はてなキーワード: テキサスとは
おお、あのELDSAね! 好きだったわ、バッファロー出身5人組のポジティブ・メタルコアバンド。
5人全員がストレート・エッジでヴィーガン、影響を受けたバンドはMinor Threat、H2O、Shelter、Earth Crisis。バリバリのハードコアサウンドと対照的に歌詞が極めて前向きで、自己実現とか社会参加とか、最近だと環境問題・気候変動とかまで歌ってた。
3rdアルバムの『Positive Influence』がヴィーガン・メタルコアの名盤とされていて、未だにフォロワーを生み出している。ちなみに、この印象的なジャケットのイラストを描いたラーズ・ムステインは現在テキサスのアニメーション会社でクリエイティブ・ディレクターをやっている。
ピート(Vo)とトビー(G)は兄弟で、特に彼らは筋金入りのヴィーガン。ピートはいつもバンダナに全身黒のフェイクレザーを着ている。咆哮系のヴォイスに緩急つけて地の声色を混ぜて歌うのが特徴。トビーはいつも半袖白シャツに短パン。ガチガチのヘヴィーなギターにときおりハーモニクスを響かせる奏法。
もう一人のギターのリノは黒人とヒスパニックのハーフで、バンドに専念する前はアメリカン大学で弁護士を目指して法学を勉強していた。ベースのマットは敬虔なモルモン教徒。バンドをやらなければ聖職者になるつもりだった。Drのフランクはフォーダム大学の哲学科の講師もやっていて、スピノザを専攻している。格闘技のようなバスドラムと、強烈なうねりのあるリズムが特徴。
先日、環境活動家グレタさんの聴いてる音楽のプレイリストが流出したけど、Sabatonとかの北欧メタルの中にこのELDSAが混じってたのでも界隈で話題になった。
意外に親日家としても知られていて、ときどきお忍びで来日しては仲のいい原宿のアパレルショップの人たちとつるんでいるらしい。ツイッターでときどき金をばら撒いて注目を集めてる某有名アパレルサイトのCEOとも、彼が現役バンドマンだったときに面識があるらしい。一度だけ来日して高円寺でライブをやったが、ライブハウスでは誰もアルコールを一切飲まず、いかついヘッズたちが帰り際に高円寺の街をゴミ拾いして帰ったのは今では伝説になっている。
人権問題とかにも積極的で、数年前はボーカルのピートが中心になってウイグルフリーダムコンサートを開催しようとしていたが某国の圧力があって中止に追い込まれてしまった。
残念ながら、先日ベースのマットがワクチン接種を拒否し続け、コロナに感染して亡くなってしまった。冥福をお祈りする。
(※ すべてフェイクです。)
独立していても、メリットがあることを知っておこうぜ。日本だと 50㌹ と 60㌹ があるわけで、西と東で電力機材が統一できないとかいう問題があるわけ。まぁ、でも、統一する必要がないのは、西か東が電気不足になっても、どちらかが停止してくれば日本全体で、停電を引き起こすことはないから良いわけさ。つまり、国内需要が過剰になって、全部の消費が供給を上回ることを考えなくてよいのよ。
えっとね、別系統・別規格の連系と電力融通することは可能だし、日本でも以前から東日本と西日本は相互接続してます。けっきょくエリアの端っこで交流を直流に変換して、相手先の交流規格に戻してやるだけだから、技術的にはそんなに大変なことではないのね。東日本大震災の時の教訓もあって、いま日本では電力広域的運営推進機関という組織がこの広域連系整備の推進役を担っていて、全国規模の広域連系をすすめている。
https://www.occto.or.jp/index.html
ただし変換設備の容量によって融通可能量も制約されるので、より連系の度合いを高めるには、この設備の増強が必要になる。今年4月には長野で設備増強が行われて、西日本と東日本では210万KWの電力融通が可能になった。6年後には300万KWへの増強が予定されてる。
だから少なくとも国と電力業界は「独立していても、メリットがある」とは思ってない。「西か東が電気不足になっても、どちらかが停止してくれば日本全体で、停電を引き起こすことはないから良い」ではなく、「西か東が電気不足になったら、もう一方でバックアップすることで、全地域で停電を引き起こすことがないようにする」という方針でやってる。系統安全とかレジリエンスという発想から言えば、絶対にこっちが正しいと自分は思いますね。テキサス大停電で起きたみたいな地獄絵図が日本のどこかで起こることを前提にして確保される「電力網の安定」よりも、広域連系で日本全体を電力不足から守る「電力網の安定」のほうが、ずっといいでしょ。