近所の弁当に蟹が入っていた。
これはおトクだと思ってよく食べていた。
暫くしてから、周囲でたまたま蟹の入っている弁当の話題になり、その弁当の話をしたら「それは蟹蒲鉾だ」と言われた。
すぐにその弁当を買い、実食してみたものの、残念ながら蟹だと思ってしまった。
作ってもいいけど内容が思いつかない。
声だけは良いんじゃね?
それを激務ポストのリアル公務員に言うと「お前は公務員は暇で楽で安定しているとか思ってるんだろう」って怒られて下手をすると苦労話を延々と聞かされるから全然無難な答えじゃないぞ。定時で帰れる仕事の公務員でも窓口でクレーマーの相手をしなくちゃいけないポストもあるから、一概には言えない。
完全に偶然だったんだけれど、そんなことがあったのを思い出した。
たしか2012年くらいだったと思う。その頃はそもそも「裏垢」という言葉もまともに知られてなくて、ましてやTwitterでわざわざ裸をさらすなんて信じられない、なんで?という疑問から、Tweenで「裏垢」という単語で検索をかけまくった。
その時調べてみて、裏垢には2種類あるのを知った。セックス相手を探す人と、際どい写真をあげる人。どちらにも無数の男性フォロワーがたくさんいた。
はーすごいなー、と多少の興奮まじりに、彼女らをフォローしてる男性のフォローリストを片っ端から覗いてみた。
そしたら出てくるわ出てくるわ、際どい写真をあげまくる女性たち。ひゃー、という気持ちと、全然エッチじゃねーなーという気持ちを同時に抱きつつ酒の入った頭でクリックし続ける。
「あ、やばいやつ見つけた」とわかった。ざーっとつぶやきを覗いてみたら、局部の写真とかが何枚かあった。顔は隠してたけど胸は出してた。少なくとも大人ではない。
〇〇という地名がどこかは覚えていない。瀬戸内のどこかだった気もする。少なくとも、遠足でそこに行ける小学校は10個くらいに絞られるだろう。
流石に見かねたので捨て垢を作って「君は今そのつぶやきで△△県に住んでるのがわかった。もし私が△△県に住む暇な人間だったら明日〇〇に行ってきみの学校を特定するだろう。君のちょっとしたつぶやきで君の人生は壊れるかもしれないのだから、こういったことはしてはいけないよ」とDMを飛ばした…なんて展開で気持ち悪い美談にすることもできたかもしれないけれど、流石にそこまでするのは躊躇われたし、そもそもこんなヤバイ案件を認識してしまった事実もなくしたかった。
だから、その日は何も考えずにウィンドウを閉じ、数日かけてそのアカウントの名前を忘れ、裏垢文化への興味もTwitterに流れてくるエロ同人情報をいくつかみたら薄れていった。
そうして数年経ち、いまこうやってそのことを思い出していると、あの裏垢を作った誰かはその後どうなったんだろう、変な脅しを受けてなかったらいいんだけれど…という、他人に対する他人事としての懸念を抱くのであった。
自他ともに認める程度にデブスな私にまで声をかけてくるヤツが世の中に存在している。
眼のデカい朝青龍みたいな女だよ?声をかけてきたやつのこといっそ可哀相になってくる。
痴漢はギリわからなくもない。顔が見えないシチュが多いからね。まあ体型で察しろよとは思うが。
ナンパしてくるヤツやヒトカラに乱入してくるヤツはマジでどうなってんの??
えっマジ? パトレイバーみたいなやつ?
さすがに襲撃されたら多少のSP程度では防げへんやろ