はてなキーワード: マツケンサンバとは
発売前、当時大多数が「マツケンサンバって何?」って空気だった覚えがある。
もちろんマツケンは知っている。
ただ、彼が長年ファンの前で披露してた曲群がある事、それを発売される事で一部界隈が妙にソワソワしていることに対し、大多数が「よくわからねえ」がファーストインプレッションだったように思われる。
一部のマツケンガチ勢は「ついに来たか」「マツケンサンバはいいぞ」「覇権待ったなし」みたいなノリで、それがワイドショーで流れていた覚えがある。
彼らの自信満々さは、オタクのキャッキャウフフとは別種のパワーを感じた。
もしかしたら、発売の際に表に出るようなマツケン勢は、勢の中でも陽キャに位置する人らで、陰のマツケンの者は「大丈夫か?」とハラハラしてたのかも知れない。
実際には杞憂だったのであろう。奇異さや馬鹿馬鹿しさを内包した圧倒的な楽しさの前に、日本国民はサンバを肯定的に受け入れた。
個人的には、今年のMステで来日した際、よりにもよってマツケンサンバとバッティングしたエドシーランが、この極東の奇祭の前に何を思ったのかが気になっている。
ゴーストコンポーザー時代の「クライアントからの依頼を再現する能力」は評価されるべき。その要求を達成しうる作曲家としての力量。現代音楽からクラシックまでの幅広いジャンルへの対応力。知名度も良し。
特に吹奏楽界からの圧倒的信頼感はその作品のひとつひとつの完成度の高さを抜きにして実現するものではない。日本では特にOVAジャイアントロボの地球が静止する日が有名か。新劇エヴァにも関わっているがおそらくタイトルほどの知名度はないと思われる。実現すれば長きにわたりタッグを組んできたワルシャワフィルの演奏によるドラクエが聞けるようになるか。
世界に通用する人材としてはこの人を置いて他にない。ドラクエを世界にもっと広めるなら避けては通れないかもしれないが作風が作品に合うかは別問題。
TVアニメから大河ドラマまで、劇伴音楽としての業界外にも通じる知名度は随一。
「あ、服部さんだ」と聞けば分かる極めて個性の強い作曲家でおなじみ。I.Q.や王様のレストランなど。
題名のない音楽会でたまに出演されるマツケンサンバでおなじみの方。劇伴での活躍が目立つが時たまに吹奏楽曲を書いたりするなど活躍の場を選ばない。
ゲーム音楽の現場に深く入り込み製作現場の実際に詳しい点が評価される。最近はゲーム音楽以外の作曲もしている。
実際はスクエニが金を渋ってそこらへんのゲーム音楽しか書けない作曲家だったり、オーケストレーションが不得意な人に任せてクラオタをがっかりさせる(が、囲いの批判なきエコーチェンバー現象で有耶無耶になる)のがオチだろうけど、他にいる?
ミキティの「ロマンティック浮かれモード」もなかなか楽しくてイントロだけで手叩いて踊りだしたくなる。