2020-07-31

anond:20200731041236

副会長2名分 全文書き起こし 00:11:48~

尾崎:あとはさっき5つのテーマが出ていたと思いますが、それにつきましては各担当副会長のほうからお話をさせていただきますよろしくお願いします。

司会者:続きましてカクタ副会長お願いします。

クタ副会長のカクタでございます。ただいま私どもの会長尾崎が申し上げたことを少し補足と言いますか。させていただきたいと思います

エピセンターについてでございます。法的な強制力を持った、そういった補償を伴うかたちの休業要請をしっかりと都道府県単位でもできるようにする。しかもそれを地域限定して、期間もだいたい限定。約2週間程度、潜伏期等を考えますとその程度をしっかりと集中的にPCR検査を通して感染者をそこで洗い出すと。

そして隔離等の処置をするということが大事だと思っております。このPCR検査につきましては非常に検査数も増えますので、今お話があったように、行政だけではなくて医療機関、そしてその他の緊急機関等も協力をしていただいて、しっかりと行いたいと。

このことをぜひ強くお願いしたいと思います

続きましてPCR検査の拡大についてお話申し上げます。私ども、先ほど尾崎会長が申し上げましたように医療的な必要を鑑みますと、東京都内人口1万人当たり1箇所程度PCR検査ができる施設をジュウチしたいと思っています

この1万人というのはほぼ中学校区に匹敵いたします。地域包括ケアもこの1万人規模、中学校区を中心として構築されておりますし、1万人規模であれば、歩いて通えるということで。

身近でしっかりと必要な方にはPCR検査を受けていただく体制をとりたいと思っております。ご存知のように唾液のPCR検査が認められまして症状がない方に対しての適用も認められております

昨日私ども地区の47の地区医師会先生方とテレビ会議をいたしまして、こういったかたち、都内では1400箇所のPCRができる施設をジュウチしたいので各医師会でご協力、さらに唾液PCR検査の実地拡充をお願いしていることでお話をさせていただいております

また公衆衛生見地で言いますと先ほど言ったように行政検体。これは濃厚接触者トウド、ないしは感染者周辺の検査になりますが、つきましては大学、ないしは研究機関等にご協力いただいて、迅速に多くの検出ができるようにしたいと思っています

また、社会活動経済活動を再開させるために、PCR検査を行う。これも受け皿をしっかり用意していきたいと思いますし、ひいては個人ヘルスケアないしは企業の検診、イベント等も開催できるように充実させていきたいと思います

また医学的に言います現在PCR検査としてはこの順番でやはり重要性があるというふうに考えております

続きましてこれも繰り返しになります都民の方へのメリハリのある自粛をお願いしたいということです。今まさに第二波が到来しようとしております。または到来しつつあります

ぜひ新規感染者数が減少するまでは20代から30代、40代までの若い世代の方々。この方々はほとんど重症しません。またご自分がかかってることすらわからない。症状のない方も多く存在します。ですからこの今の地域感染者数が増えている状態では是非飲み会会食等の三密の状態は避けていただきたいということです。

またどうしてもそういったところに行くのであればしっかりとしたガイドラインを遵守しているところへステッカーの貼ってあるところへ行っていただきたいというふうに思います

特に医療関係者介護関係者、この方たちは感染すると重症化する高齢者の方々と直接接する職種の方です。この方々はそういった感染施設に持ち込むと大変重症化、場合によっては亡くなる方も増えますので、そういった方々はぜひ自分たちの行動に今一度気をつけていただきたいというふうに思っています

また学校、園の関係者、また個人的には、家族高齢者のいらっしゃる方はぜひこれを気をつけていただきたいというふうに思っております

また三密を避けるために可能な限り今続けていらっしゃる企業に向けましては、テレワークさらなる充実継続をお願いしたいと思いますし、中小企業等も含めまして、これは行政としっかり連携の下、テレワーク等を一層広めていただきたいというふうに思っています

からは以上でございます

司会者:では続きまして、イノグチ副会長、お願いします。

イノグチ:はい副会長のイノグチです。よろしくお願いします。

私は最初に話をするのはカクタ副会長PCRの拡充のところに関係するところなんですけれども。

こういうものがあります。”迅速PCR検査チーム”の創設。これはエピセンターの話が出ていましたが、そのエピセンターとなっているようなところ、もしくはクラスターができたりだとか、そういうところに集団感染があった場合には、PCR課というのは東京都医師会が持っておりまして。

そのPCR課を派遣して迅速、それから集中的にPCR検査を行うモバイルチームというものを、東京都医師会は実はもう結成しております

要請があればそちらに向かって検査をすることができる。1台あれば1日、200~300人ぐらいの検査はゆうにできますので、かなり集中的なPCRをやるのには効果的な方法と思います

これはPCR課を動かしていくのにちょっと問題点がありまして。

まずは人の確保なんですけれども、これは東京都医師会のほうで確保したということで今お話しましたけれども。あとは場所の確保なんですね。それぞれの施設の前でやろうと思ったときに、広い庭でもあれば問題はないんですけれども、意外となくて困ったときには、地域住民の方たちの理解が得られない時があるんですよ。

