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2022-11-21

兄弟戦争 ドラフト嘘短評

MTGの新エキスパンション兄弟戦争諸君はもう楽しんでいるだろうか。今回は総括ではなく前ドラフトについて自由に書いてく。

戦略的話はない。

感触

環境自体はなかなか良好と思われる。

パワーストーンで意外にも試作なしで出てくる茶クリや起動能力など案外手空きにならない後ろよりデッキが動ける一方、白赤や白青のマルチは十分に低マナクリーチャーで人を殺す力がある。

ちゃんと組めばそれらはやりたいことができるデッキができるはずだ。

ただ、青黒のセカンドドロー系はうまく活かせる気がしない。しいて言うならどちらも赤と組んで犬や再会でサブシナジーとして見たほうがいい気がしている。

マルチが強い

アーティファクトに目が行きがちだが、アンコモンマルチちゃんと強力だ。いやとても強力だ。マルチを拾うことは普段より意識したい。

やはり単純に見て強い白青、白赤は部族やアグロをやる動機だ。早めに取れたらそちらに流れるだろう。

特に白青兵士部族アンコレアがないと打点は厳しいだろう。タッチ赤で白赤マルチを獲るのもいい(赤自体はあまり兵士兵士していない)

タッチと言えば単純にアドを獲って行く強さは白黒と黒緑だろう。リアニと有利交換を内臓した良クリーチャーだ。どちらも4マナ以上の黒がらみなので、黒を触るなら未開地などでタッチやすいし、青黒が微妙なので自然、黒の相方は白赤緑でメイン色になりやすい。黒赤アンコもサクリシナジー度外視して終盤のエンドカードになる起動能力だ。

マルチから見て、増田直感は白黒を意識して入って流れでぶれていくという動きがよさそうと思っている。

白青兵士部族についてもう少し。

マルチが取れないと辛いものの、白青はレアだがウルザからアーティファクト軸に逃げられるという保険もあるはあるし、順応する自動機械という部族ロードも別枠であるため、マルチから入る前提はあるものの少しだけ手を出しやすい印象だ。

ただ、個々のカードには多少問題がある。

白のよくある11トークンを出すコモンは4マナ31と少々重いわりに打たれ弱い蘇生持ちで数は出るが、蘇生3点パンチスルー圏内か。

etb+1カウンターを乗せるコモンも534飛行とサイズは主力なもの兵士another限定とクセがある。(545飛行になれたら強すぎか)

どちらも同様の強いコモンがあった環境から+1マナオマケが付き後ろ寄りになってしまっている。

ではその手前を担当する兵士はというと…白の素直なクリーチャー314lifelinkである

コイツを見たときは頭を抱えた。マナレシオはどう見ても青の防御的クリーチャーだ。lifelinkはこいつを育てて殴れという開発からメッセージと考えても一回り大きく2/5ではプレイヤーには届かないだろう。

兵士用装備と合わせて34lifelink+ロードとみてようやく一人前という印象だ。

今のところは344のダブルタップに悩んだり青の果敢飛行を取ったほうが絶対にいいと確信している。

とにかくコイツを見た瞬間兵士ダメだろうと思ってしまうほどのクリーチャーだった。実戦の中で評価が覆ることを願いたい。

最後に。マナカーブの最後を6マナ4体生成ソーサリーにするか問題アンコだけど…普通の茶ファッティの方がロードを除去られたあとを考えるとよさそう。白青レアが取れた場合は条件が達成できるのでこちらでといったところか。試作の色が合わなくても本来コストは無色なので赤や緑試作でも最後レースで差を付けられるだろう。


