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2017-07-01

経営陣は自らの政治的戦略的ミスを認め罪を贖うべきでしょう


あの企業の旧経営陣が強制起訴された件で、全員が「罪状認否」したそうですね。

あの方々は、「企業責任」を認めて言葉ではお詫びをしながらも、経営者であった個人としての「経営者責任」は

認めていないという事です。

認めない理由ひとつが「マンモス企業」であり、役割責任階層であるとして、現場レベルの事は完全には

把握できる立場になかったという事を挙げているようですね。

現場レベルの事を把握していなかった事を公然と認めて、それを理由自分には責任は無いと言っているようにも

聞こえます

あの企業に限らず、日本大企業は皆、同じような病巣を抱えているのかもしれませんが、あの企業の内情を、

軍隊を例にしてみます

……

1)兵卒下士官  :  実際の現場において、その技術行使したり、現場監督を行う

            【戦術レベルの実働を行う】

  →  子会社 or 関連会社 or 下請け会社

2)下級士官    :  現場監督者の更に上として、中央本店)の指針に基づき具体的な方針を立て、

            現場レベルでの責任を負い、対外折衝も行う

            【戦術レベル意思決定を行う】

            (ただし、管理職クラス将官

  →  各支社 or 各変電所 or 各発電所

3)上級士官    :  本店本社)において、全社的な指針を策定し、総括を行う。主として現場に対して

            実働的な部分は委託する

            【戦略レベル立案を行う】

            (ただし、管理職クラス将官

  →  本店 or 本店直轄 (主任クラスが主、キャプテンは近年准管理職化された旧副長クラス

4)将官      :  本店、または下部組織において、それぞれの実働や立案意思決定に対して、決裁を

            行う

            【戦略レベル意思決定を行う】

  →  管理職マネージャー部長、所長など) ※近年は決裁権を持たない課長クラスも多いが

……

こうして挙げてみると、確かに、と思える部分も見えてきます。それは何か。

役員クラス(つまり経営者)がいません。

軍隊において、例え将軍と言えども、作戦の失敗に関して、「現場の事はわからない」とは言えないでしょう。

作戦の成否は、戦術レベル理由よりも、戦略レベルで決する事が多いのですから

あの重大事故に、あの企業責任があるとすれば、それは戦略レベルか、もしくは更に上のレベルミスがあった

ということになるでしょう。

……

上の構造が仮に正しいとした場合戦略レベルミスを犯したのは、管理職クラスの人々ということになります

……

しかし、本当にそうなのでしょうか。

……

確かに、戦略レベルミスも大きかったのでしょう。しかし、それよりも更に上の、政治的レベルでのミス

大きかったのではないでしょうか。

……

役員クラス(つまり経営者)は、上の例で言うならば、「制服組ではない私服組」の半分政治家レベル人達

なのです。それが良いかどうかはここでは問いませんが。

……

しかも、この私服組は、かつては制服組であった人々なのです。

その彼らに、戦略レベル政治レベルミス責任が無いとは、とても言い切れないのではないでしょうか。

……

事故当時、主として現場レベルで奮闘し、世間から批判さらされながらも、社会的責任を果たそうとしたのは

上記の例で言うと、1)兵卒下士官、2)下級士官 のレベルの人々なのです。

本来は、戦略的ミスであり、彼らのミスでは無いのに。

……

当のマンモス企業純粋社員も、かつて40千人以上居たのが、32千人にまで減少しています


……

企業責任を認めると言うのならば…

経営陣は、自らの政治的戦略的ミスを認め、罪を贖うべきでしょう。

2015-04-09

50年後の増田から来たんじゃよ

日本人口8000万人まで減少して、そのうちの46%が高齢者じゃよ

ちなみにわしは独身じゃ。男性の3人に1人が、女性の5人に1人が生涯未婚じゃよ

年金制度崩壊して久しく、もうみんなそんなものがあったことさえ忘れている今日このごろじゃよ

ちょっと前に政府は慌てて東南アジア向けに介護労働者としての移民を受けいれる施策を行ったのじゃが

東南アジア諸国ぶっちゃけ今じゃ日本より栄えてるし、誰も来てくれなかったじゃよ

代わりにワシの介護をやってくれているのがこのセバスチャンくんじゃ。

セバスチャンくんは、京都大学霊長類研究所が生み出した、ゴキブリゴリラハイブリッド生物「ゴキラ」の三世代目にあたる

人間に勝るとも劣らない知恵と力を兼ね備えたゴキラたちは介護業界以外でも人気じゃ

一次産業から三次産業まで、各種労働サービスに大活躍! 

