はてなキーワード: グローバル化とは
横ですが。
今回の日本の不況、衰退、デフレ何でも良いんですが、その原因には、少子高齢化や(冷戦構造崩壊によるグローバル化を起源を発する)戦後民主主義の賞味期限、デジタルネットワーク革命など、いろいろな要因が絡んでいると思うですよ。要するに変化が激しすぎて、適応が追いついていない、という面が多いと思います。旧来の安定したインフラやシステムが逆に既得権益としての壁になってしまっているような気がします。だから既得権益批判をやるという話ではなくて、今は産みの苦しみの時代だと思っています。今必要なのは時間であり、ある期間を乗り越えたら、急激に日本はまた復活すると思います。というか、内田先生の日本辺境論ではないですけど、日本の環境適応能力や吸収力、学びの力は異常だと思います。フランスの留学生(でしたっけ?)のブログで話題になっていましたが、日本の風景の変化速度は異常です。でも、それでも追いついていないのが現状だと思います。適応のために時間が必要なのだと思います。なんとなく思っているのは、アナログ世代が退場した後、デジタル世代が主導権を握る時代になれば、マスコミが主導する世論形成システムも自動的に崩壊し、社会の意志決定のシステムも大きく変わるでしょう(もうその兆候は見られています)し、人口が少なくなっても、デジタル世代はITによってうまく生産性を向上させると思います(現在は主導権を握っているアナログ世代が適応障害を起こしているので、どうにもならない訳ですが)し、アナログ世代のリーダーがストップをかけていた製品企画にも足かせの取れたデジタル世代のリーダーが出てくれば面白い製品にゴー!をかけるのではないでしょうか?その根拠として、YouTubeを見ていて思うCGMによって作成された日本製娯楽コンテンツの異常なレベルの高さです。日本人のクリエイティブ性は”今でも”凄いと思います。これほど、職人がいる国はないのではないでしょうか。また、経済を歴史から見ると、経済の中心地(オランダ→イギリス→アメリカみたいな流れ)があって、その中心地が世界経済全体のエンジンになっていたという考え方があるそうです。しかしながら、グローバル化し、デジタルネットワーク革命が起こった現在に、中心地は存在しないのではないでしょうか?インターネットの構造と同じように、情報的・経済的ハブとなる地域はあるが、中心地のない時代になっているのではないでしょうか?つまり、全世界の「辺境化」です。そして、辺境の地としての日本の歴史には一日の長があります。日本が有利なんです。だから、職人は本能のままに「一千万人の職人の創作活動で世界を萌やし尽くしてやる」と突っ走ればいいのではないでしょうか。と、たまには明るい未来を語ってみました。
追記:
増田で議論する気はないけど、たまには反応するかな。
http://anond.hatelabo.jp/20100226173402
もうちょっと論点を整理して語れないもんか? 要するに「きっとなんとかなる!大丈夫!」の一言でまとめられる気がするけど。
論拠なしでも「きっとなんとかなる!大丈夫!」でおk?神様にお祈りでもするか。
http://anond.hatelabo.jp/20100226173632
さかなをたべよう!
あたまあたまあたま~あたまがよくなる~
http://anond.hatelabo.jp/20100226180143
更に横増田です。
たぶんこの辺の認識が元とは違うと思います。
元が問題だと思っているのは景気サイクルの波ではなく、国の規模が衰退傾向にあるということに目を背けていることが問題なのでは?
>要するに変化が激しすぎて、適応が追いついていない、という面が多いと思います。
>旧来の安定したインフラやシステムが逆に既得権益としての壁になってしまっているような気がします。
既得権益が新興国の低賃金に関与しますでしょうか?この国は豊かになってしまい簡易な労働でも非常に大きなコストがかかってしまうという事を認識すべきなのでは?
>必要なのは時間であり、ある期間を乗り越えたら、急激に日本はまた復活すると思います。
時間が経つと何が変わり、何が復活するんでしょうか?
>デジタル世代が主導権を握る時代になれば、マスコミが主導する世論形成システムも自動的に崩壊し、
マスコミがこの国の政策の策定及び執行にどの程度影響を及ぼしますか?
