はてなキーワード: 脳波計とは
ジャーナリスト、ノンフィクション作家として有名な立花隆。
「ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊」で、次のような予測を書いている。
滅びるどころか、テレビゲームは社会に浸透し、eスポーツとして社会に益をもたらしている。
前頭前野のβ波がα波に比べて低くなる。
β波が低くなった状態は、痴呆症(認知症)の脳波と一緒になる。
森昭雄の学説と実験については、ゲーム脳を支持した連中に負けないくらい、反論と批判が多い。
森昭雄が実験に使った「α波β波解析用携帯型脳波計」に問題があるとか、
さらなる問題は、ゲーム脳を肯定し、いい加減な結論を下した立花隆だ。
立花隆は2000年代前半に話題となった「キレる若者」についても、鵜呑みにしている。
「最近の若者は羞恥心がない」「若者の相当数は脳機能が低下してる」などの俗説を、無批判に垂れ流している。
考えなければならないのは、ゆとり教育で週五日制になった結果、子供たちがいちばんふやした時間がテレビゲームに費やす時間だったという事実だ。(P.329)
デジタルゲームとeスポーツの発展において、立花隆の言説は害悪だ。
死んで良かった。
僕の日課のひとつに、Museというヘッドバンド型脳波計を用いての瞑想があります。
iPhoneとBluetooth接続して脳波を測定し、瞑想に最適な状態になるとピヨピヨと鳥の鳴き声で知らせてくれるし、雑念が大きくなれば雨の音や波の音などの環境音を大きく再生して知らせてくれる。スゴイやつです。
で、いつものように風呂上がりに瞑想をしようと準備してたら、ふと天啓が降りてきたんです。
早速、結跏趺坐で結印をし、頭にヘッドバンドを装着したんです。全裸で。
そしたら、こう、股間が手持ち無沙汰な感じになってですね。お恥ずかしながら、結印(親指と人差し指で輪っかを作るやつ)のままの右手でマイバットをシュッシュッとしてしまったんです。
すると、驚いたことに、
ピヨピヨピヨピヨピヨピヨ…
全裸なのに。
なんだこれは。
シュッシュ。ピヨピヨ。
シュッシュ。ピヨピヨ。
煩悩と切り離され、
無心で、
ただマイバットを磨く。
シュッシュ。ピヨピヨ。
シュッシュ。ピヨピヨ。
それは、とても、不思議な経験でした。性欲とまったく切り離された状態での、その行為。心は空となり、ただ肉体の反応のみを俯瞰する。
シュッシュ。ピヨピヨ。
シュッシュ。ピヨピヨ。
そのとき、確かに僕は、股間を通じて宇宙と繋がっていたと思います。
そして悟ったのです。
ああ、そうか! これこそが、これこそが、マインドフルネス…!
Museアプリから鐘の音と「Great Job」という声が聞こえました。いつのまにか設定した瞑想時間の15分が経過していました。
Museの獲得ポイントは、見たことのない値を示していました。そして思いました。
全裸すげえ! と。
《注意》
なお、万が一、ひとり暮らし以外のかたが実践する場合は、まわりに充分注意してください。側から見たら全裸結跏趺坐ヘッドバンドが忘我の境地でシュッシュしているという地獄絵図が生まれますので。
「ゲーム脳」というのは、「テレビゲーム漬けになっている人は脳の回復が遅く、簡易脳波計において認知症患者と同じような波形を示す」という某教授のインチキ臭い主張のことである。
ザックリ言えば、ゲームを遊ぶとバカになるという主張に、胡散臭い裏付け情報を与えてしまって、ゲームバッシングの口実に使われた似非科学である。
そして「ゲーム脳」というのは、この珍妙な説を主張した教授の造語である。この人が勝手に作った言葉である以上、この人が主張する意味でしかない。
だからさあ、「日常生活をゲーム的な思考で考える」ことに「ゲーム脳」って単語を使うなよ。
何を危惧しているのかって、今後正しい意味での「ゲーム脳」の単語を使うとき、本来の意味で通じなくなるだろ。
例えば、10年後くらいに、「2000年初頭は「ゲーム脳」なる似非科学でゲームが叩かれてのぅ……」って話をしようとしても、誤った方の意味で広まっていると、「何言ってんだコイツ」みたいな扱いを受けるだろ。
本来の意味である「ゲーム脳」は、教授が提唱した造語なんだから、言葉を乗っ取られると、他の言葉での代替が効かなくなる。
それにこういった似非科学は言葉を変えて定期的に浮上してくるので、過去の事象は風化させないことが大事だと自分は思ってる。だから、言葉が乗っ取られて本来の意味は忘れられていくというのは非常に危うい。
とりあえずググってみると、今のところは上位に上がってくるのは本来の意味で解説しているページばっかりだけども、あんまり誤用される率が上がると、どこかのタイミングでひっくり返るからな。試しに増田で「ゲーム脳」で検索すると、本来の意味合いではなく、「日常生活をゲーム的な思考で考える」的な意味合いで使ってる方が多いし。