続いて各色を軽く

だいたい兵士部族で話しきった。除去が確定からレンジストライクになりコンバットトリックも心もとない。

とはいえディッチャを貰ったのでどかしたいものは除去できる。

墓地回収にパワーストーン生成、徴募と支える力が強くサポートのサブ色と見ている。

しかし、544蘇生持ちは別。個人的兄弟戦争トップコモン扱いしている。

相打ち上等のライフゲイン持ちに蘇生でもう一度殴れる。

蘇生ブロックしなかったら4マナで6点の差が生まれるし、小粒でブロックされても盤面とライフで差がつく。

素出しで一枚交換2点ゲイン蘇生スルーで6点レースと見ると8点の差がつく。

環境タフネス5以上は非アーティファクトで青・黒が弱く、アーティファクトの青・赤はややクセがありアンタップマナがかかるためすれ違いに強く出れそうだ。仮想敵は緑のファッティ・試作群となるか。除去の狙いを定めゾンビアタックしつつ飛行を添えれは勝てるのではと踏んでいる。

やりたくない。

アンコに欲しいカードほとんどない。

コモンコイロス鳥とキャントリハサミ、カウンター、ギリで飛行付与、millサイクルボーラスの占い師プレイアブルだと思えるが…。青を濃くする理由は見当たらない。

鳥とカウンターをつまむだけでよろしい気がする。

(マナだけみると7マナはよく到達するので323、2ドローも悪くないとは思っているが使える機会がまだこない)


レア微妙に使いづらいカードが多くてなぁ

確定除去あるし強いんじゃない?(ハナホジ)

1マナの超常的耐久力とリアニがあるので試作を踏み倒せる色。

211墓地回収や423millディガー君が消耗戦に強く、蘇生持ち墓地掃除アリ。

悪くない効果持ちの熊は居るし、サクリで育つギタクシアン蘇生に加え未開地でもOKとわりと丸まっている。

ただ飛行はクソザコでコモンライフルーズはなし。

憤怒鬼は弱いんじゃないかなぁ。蘇生もちでも4マナ22に仕事はないと思う。モグラでよくない?

個人的に全体ナンバー2コモンは323成長持ち。墓地クリ3枚というダムドっぽい条件で勝手に育つのは強いと思うよ。コイツモグラに除去があれば2マナ以下の質が低くなってもなんとかなる気がしてくる。

なんとか場を泥沼にするいやらしい立ち回りができれば強そうな色だ。

いつもオマケ扱いのアーティファクト破壊が輝くセットだ!とはいえモードなし3マナソーサリー無難な性能で白と緑の間に挟まりてぇ男になった。

1マナゴブリンは事前にサクリが必要と、蘇生とは相性が悪いが未開地や再録のガラクタ、彩色などないこともなく、再会がエンチャントになってサクれるのもうれしい。

インスタントソーサリーが優秀なのでそれらをチラつかせつつダメージを稼ぎ、トランプルや全体強化で押し切るかミノタウロスでいやらしく圧をかけたい。

ミノタウロスは戦えるサイズかつサクリ台なのでコントロール奪取も普段より採用やすいだろう。

青赤ヤンパイに行くならインスタントソーサリー、白赤に行くならトークン生成と蘇生、黒赤に行くならサクリ台と再会。と、取るべきカードがはっきりしているのでピックに迷うことは少なそうだ。

パワー is パワー!!

置物破壊2種に格闘2種とこんなにヤル気なセットって最近あったかな?巨大化を添えて……。

ただ444みたいなワガママボディは控えめになった。

とはいえサイズで困ることはなさそうだしワガママさはガイアがモリモリなのでパワープレイは健在だろう。お前団結でも害悪ガイアしてなかったか?なんだそのキーワード群は。各色に失礼だよね。ゲームブレイカー

765の6点ゲインが染み入りすぎてあっちょっとアグロ泣く。4マナ333ゲインでお漏らしもクセになってんだよね。ホスピタリティ

mill系マナクリが弱く感じるしフォグ計算が面倒すぎたりでダダ強色ではないけれど、パワーの裏で意外とニタリとするいやらしいプレイングができたりする色である

ウルザ作業員はないかなぁ。アンコファッティと飛行置物だけで。飛行置物は薄い空をソーサリー回避しつつ殴りきれる性能がある。なんで素で11もってるんすかねぇ?


