ラノベは読みたい人がいて商売が成り立ってるんならそれはそれでいい
ただ三十代とか四十代のいいオッサンが中高生が抱くようなオレ中心世界観をキモい文章でドヤ顔しながら書いて売ってると思うと絶望する
実際に量販店で見てからネットで買うような人も多い中、そんな理論は通らないし、
あと、普通にネット販売でも量販店のが安い商品もあるしカカクコム経由ならそっち行く人も多々。
確かに多いけど、大多数というほどではないかな。
別に「他のに比べてすごいんだぞ」とは言ってないしなぁ。
それだけ読んで駄目だったんなら「駄目だった」でいいんじゃないの。
求める基準は人それぞれだから、どんなものでも楽しめる人も、ほとんどのものを駄目だと思う人もいるだろう。
ぼくがアイカツとかたまごっち見てるって言ったら、「アイカツおじさんwwwww」とか言って馬鹿にするだろ?わかってるんだよ!
馬鹿にしないよ。
ラノベオタクは「大人でも読める!」「大人でも読むべき!」「傑作!」「文学!」とか煽ってラノベを紹介しないでほしいってこと。
なるほどな、たしかにそういうことはあるだろうと思った。
でもじゃあ、実際に読んであまり評価をしてない場合はどうなんだろう。
ラノベオタクはどんな人でもラノベをしっかり読みさえすればラノベを馬鹿にしたりはしないはずだなんて思ってるのかな。
ラノベは大衆文学の一種、それこそ直木賞とかの一般エンタメ小説と同じものだと思ってるから。
でもぼくはその一般エンタメ小説はくだらない、幼稚だ、時間の無駄と思って積極的には読んでないので(大ヒット作はいま世の中ではどんなもんがはやってるのかなっていう興味で読むけど)、そういう意味でラノベもくだらないと思ってあまり読んでない。
だからといって読まずに評価をくだすのはさすがによくないと思って、とりあえずすこしは読んでみた。
読んだなかでいまぱっと思いついたのだけ列挙してみると、
『涼宮ハルヒの憂鬱』
『狼と香辛料』
『サクラダリセット』
『文学少女』
『AURA』
『神様のメモ帳』
『楽聖少女』
『シュガーダーク』
『巡幸の半女神』
『生徒会の一存』
『聖剣の刀鍛冶』
『十二国記』
こんな感じ。
このなかで面白かったのは『シュガーアップル・フェアリーテイル』くらいかな。あと、荻原規子さんの『RDG』がアニメ化にともなって岸田メル絵でスニーカー文庫から出たけど、あれはよかった。やっぱり文章がうまい。
最高クラスが秋山瑞人とかなら、ラノベのレベルってのもわかっちゃうな。
でも不思議なことに、ラノベではないと思うけど『ビブリア古書堂の事件手帖』は文章うまかったんだよね。ラノベ作家ってわざと下手に書いてるのかもねとちょっと思った。
あと、ついでだから言っておくと、『巡幸の半女神』の2巻打ち切りでああこの業界終わってるなと思った。伏線ばらまいて打ち切りやがったのでもう許しません。ふざけてるんですか!
ぼくは普段は海外文学しか読まないから、大好きなフォークナーとかと比べると、この辺の小説、すべてゴミだと感じた。ちゃんと読解すればフォークナー並みの小説なんだという意見があるなら、ぜひ聞いてみたいところだけど。
ラノベってそんなにすごいんだろうか。
読んだ上で言うけど、ぼくはラノベはとくにすごいとは思わなかったな。
で、10代のオタク系男子向けの娯楽小説だとしたら、大人から「こんなもの……」って馬鹿にされちゃうのもある程度仕方ないのでは。
それってあきらめるしかないのでは。
ラノベオタクのきみらだって、ぼくがアイカツとかたまごっち見てるって言ったら、「アイカツおじさんwwwww」とか言って馬鹿にするだろ?わかってるんだよ!
ラノベ批判するとすぐに「差別主義者だ!」とか言ってくる人がいて、ほんとに困っちゃうね。
そういう人と対話って可能なのかな?
無理だよね。
向こうはもう完全に切れちゃってるし。
というわけで、この話題はもうやめよう。
最後にぼくが言いたいのは、ラノベオタクは「大人でも読める!」「大人でも読むべき!」「傑作!」「文学!」とか煽ってラノベを紹介しないでほしいってこと。何度だまされたことか!ただの娯楽小説だよ!
ていうか、女性は手は洗うけど、ハンカチ持ってない人結構多いような気がするんだけど…
手を洗った後、髪とかちょっちょと触って
ごまかしてる人けっこうおるでw
例えば分かりやすいところでいえば、ツイッターを通知などリアルタイムに見ている人が通知駆動で、1日に1回とかで開いて遡って全部見るのが後者。
仕事でも最近のIT系なんかだとChatOpsなんて言葉が流行ってるけど、あれはまさに通知駆動。誰が何を今やってるかが通知で流れてくる。あとから遡ってみる人文化の人には辛い。
いちいち他人の湯呑みを覗きこんで茶柱が立ってないことに文句を言う奴がたくさんいたら「茶柱を気にする奴って馬鹿なの?」ってなると思う。