はてなキーワード: 那州雪絵とは
他にも知ってるっちゃ知ってるよ、言ってもしょうがないからいわないけど。
みんな編集者が取材手伝わないから旧職から職場イメージをもってくる。
CADオペレータ、司法修習生からのドロップアウト、スーパーの人(鬼灯の冷徹以外にもいるね)。
でも課長、せめて係長までいってなきゃみんなうすっぺらな小間使いでおわる
ゆうきまさみさんだけはリアル鳥坂先輩のような取材させてくれる公務員がちゃんと身近にいたらしい
パトレイバーの警察の硬直(それでも漫画にできるのは上澄みでほんとのところは警官やめましたブログのようなこともあるんだが)、
後藤課長の昼行灯、あとバーディのゴンザレスのような人間が描けたのよ
もうひとり那州雪絵さんの描くおじさんもちゃんと職がある感じではある
(これはもうドラマとかで自主的に勉強しまくってる成果と思う)
もちろん水木さんなど、企業ではないが軍に属させられて働いた話なんか書ける人も昭和最初のほうならいっぱいいる
学園モノの黒板になにが書いてあるかもそうなんだけど、読者が、むしろいらない情報をみたくないの。
退屈な本業なんて漫画(できれば恋愛系の)を休憩のために読む人にとっては邪魔なのよ。
それでもわりあいにもっともらしい職業漫画をよみたいならピクシブは間違いで、
モーニングあたりはわりと穴場だよ。
アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本より
まあ、どのくらいの数の白泉男子がそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない少女マンガの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、花とゆめコミックスのことを紹介するために
見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に少女マンガを布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う40巻、80巻越えのマンガは避けたい。
できれば文庫版10巻、長くても単行本20巻にとどめたい。
あと、いくら白泉社的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。
24年組好きが『綿の国星』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
少女マンガ知識はいわゆる「児童向けまんが」的なものを除けば、ちびまる子ちゃん程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ぼく地球以前」を濃縮しきっていて、「ぼく地球以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さも21巻だし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな少女マンガ(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「白泉男子としてはこの二つは“マンガ”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種の歴史マンガオタが持ってる平安への憧憬と、氷室冴子原作のオタ的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも氷室冴子な
「童貞的なださカッコよさ」を体現する高彬
の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「あ〜るだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これが文化系サークルでは大人気になったこと、
サンデーならOVAになって、それが飯田線を舞台にしてもおかしくはなさそうなのに、
白泉社内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり少女マンガは乙女のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「桜蘭高校ホスト部」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける高屋奈月の思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも23巻、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
フルバの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが
日高万里や武藤啓だったらきっちり13巻にしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて23巻を作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ高屋奈月がそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層で銀ロマ見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
笑う大天使よりも前の段階で、カーラ教授の哲学とかマンガ技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品が隔週誌でこの時代に載っていたんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく少女マンガ好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる黒歴史実写映画でしかカーラ教授を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
那州雪絵の「目」あるいは「絵づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない寮生活を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそアニメ版『赤ちゃんと僕』最終話は修学旅行以外ではあり得なかったとも思う。
「祝祭化した日常を生きる」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の
源はグリーンウッドにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうコスプレ風味の恋愛をこういうかたちでマンガ化して、それが非オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
ぼく地球から始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、打ち切り以降の黒歴史時代の先駆けと
なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの白泉男子は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
ここに『三月、七日。』(ライトノベル、森橋ビンゴ)と『月光』(少女漫画、那州雪絵)という二つの作品がある。どちらにおいてもヒロインは結ばれることのない恋をし、しかし将来誰かと結婚してもその想いを忘れず、自分の子や孫に伝えていこうと決意する。そしてそれに対する2ちゃんねるでの反応。
87 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2005/04/05(火) 22:54:42 ID:y0JNf3IQ 全体的に消化不良な気がするのはまだ良いとして、七日の決意には 吐き気がした。へーそうですか別の男だまくらかして気持ちの上では 裏切り続けてさらにそれを子や孫に自慢するつもりですかダンナはい いツラの皮ですねとか。 90 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2005/04/05(火) 23:27:58 ID:y0JNf3IQ >89 うん、だから三月みたくぐじぐじ苦しんでも結局ちゃんとフッ切って ヨソに目を向ける方向とかなら良いんだが、「一生好きでいよう」 「その事を子や孫に自慢しよう」ってのがね。子がいるって事は 種馬として普通は配偶者がいるって事やん。男の立場としちゃ 吐き気がせんか?どこかで種だけ拾ってきて母親みたくシング ルマザーかます気なら別だろうが。
926 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/21(火) 02:14:39 ID:???0 >>916>>923 打算的な結婚とか、割り切りとか、そういう言葉で片付けちゃうのもなあ ある時期を一緒に過ごして、とてもいい思い出を残しても その相手と一緒に一生を幸せに過ごせるとは限らない 逆に情熱とかじゃなくても、一生を共にしたい、と思える相手もいる 伴侶ってそういうものだ 928 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/21(火) 08:00:10 ID:???0 >>926 高校時代の輝いてた時期、でもある意味特殊な 一過性の時期にした初恋と、その時の精神性を 大人になっても維持する方が現実的にありえないよね。 精神的にも成長するし。 しかも色々な意味で異世界だったわけで。 天使とダイヤモンドなんかも、そういう一過性の輝きとか 切なさが感じられて良かった。 933 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/21(火) 14:16:55 ID:???0 私は、美しい思い出として胸にしまいつつ、 それとは別に「この人と一緒に生きていこう」って思える人と出会えてよかったな~と思ったなぁ
これがライトノベル板と少女漫画板の、ひいては男と女の考え方の違いかと思うと面白い。もちろんどちらでも異論は出てるし、そう簡単に一般化はできないだろうが。
しかしこれ、よく言われる(ような気がする)「男の恋愛は名前をつけて保存、女の恋愛は上書き保存」とは逆のような気がするんだけど。それとは違うレイヤーの問題なのかな。