はてなキーワード: スプリットタンとは
スプリットタンにして5分に縮めてもらおう
今では6桁もいるTwitterのフォロワーが4桁だった頃から推していたし、現実の人間でこんな長期間好きだった人も初めてだった。
5年の間に掛け持ちで別の人を推していたことも何度かあったが結局は降りてしまいずっと好きだったのはこの人だけだった。
イベントにも足を運び、接触も積極的に参加した。今月は厳しいから接触行かないぞ!と意気込んだはずが昂ったテンションで安くはない接触を購入したこともしばしばある。
手紙も毎回書きたいことが有り余って何通も出した。プレゼントを贈った回数も他の元推し達とは比べ物にならない。誕生日にそこそこデカくて高い家電を贈った同担にイラついたりもした。
流行りなど気にしない自分をしっかり持ったファッションへのこだわりがある所が好きだったし、実際この人の好みも自分の好みだった。
だけどこの人の好みは一般的な自分の感性を遥かに超越していた。
ずっとやりたかったことらしい。好きにしたらいいよ。本人の自由だもの。タトゥーやピアス、スプリットタンなどの人体改造くらいなら全然受け止められた。
僕は小説を読むのは好きなのだが文章を読むのはあまり好きではないという、どうしようもない性質を持っている。
酷いときは最初の一行を読んだだけで本を放り出すこともある。なにか事件が起こる前にだらだらとまえがきのようなものが続くともう読む気が失せてしまうのだ。
なので冒頭ではさっさと本題に入って、その世界に引きずり込んでほしいと常々思っている。
特に気合を入れて臨む長編と違い、軽い気持ちで読み始める短編ではその傾向が強い。
そこでちょっと気になったので短編小説の書き出しをまとめてみた。
筒井康隆 傷ついたのは誰の心
中上健次 赫髪
三島由紀夫 雨のなかの噴水
小島信夫 馬
庄野潤三 蟹
安部公房 家
安岡章太郎 愛玩
丸谷才一 贈り物
他にもタイプはあるのだが主だったところはこんなもんだろう。
こうしてまとめてみると僕は【状況描写型】が好きなようだ。
この小説は明るい話なのか、暗い話なのか、どういったテーマなのか、いったいどこへ向かっているのかを早々と提示してくれるのはものぐさにとってはありがたい。