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おでん缶を越える大ヒットの予感!
東急ハンズ池袋店では4~5年ほどアルバイトをしていました。もともとは夏休みの短期バイトでしたが、特に離れる理由がなかったのでそのまま継続してズルズルと続けていました。
なぜ東急ハンズだったかは覚えておらず、たんに学校からほど近くて昔から馴染みがあった池袋というだけで選んだ気がします。池袋には中学の頃から通っていましたが、自分にとっては本と家電の街でした。あと駅が複雑。新宿駅などよりダンジョン感はありませんが、西の東武に東の西武っていう初見殺しで有名な罠や縦に長くて迷いやすい構造は初めての人には難しい駅だと思います。
今回の閉店は自分の中では寂しい気持ちでいっぱいです。ハンズの思い出というより池袋という街に対する思いいれなのかもしれません。ハンズの帰りは決まって近所のラーメン屋によったり、休日の昼間ならば真向かいの松屋で食事をしたりしていました。資格試験では決まってロッテリアやマックで遅くまで勉強していましたっけ。家電類もアキバなどより池袋のビックカメラが主でした。
ハンズは自分にとって、池袋という街に滞在しつづけた理由の1つであり池袋の人と直に接する機会を得られる貴重な場所でした。
そんなハンズ池袋店が閉鎖してしまうというニュースを聞いたときは、コロナ禍ではあるもののもう一度行きたいという気持ちが募りました。けれど既に東京までは片道でも2時間は掛かる場所にいる自分にとっては物理的に距離がありますし、そもそも今年の8・9月は東京に足を運ぶことすらできない状況でした。さらにこの頃は家族の妊娠が発覚したことでますます遠出することが不可能となり、結局10月31日の閉店に間に合うことは叶いませんでした。
アルバイトをしていた当時、私の仕事場は主に1・2階。当時は1階が季節ものコーナーで2階はバラエティや健康グッズがおいてありました。私はその品出しバイトだったのです。
冬も夏もあの白ワイシャツに紺のパンツ、それと緑色のおそろいの腰エプロンをして作業をしていました。
当時の2階には、「アニメグッズ」「ジグソーパズル」「コスプレ衣装」「ダーツグッズ」「ケータイストラップ」「健康グッズ」「卓上プラネタリウム」などが狭い中に敷き詰められていました。本当にバラエティ色たっぷりでそれに合わせて大型イベントのたびにお客様がごった返しており、そうでなくともにぎやかなフロアでした。だからたまに他のフロアによると自分の担当のフロアと違って随分静かに感じたものです。
1・2階のスタッフは基本的にひとまとめにされており扱う商品もこの2つのフロアで持ち合いになっていました。なのでフロア同士で商品の入れ替えが行われており、夜中に什器を移動させるなど結構大変だった記憶があります。扱うものも多岐にわたるためか最上階の事務所の廊下には自分たちのフロアの什器が商品を付けたまま所狭しと並んでいる光景がよくありましたね。多分他のフロアからはかなり迷惑がられていたと思います。
当時よく取り扱っていたものとして、変な貯金箱がありました。顔面の貯金箱で硬貨を口にあてるとそのまま飲み込んでしまう貯金箱です。他にも猫がダンボールから手を伸ばして硬貨を引き込むものとか、まあそういう変わり種の貯金場がでかい机の上にピラミッド状に積み上げてあったこともあります。他にはおでん缶とか無限プチプチとかも扱ってましたね。懐かしいな。
あと、北海道フェアも1階で行っていたのですが、ロイズとかのポテトチップスチョコとかも売れ残りが結構出たので事務所の休憩室前で従業員価格で手売りされてました。なので飽きるくらい食べた思い出があります。
クリスマスや夏休みとかは人がごった返しており、品出しするだけで大変な思いをしましたね。
当時エヴァの劇場版が大ヒットしたこともあって、UCCの缶コーヒーが馬鹿みたいに売れていたんですが、あれを補充したり並べるのも地味に大変だった気がします。
そうそう、最後まで猫カフェには行くことがありませんでした。なんで当時行かなかったんだろう
色々あって、だけど結構前の話なので覚えていないことも多いですけど、私にとっては池袋という街を定点観察する一番の場所でした。37年間、お疲れさまでした。
いまはもう従業員でもなく池袋に立ち寄ることはなくなってしまい、その中で池袋もだいぶ様変わりしたようです。ハンズの休憩時間に食べていた松屋やデニーズはもうないらしく、頻繁に行っていた丸善の本屋も既に閉業しています。知らぬ間に色々なものがなくなっています。思い出のハンズもなくなりますます回顧の中にしかない池袋。
何をしに行くのかわからないので適当に初心者向けオススメルートを書いてみる。
こんな感じかな。
これだけだと全然時間はかからないので、気になる店があればその都度入っていけばよろしいかと。
楽しんできてください。
http://anond.hatelabo.jp/20070627070228
言える、言える。
アキバブームで、平成初期のあの険悪な雰囲気(オタク=幼女誘拐殺人犯予備軍、のごとき扱い)はだいぶ和らいだものの、
「フジヤマ、ゲイシャ」的な興味本位で勘違いな関心で終わってたりと、所詮まだまだお笑いピエロ的役割だしな。
とは言え、お笑いピエロでも宮崎勤予備軍扱いに比べればどんなにマシかしれないけど。
ところで、テレビのアキバ系特集番組は、本当に馬鹿の一つ覚えみたいに秋葉原=「メイドさん」「おでん缶」ばかり取り上げてるけど、自局の深夜アニメの宣伝につなげようなんて気がまるで全然ないのかね、と、他人事ながら気になってしまう。
あっ、アキバ系特集番組は所詮オタクを笑いものにするのが第一目的だろうから、「苺ましまろ」のタペストリーとか「ネギま!」の抱き枕とかに囲まれてるオタクのお宅拝見みたいな番組をやりながら「この番組はこのチャンネルで深夜に放送されてます、みんな見てね!」なんて事はできないか。
「視聴者の皆さんもこういう奇人変人の仲間入りして世間の笑いものになってください」って言ってるに等しい行動だもんね。納得。
http://anond.hatelabo.jp/20070531162056
最近の秋葉原は、メイド喫茶に入ろうかやめようかってソワソワしてる一般人を頻繁に見掛けるけど、オタの私からみるとすごくかわいい。
一昔前は、メイド喫茶の前でソワソワさんとか、おでん缶自販機の前で記念撮影さんとか、そんな時代がやって来る事なんて絶対あり得ないと思っていたから、今の状況は夢ではないかと思うくらいだ。
確かに、からかい半分だったり、思いっきり勘違いしてたり、興味本位だったりするかもしれない。
それでも、足を運んでくれる人が増えたってだけでも、オタに対する風当たりが昔よりだいぶ和らいできた事を感じる。
オタな事柄に対する一般人の許容範囲も、昔に比べるとかなり広がったし。
そもそも、一昔前は、からかいどころじゃ済まなかったからな。
「あいつら、ぜってー死んだ方がいい」とか「人間として終わってるって感じ」と悪態を付いて憎悪するよりは、「きんもーっ☆」と言いながら自分もちゃっかり楽しんじゃってる方が、まだどんなにマシな事か。