「グローバル化」を含む日記 RSS

はてなキーワード: グローバル化とは

2009-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20090914124348

自分は所謂「はてサ」とは立場が大分異なるような気がするんだけど、適当に答えてみるよー。

正直、引用されたブログ記事のこの認識にはあんまり賛同できないです。

私はそもそも、経済グローバル化というか、ITの発達によって世界が近くなり中国の人たちなんかが、先進国に追いつけ・追い越せで一生懸命頑張った結果、日本経済的地位が相対的に低くなり、でも日本国内には沢山人がいて就職先も必要だから、国内に製造業工場なんかを残して、でも国際競争に勝つために賃金水準を落としたり、不況でも生き残れるように人材を流動化したいと思って製造業派遣が解禁され、それが日本企業の国際的地位を維持することに役に立ったと思っているのです。

当然ながらそれは、中国をはじめとする新興経済国との競争に勝つためであり、彼らの力が相対的についてきていることが、日本競争力を相対的に落としてきているということであり、それが世界標準格差社会日本を近づけている理由でもあるのだと思うのです。

まず『国際競争力』という概念経済を理解すること自体が不適切に思います。別に生産性で劣ることになろうとも、比較優位があれば貿易による利益は得られるわけですし(日本製造業の国際的地位を守るために国民が存在している、と仰るなら話は別ですけど、別にそんなことないよねえ?)。もちろん生産性が劣る『企業』はそれによって打撃を受けるかもしれませんけど、それは産業構造調整によって解決すべき問題でしょう。自分達の産業が持つ競争力を守ることが、そのまま労働者利益も守ることになる、というのは企業家らしい誤解だなと思います。そういう物の見方は、一企業家としては正しいのかもしれないけれども、経済全体を俯瞰するには向いてないんじゃないかしら。

そもそも、就職先が製造業派遣でなければならなかった理由は、マクロ経済政策の失敗によって、日本経済が長期停滞を余儀なくされたからじゃないのかなあ。でなければ別の高付加価値産業が生まれ、それに人が集まっていたんじゃないかしら。雇用流動性が低い状態のままであれば企業雇用採用を手控え、若年層の失業は一層深刻になっただろ、という主張が全くの間違いとまでは言わないけど、それは一面的な見方でしかないでしょう。確かに賃金の下方硬直性を緩めることで雇用者側のリスクを低減し、結果的に失業者の数を少なく保った(であろう)ことはある程度評価しても良いとは思う(※)。けど、それは本質的な解決策ではなかったよね。雇用を回復したいのなら、そういう構造改革よりも適切な金融政策を実施した方が効果高かったんじゃないの(それを堀江に求めるのが間違ってるのは分かってるけど。企業側に出来ることではないし。ただ、そうやって状況を所与の物として唯々諾々と受け入れさせ、現場レベルで無理矢理適応させる、というのは誠に日本的で微笑ましいよねえ?)

で、逆に聞いてみたいんだけど、元増田自身はこのブログの記事についてどのような見解意見をお持ちですか。

よかったら俺の認識意見についての反論も含めて聞かせてよー。

(※)むしろ製造業をそのような形で延命したことの方が後々重い負担となってのしかかるんじゃないかなあ。製造業派遣みたいな業態に慣れ親しんだ人間が将来「高い生産性を持った産業」に移行することって著しく困難なんじゃないかと思うし。その意味では日本の潜在成長率を大きく毀損しているのではないか、という疑念を持ってるんだけど(確証は無いけどさー)。

2009-09-04

ムラ社会幸せになれるのか?

「Mutteraway」さんが、「日本企業は閉鎖的なので、大手企業同業他社からの転職を取らない事で、自社の社員転職を防ぐムラ社会を構築しようとします」と指摘しています。

グループウェアで有名なIT企業のS社の方とさっき雑談しているときに、景気の話しになりました。その時の話しですが、日本人学校で「まず他人を幸せにしてから、自分幸せになりなさい」とムラ社会で上手に生きてゆく基本ポリシーを教え込まれます。自分だけ幸せになる人は協調性の無いエゴイストという訳です。「自分だけ幸せになってはいけない」という文化の弊害として、こんな不況の時にうちだけ広告を出せない、自分達だけ飲みに行けない、旅行に行けない、そういう自粛を促す重たい空気日本全体を覆いつくして、かくも悲惨な経済状態を作り出しているのではないでしょうか。・・・世界中の人たちが「まず自分が(経済的に)幸せになる事」を第一優先に競争している中で、日本人だけが、自分の(経済的)幸せをおおっぴらに追求し難い状況は、グローバル競争において大きなハンディキャップとなっているのかもしれません。

 日本の「ムラ社会」性は、民主党政権の下で強化されていくような予感がします。民主党マニフェストに掲げられている経済政策が、社会主義的で統制経済的なものが多いからです。グローバル化が進む経済というリアリティに背を向けて、あたかも鎖国状態にあるかのような錯覚ベースにした経済政策を打ちはじめれば、必ずその刃は日本国民に跳ね返ってきます。そのことが本当に分かっているでしょうか?・・・心配です。

http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-64ce.html

2009-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20090723231609

元増田です。

米が下がっても肉野菜家電や服や家賃も下がるなら実質の収入が減るとはいえなくなる。実質賃金が下がらないなら結局仕事価値が下がったことにもならないはず。

うん、それは否定しないけど、生活が苦しくなるものは存在すると思う。いろんなものの価値はなだらかに下がっていくけれど、新技術や新商品の先頭には稼ぐ余地がある。

いいたかったことは、

  • 技術の進展が起こっていると、常に高効率化と新商品開発をしているものしか余裕のある生活はできない。
  • そして、先進国の新商品開発はもうあまり功を奏さなくなってきている

ということと、

  • いままでは世界の一部だけで陳腐化がおこってたから、途上国がなぜか苦しくなってたけど、グローバル化のせいで、国に限らず世界的な規模で貧と富の移動が行われてる

ということ。ちょっと書き方間違えたかな。

でも家賃は面白いよね。今書いたこととあんま関係がないみたい。不動産は持ってれば富を生むようでいて、その時々の経済の動向でころころ変わる。賭け事の一種みたいなものだと思ってる。

2009-07-22

途上国貧困支援する奴は恥ずかしい

私はしょぼい社長業をしているが、どうもまわりの経営者連中を見ていると、苦笑いしたくなる奴が多い。

寄り合いがある時などに、講演者を呼んだりするのだが、人畜無害な人もまあいるんだけど、基本的には反吐が出る奴ばかりである。

中でも、発展途上国貧困リアルに伝えるおばさんを呼んだ会はとくにやばかった。まじやばい。

メッセージ

アフリカ子供たちの貧困を救え、とか言われたら、そりゃそうだと普通思ってしまう。反論できない。

しかし、そこには裏のメッセージが込められている。

「お前がうだつが上がらないのは、お前が努力しないからだ。彼らに比べればチャンスは平等だ。」という。

このメッセージは気付きにくいだけに強烈だ。あなたも「自分が駄目なのは努力が足りないからなんだ…」とか、思っていないだろうか。

成功に努力は(あまり)いらない

実は実際のところ、成功において本当の自己選択可能な努力成分は微々たるものだ。一般的に『努力』と呼ばれるものは、自分で変革可能なものでは無い場合が99%だ。『努力』できるのも才能のうち、という奴だ。もっといえば、目標みつけられるのも運だし、見つける前に家庭環境から仕込まれるかどうかも運だ。

成功過程には、良い条件で生まれる運と、何かを担保にしたギャンブルがほぼすべてを占めている。(これに拒絶反応を示すなら、搾取対象として十分洗脳されている)

そして、勝ったらそれを可能な限り守る、それだけの話だ。

この事実を認めることは、成功者自身にとっても恐ろしいことだ。だから成功本の出版によって「自分の成功は人より多くの努力や工夫があったからだ…」という既成事実化と自己洗脳を行う。

しかし成功本などによる自己洗脳よりも効率的なのが、この途上国貧困層支援である。これは、世界レベル社会貢献という形の懺悔名誉だけでなく、自分の立場も守れるという、とてもパフォーマンスの良い行為なのだ。

直接的ないわゆる小作農である、国内貧困層に金を蒔いて救ってしまったら、自分の立場がそれだけ危ぶむことを彼らは理解している。

だから、グローバルな視点かつ盲目的に、そうした究極の貧困だけを対象とする。

幸せ

幸せ観は人生ステージによって変化するだろうが、突き詰めると行き着くところは大体同じで、最大公約数を取るとかなりシンプルだ。

今でも最終的に家族に行き着く人は多い。しかし、かつての名士などになると、さらに地域幸せまで考えたものだ。家族企業家族の次に社員人生を考えた選択をしてきた。国会議員官僚地元利益を持ってくるために働いた。(これは職責からすると問題あるけど)

そうした隣人への貢献が、意識グローバル化とともに、対象が寄り大きな貧困へとジャンプしてしまったと考えるとわかりやすいかもしれない。

金持ちはどんな社会貢献をすると恥ずかしくないのか

一番貧困なのはどこかを探して、金を投入するのは全く間違い。こういうのは国レベルで行うべきスケールの話なのだ。そんなに気になるなら、JICA等、政府外郭団体はあるのだから、そこで労働力提供したほうがマシである。

そもそも、貧困の度合いをスケールにするのが間違いである。自分の身近さをスケールに貢献対象を絞っていくのがよい。その方が自分も生きやすくなるし、幸せにもなれる。

考えればもっとやることはあるはずだ。

対象を決めて、ただ金を適当に配るこだけでは問題があるだろう。

弱者層はよく『平等』を口にするが、実際は公正を望んでる人たちの方がダントツに多い。どっかの団体が無学を良いことに勝手に便乗しているだけだ。

本当に自由競争正義だと思うなら、運が無いだけかもしれない人たちの、確率を底上げしてやらないと機能不全を起こすだろう?それを怠るのは欺瞞だよね。

あー

「(グローバル視点で見れば)日本格差ははない」とか、醜いこと言ってんじゃねーよ。ばーか

べつにだれに追い抜かれようとどうでも良いだろうが。隣人さえ幸せならさ。そういうのって返ってくるぜ、自分にさ。広く種蒔いてれば、それだけ広く返ってくる。宗教っぽいな。でも人間ってそんなもんだし。結果的に再起不能も防げるし。悪いことなんかどこにも無いだろう。

まー、マジで家族崩壊してまで途上国支援とかいう狂った奴が多いのかもしれんが……わからんけど……。

2009-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20090610174603

給料が下がり続けてるのは日本くらいで諸外国女性労働者が増えたからといって賃金が下がってるわけじゃない。グローバル化のせいで賃金下がるというのも同様の理由で怪しい。日本だけがグローバル化してるわけでもないのに、日本ばかり下がってるんだから。

2009-06-04

世界グローバル化というか「誰でも化」してるけど、しないほうがよくない?