>人口が少なくなっても、デジタル世代はITによってうまく生産性を向上させると思います
その他、コンテンツの質の高さ等がありますが、そのコンテンツが将来どのぐらいの価値を生み出すでしょうか?
>経済の中心地(オランダ→イギリス→アメリカみたいな流れ)があって、その中心地が世界経済全体のエンジンになっていたという考え方があるそうです。
>しかしながら、グローバル化し、デジタルネットワーク革命が起こった現在に、中心地は存在しないのではないでしょうか?
各国に分散していく事に対してこの国が寄与できる部分はありますか?
疑問ばかり。心配ばかり。部屋の中でガタガタ震えてお祈りしてれば?
「あんたのやりかたはダメだ。これこれこういう理由で(あるいは俺にはそのやり方は理解できんからなんとも言えないけど、とか)。それよりもこっちの方がうまくいく確率が高い」という意見が建設的な意見というものでしょう?「絶望した!」と叫びたいだけなの?
今でも、不要な公共事業とかあるわけで、直接的な意味で経済に貢献している『働いている』人が1割いるのかどうか微妙だな。
あとベーシックインカム8万円ぐらい?では、ろくな生活はできないので、大抵の人は副業するだろ。
比較としてややリッチな生活ができるのはお子様がいる家庭という事になろうが、少子化が叫ばれる昨今それはまぁ有だろう。
とはいえ、経済のグローバル化による失業率の急増は予言されている未来でもあるわけだから、
失業率対策は必要でしょ。それを、どうするかといわれると、どうしても生活保護にするか、公共事業にするか?になって
後者は無駄な利権を生むから、まだしもBIの方がマシでしょう。
正直、話しの根源は、昔から言われている産業の空洞化が本格化して、国内にいよいよ産業がなくなり競争力がなくなってきた。
という団塊の世代が楽したツケの支払い時期が来たという話。
競争力が諸外国と比べてないので、勢い失業率は上がる。富も流出する。
じゃぁ、どうするのって話が先であって。もう働かなくても良いからBIにしよう。というのとは、ちょっと違うベクトルもある。
あと、根源的な目的は、生活のために働きたくない職種で働くのではなく、最低限の生活は保証するので、働きたい職種で足りない分を補って、働きたい職種で働くことで、経済を発展させて欲しいという考え。
トイレ掃除をする人がいなくなるとか言う人もいるが、言い方変えれば、生活する権利を盾に取って無理やり汚い仕事を人に押し付けることは良いのか?という人道的な話もあるし。
程度の話としても、少なくとも長屋、トイレ風呂共同、肉は食えないけど銀しゃりは食える。ぐらいのBIは保証されても良いんじゃないか?
でも、それじゃやぁアレだよね。じゃぁ、何か仕事しようよ。働きたい分だけというのでは、どうなんだろう。
ttp://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/41dc6ca48ed580acf561f25ad690a6b9
トヨタに米国人のトップが居つかないことは有名だが、実はミドル層でも優秀な人材が離職してるという話を聞く。
給与の問題はよく言われる(日本のメーカーは米国に比べ圧倒的に給料安い)が、
どうもそれだけではない、トヨタ文化になじめないでうまくいかないケースもあるように思う。
離職して他の日系の自動車メーカーに行った人に話を聞く機会があったのだが、
彼によると、「自分以外の日本人の皆が分かってるのに自分だけ分からない」と言う状況がたびたびあるんだとか。
最初は自分が外国人だから、と思っていたが、今の日系メーカーではだいぶ違うらしい。
トヨタでは同僚に「聞く前に考えろ」とよく言われたが、「確実にやりたいなら言葉で正確に伝えるべきじゃないのか」と彼は思うのだとか。
空想だが、トヨタ本社の感覚としては伝えてるつもりでも、アメリカ人の感覚なら「伝えられて当然」の経営陣の判断やその背景が、米国本社に伝わってきてないのではないか?