ものすごい勢いで増殖していて、10年後には日本国内のゴキラ生息数は1億を突破するとも言われとるんじゃ

キラの一部は自衛隊にも導入されておる。中国からは「いいかげんそのキモい生き物どうにかしないと軍事力行使するぞこら」と脅されておるんじゃけども、日本の総人口の四倍以上の高齢者を抱える中国様もかげでこっそりゴキラを輸入しとるから、あんまり強く言えないんじゃ。

最近では、博士号を修得したゴキラも珍しくなくなっとる

そんなに賢いんなら人権運動とかうるさいんじゃないの?と2010年代の遅れたはてサのみなさんはお考えじゃろう

安心めされい。確かにそういう動きも少し前は活発じゃったが、2063年の桜田門前でゴキラデモ隊自衛隊戦車でぶっつぶしたおかげで一気に沈静化したわい。

それからのゴキラどもはおとなしいもんじゃ人間様に従順に、粛々とつかえてくれておる。

同時に、わしらも彼らをすこしずつではあるが受けいれはじめておる

セバスチャンくんのお友達最近はトヨ菱重工の兵器開発部門総責任者に就任したり、自衛隊将官にまで出世しておるそうじゃ

人間界に浸透するゴキラたちを危険視するヒューマニスト(そのままの意味で)もおるが、さすがに杞憂じゃろう

最近セバスチャンくんが夜な夜な「集会に出る」と言っては外出するのが不安といえば変といえば変じゃが……

あいっか。

みなさん、50年後の増田もそんなに悪くないぞい? ぜひ一度いらしてほしいのじゃ

まってるぞーい

2014-01-30

小川一水の「あともう一歩」感を考える

刊行中の「天冥の標」、めちゃくちゃスケールデカ人類年代記です。「導きの星」の5倍くらい(感覚)。巻ごとに世紀がかわる仕様ですから壮大。これがねえ、ガワを見るとすげえおもしろそうだし、実際おもしろいっちゃーおもしろいですけど………なんかこう「あともう一歩欲しいなー」感がこびりついて離れない。こんなにも壮大な作品舞台なのに、壮大なスケールで描かれた書割のように見える瞬間があって、この感じはいったいなんだろなーってずっと疑問に思ってました。

連接小惑星に人工重力を発生させてその上に首都がある宇宙国家とか、地球上のあらゆる生物を生きたままサンプル保管している巨大宇宙船とか、宇宙空間でも死なない種族がつくった脅威の軍艦とか……あんまこう、実感として想起されない。へーって思うくらい。イゼルローンの難攻不落な印象であるとか、地球とはあまりにも異質な惑星フェアリィの土壌とか、そういう圧倒的生々しさ、存在感に欠けているのが「天冥の標」における大きな泣き所であるように感じます

いまのところ出色は4巻。SFにおける未踏の地へのアチーブメントが本当にすごい。このテの設定はむしろエロゲーで使い古されたシチュなんですが、そんなエロゲ設定を本家SF作家SFにしてしまったのが面白い。本当に素晴らしい仕事だと感じました。シリーズ全体の印象でもこの巻は群を抜いています。おそらく圧倒的にキャラクター小説しているせいなんだと思いますキャラクターが動くことによって舞台装置が説明され、読者の目線もまたそちらのほうに向かうというのがうまく働いているように見受けられました。

イゼルローンの存在感とは、巧拙さまざまな将官攻略こころみては散ってゆく描写に基づいてますし、惑星フェアリィの不気味さも、謎空間にとらわれ苦悶する深井中尉や、超理不尽に片腕をうしなう従軍記者といったキャラクタの立ちふるまいによりますキャラクタ存在は、キャラクタ小説以上にSFでこそ必要不可欠であると感じます