誰でも参加できることにより、質(たち)の悪い人や質(しつ)の低い人が混ざる。

善意があってクオリティが高い奴だけ囲い込んで、何かするというやり方がいいと思うよ。

東大とか一流企業だったら試験があってエリートだけを選抜するじゃん?

それと同じように特定のタイプ人間だけ選抜するようにすべき。

たとえばネットサービスにしても、誰でも参加できてしまうのはマズい。

CGMなんて言うけれども、作られる情報の質を高くするのには無規律な集合知なんかじゃ駄目だ。

Wikipediaは特殊な例であって、それ以外に集合知がまともに成功した例は一つもない。

1人でもつまらん奴がいると場がシラけるのと同じで、少しでも荒らしや低質な奴が混ざってると、

面白いものが出来てこない。

これはブレーンストーミングを考えてみるといい。批判意見を出す奴を一人でも混ぜてみろ。

まともなブレストが出来ない。

そこで今度は、批判者を混ぜずに1人でもすごく頭脳優秀な奴を混ぜてブレストさせてみる。

するとそいつの発言が周りに刺激を与えて良いアイデアポンポン出てくる。

さらに、今度は、頭脳優秀な奴だけでブレストさせる。

そうすれば、さらにレベルの一段上がった発想ばかりが次々出てくるようになる。

今述べた3例はサラリーマン時代に、ともに実証済み。

つまり何が言えるかというと、絞り込んだほうがいいということ。

絞り込み方は何も頭の良さだけではない、特定分野への関心・知識の多さ、性格

さまざまな絞り込みかたがあっていいし、そうすべきだ。

誰でも参加できることでユーザ層が広がるのはメリットかもしれないが、同時に生成される情報

質がガクンと下がるというデメリットもあることは、あまり注意されていないようである。

2009-05-10

シリコンバレーから将棋を観る」英語版からの超訳版。

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20090420/p1

を受けて、

http://d.hatena.ne.jp/shotayakushiji/20090508/1241797762

http://modernshogi.pbworks.com/

と言う形で下訳された「シリコンバレーから将棋を観る」の英語版。

これにエキサイト翻訳をかけ、だいたいのところをつかみつつ、超訳をかましてみました。

シリコンバレーから将棋を観る」のリバースエンジニアリングと言えます。

リバースエンジニアリングに正当性を持たせるため、「シリコンバレーから将棋を観る」は購入はもちろん、ブログ引用などに目を通すことすらしていません。純粋英語版だけを元にしています。

このため、特に邦題、固有名詞、会話の語調などが間違っている可能性がありますので、その点はご承知おき下さい。

また、今のところ実施したのは前文のみです。

下訳は1時間超訳は全く別のDVDながら見しながら3時間ほどで終わらせましたので、その程度の精度と取っていただければ。

ツールとして、アルク英辞郎(http://www.alc.co.jp/)を始め、オンライン辞書Amazon書籍検索Wikipediaなどを活用しました。IT革命仕事のツールが便利になったってのは本当ですね。

忙しい人のために要約しておきますと、

と、こんな感じみたいですが、実際のところどうなんでしょう?

前文「指さない将棋ファン」宣言

 20世紀末に起きたIT革命と急速なグローバル化社会はより複雑に大きく変わりました。得られる情報は増え、仕事に使う道具も増えました。その結果、昔(と言っても20年ほど前ですが)に比べ、今は、自分に合った仕事をやりたいとか、やりがいのある仕事をやりたいとか、そういった仕事できちんと生活したいと思うと、一人前になるために必要な期間も、そうなってから働く時間も、ずいぶん長くなってしまっています。良いか悪いかは別にして、「自分趣味に関することを勉強しよう」とか「趣味仕事にしよう」というのがなかなか難しい時代なのです。

 将棋は、日本社会日本の文化として、日本人の心に深く根付いています。日本人なら、小学生、あるいは中学生の時は、将棋でよく遊んでたな、という人も多いでしょう。ただ、そんな時代は長くありません。将棋に夢中だった男の子女の子も、10代後半以降、専門の勉強が増えるなどして忙しくなると、だんだん将棋を指さなくなります。私も他の皆さん同様、そうやって将棋を指さなくなったうちの一人でした。

 10代末から始めてきた自分の専門をいかして働き、それで家族を養っていこうと、日本を去りシリコンバレーで生活してきた、というのが、私のこの25年のことでした。そうして私は自然将棋を指さないでいました。

 とはいえ、日々忙しいなか、たま余暇には将棋に関する情報に触れていました。著名な将棋関連本でしたらほぼ全ての書籍を読んでいましたし、雑誌"将棋世界"を定期購読したりしていました。ですから、遠く離れた場所から、日本将棋棋士の魅力にとりつかれていたと言えます。

 将棋を"指したり"、"腕が上がったり"、する暇は全くありませんでしたが、今でも将棋を"観戦したり"、棋譜を"読んで楽しんだり"、将棋から"人生のヒントを得たり"することは日常のことになっています。例えば、米長邦雄永世棋聖(日本将棋連盟会長)が記した名著「人間における勝負の研究 - さわやかに勝ちたい人へ」(82年、祥伝社)は私が大学にいる時に出版されたものですが、私にとっての必携の本でした。重要な決定に関わる時、この本が自分を助けてくれたことが何回もありました。また、金子金五郎九段については、おそらくこの本の中でも何度も語るでしょうが、単に彼の本がいい、だけにとどまりません。彼の本は、私の執筆の手本となっていますし、彼の生き方が、私が後半生に目指したい生き方でもあります。

「指さない将棋ファン」である私。

 私はこうして将棋に係わってきましたが、将棋はほとんど指してきませんでした。そのため、将棋が好き、といったことや、趣味将棋、といったことを公言してはいけないと思っていました。将棋を好きと言うためには将棋が上手くなければいけない、そんな空気があるように見えるのは私だけでしょうか。将棋界の一員になるには、敷居が高すぎると考えたのです。それで、私は一人静かに将棋を愛し続けました。

 40代になり、暇になってきたので、私は愛する将棋について、自分ブログでつぶやき始めました。

 すると、驚いたことに、かなりの反応があったのです。日本にも、将棋を指さなくなって長くなっても、心の中では将棋を愛し続けていた人がいたのだとわかりました。

 小学校の同級生で、今は外科医をしている友達に30年ぶりに会った時にいちばん盛り上がった話題は、前に私がブログで書いた話がきっかけでした。

梅田、お前、子供の時から将棋が好きだったのか。俺も下手の横好きでな。医学部に入ったら、将棋を指す暇なんてなくなっちゃたけど。でもなあ、今度中二になる俺の息子が、将棋クラブに入っていて、毎週あいつと毎週日曜のNHK将棋番組を見るのが楽しいんだよな」

「なら、将棋の大ファンじゃないか」

「いや、未だに将棋を指す時間はないし、下手だし」

将棋を見るのが好きなら、俺と一緒で、十分趣味と言えるよ。プロ棋士はすごいよなあ」

「今から5,6年経ったら、オペも引退だろうし、そうしたら暇になるから、その時は将棋観戦ももうちょっと楽しいだろうな」

彼と将棋について話している時間はあっという間に思えましたが、それは子供時代にタイムスリップしたひとときでした。

また、S社の技術関連責任者10名と、新技術商業化に関してぶっちゃけ会議を行った時のことです。会議の後で、そのうちの1人のソフトウェア技術者、私はこの人とは初対面でしたが、彼が私に話をしに近づいてきました。30代で、凄腕の技術者です。

梅田さん。将棋が好きって本当ですか?」

「ええ」

ブログ将棋に関するエントリ、読むの好きですよ」

「それはうれしい。仕事のあとでそういう話が聞けるのはいいですね。」

自分高校の時には初段を取ったくらいの腕前だったんですが、大学に入ってからはソフトウェアにかかりっきりで、将棋を指す暇がなくなってしまったんですよ。でも、時々雑誌とかテレビとかインターネット将棋をみていましたし、それで鳥肌の立つこともありましたよ。あれは本当に面白いものです。学生時代将棋に没頭する人たちがいて、彼らはアマ有段者だったりするんです。そういう人が仕事場にいるんですが、ああいう人たちを見ていると、どうも自分将棋ファンだと公言するだけの資格がないように感じてしまって。」

「そんなことはないでしょう。あなたは"指さない将棋ファン"だし、"趣味将棋観戦です"と言えばいいんです。私は自分趣味を言う時には"将棋"ではなく"将棋観戦"と言いますよ」

また別の機会には、K社の役員会議オブザーバーとして加わって、そこの社長と話しました。

「ええ、自分羽生さんの本を会社経営の参考にするためにいつも読んでます。生きている間に1度は彼に会いたいと思っています。10年以上もアメリカで疲れる暇もなく働いているせいで誰とも将棋を指せなかったのですが、でも将棋に関する雑誌はずっと読んできました。役員会に招集されて日本に戻っても、すぐに世界一周に飛び立たないといけないので、雑誌を読むのは主に機内でですけどね。将棋を指す暇は全くありません。」

将棋の大ファンじゃないですか!」

「いえいえ。上手くはないんです。子供の時にはいつでも将棋で遊んでましたが。今となっては将棋の腕を磨く時間すらとれません。今はコンピュータ将棋も強くなりましたが、自分にとっては羽生さんが活躍しているのを遙か遠くから静かに見守るのが、自分将棋の腕を磨くよりもいいと考えてます。」

「そのうち、タイトル戦の大盤解説を一緒に見に行きましょう?」

「いいですね」

将棋界は完璧才能で成り立っています。谷川浩司。あの人が出てきた時は、まさしくそ才能完璧才能の人が現れたと思いました。しばらくしたら、羽生善治が現れました。10年経って、別の完璧才能が現れるんです。なんというか、将棋界はかくも信じがたき世界ですよ。私が強く将棋に惹かれるのもそこです。でも私は将棋を指すのがうまくないんです。上手くないですから、将棋界の外から静かに見守ります。」

どうも世界中に、彼らのような"指さない将棋ファン"がまだまだ隠れていそうです。

 最初ブログ将棋エントリをこわごわ書いていました。将棋の上手い人がそれを読んで「こいつは将棋を知らないな、まともに指せもしないのになんでこんなことを書いているんだ」と思われるのではないかと思ったのです。

 しかしながら、隠れ将棋ファンの皆さんから来た思いがけない反応をみて、私は将棋界で何かお役立ちの一端を担えるのではないか、また"指さない将棋ファン"というコンセプトが、ファン層を厚く、広くするために重要ではないか、と思うようになりました。

 子供将棋人口を増やすために親に将棋を広める、というのも大事ですし、それ以上に、将棋グローバルになるるためにも大事です。

 また、羽生さん、佐藤さん、深浦さん、渡辺さんのようなプロ棋士と仲良くなったのですが、同じようなことを皆さんも常々考えていたようで、"指さない将棋ファン"や"将棋観戦のファン"が増えるよう、私を励ましてくれました。