インドや中国の技術者 これはアメリカでも良いけど の技術者が 日本の技術者よりもスキルが高いというのは誤り。
単に単価が安いだけ。
それこそ、経済がグローバル化しているので、トップレベルの技術者は、どの国でも高給取りだし、高技能。日本人プログラマーでも有名な人はいるし。
ただ、中から下にかけては
大学出れば就職できるだろうと適当に学んだ大学生サラリーマンプログラマと
生きていくために必死で、サバイバルでプログラムを学ばざるを得なかったプログラマでは、そりゃぁ、ガッツが違うな。
当然人口が多いから、淘汰されやすいし。
とはいえ、安かろうで発注すれば、痛い目を見るのは日本も、中国インドも、アメリカも同じ。
っていうと、なんか、表をイメージするひとが多いけど・・・
検査技術が必要だから。定期的に検査して、品質チェックできないなら、しらないところに発注するべきじゃないね。
品質チェックできても、バグであると技術的に相手を論破できないなら、これまた、外国に発注するべきじゃないね。
大変なんだよ、中規模以上のソフトは
それは、国籍法がおかしいだけなのでは?
帰化の判断対象が厳しすぎただけという事であれば、帰化申請について議論すれば良いことであって、外国人参政権とは関係ない。
今回問題にだと思うのは
衆議院選挙と絡んで、利権から外国人参政権問題が取り上げられている。という国益ではなく民主党の党内利益のための提案ではないか?という事に対する説明責任が全くなされていないこと。
生活保護などが外国籍・帰化した人に不正に受給されているのではないか?という問題が有り、容易にこの辺を認めることができないという経済的合理性の問題。
多重国籍を認めた場合、日本で働いて本国に送金など、グローバル化が十分ではない現在のアジア圏ではまだ、経済的合理性の問題
が並行してあるので、これら、複数の問題をちゃんと解決してくれる複合的な法案になるのであれば、いろいろな回答があると思うけど。
犯罪率の増加などは、現実的ではないと思う(現段階でもあまり問題になっていないし、中華街とかを見たり、新宿らへんを見ても、闇が無いとは言わないが、まぁ近所づきあいができないこともないでしょ)。
当然の前提と言うなら、「結果が受け入れられないなら去るべき」なんて文言はいらないんじゃね?
なぜ、異分子を排除する方向の思想が必要なの?
去らないなら、渋々ながらでも、結果を受け入れるってことだろ。
別に文句や愚癡を言うなとまではいってない。
それと、遠回りのスロープや、歩道の誘導ブロック、信号の通知音とか、別に健常者の利便性は上げてないよね。
社会全体で負担していこうと言う「福祉」の問題。
要は、社会的弱者が暮らしやすい社会は、弱者じゃない者にとっても暮らしやすくなるものだということ。
必要なくはないんじゃないかな。
最低限の英会話ができれば問題ないのかも知れんけど。
限られた予算の中で、どこまでやれるかってのはあるけど。
とはいえ、議論の中に入れるってこと自体が大事なんであって。
もともと、労働者の単価の問題でブルーワーカー的な仕事その物が海外に流れている。
いま、どれだけのものを国内で作っているか?
物価その物を下げることができれば、労働者の賃金を下げることができて、海外との価格差によって、
最近中国の物価も上がっているから、日本に工場をという話も法人税減税と含めれば出てくるとは思うが?
