はてなキーワード: 着メロとは
やっほー 元増田だよ!
確かにソフトウェアは00年代(てか90年代)からアメリカが多かったね。
僕もADOBE、MAYA、3DSMaxあたりはお世話になったよ。
ただエンタメだとMixi(日)はまだ残ってて、Mobage(日)でゲームや出会いがおこなわれてて、その他国産の出会い系サービスが沢山あって、
iMode月額サービス系がアホかってくらい超絶儲かってて、着メロもあったりして、ニコニコ動画がぐっと来てた。
Twitterは2011年以前はギークのものだったし、CGソフトはサブスクがなく職人しか買わないし、YouTubeはニコニコに負けるレベルだったよね。
今よりもずっと、特殊な職業じゃなきゃ使うサービスじゃなかったんだよなぁ。2019年の今とはまるで違うと思ってるよ。
いや、嫌みじゃなくほんとにそう思う。
カラオケ作ったり、今や懐かしい着メロ16和音作ったりしてきて
なんだかんだ何とか安定してメシ食えるほどになれた。
仕事にするほど音楽好きなのでもちろん昔はライブに行ったりフェス行ったり
結婚して子供が生まれてもこんなことずっとしてたいなーと思ってた。
が、30代後半からその熱意がするすると落ちていき、
若い頃の夢を叶えたはずだが、単なる音楽を生業にしてる普通のおっさんになってしまった。
頻繁に行ってたライブも1アーティスト1回行けば十分になった。
行ったら行ったで楽しいけど、なんか消費してる気分。
新しい趣味もなんぼか試して楽しんでるけど、全部人生捧げるほどじゃない。
あんまり深く考えてなかったけど「趣味大事にしたいから子供いらんわ」
言ってたら今どんな闇に沈んでたかと思う。
んで、話を戻して、歳食って趣味だけに人生捧げてる人ほんますごい。
だって自分だけで楽しんで自分だけで立って生活してるんだもの。
もちろんこんなこと友達には言えないのでここにかき捨て
90年代後半~2010年代の男子高校生の生態が的確すぎて「わかりみが深い」「○○も追加で」と楽しむ皆さん - Togetter
https://togetter.com/li/1206408
なお地方、偏差値50以上60未満、私自身は陰キャ寄りの素朴な高校生活であった。
陽キャよりの人はDA PUMPとか聞いてた気がする。
あとモー娘な。
私は陰キャだったので椎名林檎を聞いていた。
あとスカ系が結構流行ってた気がする、東京スカパラダイスとかKEMURIとか。
ビジュアル系もまだ元気だった、GLAYとかL'Arc~en~Cielとかマリスミゼルとか。
・安室奈美恵に言及して浜崎あゆみに言及しないのは到底受け入れられない、
不幸な生い立ちを綴った自伝が出るわCD同時リリースするわ偉い騒ぎだった。
安室奈美恵と浜崎あゆみは常に比べられてた、みたいな記事よく見たが
アムラーはもう少し上の人たちだった。
あとハモネプがすごく流行っていて、男子がみんなボイパをはじめた。
一応履くけどそんなにしなくてもね、みたいな。
あとユニクロじわじわ流行ってた気がする、みんなでカタログを教室で見た記憶がある。
女子のタイプによってはベティーズブルーのショップバッグ持ってた。
みんな縮毛かけて定規で引いたような髪をしていた。
アイメイク偏重期だった、マスカラごりごりつけてひじきみたいになってた。それがかわいいとされていた。
あと腰パン。そんで裾を片方だけまくって足首を出す。
いわゆる無造作ヘア。
陽キャの人のことはわからないすまない。
ポケベルもまだいたがすぐに消えた。
はじめはストレート型白黒画面単音だったのに、
それまで単純なブザー音の高低だけで着メロを鳴らしてたのに、
教室で誰かがうっかりならしてざわついたのを覚えている。
携帯にはストラップをつけ、制服のポケットから覗かせて個性を出していた。
じゃらじゃらつけまくる派やぬいぐるみをぶら下げる派などいた。
大阪の食い倒れ人形とどーもくんのうさじいは、それぞれ気に入って長くつけてた気がする。
SMAPはすでに地位を確立していて、あこがれたり真似したりする対象ではなかったと思う。
まだAmazonがない頃で、ヤマトのブックサービスで友達と送料割り勘にしてよく本を買ってた。
そういや冷静と情熱の間を読んだりしたな。
あの頃は村上春樹が今みたいにノーベル賞だ売り上げだと叩かれたりしてなくて、もちろん有名ではあったが
藤原竜也が身毒丸に抜擢されたり、バトル・ロワイアルに出たりしたころだった。めっちゃ好きな子がよくいた。
326が流行ってた。
私も私の周りも三谷幸喜が当然みたいに好きだった。
まあ、どうでもいい。
片付けも終わったし、話も終わらせよう。
「よっしゃ! きたで! これは確定演出や」
メールの内容を見た先輩は、商売でボロ儲けしたときのように喜び勇んでいる。
そして何も聞いていないのに、いきなり話を始めてくる。
「さっきの客に、とびきり美人なのおったやろ」
そう言われても、俺は捌くので手一杯だったので客の顔なんていちいち覚えていない。
「その子と以前からちょくちょく話をすることはあったんやけど、今日は思い切って連絡先を渡してん。で、いま返事が来たんや」
その人から連絡が来たことよりも、あのせわしないなかで先輩にそんなことする余裕があったことに驚きだ。
「ちょっと強引すぎかなと思たけど、こりゃ脈アリやで。ほら、デートの誘いがあっちからきた」
先輩が都合よく解釈しているだけかと最初は思ったが、見せられたメールの内容を読んでみると確かに『喫茶店で話そう』といった内容が書かれている。
連絡先を渡した当日に誘いのメール。
期待が大きくなるのも理解できる。
「で、お前に一つ仕事を頼みたいんや。遠くからこっそりついてきて、舵取り役をしてほしい」
そう言って俺に紙幣を握らせる。
金まで積んで俺に頼むとは、先輩はかなり切羽詰っているらしい。
そして、デート当日。
某喫茶店。
俺は先輩たちのいる近くの席で、その様子を眺めていた。
先輩の言っていた相手は、確かに美人だと分かるほどの見た目だ。
オーラが漂っている錯覚を与えるほどの存在感も放っており、先輩が熱心になるのも分からなくはない。
「あなたのことが気になってて、付き合いたいとは私も思っているけど……」
そして会って間もないにも関わらず、事態はカップル成立にまでいこうとしていた。
そう思っていたが、コトはそう上手くは運ばない。
「え、なになに?」
「このペアでつけるペンダントなんだけど……これを二人で買わない?」
おいおい。
そんな大金の絡む話を、いきなりするとか有り得ないだろ。
相手も上手く騙すんだったら、安いものから買わせて長期的なスパンでやるはず。
いきなりあんなものをふっかけるってことは、先輩はかなりナメらているってことだ。
そして、今の先輩はナメられても仕方ないほど短慮であった。
「ああ、ええよ。二人で買うなら安いしな」
いやいや、宝石だの装飾品の値段なんてアテにならないって。
二人で買うならとか言っているが、それでも一人あたり数万。
そのまま持ち逃げされるか、或いはそのペンダントを販売している業者と裏で繋がっている可能性もある。
いつもの先輩なら簡単に気づくはずなのに、そこまで頭がユルくなっているのか。
出しゃばるつもりはないが、さすがにこれは止めなければ。
先輩の恋愛が最終的に上手くいくかどうかは興味ないが、これはそれ以前の問題だ。