 将棋を見て、楽しむのに、特段必要なものはありません。

 誰でもすぐに「指さない将棋ファン」になることができます。

 将棋を指さなくなっても、将棋界のことを考えている人、理由はともあれ将棋好きだけど、将棋が上手いとは言えない人、将棋を今まで指したことがないけれど、棋士の輝きに魅了されて、そのため将棋により興味が湧いた人。

 それらの人たちに向けて、私はこの本を書いています。

 将棋を指さずとも、将棋の楽しさはわかるように、素晴らしい棋士楽しみを感じられるように、何か変わったことがほしくて将棋を見始めたくなるように。

 本当にそうなって欲しいなと願いながら、私はこの本を書いています。

2009-05-08

「爆発音がした」まとめ 下

2009.05.08 長すぎて1つの記事では全てを表示できないようなので、2分割しました。

「爆発音がした」まとめ 上 - http://anond.hatelabo.jp/20080506041614

インターネット

アンサイクロペディア

「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚いて振り返った。hydeは156cm。」

痛いニュース(ノ∀`)

痛いニュース(ノ∀`):「若者の爆発離れ進む」・・・ネットで祭りに

Wikipedia

爆発(ばくはつ)とは、急速な膨張を言い、一般的には気体の急速な熱膨張を指す。

専門家の間では、燃焼による爆発の内、膨張速度(炎の伝播速度)が音速に達しないものを「爆燃(ばくねん)」、膨張速度が音速を超えるものを「爆轟(ばくごう)」と呼んで区別することがある。これは、爆燃が衝撃波を伴わず、被害が比較的に軽微であるのに対し、爆轟は衝撃波を伴い(時には数百mから数kmの範囲で)甚大な被害を及ぼすからである。

GIGAZINE

「爆発音がした」ということなので、早速ふりかえってみることにしました。詳細は以下より。

古式若葉

「どかーん!!。まあ爆発ですわ・・・る」

邪気眼

「まぁーた来たやがった…全ての始まりと終わり!この世界の創造と破壊の爆発が!!だがこれが最後だ…いけぇぇぇ!!」

「クソッ、また俺を狙って組織が動いたか・・・!」

スイーツ(笑)

「後ろで大きな爆発音がしました。その時私は隠れ家的お店にいました。

頑張った自分へのご褒美です。女性の鬱にも勝てますよ。

若い女性に人気な高級ブランドショップ自分磨きを与えます。

自立した大人の女性です。ワーキングビューティーとも書きます。

なので私は振り返りました。」

School Days

nice bakuhatsu.

ニコニコ動画

「来るぞ・・・来るぞ・・・           来たぁーー!!」

西村博之

「爆発を爆発と見破れない人には(振り向くのは)難しい」

ニュース速報

「爆発で死にそうになったら働く」

「俺の後ろで爆発音がしたけどめんどくせえから寝た。自宅警備も大変だな。」

また大阪か

「ちっ…ついにやつらここをかぎつけやがったか…」

ブラッディ フォーチューン

「振り返り様、俺の右腕に宿る"血塗られた運命"が騒ぎ出す…」

「くっ…近すぎるぜ…"こいつら"が"生贄"を求めている…」

「なんだ爆発か・・・」

「地球が爆発すればいいのに」

「振り返る服がない」

ニュース速報+

「後ろで大きな爆発音がした。きっと工作員の仕業に違いない。」

朝鮮人が攻めてきたぞ徹底抗戦だ!」

ニュース速報(VIP)板

スレタイ:今後で爆発音がしたんだが

本文:安価>>10

ズン、と腹に響く爆発音が、オレの頭の約5メートルほど後ろから聞こえたお。腹に響くといえば、オレはまだ昼飯食ってない。もうだめぽ。仕方がないから振り返ろうとしたら、首が回らないことに気づきまくりんぐ。そういえば今朝、寝違えたことを思い出したお。どうするか……そうだお!右向きじゃなくて左向きで振り返ればいいだろ……常識的に考えて……オレはかくして昼飯に思いを馳せながら、後方を見るべくゆっくりと左向きに振り返った。なにもねえwwwwwwwうぇっうぇっwwwwwwwwwwww

音うぜえw

スレタイ:なんか後ろで爆発音がしたんだけど

本文:もしかして俺の屁?

うはwwwwwなんか音がしたおwwwwうぇうぇwwwwwwww

スレタイ:お前らちょっと後見てみろ

本文:どかーんwwwwwwwwwwwww

dankogai

爆弾が爆発するのではない。爆発するものが爆弾なのである。

私が金持ちになったのも、金を稼ぐより金を使う方が難しいということに気づいたからだ。

弾言する。爆発とはコンピュータであると。

Dan the Bomber

中二病

「俺の背後で大きな爆発音がした。っぐわ!…くそ!…また暴れだしやがった…

奴等がまた近づいて来たみたいだ…俺は邪気眼を使い振り返った…」

私の背後からは・・・。そうだな、赤い濁流とでも言おうか、天を沖さんばかりに吹き上がる炎があったわけだ。その後執った私の行動は、君、判るだろう。自分に火の粉が吹きかからない事象に人は得てして酷薄で、また法悦を抱くものだからね。先に若い女性がプラットホームから車線に転がり出た時―彼女の意思かどうか知る術も無いが―そこに参集してきた彼らの瞳は、様々な内包物が混淆としながらも濡れていたんだ・・・私の奴もそであっただろうな。兎に角、又瞳が濡れるのを感じながら其処を見遣ったんだよ。

twitter

「@爆発音 爆発しろっ!」

「爆発音がした。イマココ! L:○○県○○市○○」

bombtter「爆発音が爆発しました。」

はてなブックマーク

[あとで振り返る]

「[爆発][事件][けまらしい][しねばいいのに]

finalvent

http://anond.hatelabo.jp/20090509074203

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20090510/1241923485

ふたば☆ちゃんねる

「こんな大きな音が爆発音のはずがない!」

ブロント

「おいィ?何いきなり爆発してきてるわけ?」

恥知らずな忍者がアワレにもベヒんもすの盾ができずに背後で爆発したようだったが、リアルモンクの俺はとっさにカカッとバックステッポで避けた。タゲを失った破壊力バツ牛ンのベヒんもすは辺りを漂っているようだったが誰も手出しできないようでただ黙っていたので、たまに行く学校で羨望の眼差しを与える黄金の鉄の塊に身を包んだ俺がふいだまを入れると同時にフラッシュメイン盾となりグラットスウィフトを入れ一気にダメージを与えた。これは一歩間違うと全滅の危険をある危険な技だったのでギャラリーが拍手しはじめたが、俺は「うるさい、気が散る、一瞬の隙が命取り」と言うとギャラリーは黙った。

ベルジャネーゾ

「爆発ってレベルじゃねぇぞ!!」

mixi

爆発しました・・・(15)

内容:バトンです。読み逃げ禁止!

ライフハック

「爆発に振り返らないたった一つの冴えた方法」

やずや

「爆発?いいえ、ケフィアです。

アニメ

ガンダムシリーズ

ニュータイプ「! うしろっ!」

機動戦士ガンダム

バーーーン(爆発)

アムロ「だ、駄目だ、振り返ったら駄目だ。光と人の渦がと、溶けていく。あ、あれは憎しみの光だ」

機動戦士ガンダムSEED

「 なら爆発するしかないじゃないか!」

新世紀エヴァンゲリオン

シンジ「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ」

富野由悠季

「何、爆発だってぇ。それが何だって言うんだよぉ」

例えばね、グワッアーン!と、背後で爆発が起こったとしましょう。それで振り返ります。で、「やれやれ」って面倒臭そうに振り返るような、僕はそんな主人公は絶対書きません。

──厭世的ということですか。

それ以前です!あのね、爆発があったら、それが近くであれば先ずエイッって飛び退くでしょ。遠くのことでも「何だ何だ」と振り返る、そういう身体感覚を持っているのが普通です。これは何度経験しても同じですよね、命に関わる事なんですから。だから、こんな鈍感さを持つキャラクターが成立していいのか?ということに自覚的であることは、作家としての最低条件だと思っていますが、今そこら辺を見回してみると、そういった破綻を無意識のうちにやらかしている作品というのは、本当に多いんです。そういうのは、芝居にすらなっていない。

ゲーム

THE IDOLM@STER

天海春香プロデューサーさん、爆発ですよ、爆発!」

「うしろで爆発音がしたんですね、わかります。」

「後ろですごい音がしなかった?」

おならですね、わかります

ウィザードリィ

*ばくはつのなかにいる*

オプーナ

「振り向く権利をやろう」

音楽ゲーマー

「( ゚д゚ )彡そう!」

ザ・キング・オブ・ファイターズ

草薙京「へへっ、燃えたろ?」

世界樹の迷宮

樹海を進む君達を衝撃と轟音が襲う。静寂に包まれた樹海を一瞬で蹂躙したその音はどうやら君達のすぐ後で鳴り響いたらしい。君は後ろを振り返ってもいいし、このまま探索を続けても良い」

ゼロウイング

All your bakuhatsu are belong to us.

ピットファイター

「バクハツいっこおきる」

ファイナルファンタジーVII

エアリス「うしろ。音した。びっくりぃ!」

大乱闘スマッシュブラザーズX

エインシャント卿「……」

ドラゴンクエスト

「おおうしろよ!は"くはつしてしまうとは なさけない」

ドラゴンクエストV 天空の花嫁

「ぬわーーっっ!!」

トゥルー・ラブストーリー

君子「すごいね!びっくりだね!」

ハドソン

「挟まった!」

女神転生

「バクハツヲ ムシシテ ヘイキナノ?」

メタルギア

大佐「スネーク!何があったんだ!スネーク!スネーーークッ!」

教科書

英語の教科書

「Q:この音はガスが爆発したのですか?