産業のグローバル化に伴なう仕事の海外への流出とはいうけど、その一員は物価の高さだよねぇ。
もちろん、言われているように、生活水準を落とす事も重要だが。
賃金その物をカットすることは、不可能ではないし、生活水準その物を下げることもできるが、
どちらも、物価の低下なしに行うと、消費者生活が苦しくなるだけだと思う。
何はなくとも、まず、家賃がこの国は高し。公団はだいぶ条件が良いけど、それでもまだ、キツイ部分はある。
物価と行っても、給与に対する物の価値なので、給与額が上がってくれてもかまわないが、
その状態で海外競争力を維持するには、為替が円安に動かないといけないけど、それは難しい。
となると、円高基調が続くと思われるこれから、製品の生産性の向上を、価格に反映させて、物価の引き下げ、ともなって、平均賃金の引き下げを行っていかないと、そうたいとしては成り立ちにくいと思う。
その分海外マーケットへ進出しないと厳しい。海外マーケットから買うだけでは。
とはいえ、直近ではベーシックインカムの方に期待ではあるけど。
求められているのは、ルイはルイでも、マリー・アントワネットで断首になるルイじゃなくて、太陽王のような、リーダーが必要。
団塊の世代を見ると、育てていたのか、既得権益を与えていただけなのかは判断難しいけどね。
個人的には、同族の日本人に多くの仕事があるといいなとは思うけど
会社自体が複数の会社に支店をおいて、グローバル化している中で、1つの会社に複数の国籍の人がいるなんてのは当たり前の状況になってきている。
そんな中では日本の保護を企業に求めていくのは厳しいだろうね。
それに、企業に何か求めるのは良いけど、じゃぁ、それを企業が今後やるとして、僕たち、あなた達、労働者は代わりに何をするの?
Give and take だから企業が、そうするのであれば、労働者は必死に学ぶ、今までよりもより熱心に勉強するってのは必要だよね。
日本の労働者って自分がTakeすることには熱心だけど、じゃかGiveは何という、交渉ではアタリマエのことがなくて、それはもう今後はグローバル化する企業の中では通じないと思うよ。
できるならば、同じ日本人に仕事を与えたいとはどの経営者も思うだろうけど、企業の利益を無視してまで、日本本店を優遇して海外支店を冷遇するってのは、ある種差別だよね。
上のほうも既得権益がなくなるけど、下のほうも既得権益はなくなるんだよ。もう、これから。
そう、日本人は下のほうでも、日本人と言う既得権益に守られていたんだよ。既得権益はやめようってみんなで叫んでいるんだから、みんな、下のほうまで既得権益はなくなるんだよ。
児童ポルノなど子どもの性的虐待の問題に取り組むNGO「国際エクパット(ECPAT)」の事務局長、カルメン・マドリナンさん=写真=がこのほど来日し、東京でセミナーを行った。
インターネットの普及やグローバル化で問題は深刻化しており、子どもを守る法の強化が必要と指摘した。
国際エクパット(本部・バンコク)は世界各地に拠点を持つ国際ネットワークで、児童買春などに反対する活動をいち早く始めた。児童保護の教育プログラムの専門家でもあるマドリナンさんは、警察庁のセミナーに続き、11月26日に国会内で開かれた与野党議員との会合に参加。児童ポルノの深刻な状況を報告した。
それによると、子どもの性的虐待の場面を写した児童ポルノ画像はネット上で増えており、〈1〉毎日約200の新しい画像が流布している〈2〉国際刑事警察機構が集めたネット上の画像で被害児童数は1万~10万人、その8割が6~12歳と推定される〈3〉より暴力的でより幼い子の画像が増える傾向がある――という。
また、英米加豪などの捜査機関が情報を分析した結果、ポルノ所持で逮捕された者の40%が子どもへの犯行を実行、15%が計画したことが明らかになったという。
「見る行為と犯罪の関連性がわかってきた。麻薬や銃と同様に、反社会的な使い方をされる危険性がある物は所持から禁止する必要がある。製造や流布の禁止だけでは十分ではない」とマドリナンさんは言う。
