はてなキーワード: セブンティーンアイスとは
あひる12じからの裸女西鉄バスがスポンサーの番組をききながらひるごはんをたべる
ローソン かうんだうんじゃぺーえええん うーうーうーいええ
いまだにジングルおぼえてる
スイミングはきらい
喘息の妹につきあわされてかよってただけ
せっかく好きな女の子に家にあそびにいってたのにスイミングあるからって夕方まであそべなかったのいまでも恨んでる
一応バタフライまでおよげるようになったけど泳ぐ速度は全然はやくならなかった
コースの最後、びーとばんをむねにかかえて背泳ぎをするとき、やっとこれでおわりだとほっとしたきもちで、
天井をみながら、音楽の授業でならった「あの青い空のように」を心の中でうたうのがやすらぎだった
他の子はおわったあとにセブンティーンアイスをかってもらってたけどうちはびんぼうだったから6年間一度もかってもらったことはなかったからいまだにいちどもたべたことがない
帰りはときどき親の買い物につきあってきんじょのエフコープによってた
ほんとは300円くらいの立地な勇者ガムがよかったけどお菓子は100円までだった
ガオガイガーのOPは子供心に名前連呼しすぎでダサいとおもってた
でもEDはすごく好きだった
ゴルドランが好きだった
OPのわくわくかんはんぱない
家族で旅行に行くことになったとする。宿代が一人一万円だとして、五人家族なので5万円。小学校の頃からそうやって雑な計算をしてはあまりの負担に慄いていた。
子供の頃に連れて行かれた旅館はもっと高いところだと思うし(よく知らないけど)、ご飯や交通費やもっとお金はかかっていたはずだ
そのわりに家族旅行って楽しくない。父親は不機嫌だし、兄弟は喧嘩して泣き叫ぶし、寺は楽しくないし(昔行った鍾乳洞は楽しかった)、人は多いし、観光地のソフトクリームは高い。兄弟がそれをねだって買ってもらっているのをみても、私は親の「高いな…」という反応が頭に焼き付いていてねだれなかった。セブンティーンアイスの自販機やコンビニのアイスがギリギリ耐えられる量の贅沢だ。
貧乏な家庭ではない。共働きだし、何度か聞いたことのある年収やボーナスの額は「おっ」となるものだったし、普段から贅沢するような家庭でもないから貯金もたっぷりある。奨学金を借りずに兄弟みんな大学に通えて、習い事をして、塾に通って、歯の矯正をできるくらい。
何が嫌かって、その旅行がかかった金額ほど楽しいと思えないことなんだと思う。小学校のとき初めてディズニーランドに行った。入場料と親の疲れた姿ほど楽しいと思えなかった。中学になって初めて友達とディズニーにいったが、疲れてずっと一人でベンチに座っていた。複数人で行動することも、馴染みのない場所に行くことも、人混みの中でウロウロすることも疲れるし、そのうえかかった金額は「これだけの楽しみをあなたに提供していますよ」という約束のように思えてすごく気が重い。
兄弟の中で私だけ塾に通わなかった。塾代を払う価値を感じられなかった。今は大したことない国立大学に通っているが、塾に通っておけばもっと上を目指せたのではないかとふと思う時がある。
音楽のコンサートや舞台もそう。あまりそういった舞台を見に行く機会はなかったし今もないのだが、ときどき行くことになると「かかったチケット代の分の経験を得なければ」と負担に感じる。映画や美術館の〜2000円くらいであれば楽しめなくても残った半券と「行ったな」という記憶と釣り合うな、と思うのだけど、ディズニーランドくらいの価格になるともう駄目。自分はこの先何も楽しめないのだろうと思って夜な夜な落ち込む。
仕送りももらってバイトをしていてそんなにたくさんではないがそこそこ貯金もある。こんなご時世でなければ思い立って海外旅行に行けるくらいは。
大学に入ってから英語が楽しくて、いつか海外旅行に行ってみたいという憧れがある。コロナが収まれば行きたい。でも私は海外旅行を楽しめるだろうか。物価の安くて安全な「コスパのいい」地域で、忙しなくなくて、ペースの合う相手か一人でならお金とひきかえに納得できる体験が得られるかもしれないなぁと思う。でも、そうじゃないところは無理かもしれない。
私はオタク気質だから漠然とした楽しさの体験と金額を釣り合わせようとするのが間違いなんだろう。ディズニーアニメを見て、それなりにハマってからならディズニーランドも楽しいと思う。MCUは好きだからカリフォルニアのディズニーランドは行ってみたいし。英文学が好きだからイギリスに行ってロンドンを見てジェーン・オースティンの生家を見てお土産のマグカップを買いたい。そのときにお金のことを考えないでいたい。
いいんですこれで 雑多でも 醜くても
全て終わりなんてなくてもはじまらなくてもいいんです
誰も来ない4階で斜に構えてていいんです
1人だっていいんです
愛してなくたっていいんです
セブンティーンアイスが夏に溶けても
緑葉が昼下がりの微睡みにふやけたっていい
彼女が時折通れば
どちらも素数な事に気づいた