A:いいえ、爆発したのはトムです。」

「この音はおならですか?」

「いいえ、それは爆発です」

算数の教科書

「48発の爆弾が爆発しました。最初に用意した爆弾のうち、20%が不発だったとすると、最初に用意した爆弾は何発だったでしょう?」

著名人

アルベルトアインシュタイン

「どこに座標系をとるかによって誰が爆発したかが変わってくる。」

阿部晋三

「爆発…ですかね」

有野晋哉

有野課長「(爆発を起こしたボスに対しポーズを押しながら)うわー、絶対強いやん…」

池田信夫

クルーグマンは発言をコロコロ変えるので有名だが、爆発についての意見はとっくに撤回しており、爆発派の間でこのような不毛な議論が続いているのは日本だけである。この本は、翻訳が下品なことに眼をつぶれば評価できる。

稲川淳二

「あの時はどうしてあそこを通っちゃったのかなぁ…

夜道をですね、1人で歩いてたんですよ。ある番組の打ち上げがありまして、

ちょっと一杯引っかけて、ああ、夜風が気持ちいいなぁ、なんて思いながら。

するとですね、突然後ろから聞こえてきたんです。ドカーーーン!…って音が。

あたしゃビックリしましてね。ガス爆発なのか、それとも事故なのか。

でもね、本当の爆発なら衝撃っていうか、爆風みたいなのがありますよね。

それをまったく感じない。こりゃこの世の音じゃないな、そう確信しましてね。

ちょっと酔っ払ってたのもあって、よせばいいのに

脅かすならやってみやがれ、って振り返っちゃったんです」

上田晋也

「ぶははははwwwここは中東かwww」

X JAPAN

「爆発だああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

大槻義彦

プラズマだって何度ry)」

おぎやはぎ

「ドカーンと爆発がしましたが何か問題でも」

小倉智昭

小倉「僕はねえ、これはいつか爆発するんじゃないかなと思ってたんだよねえ、デーブ」

デーブ「アメリカでは、以前からこの事問題になってたんですよね」

姜尚中

「いいですか、村田さん。あなたはね、簡単にね、爆発とね、言いますけどね。これはね、ただの爆発じゃないんですよ。グローバル化した、アメリカ中心の、国際社会の中で、…違いますよ。最後までちゃんと聞きなさいよ。誰もそんなこと言ってないよ。」

国分太一

「爆発音を聞いてどう思った?」

さかな

「ギョギョーーーー!!!!!!!」

佐藤藍子

「爆発すると思ったので振り返った」

「ずっと爆発すると思っていました」

沢尻エリカ

「(爆発音の後で)別に」

ジョン・カビラ

「爆発したんです!」

神保哲生宮台真司

神保:「これはさあ、要するに爆発しちゃったって感じなんだけど、宮台さんなんか言うことある?」

宮台:「これはまさに、バカな田吾作どもによるケツ舐め爆発って奴ですね。その点においては、右も左もなんら変わらない」

ダウンタウン

浜田:「ほんで?」

松本:「ほんなら、いきなり後ろからバーン爆発ですよ」

浜田:「またまた~」

松本:「いや、ホンマやねんって!」

田岡俊次

「これは言ってみれば、自衛隊が自分で爆発させたようなもんでね。1 発の爆弾が 2 発になれば 2 発の爆弾が 1 発になったときより余計爆発するわけだから。みんな米軍がやった米軍がやったって言っておるけれども、米軍にはそんな能力はないし、自衛隊だけでじゅーぶん爆発させられる。だから、これは言ってみれば…」

タカアンドトシ

「エクスプロージョン!」

欧米か!

「バックをルックするぜ!」

「大柴か!」

高嶋政伸

赤川一平「姉さん事件です」

高田純次

「そしたら大きな爆発音がしたの。まあ嘘なんだけどね」

田原総一朗

「そしたら、アンタ、どうなったと思う?」

「爆発した…?」

「そう。大爆発だよ。もうメチャクチャ。これをちゃんとテレビで放送したのはサンプロだけですよ。あとはどこもやんなかった」

ルネ・デカルト

「爆発物は単なる機械であり、宇宙の決定論的な性質により爆発は起きた。」

デーモン小暮閣下

(ドーン)

「どうだ今の爆発は、驚いただろう……そうか、驚いたか。

我輩もちょっと驚いた。

実はリハーサルの時はもっと小さな爆発だったんだ……まあそんなことはどうでもいい!」

フリードリヒ・ニーチェ

「爆発物に見入る者を、爆発物もまた見つめ返す」

韮澤潤一郎

「金星人だ」

爆笑問題

太田「そしたらその人、爆発しちゃって」

田中「なわけねーだろ!なんで爆発するんだよ!」

林公一

まさかとは思いますが、この「爆発音」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。」

遙洋子

「瞬間、私は怒りを爆発させた」

彦摩呂

「うわぁ~、爆発やぁ~」

デイヴィッド・ヒューム

「習慣と習癖の結果、爆発が起きた。」

広川太一郎

「どかーんなんつって、爆発しちゃったりなんかして~ このぉ!つんつん。んもう、振り返っちゃうよ?この~ウスラトンカチのチョンチョン」

古舘伊知郎

「仮に爆発があったとしても、何がいけないんですかねぇ?」

「いま何やら爆発音がしたようですね。ちょっと心配です。ではお天気いきましょう!市川さん!」

みのもんた

「どうなのよみなさん?もうね、爆発してもらいたいね」

宮川大輔

「ほんならー、後ろでドッカーン爆発しましてー、ほいでもう石やらなんやらがボンボン飛んできてー、そばにおった子供なんてもうこんなんですよ(立ち上がって実演)」

三宅久之

「森永さん。アナタねえ、爆発とかいうけどねえ、いままでにねえ、日本で爆発があったことがありますか? だいだいねえ、アナタみたいなトンチキな奴がいるから日本はダメなんだよ。アナタのお父上は立派な人だったけど」

茂木健一郎

「爆発音を聞いて振り返ると脳が活性化するんですよね」

森永卓郎

「いやだからー、これは単に、爆発させたいから爆発させちゃったってだけなんですよ。だってぇ、○○省が出した答弁の中にぃ、爆発ってちゃーんとかいてあるんですもん。結局、 ○○省の連中はみんな爆発させたいだけなんですって。」

山本一太

「田原さん、それはちょっと違いますよ。確かに、自民党の中にも爆発させろと言ってる人もいます。でも…」

「それは具体的に誰?」

「それはちょっと言えないですけど(言いよどむ)、自民党はそんな党じゃありませんから」

ユースケ・サンタマリア

「後ろでドカーン!と爆発やらかしまして」「剛、早く振り返って来いよ~。待ってるぞ~」

米倉涼子

「後ろで大きな爆発音がしたが笑ってごまかした」

ルー大柴

「藪からスティックにエクスプロージョンするなよー、カッ!」

「BackでbigなExplosionがしてよ~俺はAmazedでlooked backしたのさ!」

スポーツ

岩田康誠

「スッと行こうとしたらバンときた」

岡田彰布

「そらそんなん(大きな爆発音が)あればそう(振り返る)なるわな」

「なんでそんなんを、ばく発のアレを言われなアカンのや!」

そらそうよ

落合博満

「爆発したから振り返った。それだけ。」

金子達仁

「爆発音が起きただけで声の上がる日本サポーター。ああ、いやだいやだ。欧州ではこんなことが当たり前だと、なぜ分からないのか。バルセロナの方角を向いて、思う。私は、ただ、嘆くばかりだ。」

竹原慎二

歩いていたら

爆発したんじゃ

まじ驚いたわ

じゃあの。

長嶋茂雄

「いわゆるひとつのエクスプロージョンがですねぇ、こうドーンと」

原辰徳

「振り返っていく」

「(後ろで爆発があったことを)知らなかった。」

山本昌邦

「今回は結果が出ませんでしたが、修正すべきところは修正して、次に繋がる爆発をしていきたいと思います。」

古田敦也

「後ろで大きな爆発音がした。『オッケーイ!』俺は驚いて振り返った。」

柳沢敦

「急に爆発が起きたので」

音楽

Perfume

くり返す この爆発

あの衝撃は まるで戦争

振り返る いつかみたいな

あの光景 甦るの

くり返す この爆発

あの反動が うそみたいね

くり返す この爆発

ああ手榴弾 みたいな恋だ

またくり返す この爆発 この爆発

吉幾三

ハァ

空母も無ェ 戦艦も無ェ

戦車もそれほど走って無ェ

ヘリも無ェ ミサイル無ェ

軍曹 毎日ぐーるぐる

朝起きて イージス艦

二日ちょっとの 演習中

携帯無ェ パソコン無ェ

スパイは一日一度来る

俺らこんな爆発いやだ 俺らこんな爆発いやだ

東京へ出るだ 東京へ出たなら

爆弾貯めて 東京でテロするだ

テレビ番組/映画

子供、ほしいね

かっくん:「お兄さんは最近なにやってるんですか?」

うらら兄:「今度は、保管専用爆弾ってのを考えたんだよ。」

かっくん&うらら:「保管専用爆弾?」

うらら兄:「ほら、アメリカとかロシアとか、いっぱい爆弾持ってるけど、全然使わないだろ? だから、保管専用爆弾ってのがあれば売れるんじゃないかと思って。」

うらら:「でも、保管しておくだけだったら爆弾の意味ないじゃない?」

うらら兄:「だから、実際には爆発しなくてもバレないんだよ。」

笑点

歌:「はい木久翁さん」

木:「布団屋の後ろの地面が爆発しました。」

歌:「どーせふとんがふっとんだって言うんでしょ。山田君、木久ちゃんの座布団ぜんぶ取って」

世界まる見え!テレビ特捜部

「世界にはさらに驚くべき爆発があった!」

「っと、その時後ろで爆発音が。ボブが振り返ったそこには!

・・・

3ヵ月後、そこには元気に走り回るボブの姿が!」

「もう僕二度と爆発なんてしないよ!」

探偵!ナイトスクープ

桂小枝「シオアル?」

NANA

ハチ「ねえナナ、あの日の爆発を覚えてる?あの爆発はもうないよ」

プロジェクトX

「その時、田中の背後で爆発がした。

プロジェクトに暗雲がたちこめた。」

マスメディア

朝日新聞

「背後で爆発があったとということだが、一発だけなら誤射かもしれない。」

「背後の爆発を見るため、振り向くよう求める声も高まった。だが、心配のしすぎではないか。 」

NHK

「先程のニュースの中でお聞き苦しい爆発音がございました。謹んでお詫び致します。」

「そのとき、歴史が、動いた」

「岩石蒸気に襲われた世界では雪は瞬時に溶け、川を作るまもなく蒸発していきます」

産経新聞

『「われわれの敵がい心が爆発すれば…」 北、日本の先制攻撃論に反発』

東京新聞

「爆発?なあに、かえって免疫力がつく。」

毎日新聞

現場付近の爆発速度は毎秒約20メートルで減速規制するほどでなかったというが、 平時と同じ時速約100キロで最上川の橋梁(きょうりょう)を渡ったことに問題はなったか。 爆発とは言いながら、 風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。 」

メンズナックル

「爆発音(ガイア)が俺に早く振り返れと囁いている」

地域

大阪人

なんでやねん!」

外人

オーマイガ!」

九州人

「いやー、オイの後ん方ででっかか音のきこえったたい。そいでびっくいしたけん、目ばそこんほうにむけたとばってんがね。」

中国人

後方大爆音我驚振向

宗教

キリスト教

「初めに爆発があった。神は七日後に振り向いた」

儒教

子曰く「吾十有五にして爆発す。三十にして振り返る。」

「そもそも、爆発とはなんぞや?」

その他

asahi-arkham

http://d.hatena.ne.jp/asahi-arkham/20080508/1210323447

Scheme

後ろでの爆発音に続く処理を表すものが継続です。

バイナリ

1000 1001 1000 0010

岡本太郎

芸術は爆発だ!」

増田

「多すぎて爆発した」



「爆発音がした」まとめ 上 -> http://anond.hatelabo.jp/20080506041614

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ついかもときどきしていきます。

2009-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20090503123522

既得権益国益って区別できるもんですかね?