ただ、そこでPCR検査をやったからといって、離れている方に映ることはまずありません。オープンスペースにおいては。

ですから理解をいただいて、感染が広がらないように検査をすることを住民の方に認めていただけるとますますこういうツールを利用してうまく働くことができるんじゃないかなと思っています。ぜひご理解いただきたいと思います

それからPCR検査の拡充の話で、2次救急病院検査機関を利用してやっていくという話がありましたけれども、そのほかに我々が今進めているのは、2次救急病院PCR検査分析装置ですね。これを置いていこうというふうに考えています

2次救急病院は、都内で約250病院ございます救急が逼迫していく原因にあっては、感染期においては発熱する患者さんが新型コロナ感染症の疑いがあるということで、なかなか疑い患者さんを診られる病院じゃないと診ることができません。

診断がつくまでには、今PCR装置がそれぞれのところにありませんから1日かかってしまます。そうすると、感染症の患者さんなのかそうでないのかということがわかりませんね。そうするとどうしても個室に入っていただくしかありません。

陰性者と陽性者を同じ部屋に……。疑いという病名は一緒かもしれないけれども、陰性者と陽性者ですから。どちらかわからない方を一緒の部屋で診るということはできません。

そこで2次救急レベルでは、こうした患者さんを診るのに非常に困ってしまって、搬送時間が長くなったりします。

ですが、今2次救急病院にこうしたPCR分析装置を置くことができれば、24時間体制で2~3時間で結果がわかります

そうすると陽性なら陽性の患者さんとして診ることができますし、陰性なら陰性として一般患者さんと一緒に診ることができるということです。

これは地域に、さきほど1万人に1人というようなかたちでカクタ副会長からお話がありましたけれども、その1つの方法として広げていくことができれば一石二鳥って言うんでしょうかね。地域にとって非常にいい方法なんじゃないかなと思っています

それから私のほうとしてはもう1つ。コロナ専門病院の話です。これはなかなか進まないままで、本当にこういう感染拡大期に入ってきました。

今このコロナ専門病院は本当に必要状態だと私たちは考えています新規の陽性患者さんが200~300人。この場合360人を超えてきました。そうすると調整本部東京都庁の中に入院患者さんの調整本部というのがございますけれども、そこに調整案件が100件を超えてまいります

1つの、1人の患者さんを入院するのに電話をかけて相談するのにやっぱり15分ぐらいはかかっちゃいます

こういう15分かかるような患者さんが、何回も電話して、これはどんどん感染が広がっていくと、1人の患者さんに病院電話するのは2つ3つと増えていったらこれはなかなか調整がつきません。

1つの病院に、このコロナ専門病院に入れていただければ、簡単にその調整をしないですむ。

その病院がショクアクソウバとなっていただいて、そこでトリアージ等を行って、軽症・中等症・重症というかたちの指示をやっていただくということが周りの東京都内病院にとって非常にプラスになるわけです。

その他に今110病院ぐらいの施設で、病院分散型に診ております。この分散型に見ているということが、「この病院コロナ患者さんを診ている」とか「診ていない」とかいろんなかたちでうわさが出るんですね。

「診るって決めている病院感染対策をしっかりしていますから大丈夫なんだ」と本当に言いたいところなんですけど、なかなか噂は……。そうするとあの病院・この病院分散に診ることによって、「医療機関コロナ患者さんがいて怖いんだ」というような風評というのが第一波の頃に起きたわけです。

今も、今後もこれだけ、どんどん増えていきますと、#7119の相談件数も増えてきています。やっぱりみなさん不安になってくるんです。

そういうようなときに、コロナを一手に引き受けてくれるような病院がありましたら、その方が他の病院の受療抑制とかそういったことも起きなくなると思いますので、ぜひ作っていただきたい。

この規模ですけれども、まあ3000床ぐらい。これだけ多くの、1週間で1000人以上の入院が出ている状況ですからぜひ3000床規模ぐらいでトリツコウシャ病院を中心として作っていただけたらと思っています

私のほうは以上です。00:25:12

記事への反応 -
  • 尾崎会長のFacebook見たら、「本当は、会見の全部を聞いていただきたいのですが」とあるので https://www.youtube.com/watch?v=uisuAyrY67g 本当は副会長達や最後の会長のも付けたかったが、誰か頼...

    • 副会長2名分 全文書き起こし 00:11:48~ 尾崎:あとはさっき5つのテーマが出ていたと思いますが、それにつきましては各担当の副会長のほうからお話をさせていただきます。よろしく...

    • お疲れ様です。副会長の書き起こしやります。書いたらまた来ます。

    • アベノマスクありがとう まで読んだ

    • 補償を「ちゃんとつける」って言い方がちょっと卑怯やね。 売上の全額が補償されるなら、法律なんてなくたって店は閉めるよ。その方が楽だもの。 でも当然とんでもない巨額になるし...

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