終わり

色の強さは個人的傾向を含め青が最弱で続いて赤。白黒が同じくらいでちょっぴり緑が抜けている印象。

無色を絡めた単色も試してみたが、どうにも各色アンプレイアブルが散りばめられていて支えきれない。

ちゃんと強い2色でまとめたほうが勝てるだろう。

青は弱いがそれ以上に空も薄く地上が止まりやすいので伝統の白青フライヤーで殴りきるのは普通にあるよ!

コンバットトリックの警戒が薄くなりがちなのは気楽でいいかなぁ。


楽しさで言えばわりと長考しちゃうパワーストーンがらみとやっぱインスタントソーサリーより置物はダメだと思う再録やっこらでそんなーに。かな。団結よりはシナジーがわかりやすくてピックはやりやすいかもね。

2015-08-11

マッドマックスって実はアンチフェミニズム映画ですよね?

フェミニストが好きそうなヒロインの災厄振りまきっぷりがヤバい

 

あらすじ(と感想

 

汚染されて植物が育たず人の寿命が半分になった世界で、イモータン・ジョーというラスボスの男が汚染されていない水源と燃料を確保して一大勢力を立ち上げ、健全植物健全人間を生み出し後継者にする研究をしていた。そして彼の砦の周囲には人が集まり障碍者でも生活できるような状態だった。

植物栽培についての考察があったので紹介→ http://ameblo.jp/a-c/entry-12057538569.html

主人公マックスはそれと知らずジョーの縄張りに入り捕まってしまう。マックスの血は誰にでも輸血できるため、拘束され兵士用の輸血袋代わりにされてしまう。

 

ここに災いをもたらす女が登場する。ジョーの軍隊将軍をしていたフュリオサである。(この映画はフュリオサの目的マックスが補佐するような関係なのでフュリオサの方が主人公かもしれない。)

ジョーは汚染されていない子供を産ませるために砦の汚染されていない区画に数人の子産み専用の女を閉じ込めていたが、フュリオサは彼女たちを救いだし、燃料輸送任務で使っていた装甲車汚染されていない土地へ逃げようとする。しかし本当に汚染されていない土地があるかわからない。後で明らかになることだが、子供のころに住んでいた場所に緑があったはずだという記憶を頼りにした見切り発車の逃走だった。しかもフュリオサは将軍のくせに部下たちの協力を得ることもできなかった。(生まれ子供にしてみれば汚染されず食料に困らない環境の方が良いよなと思った。それとここら辺はDV駆け込み寺問題国際結婚の子供持ち去り問題が絡んで考察面倒そう。)

 

逃走はすぐにばれて裏切り者としてジョーの軍隊に追われることになる。このときマックスは輸血袋として戦場に連れて行かれる。フュリオサと元部下が戦闘になり彼らが大勢死ぬしかし運よく砂嵐に巻き込まれたり、マックスと彼の血を輸血されていたニュークスがフュリオサの仲間に加わったりとか、いろいろあって予定の逃走経路上にある谷にたどり着く。ここでフュリオサは谷に住む民と燃料を提供する代わりに谷を爆破して足止めするように取引していた。しかし「5人くらいのちょろい追手だから大丈夫よ」と言ってたのにフュリオサは砦の総戦力を追手として引き連れてきた。「話がちがーう!」と谷の民激怒。谷を爆破して追手の足止めしても、燃料を置いてかないで逃げるから、谷の民は装甲車を止めようとする。戦闘になって死者がたくさん出るし、お目当ての燃料は戦闘に巻き込まれて爆発するわで、谷の民は散々な結果。全部愚かなフュリオサと関わったせいである。

 

この辺の戦闘子産みの女から死者が出る。装甲車から落ちて死んだので遺体はジョーの軍に渡り、一応おなかの子を取り出してみたものの死んでいることがわかる。奇形などない汚染されていない胎児が死んだことに一同落胆し、胎児の兄にあたる男は嘆き悲しみフュリオサたちへの怒りを燃やす。(フュリオサがやったことは次世代破壊であったことを示唆している印象的なシーンだった。)

 

