続けられるが、ドブ板選挙で与党の地位を得ても、肝心の国家が財政破綻してしまうという認識ができたのが、小泉改革の唯一の功績とも言える。少なくとも、自民党の議員は、ばら撒きの約束をしなくなっていった。そこにつけ込んで行ったのが、民主党の小沢氏である。
田中角栄の劣化コピーである小沢氏は、ばら撒きを公約し、地方の票を根こそぎにしていったのであった。埋蔵金を掘り起こし、無駄を省けばばら撒けると主張し、民主党なら増税も構造改革もせずに昔のばら撒きで潤った時代に戻せると主張し、選挙民はそのドブ板に乗っかったのであった。
今は、そのドブ板が、ひび割れだらけの上にあちこち朽ちていて、いつ割れてもおかしくないボロ板であることが、徐々にばれてきた所と言える。
問題は、民主党がダメである事が共通認識になった時に、では、どうするかという点である。民主党の中で首相のポストをたらいまわしにしても、基本的に無能の烙印を押されて自民党から追い出された人と、自民党の地方議員にすらなれなかった人の集まりであり、首相や閣僚の首を挿げ替えても、まともになるという可能性は皆無である。
ばら撒きを繰り返す体制は、もはや維持できない。民主党はばら撒きを復活させると公約して政権を取ったが、財源が無くて何もできないと白旗を揚げるしかない状態になっている。自民党が、ばら撒きを前提とした選挙運動から脱皮し、財政出動に依存しない政党になれるかどうかというと、現在の党首が財政再建派であることからむずかしい。次の参議院選挙までに、自民党全体が構造改革派に衣替えする可能性は、第三の政党が出てくる可能性と同じくらいに少ないのであった。
スポーツで日本を応援する=ネトウヨ エコポイントでテレビ買ったよ=ネトウヨ
エコカー減税で車買ったんだ=ネトウヨ ウォールストリート・ジャーナル =ネトウヨ
フィナンシャル・タイムズ=ネトウヨ ワシントン・ポスト=ネトウヨ
オーストラリア労働党=ネトウヨ 外国人参政権付与に疑問を持つ=ネトウヨ
円高=ネトウヨ←New!
既(鬼)女=ネトウヨ←New!
http://b.hatena.ne.jp/entry/alfalfa.livedoor.biz/archives/51516373.html
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敵との対比(実際の敵であることもあれば空想上の敵であることもある)において自己を定義しようとする様々なイデオロギーである。このようなイデオロギーでは敵(すなわち自分が無力である原因)が悪の元凶扱いされ、反対に、道徳的に優れているのは自分だとされる。彼らは悪人だ、従ってわれわれは善人だ、というわけである。あるいはまた、世界はどうしようもなく悪によって支配されている。したがってわれわれのほうが世界より優れている、ともなる。