はてなキーワード: foilとは
たびたびMtG界隈で話題になるシャッフルと、それに付随するキャラスリ話。
過激化することも多いので「MtGでキャラスリ使っちゃダメなの・・・?」と初心者が敷居を感じてしまいそうなので適当に書く。
※ここで言う「キャラスリ」はブシロードやブロッコリー、エンスカイといったキャラクターTCGの関連サプライとして出てるものを指します(ウルプロのMtGスリーブとかは除く)
と、こんな感じ。
あとは公式のビデオマッチの場合、無地等に変えてくれと言われることはあります(たぶん権利回りとかそういうのだと思う)
この規定で注意すべきスリーブは、ブシロードの金銀キャンペーンのスリーブとエンスカイの一部のスリーブ。
金銀キャンペーンのものは、キャンペーンとはいえ無料配布という都合上、ホロっぽい加工がされていません。
なので両面カードが入るデッキで使いたい場合はチェックリスト使いましょう。あと裏面にダメージ多いカードは避けるとか。
エンスカイの一部のスリーブは上端にキャラが飛び出てるものがいくつか存在します。
この手のは、GP等大きな大会では絵柄のズレによるイカサマ対策にチェックが入る可能性がありますので注意が必要。
当たり前ですが、TCGの対戦する場は公の場で、多くは見ず知らずの人と戦います。
ですので、極端に肌色が多いスリーブ、下着とか見えちゃってるのは避けたほうがいいでしょう。無用なトラブルになりますし。
また、「MtGは硬派なTCGなんだ、軟派なスリーブは悪」みたいに言う人もいますが、思うなら勝手ですが、
態度に表してるようなのはスリーブ関係なくただの態度の悪いプレイヤーです。そんな人忘れて次の対戦に行きましょう。
それで露骨にスリーブ傷つけるシャッフルやられたら、イベント規定の「3.9 カードの切り直し」の
「カードやスリーブに傷をつけるような行為をしてはならない」に引っかかるので。
前項で「カードやスリーブに傷をつけるような行為をしてはならない」とはいったものの、
生のキャラスリの多くは光沢仕様、また接着面が「Σ」みたいな感じになってるので普通にやっても傷がついたり裂けたりは早いです。
頻繁にシャッフルの機会があり、競技性の観点から無作為化がものすごく言われるMtGならなおさら。
予備が大量にあるってんなら構わないのですが、割と高いスリーブも多いのでそうもいかないでしょう。
デッキが60枚~なので分厚くはなってしまうので、基本的に2重までにしとくのがベターでしょう。
シャッフルの観点から、キャラスリを使うなら概ねオーバースリーブは必須ですが、いくつか心に留めておいてほしい事もあります。
まず、前に挙げたとおり厚さ。そして大きさ。
見た目の厚さはインナー+無地とそこまで変わりませんが、手に持つとだいぶ感覚が違うのがわかります。
大きさも一回り大きくなるので、手の小さい方は結構キツイことも。
相手にもシャッフルしてもらうため手間を取らせてしまうというのは意識したほうがいいです。
なので自身のシャッフルを慣れて早くしとくとかで、一戦の時間をシャッフルに取られすぎないようにしましょう。
次に予備について。
用途上丈夫なものが多いですが、傷がつくときはつきますし、裂けるときは裂けます。
そして無地スリーブにくらべて、店舗で該当商品が置いてないということも多いので、
予備は数枚持ってくようにしましょう。オーバーが避けた勢いで中のキャラスリも、ってのもなくはないので一応キャラスリの予備も数枚。
長々とは書きましたが、TCGはコレクション要素も大きい趣味です。
デッキを全部Foilにする、好きな絵柄の土地を使う、といったことと同列にサプライへの拘りはあると思います。
TCGとしてはMtGが好き。ただ、好きなキャラクターと共に戦いたい、というのも一つの拘りでしょう。
これからMtGを始めたいって人が(特にキャラスリを使いたいって方は他TCGからの流入も多いと思うので)敷居高くないようになりゃ良いな
って思いで書いてみました。
10年ほど前、僕はFisherだった。僕はFishを愛していた。念の為に説明すると、Fishとは《アトランティスの王/Lord of Atlantis》を採用した青系のマーフォークビートダウンデッキのことだ。当時のスタン環境は6版+マスクスブロック+インベイジョンブロック。この頃、Fishは主流ではなかったが、地味に強かった。当時のFishは《衝撃のマーフォーク/Jolting Merfolk》や《ヴォーデイリアのゾンビ/Vodalian Zombie》などMTG史上稀に見る良質なマーフォークたちを抱えていた。《海のハンター/Seahunter》から《衝撃のマーフォーク》を引っ張ってこれるのは大きい。《陥穽/Ensnare》も強かった。《妨害/Thwart》《撃退/Foil》というビートダウンと相性のいいカウンターを抱えていたのも大きい。もはや、今釣りをせずにいつ釣りをするという環境だった。僕は青黒Fishを愛用してブルーオーブやライジングウォーターやFiresを釣りまくっていた。
とはいえ、《吸収/Absorb》を手に入れた青白コンが隆盛を極めた時代でもある。青白コンといえばラスゴ、この常識がFishには辛かった。カウンターを抱えている分Firesよりは幾分耐性があるにはあるが、基本毎ターン土地をフルタップするビートダウンで、カウンターは多大な犠牲を払って《妨害/Thwart》《撃退/Foil》ピッチで打つしかない。もちろん《対抗呪文/Counterspell》も積んではいるが、対抗呪文のために青二マナ残すようなプレイングでは釣り師の名が廃る。つまり、青白の放つラスゴは凌ぎきれない。対青白コンの勝率はべらぼうに悪かった。