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2018-03-31

中南米

都市国名都市人口
パナマパナマ1,560,000
サンホセコスタリカ1,740,000
マナグアニカラグア995,000
サンサルバドルエルサルバドル1,530,000
テグシガルパホンジュラス1,185,000
サンペドロスラホンジュラス1,040,000
メキシコシティメキシコ20,400,000
メリダメキシコ1,035,000
グアダラハラメキシコ4,750,000
レオンデロスアルダマメキシコ1,625,000
サンルイスポトシメキシコ1,140,000
モンテレイメキシコ4,225,000
エルモシージョメキシコ835,000
ハバナキューバ2,025,000
ポルトープランスハイチ2,775,000
サントドミンゴドミニカ共和国3,725,000
サンフアンプエルトリコ2,135,000
サンティアゴチリ6,310,000
セルカド・デ・リマペルー11,150,000
グアヤキルエクアドル2,845,000
キトエクアドル2,405,000
ボゴタコロンビア9,740,000
メデジンコロンビア3,920,000
カリコロンビア2,495,000
バランキージャコロンビア1,790,000
マラカイボベネズエラ2,100,000
バルシメベネズエラ935,000
バレンシアベネズエラ1,520,000
カラカスベネズエラ2,880,000
パラマリボスリナム240,000
マナウスブラジル1,975,000
サンルイスブラジル1,210,000
フォルタレザブラジル3,520,000
ベレンブラジル2,035,000
ナタールブラジル1,100,000
レシフェブラジル3,405,000
サルバドルブラジル3,270,000
ゴイアニアブラジル2,200,000
ブラジリアブラジル3,240,000
ベロオリゾンテブラジル4,705,000
カンピナブラジル2,725,000
サンパウロブラジル20,850,000
リオデジャネイロブラジル11,900,000
クリティブラジル3,220,000
ポルトアレグレブラジル3,460,000
ラパスボリビア1,965,000
コチャバンバボリビア1,315,000
サンタクルスボリビア2,235,000
アスンシオンパラグアイ2,790,000
コルドバアルゼンチン1,605,000
ロサリオアルゼンチン1,370,000
ブエノスアイレスアルゼンチン15,355,000
モンテビデオウルグアイ1,315,000

2014-01-30

小川一水の「あともう一歩」感を考える

刊行中の「天冥の標」、めちゃくちゃスケールデカ人類年代記です。「導きの星」の5倍くらい(感覚)。巻ごとに世紀がかわる仕様ですから壮大。これがねえ、ガワを見るとすげえおもしろそうだし、実際おもしろいっちゃーおもしろいですけど………なんかこう「あともう一歩欲しいなー」感がこびりついて離れない。こんなにも壮大な作品舞台なのに、壮大なスケールで描かれた書割のように見える瞬間があって、この感じはいったいなんだろなーってずっと疑問に思ってました。

連接小惑星に人工重力を発生させてその上に首都がある宇宙国家とか、地球上のあらゆる生物を生きたままサンプル保管している巨大宇宙船とか、宇宙空間でも死なない種族がつくった脅威の軍艦とか……あんまこう、実感として想起されない。へーって思うくらい。イゼルローンの難攻不落な印象であるとか、地球とはあまりにも異質な惑星フェアリィの土壌とか、そういう圧倒的生々しさ、存在感に欠けているのが「天冥の標」における大きな泣き所であるように感じます

いまのところ出色は4巻。SFにおける未踏の地へのアチーブメントが本当にすごい。このテの設定はむしろエロゲーで使い古されたシチュなんですが、そんなエロゲ設定を本家SF作家SFにしてしまったのが面白い。本当に素晴らしい仕事だと感じました。シリーズ全体の印象でもこの巻は群を抜いています。おそらく圧倒的にキャラクター小説しているせいなんだと思いますキャラクターが動くことによって舞台装置が説明され、読者の目線もまたそちらのほうに向かうというのがうまく働いているように見受けられました。

イゼルローンの存在感とは、巧拙さまざまな将官攻略こころみては散ってゆく描写に基づいてますし、惑星フェアリィの不気味さも、謎空間にとらわれ苦悶する深井中尉や、超理不尽に片腕をうしなう従軍記者といったキャラクタの立ちふるまいによりますキャラクタ存在は、キャラクタ小説以上にSFでこそ必要不可欠であると感じます

こうしてみると、「天冥の標」が慢性的に欠いている要素とは、銀英におけるヤンやラインハルト雪風における深井零やブッカー少佐、すなわち「読者が感情移入してくれる魅力的なキャラクタ」ではないかと思うのです。ノルルスカインは味わい深い造形だが脇役すぎる。クロニクルの辛い所でしょうねー……。魅力的なキャラが動きまわって舞台に彩りが添えられることが少ないせいか、どうにも世界観が書割的に見えてしまう。ほぼ名前が出ただけの黒色中国サンタクルスクリオーリョイスラム巡礼艦隊などの勢力に至ってはまず何者なのかもよくわからんし、7巻にてアイン喪失を嘆いているシーン、本来ならものすごいカタルシスが生まれるはずなのに、感情移入がないのでそんなにパッとしなかった。まあ意味は分かるけど…っていう。うーん。

ところで小川一水作品の暫定第一位はまずまちがいなく「時砂の王」だと思います。遠未来弥生時代リンクしてゆく物語で、著者いわく「もともと中編にする予定だったのが長編サイズになった」という話。全体的にすっきりした流れでムダがまるでない。よくある舞台設定なんですけども、Oも卑弥呼ものすごい心に残っていて、俺大好きです。「あと一歩」感なんてまるで無くて、すべてが完璧に見える。次点は「老ヴォールの惑星」かなー。中編。やはり余分な要素をこそぎ落としたシャープさがあります。どうも小川一水もっと面白くなる文章量って、中編くらいじゃね? って気がしてなりません。

 
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