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揉めてんのはトイレであって、風呂はそんなに揉めてない（トランス女性は性器を手術してからってことでだいたい合意されてる）。
顔が（ボーイッシュというレベルでなく）男のトランス男性は女子トイレは通報されて厳しいだろ。胸を下着や手術で平らにしてたらなおさら。
雨音もしないし降ってんだか降ってねーんだかよく分からんけど、水たまりに波紋もないし歩いてる人らも傘を差さずに握ってるから自分もそれにならう。
ヘッドライトを反射する霧雨が結構ガッツリ舞ってるのを見て、初めて確信を持って傘を差す。
降ってるのをはっきりと認識した途端、なんでこんだけ降ってて気付かんかったのかとにわかに自分が間抜けに思えてくる。
恐る恐る差してみたり畳んだりを繰り返すのがなんだか気恥ずかしかったけど、自分の正しさを確信すれば周りも滑稽に見えてくる。こんな奴らに自分は迎合してたんかと。なんでアンタらはその握りしめてる棒を使わんのか。すました顔して。イギリス紳士ごっこか？
そんな事を微妙な霧雨が降るたびに毎回繰り返してる。なぜ正しさを確保するまで自分の感覚を信じてやれないのか。