沼地で装甲車が立ち往生してジョーの軍に捕まりそうになったけどマックスが一人で追手に向かって行ったらいつの間にか倒してたりして、なんだかんだで目的地にたどり着く。砂漠の真ん中の鉄塔の上で若い全裸の女が助けてくれと叫んでいた。罠である。フュリオサの故郷の老婆たちが追いはぎをやっていたのだった。老婆は語る。汚染によってかつての緑の地は消え去り、旅人を待ち伏せて殺して生活していると。(出で立ちはなかなかキマッテいたけど、人の善意悪用した卑劣一族だ。)フュリオサは泣き叫ぶしかなかった。

 

その後、老婆たちと相談してもっと先まで行けば汚染されていない地にたどり着くのではないかとバイクで旅にでようとする。しかマックスの「汚染されていない地がほしいなら、そんな不確定な旅をしなくても手薄になってる砦を襲ってぶんどればいいやん」という提案に乗り、元のメンバーと老婆たちとで再び装甲車で砦を目指すことになる。(どっちのプランも行き当たりばったりだと思った。しか後者の案の機会は今しかない。)

 

再び足止めに利用した谷に差し掛かったあたりで、休憩中のジョーの軍隊に見つかり最終決戦に突入。味方からも死者を出すもののジョーとジョーの息子を殺し、ニュークスの自爆攻撃により追っ手を振り切ることに成功する。砦にたどり着き、ジョーの死体晒し、フュリオサ一味が勝利したことを宣言。流れでフュリオサが砦の新たな主になった感じになり、マックス神格化されていたジョーの死体に群がる人々の波の中へ消えて行ってしまった。

そんでこの映画は終わり。

 

なんか、フュリオサのやってることって行き当たりばったりすぎじゃないですかね?

最初から革命を狙っていれば凄い人物だと思いますが、マックスの助けがあって上手くいってただけでしょう。

そして、そのマックスはいなくなってしまった。ジョーの子供はまだ一人生きているし、子産みの女はジョーの子を孕んでいる。

これからの砦は前途多難だ。ちょっと調べてみたら、砦は滅びるという予想があったので紹介しときます

http://dailynewsonline.jp/article/982485/

 

結論

マッドマックスは、フェミニズムテーマにした作品だと仮定するとおかし描写が多いです。フェミニズムシンボル的なヒロインが部下を裏切り、行き当たりばったりの行動で、敵となった元部下や自分を取り立ててくれた人類汚染から救いかねない偉大な指導者、そして信じて付いてきた味方や協力者に大勢の死をもたらす様子を描写は、アンチフェミニズムと考えた方が自然ではないでしょうか?フェミニズムや女は危険から引きずりおろした方が良いというイメージを広めるためのアンチフェミプロパガンダ映画ではないでしょうか?

 

マッドマックスを支持するフェミニストの方って、あの犠牲肯定できるんでしょうか?戦時プロパガンダ大衆は細かいところを見るとことなく、心地よい方向に誘導されるのかという考えが浮かんでこわかったです。

個人的にはおもちゃ会社を騙して作ったとされるイデオンとか好きなんで、フェミニストを騙して娯楽映画を作るのは問題ないと思います

 

抑圧的な敵を描いた作品では、グレンラガンなんかが良いと思います人類すべてが持つ螺旋力という不思議な力(おそらく生命力想像力といったものを直接エネルギーとして描写したもの)が出てくるんですけど、それは宇宙をも滅ぼしかねない代物なんですね。それで敵の親玉人類が増えすぎて螺旋力が爆発して宇宙を滅ぼさないように、地上に化け物を放って人類の頭数管理をしているっていう世界観です。しかも表のラスボスと真のラスボスという2重構成にしたことで、表のラスボス討伐後に社会の変化や用済みの英雄の扱われ方なんかもちゃんと描写しているんですね。全て終った後にどこかに消えてゆく主人公という共通点もありますし、グレンラガン和製マッドマックスなんじゃないでしょうか?

ketudan1回全部読むまで「フュリオサ」と「主人公」が別人だとわからなかった。序盤の書き振りではどう見てもフュリオサがcentral characterだし、3段落からなんの説明も無く「主人公」が現れてるのな。

ご指摘感謝します。修正しました。

 
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