2020-01-09

Twitterヤバイ裏垢を発見した話

完全に偶然だったんだけれど、そんなことがあったのを思い出した。

しか2012年くらいだったと思う。その頃はそもそも「裏垢」という言葉もまともに知られてなくて、ましてやTwitterでわざわざ裸をさらすなんて信じられない、なんで?という疑問からTweenで「裏垢」という単語検索をかけまくった。

その時調べてみて、裏垢には2種類あるのを知った。セックス相手を探す人と、際どい写真をあげる人。どちらにも無数の男性フォロワーがたくさんいた。

はーすごいなー、と多少の興奮まじりに、彼女らをフォローしてる男性フォローリストを片っ端から覗いてみた。

そしたら出てくるわ出てくるわ、際どい写真をあげまくる女性たち。ひゃー、という気持ちと、全然エッチじゃねーなーという気持ちを同時に抱きつつ酒の入った頭でクリックし続ける。

そしたら一つのアカウントの、あるつぶやきが目に入った。

明日は〇〇に遠足に行く」

「あ、やばいやつ見つけた」とわかった。ざーっとつぶやきを覗いてみたら、局部写真とかが何枚かあった。顔は隠してたけど胸は出してた。少なくとも大人ではない。

〇〇という地名がどこかは覚えていない。瀬戸内のどこかだった気もする。少なくとも、遠足でそこに行ける小学校10個くらいに絞られるだろう。

流石に見かねたので捨て垢を作って「君は今そのつぶやきで△△県に住んでるのがわかった。もし私が△△県に住む暇な人間だったら明日〇〇に行ってきみの学校特定するだろう。君のちょっとしたつぶやきで君の人生は壊れるかもしれないのだから、こういったことはしてはいけないよ」とDM飛ばした…なんて展開で気持ち悪い美談にすることもできたかもしれないけれど、流石にそこまでするのは躊躇われたし、そもそもこんなヤバイ案件認識してしまった事実もなくしたかった。

から、その日は何も考えずにウィンドウを閉じ、数日かけてそのアカウント名前を忘れ、裏垢文化への興味もTwitterに流れてくるエロ同人情報をいくつかみたら薄れていった。

そうして数年経ち、いまこうやってそのことを思い出していると、あの裏垢を作った誰かはその後どうなったんだろう、変な脅しを受けてなかったらいいんだけれど…という、他人に対する他人事としての懸念を抱くのであった。

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