移民問題見てもわかるようにグローバル化時代は先進国国籍こそが最大の既得権だと思うが。逆にこれをなくすことこそが最大の格差対策。

2009-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20090429175753

農作物資源ってグローバル化理屈では割り切れないところが大きいから。

市場調達だけで考えるのはまずいかもなあ。

2009-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20090421094812

グローバル化とか単語にすると簡単かもしれなくて、なんでもかんでもフラットに扱うのが本当に良いことなのか良くわからないけどね。

こういう勧告は病気と一緒で、どこかしら何かしら当てはまるんだよね。

2009-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20090418124629

15~20ぐらいから働きはじめて60歳で定年だから、創業40年~45年ぐらいではないですか。

ラーメン屋みたいな個人事業はうまく引き継ぎが出来た老舗よりも単身起業した人が多そうだから、歴史が浅いイメージのとおりです。

飲食系でも、もっと和食の店ならもう少し長いのではないか。ウナギとか。

明治になって起業がたくさん出来て、いまの経済の仕組みなってから今日までという話なので、大企業財閥そのグループ会社含めた多くの起業は100年以上ぐらいの歴史が多いのでは。

3世代、4世代が繰り返して成り立ってきた日本終身雇用という常識が、グローバル化してきた昨今成り立たなくなったという話で、べつに不思議はない。

2009-04-14

在日」という言葉存在を許しません

日本という国には、日本人外国人のどちらかしか存在しません。

これは日本に限ったことではありません、どの国もそうです。

自国の人と外国の人、二つに分かれるのです。

日本は、外国人に対して参政権を認めるべきです。

グローバル化が進むなかで、より良い社会を求めるならば、

多様な意見を取り入れる必要があるからです。

でも、「在日」には参政権は与えられません。なぜならば、

在日」というものは存在しないからです。存在するのは「在日」という言葉だけです。

日本人外国人かいないのだから当然のことです。

もし、「在日特権」というものが存在するならば、

ありもしない「在日」ということに対してアイデンティティー

確立させようとする行為そのものが、「在日特権」といえるでしょう。

そして、「在日特権」がないというならば、「在日」もないのです。

日本人として、そして外国人として

先祖祖国に対して忠誠を誓ったり、誇りに思ったりするのは自由です。

日本という国を愛していようが、嫌っていようが自由です。

北朝鮮の行うことについて支持しようが、不支持だろうが自由です。

日本は、そういう自由が認められた国です。

あなたは、日本人ですか?外国人ですか?

この質問は二者択一です。第三の選択肢はございません。

2009-03-25

留学価値って日本に帰らないと元がとれないこと

これからの時代はグローバル化だ、

世界に通用する人間を、なんつって

って留学を煽る人(一応世間の成功者とされている人が多い)や業者がいるけど

実際留学を経て現地のコミュニティの中で活躍してる人ってほとんど知らない。

自分留学経験者だけど、

現地では「英語ができない(イケテナイ)日本人」が日本では「英語ができる人」になる。

現地での語学力不足をカバーするだけの市場価値(=実力)がある人は本当に稀。

結局大半の元留学生日本に帰ってきて外資系等に勤めて高い給料貰うか、

現地にいても日本看板日本人相手のビジネスするか

日本語コミュニティ(本やブログ)を通して

活躍してる(あるいは風)な人ばっかり。

自分も含め情けない、

と同時に下手に留学を煽る人や業者は

留学現実は「日本に帰ってきて元とる人が多い」ってこと、

特に20~30年前に行って帰ってきた人はその当時は日本経済も右肩上がりで

留学経験者も希少価値があったかもしれないけれど、

その市場である日本経済だんだん衰退してるってこと踏まえた上で話してほしいナ。

2009-03-10

裁判員制度で誰が得をするのか?


2009年5月から施行される裁判員制度。重大な刑事事件の第一審を6人の裁判員と3人の裁判官で"事実の認定""法令適応""量刑の判断"を決定しなければなりません。そんな裁判員制度、なぜ日本でしなければならないのか、誰が得をするのか、もしかして一定数の利権の為に国民が利用されるだけなのか、反対賛成という議論ではなく、施行する事で社会がどう変わるのかをドグマメモとして言及したいと思います。 (半分パラノイアです)

そもそも、国民司法の実態を全く知らない!?

まぁ、一般的に知らないのが当たり前だと思います。「法律なんか分からない」「私には無理だよ」というのが大多数ではないでしょうか。しかも、マスコミ、特にTVや新聞報道される過激な犯罪無罪を主張する被告人、嘆き悲しむ被害者遺族の姿、少年犯罪などを見て勝手に、「最近では、変な犯罪が増えたよね~」などと思い込まされているし、悪いことをすれば、全員が逮捕され刑務所に入れられると思っていたりもする。

しかし、マクロ的に見ると全く違う。むしろ逆のロジックなのかもしれない。逮捕されたところで刑務所のキャパシティが決まっているので数パーセントしか入れられない。少年院を合わせても想像以上に少ないのが現状だろう。

それからマスコミ報道される事件というのは、万人受けする記事を書く上での選別をしているので、つまらない殺しとか、話題性のない強盗とかは一切取り扱わないし、教育上使えるものを選んでいる程度だと思われます。だから実際裁判員として法廷担当する案件はもっとえげつない事件に当たる可能性は十分にあります。

例えば、4人で銀行強盗をして帰りに仲間3人を殺したなど、マスコミでは報道していない(できない)事件を目にすることになると思うし、事件現場写真や、証拠写真、バラバラ遺体写真も見ることになるかもしれない。言うまでもないが、これもTVで見ることはできない。

裁判意外と重大事件というのは少ない?

そもそも日本というのは、犯罪率や再犯率が非常に少ない国であります。重大事件といっても年間で何百件程しかないですし、その内7割が全面自供をしているので、裁判員として法廷に参加しても、7割の確立でただ見ているだけという授業参観状態になると考えられます。国民想像している「無罪を主張している被告人」などというのは1%にも満たないですし、それがマスコミで話題になり報道されるので、人々が誤解をし勝手イメージ司法を捉えてしまっているのではないでしょうか。

しかも、裁判所で白黒決めてる訳ではない!

刑事事件というのは、警察逮捕して検察庁に送られます。そこの執務室で検事起訴するかを判断します。起訴された被告人裁判所で裁かれる流れなのですが、この時の裁判所での有罪率が99.9%と言われています。ということは、検事起訴すれば有罪。逆にいうと、犯罪者でも起訴されなければ無罪になるということなのです。つまり、裁判所で白黒を決めているのではなく、検察で有罪か無罪かを決め、裁判所量刑を決めているのです。

被害者参加は被害者の為のものではない

少し話が脱線しますが、被害者遺族が法廷被告人に質問などができるようになりました。しかし、この制度も明らかに奇妙なのです。例えば、こんなシーンを見た事ないだろうか。自分子供を殺された母親被告人を恨んで殺してやると涙してる姿を。しかし、実際にはこんなケースは希有で、殆どの殺人は身内殺人や遺族殺人ですから意味がないのです。しかも、色々時間掛けて参加しても最終的に無罪になれば被害者遺族は無残な事になります。このことから被害者参加の意味というのは私には理解ができないのです。

法廷裁判員制度をするなら徹底してやるべき!

ご存知だと思いますが、国民の殆どが裁判に興味がなく参加したがらないのが現状です。これは施行後も変わらないでしょう。なのに裁判員制度は走りだしています。検察弁護士判事政治家かも、これといって得をする組織がありませんし、国民も得をするとは思いません。

今までの司法村のあり方にガタがきているからか?グローバル化によって日本静寂してるからか?いくら考えても何の為に施行するか考えつきません。個人的には、裁判官と話ができるし、法廷の雰囲気を体感できるので前向きに参加するのでいいのですが、俯瞰的に見たときにこれといった理由が思い浮かばないのが結論です。

ここからは私の理想論なのですが、裁判員制度施行するのであれば、もっと国民司法に介入してもいいのではと思っています。今の裁判員制度だと一生に数回しか参加できないですが、国民一人ひとりが裁判員を年に1回参加する頻度にすればいいのではと考えます。確定申告みたいに。そして、取り扱う案件も幅広くし、裁判官の人事権も参加できるようにすれば良いのではないでしょうか。つまり、社会の当たり前として考える事により色々解決すると思う訳です。具体的に何が変化するのか考えて見ました。3つあります。

一つ目は、大企業は勿論の事、中小企業や個人で仕事している人でも裁判員制度で穴が開くことを前提で仕事を組み立てようとします。そのことで働きすぎの企業体系も、仕事のあり方すら変化するのでは考えます。

二つ目は、司法村の改革です。重大事件以外も裁判員制度にすることで保守的な司法オープンにできればと願います。

三つ目はは、国民一人ひとりの意識改革です。日本人は極めて傍観者的であり、お任せ意識が強く、何事にも関わろうとしません。昨今では、グローバル化日本先進国と言われていますが新興国の追随で、このままでは淘汰の可能性もあります。裁判員制度をきっかけに、銘々が少しでも自立し国全体の温床になればと妄想します。

裁判所骨の髄まで保守的な判事裁判員制度くらいでは変わらない?

ショッキングな事に、裁判官法律を調べて量刑を決めていません。判例と比較して量刑を決めているのが実態です。なぜかというと、司法村で個性的な事(判例を無視した量刑)をすると左遷やクビになるからです。冒頭で述べたように、基本的に検察が白黒を決めているようなものなので、裁判所ではセレモニーが行われているだけなのです。判事にとってノルマは絶対ですし、仕事を溜めるのはご法度勾留却下することもできない、そんなマニュアルを見ているが如く流れ作業をしている判事なので、裁判員制度くらいでは保守的な考えは直らないだろうと思う訳です。

何が言いたいかと申しますと、例え裁判員素人)が参加したとしても、3人の裁判官の内一人でも無罪に入れないと過半数でも無罪にならないことから、判事は絶対の権限を持っていますし永山基準は変わらず、保守的な形態は緩和しないのではと懸念します。

先ほどでも述べましたが、私としては、判事の人事権や重大事件以外(勾留判断とか)でも国民の監視下に入れることにより、ブラックボックス司法村の透明化、国民インセンティブ、国の温床になると考えますので、やるのであれば徹底してやるべきだと私は思う訳です。

yamalog

2009-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20090308034754

いや、連鎖倒産がらみ の話し。

GMの倒産トヨタが巻き込まれて、トヨタ低迷の間に欧州勢や中国勢などに、シェアをとられても良いのか?という話し。

1.GMを支援するのはアメリカが中心で、日本ではない。

2.GMを支援しなかった場合、トヨタも苦しいとトヨタ自身が言っている。

3.増田の多くは日本人

さて、GMを支援した場合としなかった場合。日本国益になるのはどっちか?という話しであって。

経済グローバル化していくんだから、日本国益よりも世界的な利益だという話しはもっともだが

日本人としては、日本に頑張って欲しいと思うののはしょうがなくないか?