「表現の自由」の侵害が懸念されている点では、「多くの国で議論になったが、児童ポルノは重大な犯罪であり、まず子どもを守るのだと合意したうえで、各国とも両者のバランスをとる努力をしている」と紹介。「アニメやゲームなどの性的表現も『子どもを性的満足の道具にしている』という観点から、多くの国が処罰化を進めている」とし、日本での議論を促した。
セミナーに出席した国会議員からは「日本でも所持を禁止する法改正を急ぎたい」(民主党の小宮山洋子衆院議員)との発言があった。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20091205-OYT8T00253.htm?from=yolsp
しかし、無税国家が成り立たない可能性がゼロではない。無限にマネーを供給しても、無限に物の供給が増加したら物価は変わらない。だから、(厳密)な背理法ではない。」
一連の議論でわかるのは、無限にヘリコプターマネー*をしたら、いつか・どこかで・よくわからん規模のインフレが起きるということだ。
両方とも、私の発言です。ご指摘のとおり、後者の発言は間違ってますね。正確には、
一連の議論でわかるのは、無限にヘリコプターマネー*をしたら、いつか・どこかで・よくわからん規模のインフレが"高確率で"起きるということだ。
です。
しかし、インフレが起きない場合も、色々と考えられます。超簡単に考えれば物価は、「人々がモノを買うために使うお金の量」と「供給されるモノの量」のバランスで決まります。インフレは、「人々がモノを買うために使うお金の量」が「供給されるモノの量」より多くなったときに、発生します。ですから、ヘリコプターでばら撒いたお金を人々がモノを買うため使わなかった場合、ばら撒いたお金の一部をモノを買うために使っても、それに対応して供給されるモノの量が増えた場合などはインフレが発生しません。
100%ではありませんが、兆円のオーダー(一京円以下)配れば、超高確率でインフレになると思われます。ただし、推奨しているわけじゃありません。
http://anond.hatelabo.jp/20091108151204
やはり、私の間違いです。「なんであっても証明できる」というのは間違いです。上記のように、「なんであっても高確率でこうなるよ」としか言えません。
経済学で100%近い確率の予測、100%似ている例、を出せることはほとんどありません。
私も、それも原因の一部だと思ってます。ただし、兆円のオーダー(一京円以下)のお金を配る等の無茶な政策をすれば原因がどうであれ高確率でインフレになるだろうし、そんなに無茶じゃない範囲(数百兆円規模)でも、それなりにインフレになると思ってます。ただし、そこまでしてインフレにすることにメリットを感じません。
グローバル化IT化しても他の先進国は日本より成長率高いわけで貧困をこれらのせいにするのは経済失政から目をそむけてるだけと思うが。格差に関しても高齢化が進み、政府による再配分が小さいから開いてる。不況対策は金融緩和と再配分が基本だと思う。
実際僕の周りでも職につけない人にあふれてる。
なんでこうなったのかは色々な理由があるらしい。
たとえば、
・機械(PC)による大幅な仕事の効率化により、労働の価値低下
・IT化→Microsoftなどの外資に搾取される構造の完成
・IT化→デジタルデータのやりとりで済み、「モノ」の流通が激減
・外国人労働力の流入、グローバル化により世界的に労働賃金が均されてる
・途上国の発展により、賃金格差が相対的に低くなり、搾取ができなくなった
あとは政治の問題とか、まだまだ色々な理由があるんだろうけども。
ともあれ、グローバル化やIT化によってこれらがなくなった後、
僕たちが生き残るために課せられたことはただ一つ。
「生活レベルを落とせ」
とりあえず、それしかない。
これまでは無駄なことが多すぎたから。
たとえば、正直9割の人間は大学なんて行く必要ない。過当競争すぎ。
祖父母と孫まで3代でひとつの家で暮らす。
近所の結びつきをもう少し強くする。
作りすぎた食べ物とか余り物を交換して効率よく消費。
・・・まぁ、バブルを体験したような世代だと
生活レベルを落とすのはキツイのだろうけど、
少しずつ、少しずつやっていけば慣れてくる・・・かも。
年齢は28。同期は約400人程いるので大きな会社に分類される。