こうしてみると、「天冥の標」が慢性的に欠いている要素とは、銀英におけるヤンやラインハルト雪風における深井零やブッカー少佐、すなわち「読者が感情移入してくれる魅力的なキャラクタ」ではないかと思うのです。ノルルスカインは味わい深い造形だが脇役すぎる。クロニクルの辛い所でしょうねー……。魅力的なキャラが動きまわって舞台に彩りが添えられることが少ないせいか、どうにも世界観が書割的に見えてしまう。ほぼ名前が出ただけの黒色中国サンタクルスクリオーリョイスラム巡礼艦隊などの勢力に至ってはまず何者なのかもよくわからんし、7巻にてアイン喪失を嘆いているシーン、本来ならものすごいカタルシスが生まれるはずなのに、感情移入がないのでそんなにパッとしなかった。まあ意味は分かるけど…っていう。うーん。

ところで小川一水作品の暫定第一位はまずまちがいなく「時砂の王」だと思います。遠未来弥生時代リンクしてゆく物語で、著者いわく「もともと中編にする予定だったのが長編サイズになった」という話。全体的にすっきりした流れでムダがまるでない。よくある舞台設定なんですけども、Oも卑弥呼ものすごい心に残っていて、俺大好きです。「あと一歩」感なんてまるで無くて、すべてが完璧に見える。次点は「老ヴォールの惑星」かなー。中編。やはり余分な要素をこそぎ落としたシャープさがあります。どうも小川一水もっと面白くなる文章量って、中編くらいじゃね? って気がしてなりません。

2012-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20120905212956

中国政府沖縄を『琉球特別自治区』として自国に取り込もうとしている」等と書くと嘘になるんじゃね。

それ自体はソースとしては難があるが、中国沖縄諸島を手中に収めたいと思っているのは既定路線だと思っておいていいだろう。

過去に何度か人民解放軍将官クラス人間沖縄の帰属問題(あの島は日本領土じゃねえだろ的な)に言及してるし、中国領土だとする論文もいくつもある。

何より、こないだ出来上がったばかりの空母太平洋に出すためには台湾沖縄近海を自由に行き来させなきゃならんが、有事にそんな事したら沖縄米軍射撃訓練の的にされるだけ。

あの国が空母を持った時点で、その運用邪魔な要素(沖縄在日米軍台湾)を将来的に排除しにかかるのも目に見えてる。

2012-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20120718093412

いやそんなこと伝える必要ないし伝わっても社員はどうも出来ない

元帥大戦略将官や兵隊が把握してる必要ないのと一緒


たまに「末端の一兵卒まで元帥と同じ事を頭に入れとくべき」みたいなこという元帥が居るけど

あれって自分の指揮に自信が無いゆえの責任分散だと思う

2010-08-11

http://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/select/world/news/20100811k0000e030046000c.html

なんだか香ばしいコメントがちらほら。

そもそも靖国神社には過去外国軍人(将官クラス含む)や政治家(大臣クラス含む)も多数参拝していた経緯があるので、現地の政治団体に呼ばれればホイホイやって来るのは別段珍しい話でもないと思う。

2010-04-21

白馬事件

白馬事件は実際に日本軍が現地女性慰安婦として強制連行した事件です。

スマラン事件とも言います。

戦時中日本軍は、この事件の加害者である南方軍幹部候補生隊の将官佐官を含む将校に対し、何ら陸軍刑法に則った刑罰を与えておらず、慰安所を閉鎖しただけのほとんど黙認に近い状況でした。

加害者死刑を含む刑を受けたのは、戦後連合軍によるBC級戦犯裁判によってです。

このような日本軍が現地部隊の暴走(現地女性慰安婦としての強制連行)をろくに統制していない状況から、「朝鮮韓国人のは職業売春婦であり、強制徴用はなかった。」などとは断言できません。

白馬事件被害者が訴え出たため、公になり慰安所も閉鎖されましたし、被害者白人であったため戦犯裁判でも裁かれましたが、被害者が訴えでないケース、白人以外のケースでは、裁判に至っていない例があります。

その場合裁判記録などの公文書が残らないことが多いため、自然証言に依拠することになりますが、否定派は都合の悪い証言は全て捏造と決め付けるため「強制連行の証拠がない」と言い張っています。

しかし、その論法だと満洲に侵攻したソ連軍日本人女性暴行した事件についても証拠がないことになりますが・・・。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313907743

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