2009-03-05

陰山英男氏講演_090228 -1

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陰山英男氏講演_092028

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 ▼ 概要

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 ・「100ます計算」で有名な陰山氏の講演。

 ・P.M.1:30~2:30講演。質疑30分

 ・内容:自分経験、実践に基づき、日本教育についていろいろ。

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  ◆ 会場

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  ・大阪府狭山市さやかホール

  ・大型イベントの公演が可能な大ホール

   http://www.sayaka-hall.jp/

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  ◆ 講演者

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  ・陰山英男氏。51歳。

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E3%81%BE%E3%81%99%E8%A8%88%E7%AE%97

  Amazon

  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/250-4349303-4987419?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=blended&field-keywords=%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7

  ──────

  陰山 英男(かげやま ひでお、1958年 - )は、兵庫県朝来市(和田山町)出身の教育者立命館小学校校長立命館大学教育開発支援センター教授安倍首相諮問機関教育再生会議」元委員。小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。大阪府教育委員。

  ──────

  来歴

  岡山大学法学部法学卒業学生時代は放送文化部に所属し、アナウンサーを目指すが挫折。佛教大学通信教育部にて教員免許取得。兵庫県内の小学校教員を勤める。教員時代は典型的な「でもしか先生」であったが、同僚教師の死を切っ掛けに、「命を大切にするなら、まず教師から。自分犠牲にする教育実践など意味はない」と、授業改革に目覚める。

  朝来町立(現在合併により朝来市立)山口小学校在職当時、同僚、父母なども巻き込んで基礎学力向上のためのメソッドの開発を進め、岸本裕史が提唱した百ます計算インターネット活用科学実験、そして日常の生活を見直すチェックシートの活用など、さまざまな工夫を重ねて、成果を上げる。

  また、現場教員たちの自主的な研究会学力の基礎を鍛えどの子も伸ばす研究会」に小河勝らと共に所属。広島県尾道市教育委員会による校長公募に応じて、2003年4月より、尾道市立土堂小学校文部科学省指定研究開発学校)の校長に就任。

  2006年4月より、京都市北区に開校の立命館小学校校長立命館大学教授に就任。

  2006年10月政府教育再生会議委員に就任。(2008年1月まで)

  2008年10月1日大阪府教育委員に就任。

  ──────

  ・今回のイベント主宰の初芝学園が立命館提携したので、今回の講演はそのツテらしい。

  ・この間、陰山氏の娘は東大合格した。

  「娘が東大合格した本当の理由~高3の春、E判定から始める東大受験

  http://www.amazon.co.jp/%E5%A8%98%E3%81%8C%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1~%E9%AB%983%E3%81%AE%E6%98%A5%E3%80%81E%E5%88%A4%E5%AE%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%8F%97%E9%A8%93~-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8101%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4098250101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1236167946&sr=8-1

  ・ポッドキャストFM ラジオ陰山英男ヒューマンラボ」 放送中。

  http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/

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  ◆ 聴衆

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  ・最終的に300人程度は来ていたかと思う。

  ・90%以上が「初芝学園」の保護者

  ・「初芝学園」とは、あまり聞いたことがない学校だが、南大阪私立学校で、小学校高校まである一貫校らしい。

  ・入り口には「小学校」「中学校」「高校」「一般」の受付があり、住所・氏名を登録するようになっていた。

  ・同じ講演を見た人のブログがあった。

   http://gachapin101.at.webry.info/200903/article_1.html

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  ◆ 講演全体の印象

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  ・教壇に長く立ってきて、今は副校長だったり、公的機関の教育顧問だったりすることもあり、

   講演には慣れている感じだった。

  ・ざっくばらんな印象で和ませつつ、言うべきことはきちんと言う印象。

  ・プレゼン資料はパワーポイントだが、パワーポイント自体が進化していて驚いた。 

   印刷物かと思うほど解像度が高く、またビデオを貼れるので非常にわかりやすい。

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 ▼ 内容

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  ◆ 子供学習意欲について

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  ・この間の調査 http://www.jiji.com/jc/zc?k=200903/2009030100067

   で、高校生の77%が、勉強がキツイと答えている。

  ・何より子供の学習意欲が減退している。

  ・子供自己評価が低い。5~6割が「自分ダメだ」と思う。

  ・陰山氏は、1958年岡山教育学部卒業、の○○立 山口小学校に赴任、

    -> その後○○立 土堂小学校で、「陰山メソッド」を完成させる。

    -> 現在立命館小学校 副校長

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  ◆ 今後の日本について

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  ・今後、日本はもっともっと景気が悪くなる。暗い世相になる。

  ・正規雇用自体が吹き飛び、半年後には派遣どうこうの話さえ出なくなるだろう。

  ・中学生はその実態はわかっている。きれいごとしか言わない大人が多すぎるのが問題だ。

  ・この間、中学生向けの講演があったので、本音で「あなたたちの未来は暗い」と話した。

   すると、講演が終わっても、拍手が鳴りやまなかった。

   その後、中学生たちは職員室に押しかけ「百ます計算」を明日からするように求めたということだ。

  ・日本未来は暗い。教育産業も、きちんとやっていかなければならない。

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  ◆ 教育の効果について

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  ・教育の効果というものは、多くの「識者」が言うように、何年も経ってやっとわかるというものではなく、3日で変わりはじめ、数週間で必ず効果が出る。1年もあれば、ずっとはるか上にいる。

  ・高校生より中学生中学生より小学生が、教育の効果が出やすい。

  ・なぜ小学生に、あっという間に教育の効果が出るのかというと、小学生では「知識」だけでなく、「勉強のしかた」を同時に学ぶからだ。

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  ◆ 著作を読んでほしい

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  ・講演をしても、数週間で忘れてしまうので、

   本を買って、ときどき読み返してほしい。また、ポッドキャストFMラジオ)もやっているから聞いてほしい。

  -「学力は1年で伸びる」

  http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E3%81%AF1%E5%B9%B4%E3%81%A7%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%82%8B-%E6%B1%9F%E6%BE%A4-%E6%AD%A3%E6%80%9D/dp/4022504005/ref=sr_1_31?ie=UTF8&s=books&qid=1236167756&sr=8-31

  -「家庭力―子ども学力向上と幸せのために親ができること 」

  http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E5%8A%9B%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%A8%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E8%A6%AA%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4391136031

  -ポッドキャストFM ラジオ陰山英男ヒューマンラボ

  http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/

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  ◆ 土堂小学校

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  ・6年前に公立・土堂小学校校長として様々な試行を行った。

  ・1学年150人という、かなり大きな学校で、これだけの人数の成績を上げるのは、通常非常に困難なのだが・・・。

  ・結果、偏差値65以上が全校の20%、全校平均平均知能指数117という、驚異的な結果となり、

   卒業後、多くが進学校に進学、子供たちの可能性は大きく広がった。

  ・知能が高くなる、ということは、子供たちの可能性・選択肢が広がることだ。

   「陰山メソッドは「生きる力」にならない」などと言う「識者」がいるが、馬鹿馬鹿しい話だ。

  ・「100ます計算馬鹿になる」などという本を読んでみたが、くだらない話ばかりでまるで話にもならない。

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  ◆ 知能指数とは

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  ・知能指数とは、エンジンの回転数のようなものだ。

   適切な環境さえ与えてやれば、どんどん回転数は上がる。

  ・「生活習慣が全て!」と言っても良いほど生活習慣は大切だ。

   生活習慣だけで、知能はどんどん上がっていく。

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  ◆ 今私(陰山)がしている、脳によい生活習慣

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  ・脳が発達する生活習慣がある。

  ・今、私がしている、脳によい生活習慣とは

  ・ごはん(米)の代わりに、キャベツを食べる。

  ・1日40分歩く。

   -> ちょっと早く歩き、心拍数100程度にする。走るほどでなく、ぶらぶら歩くのでもなく、ちょっと負荷をかける程度が望ましい。

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  ◆ 日本人ライフスタイルについて

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  ・実は、子供学力だけでなく、大人の学力も低下している。

  ・日本人ライフスタイルを、脳力が高くなるようにしなくてはならない。

  ・2000年では1人あたりのGDPが3位 -> 2006年には18位に低下。生産性が落ちている。

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  ◆ フィンランドメソッドについて

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  ・今流行フィンランドメソッドについて。

  ・フィンランド見学に行き、直接見て、いろいろと話を聞いた。

  ・これなら、世界で知能が一番高いのは当たり前だと感じた。

  ・とにかく教科書が難しい!フィンランド小学校1年生の教科書は、日本でいえば小学校4~5年レベルだ。

  ・当然、落ちこぼれる子も出てくる。だが、多くの教員や原則無料教育によりそれをクリアしている。

  ・1クラス23人に教員が3人、その他、テキストを用意したり、学校事務を行う補助要員がクラスに1人いる。

   これだけいれば、さすがに簡単には落ちこぼれは出ない。

  ・小学校から大学まで、全て教育費は無料教科書ノート鉛筆等文具も無料

   要するに教育に一切、費用は必要ない。

  ・当然、社会的には膨大なコストがかかっている。

  ・日本でそれを行うには、かなりの意識の改革が必要だろう。

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  ◆ 日本教育の強みとは

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  ・日本教育予算は、先進国中最低。

  ・しかし、それでさえ、なぜか2000年以前は、かなりの成績を収めていた。

  ・なぜか? 私は「系統だった学習指導要領」にあると思っている。

  ・各国を見て回ったが、「系統だった学習指導要領」があるのは日本だけだった。

   これが日本の貧弱な教育環境において、日本子供にかなりの知能を与えていた原因かと思う。

  ・だが、その優れた学習指導要領も、2000年以降ゆらぎ、その結果、学力の低下が起きたのではないか。

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  ◆ グローバリズム教育

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  ・教育グローバル化が始まった。

  ・国境を越えて、優秀な人間世界を巡る時代が始まった。

  ・グローバル時代に、知能の力がないのは、子供達の未来を閉ざしてしまうことになる。

  ・10年前、アジアから米国への留学生日本人がいちばん多かった。

  ・現在は、インド中国韓国日本台湾 の順になってしまった。

  ・しかも、日本人は10年前より留学生は減っているのだ!