その同期の一人が先日亡くなった。
死因くも膜下出血。職場で突然倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
勤務実態は朝8:30に来て、帰るのは深夜1:00。完全に過労死だ。
同期は口を揃えてこういう。
「昇進したくない。」
昇進してしまうと、さらに勤務実態が酷くなるからだ。
3ヶ月無休とかがざらにいる。
うちの会社はまだいい方だと世間では言われているので、
他社の実態を想像すると末恐ろしくなる。
そこにはメーカーでもファーストフードでも関係なく、同じ構図がある。
このままでは、現場技術を統括できるマネージャー層の担い手がいない。
優秀な人材は他社(外資や法律・金融関係の事務所)に流出し、さらに枯渇する。
その傾向には拍車がどんどんかかる。
足元にいる人材をいかに、留めておくのか。
モチベーションを上げて、成長させるのか。
そのために何が出来るのかを本当に考えなければ、
自重を耐え切れず崩壊するほうが、早いのではないかと思う。
そのために、何が出来るのか、日々考えている。
大手IT屋はみんなハード・ソフトの生産拠点としては随分海外を活用してるし、
ハードのマーケットもそれなりに開拓してる。ただサービスやソフトのマーケット
としてはグローバル展開に挑戦しては失敗して…の繰り返しで、もはや懲り気味
ITサービスはなんと言ってもWinner Takes Allだから、一番じゃなきゃ駄目。
そうなると基盤となる言語障壁と文化障壁がない国内マーケットがでかい
アメリカが圧倒的に有利。サービスでは人件費が高いのも不利だし、アジアは
標準化でも不利(日本はAVで蓄積した技術があるからMPEG2やJPEGはとかは
取ったけど)。結局、日本が成功してないんじゃなくて
それにITサービスをアメリカ企業が寡占したところで、それがアメリカ経済
に無茶苦茶寄与してるかというと、IT産業のマーケットが如何に大きくなろうと
アメリカの貿易赤字は続いてて、超薄利多売のネットサービスなんて世界を
席巻しないとおいしくないし。ITサービスはマクロには日本企業があんまり
経営資源を突っ込むとこじゃないよ。
後、ゲームは、ハードはともかくソフトで任天堂の活躍があっても15年以上
IT屋はハード・ソフトの生産拠点としては随分海外を活用してるし、
ハードのマーケットもそれなりに開拓してる。ただサービスやソフトの
マーケットとしてはグローバル展開に挑戦しては失敗して…の繰り返しで、
もはや懲り気味なのは確か。大成功レベルはTRON、MPEG2、JPEGくらいかも。
ITサービスはなんと言ってもWinner Takes Allだから、一番じゃなきゃ駄目。
そうなると基盤となる言語障壁と文化障壁がない国内マーケットがでかい
アメリカが圧倒的に有利。
日本が成功してないんじゃなくて「アメリカ発以外のサービスが成功しない」
のがITサービス。
それにITサービスをアメリカ企業が寡占したところで、それがアメリカ経済
に無茶苦茶寄与してるかというと、IT産業のマーケットが如何に大きくなろうと
アメリカの貿易赤字は続いてて、薄利(ゼロ利?)多売のネットサービス
なんて世界を席巻しないとおいしくないし。日本企業としては、あんまり
経営資源を突っ込むとこじゃないよ。
後、ゲームは、ソフトで任天堂の活躍があっても15年以上日本企業のシェアが
下がり傾向と言う、典型的なグローバル化での負け業界なのに、日本が
頑張ってる例に「ゲーム」とか挙げちゃうのはちょっとね。
Q3 証券化が急激に進んだのはなぜか?
Q6 世界経済が急降下したのはなぜか?
Q11 大恐慌と何が同じで何が違うか?
Q12 ケインズ主義が復活したのか?
Q13 国際協調はうまくいったか?
Q14 ビッグスリー救済の問題は何か?
Q16 日本の景気はどこまで悪化するか?
Q18 雇用削減はどこまで進むか?
Q19 産業界への影響はどれほど深刻か?
Q20 家計はどれくらい打撃を受けたか?
Q23 デカップリング論は幻だったのか?
Q26 グローバル化は反転するか?
Q27 金融立国論は幻だったのか?
Q29 パラダイム転換は起きるか?