  ・なぜか?日本人留学しようとしても、基礎学力が足りず、入学できないのである。

  -ここで中国小学校での英語教育風景ビデオが入る。

  ・あまりに驚いたので、「我々見学者のために、特区の小学校を回っているのか?」と聞いたら、これは中国ではすべての小学校で行われている、と言われた。

  ・中国小学校では、小6では英語の授業は英語で受ける。

  ・小学校卒業時の英語目標は、「日常生活に、実用的に活用できるレベル」である。

  ・低学年で週に5時間、高学年では4時間英語の授業を受ける。

  ・日本の現状は、小学校では、今はそもそも英語の授業は行われていない。(ローマ字ならある)

  ・次の指導要領で英語の授業が入ることが決まったが、週にたったの1時間、しかも目的は「異文化理解」である。

   中国レベルとは比較にならない。

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  ◆ 子供の伸びる家

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  ・今、住宅メーカーと共同で、「子供が伸びる家」の研究を行っている。

  ・学習は「生活習慣がすべて」と言えるほど、生活習慣は大事なので、「子供の伸びる家」はそれを考えて作っている。

  ・とりあえず今の家で考えるというと・・・

   1/ダイニングに長机(田舎公民館に置いてあるような安物)を置く。

   -> ごはんを食べて、親が見ている横ですぐに勉強ができるように。食卓でやると、食事中に片付けなくてはならず、片付けるのが面倒。

   -> 長机は横に長く、奥行きが短いので、奥のほうがとりづらいということがない。横に長く置いておくほうが手が届きやすい。

   2/畳の間があったほうがいい。子供ごろごろできるのと、寝るときに、ベッドは落っこちるので、畳にフトンのほうが安眠できるので。

   -> ぐっすり眠れるのが、とにかく一番!「睡眠力」と名付けたいくらい。

   3/リビング本棚を置き、辞書図鑑などを置く。また、どの部屋にも辞書図鑑があるようにする。

   -> なぜか?それは、「わからない」 -> 「わかる」の時間が短いほど脳への定着が強く、結果として知能が上がるからだ。

     「後で調べとく」ではダメで、「今わからない事は今調べられる」ような体制を作っておくのがよい。

   4/親の手伝いや部屋の掃除子供の知能を高める。イモの皮むきができる子のほうが、できない子よりも知能が高くなる。

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  ◆ 東大と親の収入について

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  ・結果的に言うと、東大普通の家庭から行っている子も多い。

  ・なぜ「親の収入が低いと合格しない」などという神話が出来たかというと、

   昔の東大は、とんでもない高収入の親がたまにいたので、彼らが平均値をぐっと上げていた。

  ・また、10年ほど前に、中高一貫校では中学高校の内容を前倒しで教えてよいことになったので、中高一貫の私立高校が有利となった。

  ・しかし、実は東大は、あまりそういう子を取りたくない。

  ・そこで、東大は、年収400万円以下の家庭は、授業料無料になっている。

  ・実は東大東京出身の子が多く、東京ローカル学校とも言える。

  ・現在東大は地方の公立高校を回り、優秀な生徒を狙っている。

  ・教育再生会議で言っていたが、小さい頃から外の風に当たらず、知識だけを植え付けられた子は、

   好奇心が育っていないので、大学で新しい研究などできるわけがない。

   東大はそう考えている。

  ・子供たちの脳をすり減らさない教育が求められている。

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  ◆ 虫食い学力について

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  ・近年、目立ってきたのは「虫食い学力」である。

  ・「虫食い学力」とは、計算漢字などの基礎を徹底していないため、知識や技能が虫食い状態となり、結果、それが上級の学年に進んだときに致命的な弱点となり、理解を妨げることである。

  ・中学生に小学1年レベル計算をさせると、○-7、○-8を間違える子がけっこういる。

  ・漢字について、6年生では3割の児童しか、指導要領漢字全部を覚えていない。

  ・割合、分数の計算を理解していない子がかなりいる。

  ・上級の学年は、それらの知識が前提となるので、そこがネックとなり、ついていけなくなる。

  ・この場合、親や先生が叱責しても激励しても、何の意味もない。どこを理解していないのか、まずプロの目できちんと見ないと駄目である。 一人一人、テストの1つ1つの問題を細かく見ていき、何を理解していないかを見つけていく。

  ・中高一貫校でもこの虫食い学力問題はある。

  ・中学生に100ます計算をさせると、方程式などの難しい問題も解けるようになる。

   やはり基礎的な計算力が足りていなかったと考えられる。

  ・塾経営者と話した時、この虫食い学力問題が話題になった。受験専門の塾では基礎、基本の徹底をやらないので、こういった基礎のついてない子は伸びず、大きな問題となっている。

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  ◆ 100ます計算について

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  ・100ます計算は、私が思いついたものではない。

  ・「計算の反復練習」という、本来しんどい、つまらないものを、面白く取り組めるための1つの手段だ。

  ・毎日、同じ問題をやる。あっという間に記録は上がっていく。

   実は、違う問題でも、同じ問題でも、計算力向上の効果は全く変わらない。

    -> 褒めてもらえる -> 自信がつく -> やる気が出る。

  ・9ヶ月で知能指数が9ポイント上がる。

  ・学力偏差値は、4ポイント上がる。

  ・不思議なことに、100ますを続けると、もっと深いところで学力が上がっていく。

   授業もやりやすくなる。

  ・特に日本の子の、学習の最も妨げとなるのは「学力コンプレックス」である。

  ・日本の子は、褒められて育てられていない。たいがいの場合は「おまえは駄目だ」と言われて育つ。

   それにより、何においても自信のない子が非常に多い。

  ・100ます計算は、大人でもだいたい2分はかかる。

  ・それを、小一でも、1ヶ月ほどで1分45秒を切るようになる。

  ・大人を負かすほどの計算力がつき、褒められる。結果、自信のかたまりのようになり、

   「学力コンプレックス」とは無縁の「成長モード」に入り、学習スムーズに行える。

  ・方程式も、100ます計算でできるようになる。

  ・「同じ事を3日連続でやる」のが大事である。

   -何日間同じことをすると、記憶が定着するか?のグラフ

  ・3日間同じ事をすると、記憶はよく定着する。

   それ以下ではすぐ忘れてしまう。それ以上やってもあまりスコアは伸びない。

  ・よって、計算漢字英単語も、記憶を定着させたい場合は、「3日連続で同じ事をする」が有効である。

  ・1日10分でもよい。それで頭の回転を上げることができる。

  ・「自信」 -> 「成長モード」が大事である。

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  ◆ 「睡眠力」と「朝ご飯」について

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  ・「睡眠力」を育てるのは、非常に重要である。

  ・知能開発の7割は「早寝」「早起き」「朝ご飯」の生活習慣により決定してしまう。

   -睡眠時間記憶定着のグラフ

  ・睡眠時間はやはり7~9時間がいちばん良い。

  ・9時間以上の寝過ぎは、睡眠の質が悪い。

  ・「ぐっすり眠る」のは能力スキルと言ってもよい。

  ・朝ご飯をとにかく「しっかりとる」こと。

   -グラフ睡眠導入時間・朝食の食材数。

  ・子供は、P.M.8:00~9:00までに寝ると、一番知能指数が高くなる。

  ・朝食の食材の数が少ないと、知能指数が低い。

  ・朝ご飯を食べていないと、非常に知能指数が低い。

  ・朝ご飯を食べずに登校するグループに、朝食を取らせるようにしたところ、知能指数は6ポイント上がった。

  ・手っ取り早く言えば、「朝は湯気の出るおかずを食べさせてください」ということ。

  ●パン+ジャム+牛乳だけではダメ。脳に必要なアミノ酸がとれないから。

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  *なお、文中「グラフ」の統計は、大きな学校に協力してもらい、厳密にとったもので、

   サンプル数等も有効な範囲であり、いいかげんなものではない。

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  ◆ TV・ゲームケータイについて

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   -記憶とTV視聴時間グラフ

  ・TVは1日2時間まではOK。できれば1時間程度に。

  ・TVを1日5時間以上見ている子は、必ずイライラしている。

   睡眠時間減、神経が高ぶって睡眠が浅くなるので。

  ・ゲームは1日30分程度ならOK。

  ・ケータイも、子供にとってメリットはほとんどない。

   なるべく子供からディスプレイは遠ざけること。

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  ◆ 読書は知能を高める

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  ・読書は知能を

2009-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20090301174743

もう自民党は上流向け政党になったほうが良いんじゃなかろうか。

中流は民主で下流は共産公明と割り切ってしまおう。

一貫性がなくふらふらするのが一番よくない。

次の政権はいったん民主党にとらせて格差縮小なり労働者優遇なり規制強化なりをさせればいい。自民党は堂々と大企業金持ち優遇グローバル化小さな政府ネオリベ路線を掲げて次の選挙に負ければいい。

実際にやらせれば反ネオリベなんかだめだってすぐわかるはず。駄目にならなかったならもうそれでいい。

http://anond.hatelabo.jp/20090301174743

一億総中流なんてできるの?

経済グローバル化新興国が追い上げてきている昨今、格差を縮めようとしても、資産企業海外に流出して、結果一億総下流 ヘタすると結果一億総最下流なんてことになりかねねーよ? 

2009-02-26

[][][]「まさにまったく正反対!」「田中秀臣氏は、日本語が読めないのかな。」

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090226#p1

不幸にもまた目撃したあるブログでの話だが、原田さんたちの新刊『世界経済同時危機―グローバル不況の実態と行方』の内容が間違って紹介されていた。

 世界経済同時危機の背景には、新興国日本とかの過剰貯蓄を、米国が吸収したというグローバル・インバランスの存在がある(とそのブログでは書いてあるが)、なんてことは原田さんの主張には基本的に関係ない。むしろグローバル・インバランスが危機の原因の説明としては正しくない、というのが原田さんの主張であり、まさにまったく正反対!


http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/1b94f612486b80ee6bfc0d14a7d63364

補足 (池田信夫)

2009-02-26 17:14:37

田中秀臣氏は、日本語が読めないのかな。p.20に「世界[的]貯蓄過剰が生み出すアメリカの低金利」という見出しがあるんだけど。

しいて原田氏とわれわれの違いをいうと、彼は「グローバル・インバランスは必ずしも悪くない」という立場です。これはわれわれも、原則論としては同意します。インバランスが永遠に維持可能であれば、そのぶん世界GDPが嵩上げされるので、結構なことです。しかし今回の危機は、それが維持可能じゃないことを示したのだから、原田氏の原則論はちょっとおかしいし、後半の「日本内需主導に」という話とも辻褄が合わない。

もう一つは、世界的な低金利の原因は貯蓄過剰ではなくインフレ率の低下で、実質金利はそれほど下がっていないという話です。これはなるほどと思うけど、原田氏も認めるように中央銀行も含めて名目金利を見て取引しているので、単なる偶然の一致かもしれない。さらにいえば、世界的なインフレ率の低下の原因は新興国の台頭による相対価格の変化なので、「新興国によるグローバル化が低金利の原因だ」という結論は間違っていない。

また「日銀はもっと果敢に金融緩和せよ」という話も随所に出てくるけど、FRBが「果敢」にやった金融緩和がこういう悲惨な結果をもたらしたことを原田氏がきびしく指弾しているのと比較すると、ダブルスタンダードの印象はまぬがれない。


2009-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20090223010139

同じインターネット上に有るのだから、PCでも携帯でも問題なく同一ページにアクセスできるようにするのが理想

何で文化圏を形成するに到るまで世界が分断されているのか。

囲い込み戦略か?そうなのか?