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4822247449/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
◎
「中国の近未来をいま一度考えてみると、これまでの固定概念的な地方軍閥、地域対立、王朝の腐敗、衰退という文脈から分裂に至るというシナリオは遠のき、むしろ現代中国に拡がった新しい空間、すなわちネットにおける反政府言論というゲリラ戦争、イスラムの思想的連帯という見えない武装戦争、利権争いの集大成としての個別経済ブロック化、他方ではグローバル化に波に乗った資産の海外逃亡などが次の舞台の開幕を告げるであろう」(あとがきより)。
「つねに未来がリスクに満ちていると仮定すれば、わたし達は日常的に危機に対応するシナリオを幾通りも用意しておく必要があるだろう。賢者は最悪に備えるという箴言もあるように、中国が分裂しないという保障は何処にも存在しないのである」。
「米国も英国も分裂気味なうえ、カナダも恒にフランス語圏の分離独立運動を抱えている。イラクにはクルド族独立運動、グルジアにはオセチア、アブハジアという「国内国」との紛争、スペインにもバスク独立運動。。。。。。。。。」
「フランスの人口学者、エマニエル・トッドは1976年にソ連の崩壊を予測した。当時、だれも彼の予測に耳を傾けなかった。あり得ないと踏んで、その仮説を嗤った。
ソ連を構成していた十五の共和国のうち、バルト三国(ラトビア、エストニア、リトアニア)はすぐに西側に飛び込み、カフカスのグルジア、モルドバ、アゼルバイジャンはモスクワ離れが激しく、そして”スラブ三兄弟”といわれたウクライナ、ベラルースもモスクワと袂をわかった。この趨勢をみていたイスラム圏中央アジア五ヶ国も便乗して独立した。カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタンだ」。
「そもそもチベット、新彊ウィグル自治区、内蒙古自治区、旧満州はそれぞれが独自の歴史をもつ漢族とは異なる国家だ」。
「チトー大統領の強引な手腕で「国家」を形成したユーゴスラビア連邦は重圧な桎梏が消えると血なまぐさい殺戮を開始し、北からスロベニア、クロアチアがさっさとセルビアに反旗を翻し、ボスニア&ヘルツェゴビナとの紛争に手間取る間にモンテネグロとマケドニアも独立、セルビアが孤立した。加えてコソボが事実上の独立宣言をしており、ユーゴは六つの分裂から事実上は七つの分裂国家になる。
この伝でいけば中国が七つ前後に分裂するという議論はまったくおかしくない(本書の仮説は七分裂だか、必ずしも分裂後の中国が七つになるとこだわっているわけではない。五つかも知れないし、或いは十数に大分裂を引き起こすかも知れない)」。
本日発売
『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ、1680円)
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%88%86%E8%A3%82-%E4%B8%83%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1-%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E6%AD%A3%E5%BC%98/dp/4484092344/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1253137807&sr=1-1
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構造改革論者がなぜ支持を失ったのか、彼ら自身未だに認識していないのね。
移民受け入れ、是非を論ずる段階ではない:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090914/204683/
だから、日本でも少子高齢化対策はそれなりに必要なんだけれども、アジアの人々をどう受け入れるかを議論すべきです。グローバル化によって、資本や技術、人が国境を越えて既に動き始めているのですから。
アジアに向かって、「日本に来て、自由に働いて良いですよ」と言えば、怒濤のように押し寄せてくるでしょう。それに背を向けて、東アジア共同体もなにもないだろうと思います。国民的なレベルで議論して、それでいこうと思えるビジョンをどうやって作っていくかが、大きな課題です。
これ読んだら、「鉱山開発にインディオ酷使したら人口激減したけど、インディオの生活を改善して人口の回復を図るなどと言う面倒なことはやらないで、手っ取り早くアフリカから奴隷を輸入しました」という中南米の歴史を思い起こした。少子高齢化対策がまともになされていない現時点でこんな発言をすれば、いまいる日本人は死に絶えても別にかまいませんと言っていると有権者に受け取られても仕方ないでしょ。日本人はそもそも雑種なんだから、今更純血主義を唱えるのはナンセンスと思っている私でさえそう見えてしまうんだから、有権者の支持を失うのは当たり前。ちょっとは自分達の発言がどのように受け取られるかきちんと考えたら。第一、在日問題さえまだ解決できていないでしょ。現状認識の甘さをここまで見せつけられると、実務者能力を疑われても仕方がない。