くっそー、グローバル化はどうした

ちくしょー

2009-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20090217130036

読売新聞の一面でヒラリークリントンが手を振っていたが、なんか成田に帰ってきたおばちゃんみたいだったのでちと笑えた。

地方新聞を見るとなんだか賞もない記事しか載っていなくて、グローバル化という言葉はどこに存在するのかと思うと毎月の新聞代1500円が悲しい。

そしてよくよく読めてるのが日経MJだけだったりする事実もあるのです。

ものすごい田舎なんで日経新聞読むのに販売店を探すのが困難だったのもとても悲しいのです。

でもMSNの一面の芸能人ブログが取り上げられていたりするところを見ると、じょうほうかしゃかい、じょうほうかしゃかい、じょうほうかしゃかいって

呪文を唱えたくなります。なぜか千秋の苺同盟ばっかりクローズアップされているときに行ってしまいがち。

芸能人ブログインテリジェンスかつ情報性も多くそれ以上に有用な情報があるのなら誰か教えてください。

2009-02-07

ブログタイトルと記事のタイトルは明確に区別してほしい

ほんとうにごく一部のサイトブログ)だけなんだけど.RSSリーダでざくざく読み進めるとき,ちょっと困った.

私が好きな表記

私が嫌いな表記

ただし,「ますだメモ」とか「ますだ観察日記」というふうに,ブログタイトルタイトルとしての体を保っていればまだ許容できる.

架空

2009-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20090128174212

生活保護受給でもワープアでもやれればやって、やれなきゃ独りで死んでいけば、って言ったじゃん。

そこでワークシェアリングですよとか、ベーシックインカムですよとか、優しい人は言うんだろうけど

俺は優しくないのでなw


相対的に働く能力が劣った個体でも男だというだけで働かせた方が社会がうまく行くのか?

経済グローバル化してなきゃそうかも知んないけどな。

2009-01-12

派遣切り対策 派遣村じゃダメだ」週刊ミヤダイ

荒川ポッドキャスト連動コーナー。週刊ミヤダイ。今週のテーマはこちらです。

 

今週のテーマ派遣切り対策 派遣村じゃダメだ」

 

荒川年末年始派遣切りされた労働者の方々が年を越すということで、日比谷公園派遣村ができました。でも、派遣村じゃあダメだというお考えですね。

宮台:「だけ」じゃあだめだと申しましょう。「だけ」という言葉をつけておきましょう。

荒川:「だけ」じゃあダメだ。

宮台:あるいは緊急経済対策であるとかですね、シビルミニマム、あるいはベーシックインカムを保障するための最低限の所得を保障する政府の再分配、こうしたものは全部緊急避難として重要ですけれど、結局、緊急避難でしかないのですね。長期的にまわる社会経済や仕組みにつながっていなければ、結局それもできなくなっていってしまいます。

まず、根本的に考えなければいけない問題があります。キーワードは「グローバルガバナンス」というのですが、グローバル化関係することなんです。

どういうキーワードかというと、さっき法人税の話をすこし話をしましたけれど、たとえば1960年代ドイツの税収に占める法人税の割合は40%あったのですが、今はEU筆頭のドイツですら16%に下がっているのですね。

荒川:はあ。ジーメンスになっているんですね。

宮台:つまり、BMWとか、シーメンスとか、ジーメンスドイツ語で言いますが、こういう会社はもうドイツでは会社お金を納めていないんですよ。資本が流出していて、税金の安いところに工場があったり、移転、いろんな支部があったりということがあるんですね。そうしないともう国際競争では勝ち抜いていけないというふうになっているんです。

荒川: ええ。

宮台:それでドイツでは法人税収入が下がってきた。対処してどんどん法人税を下げてきた結果、法人税収入は上がったんです。そうすると、実は、他の国々も「じゃあうちも」「うちも」というふうに法人税を下げて流出を阻もうとしますね。そうするとどういうことが起こるかというと、短期には法人税を下げることで工場本社が戻ってきて税収は上がるけど、続かないんですよ。だってみんな下げちゃうから、最終的に。

荒川:ああ、はい。

宮台:結局、どういう方策しかないか。もうお分かりですよね。国際的に連携して企業からはこれだけ税金とりましょうというふうにやっていくしかないね、という話になっているんです。

荒川:はい。

宮台:ただ、ここで重要な問題は、そうやって国内で税金を納める企業がいなくなって国外に出て行く、タックスヘイブンとまでいかなくても、企業にとっていいところで税金を納めているということは、そういう国国の多くは低開発国でしょ。そうすると、実はこれは所得の移転なんですよ。従来、南北格差として知られていた経済格差が縮まる方向性なんですよね。だから世銀世界銀行が出している統計なんかにもありますように、グローバル化がすすむとそうしたことも背景にあって、地代や労賃が安いだけじゃなくて法人税が安い低開発国に資本が流れて、そこの国の国富が増大するということがあるんですね。そして、いわゆる「旧南側」の国々は、グローバル化がなくしては国富は増大しないというこがあるんです。

荒川:ええ、はい。

宮台:そのことを考えると、グローバルガバナンスという観点、さっきのワークシェアという問題と同じ問題をはらむんですよ。簡単に言えば、「誰とシェアするんだい?」という問題。国内だけでシェアしていいのかという問題。そもそもそういう問題をたてるまでもなく、国内の労働分配率が下がっているというのは、南北格差が縮まるという問題“でもあり得る”のですね。

荒川:現に日本も、低い労働賃金ということを求めて中国ベトナムだとずうっと企業が移りましたよね。

宮台:そうです。あるいは逆に外国人労働者が高い賃金を求めて入ってくるということになりますよね。昔、労働力はあまり空間移動はしないものだというふうな前提のもとで資本が動いていたのですが、今はそういうことはなくなっているんですよね。そうすると、ワークシェアの応用の話になりますけれど、いままでのような一国の枠の中で見て、「政府は手当てをしろ」とかですね、「企業派遣を切るな」「全部正社員にしろ」とかって言っているわけにはいかなくなってしまう。だって企業が逃げてしまったらもともこもなくなってしまいますよね。

荒川:そりゃあそうですよ。グローバル化っていうのはそういうことですもん。日本だけじゃなくていいんだと、安い労働力を求めて日本を離れますものね。

宮台:もちろん右翼としてのわたしは、そういう人を「売国奴」として批判してもいいんですよ、日本から出て行ってしまう人たちをね。でもそれはムダでね。なぜムダかというと、だって倒産したらもともこもないです、企業は。雇用されている人も含めて。なので、競争から勝ち抜く必要から、これは望むと望まざるとに関わらずそうしないではいられないという企業の原則もあるのですね。

荒川:よくわかります。ただ、しかし、国内から逃げてしまうということになると、今度は日本の国内にいる労働者はどうすればいいんですか?

宮台:…そういうことなんです。

荒川:…。

宮台:だから、さっきのワークシェアの応用問題と考えるしかなくて、自分たちの労働分配率が下がった、と。「これはグローバル化のせいだ」「グローバル化がいかん」と話をするのは一方的なんですよ。そうじゃなくて、グローバル化である種の所得の再配分が進んでいるという“面”もあるんですね。だから自分たちが良ければいいという話じゃすまないというのがさきほどテレフォンにもありました。この発想を柔軟に広げていって、その上でグローバルガバナンスということを言わないと、「みんなで国際的に協調しましょう」と言っても「うちはこれだけのパイがあってこれはもう譲れないんだよ!」とかいい始めるともうにっちもさっちもいかなくなっちゃうんですね。

荒川:うーむ。

宮台:だから、ここは我々のある種の“賢明さ”が問われる場面だというふうにも思われます。

荒川:となるとですよ、派遣というところでいけば、派遣村「だけ」じゃあダメだとい今日のコーナーのテーマなんですが、じゃあ派遣禁止ということで正解が生まれてくるのか?

宮台:生まれませんね。細田官房長官もあるいは御手洗さんも仰っていたように、企業は逃げます。間違いなく逃げちゃうんです。なので、そこはそれなりに愛国心を持ってもらいたいなという思いもありますけれど、基本的に国際競争に勝てるようなどういう仕組みを、しかし社会保全と両立するようにたてるのか、と。たとえば、公共投資の使い方、財政出動の使い方をはじめ、さまざまなセーフティーネットの張り方、あるいは所得を再配分するときの頭数の数え方、いろんなところで知恵を絞って、少ないパイを“合理的に”わけるというふうにしなければいけない。少ないパイというのは国内だけじゃなくて世界中全体の、グローバルな問題なんですね。なので、「グローバルガバナンス」がキーワードなんです。そのときには、我々のような、別に利己的という意味ではないのですが、ある種のアタリマエさ、自分のことを考えるのはアタリマエという発想では、実は解決がつかないんですよ。

荒川:ただ、緊急避難的な対策にはつながらないかと思いますけれど、日本労働力の問題、あるいはコストの問題で、外に行った企業、だけど製品品質が落ちてしまったということから、日本に戻ってきている企業がどんどん増えてきているんですよ。

宮台:だから、経済の流れとして言うと、VTRからDVDへとよく言いますけれど、昔はプラントを輸出しなければならないような技術重要だったんですが、今はコーポーネンツ、つまりアセンブリ産業になっているんですね。いろんなところで作られた部品を単に組み合わせて作ればいいという作業になっている。自動車もそうですよね。インドタタ自動車が15万円で乗用車を出しました。これもDVDとかパソコント同じように自動車を作ることができるということを世界に示しているわけですよね。もちろんそういう中で、トヨタのように、人こそが資源だということで優秀な人材だけを集めてものすごい付加価値の高い車をつくるというやり方もありますが、そういう車は高いので所得が高い人にしか売れないわけですよね。そうすると市場を当て込むことができませんので、トヨタもどの会社もいずれにせよ、アセンブリ産業的な側面を抱え込んでいく以外に生き残ることができないんです。

荒川:うーむ。

宮台:そうなると、グーローバル化にむしろふさわしい適応形式ということになっていくんですよね。

荒川:ということは、グローバル化ということからもう目をそむけることはできないわけですね。

宮台:できませんね。

荒川グローバル化ということを認識した上で、じゃあ次の産業とはなんなんだと、これを模索することが。

宮台:だからさっき強啓さん仰ったように、いまだったら技術水準下がるというふうにまだ言えるかもしれないけれど、プラント世界中に輸出されているので、それぞれの昔の低開発国といわれるところでも、高品質商品を、生産材ですけれど、作れるようになってきている。

荒川:なってきているんですね。

宮台:そうすると、昔の「先進国」という言い方がもっているアタリマエさは、もう通用しないんです。

荒川:うーむなるほど。次へのジャンプが新しい労働力それから仕事のクォリティ、それを政府というか、国全体でそこを探さなければならないと。

宮台:そうです。という時にアメリカオバマさんが大統領になるのはとてもいい兆しです。

荒川:はい。社会学者宮台真司先生でした。どうもありがとうございました。

宮台:ありがとうございました。

 

荒川強啓 デイ・キャッチ

http://www.tbs.co.jp/radio/dc/

週刊ミヤダイ「派遣切り対策 派遣村じゃダメだ」

http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/miyadai20090109.mp3

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